小学校教員資格認定試験 教科及び教職に関する科目Ⅲのこと

さて。選択問題が練習問題とかでクリアできたとして、論述問題があるのだ。
結構クセモノは、この科目だと思う。
対策のしようがないのと、あと我ながら10年以上、鉛筆で原稿用紙に字を書いてないのだなぁ、と実感した。
組み立てて書かないと後で大変なことになるのだが、意外に文字数によってはその組みたて、トライ&エラーをする時間もなかったりする。

注意するべきは、選択問題で答えた科目の中からしか回答できないってことです。
つまり、午前中にやったⅡの選択問題では体育を選ばなかったけど、
Ⅳの論述問題を全教科どんな問題がでてるか見てみたら、体育めちゃ簡単そうなので体育で回答、、、っていうのはできません。

Ⅱの科目のなかから、Ⅳでいける科目を複数用意するといいかな、と思ったりもします。(科目により難易度の差があるのと、どんな試験もそうだけど、その年によって、トリッキーな科目があるので、その科目と心中するのが怖い場合は2科目つくっておいてもいいかも。)
この科目も下記の問題をざっと各教科見て欲しいのですが、
数学とか社会とか理科とか音楽みたいな、もともと専攻している分野というか得意だとか仕事にしてるとか、そういう人向けの教科の問題と、
この試験用に対策しないと答えられない(まぁ、そんなの、みんなの中の正解はあるし、人によりけりすぎて、どう答えたら得点になるかわからん??的な)問題とかがあるわけです。
それをちょっとチェックしてみてください。

https://www.nits.go.jp/menkyo/shiken/2021/files/mondai_shogakko1_003.pdf

例えば、生活とか体育って、何の専門もない人でも、
初見でなんとなく、問われていることがわかるし、自分なりに答えられそうだと思いません?
あと、考え方とか答えが複数にならない?とツッコミしたくなりますよね。

前者的な科目にするのか、
後者的な科目にするのか、もちろん、前者の科目がない人も。

ぜひ、ちらっと問題を見て、良さそうな科目をみつけたら、狙いにする学科の学習指導要領を買って2−3候補読んで欲しい。
リンクから読んでもいいけど、ぜひ、狙いを定めた科目を作ったら冊子を買って読んで欲しい。冊子の厚み=範囲なのでそれも参考になると思う。

冊子だと、今は平成29年にだされたものになると思いますが、そんなに高くありません、amazon とかでも買えますよ。
ここに、低学年、中学年、高学年ごと
こういう狙いでこういう課題を与える。その場合、どういう問題が起こる想定があり、その場合はどう指導をするのか?とか書いてあります。
教科によってはちんぷんかんぷんです。

私は「国語」「生活」「体育」「音楽(ピアノやってましたので)」を比べましたが

あまり専門分野がないモノが、新たに覚えることが少なくてもいける科目は「生活」と「体育」なんじゃないか、と思いました。(私はね。)

これは、日常で起こることや自分が継続的に思っている課題と重なる部分があることが大きいと思います。
それから、生活って、低学年のうちしかない科目(イコール範囲が狭い)、
体育って実習してナンボじゃないか?(イコール理論が少ない)、
という理由もあります。

各教科、範囲とかも参考にしつつ、
学習指導要領に、何が問題点となりうるのか、何を教える狙いがあってこの課題なのか?がありますので、これを読んで、まず理解というか、「なるほど」と思える何かを見つけられる科目をセレクトしてください。

その設問や課題のキーワードを理解できるかというのもポイントです。


そして、小学校で「何を」教えたいと思っているのか、
どうしてそれをその学年で教えるのか?キーワード含め理解していくこと。

科目によっては、小学校で教えるプランの話ではないんじゃないのか?なやつもあるので、
本当に難易の揺らぎに対応できるか、指導要領はその参考になります。
候補の科目のものは私は買ったほうがいいと思う。

なんとなく傾向があるのが解ると思います、その想定を掴んでください。

答えの欄に「学習指導要領」の狙いやキーワードを思い出して答えるイメージです。

科目の問題により文字数が違い最高は原稿用紙2枚程度までありますが、
「私は」こういう小論文は、もう頭のなかで思ったキーワードをまぜてつくった論文をイキナリ書いていきつつ、
消しゴムで消して作成するというやり方でやって間に合わせました。

(ただ、全然この方法はおすすめできません。私は広告代理店と学生で二足のわらじを履いており、文章の作成に慣れていることと、文字数感覚がある程度あるのでぶっつけでやっても玉砕する人もおられるかも。)

答えの方法ですが、
論文や書くことに慣れてない方は、是非、序論〜本論〜結論。という方式の小論に慣れるといいと思います。

ただ学習指導要領の内容を答える場合もあるけれど、
抽象的で回答のボリュームが必要になるケースがある。
「問い」の解釈(肉付けして)〜どう指導するか、狙いは?(指導要領の文章を思い出して)〜自分としてこうする!(文字あまる場合理由も)という宣言。

以上を書けばよいかと思います。

指導要領の一言一句覚える!とか言っている人もいますが、これはどうなのかな?私は「生活」「体育」に関してはキーワードを抑え、
「学習指導要領の」教育の狙いを知っている人の書き方をすることで、一言一句間違わない様記述することが大事だとは思いません。

ただ、この指導要領の要点を抑えて試験に臨んでいるのだというのを解る感じで文を作るのがコツというか。。

あと、本当に鉛筆と原稿用紙で作文するのってすごく大変だ。それに慣れる必要もあるな。(どうしたらいいのかわからないけど、まぁ、小中学校に戻った気持ちで手書きしてみてください。すごく大変だから。。。)

このパートで言えることは以上です。



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