腸閉塞で救急搬送されて2週間入院した話


数年前のとある真夏の日。
その日は上野の国立科学博物館へ遊びに行った。特別展は「深海展」で、ダイオウイカが最大の目玉だった。

上野公園でランチをしたり、みはしであんみつを食べたり、屋台のアイスを食べたりした。
少し食べすぎたなくらいの日で、食べ過ぎてもう動けない!みたいな感じではなかったのだけど、私の小腸は違っていたらしい。

その日の深夜、腹痛と嘔吐に見舞われ七転八倒。まさに七転八倒という言葉がぴったり。トイレで気を失うように寝ていた。明け方救急搬送。
隣の自治体のそこそこ大きい病院に送られた。
MRIを撮り、「はい!腸閉塞ね!7階に入院!2週間くらいかなはははは!!」という診断をもらう。

体に管が数本くっついたり(イレウス管入れるの地獄だった。こっちは半死半生なのに医者は気にせずグイグイやってくるからね!!!!!この処置で死ぬのかと思ったわ。もう忘れたい)点滴の容器が4つもぶらさがっていたりしてどこからどう見ても完全な病人!
入院後数日経つと元気になったので(絶賛完全絶飲食中)、暇だからと7階と売店のある1階と談話室のある9階をウロウロウロウロしていた。
1階は外来のみで入院患者は基本行かないので、管がプランプランくっついてる私が行くと皆ギョッとなさっていた。どうも〜元気ですよ〜👋
7階は消化器外科系の病棟で周りはみんなおじいちゃんおばあちゃんだったので、動けるようになるとすれ違う皆にちやほやしてもらってだいぶ良い気分であった。 
「どうしたの〜⁉️」「大丈夫!すぐに良くなるよ!」とか「びっくりだよね。まさか自分がこんなことになるなんてさ。でも前向きにね!」などとおじいちゃんおばあちゃんに励ましてもらった。
皆さまその節はどうもありがとうございました。

ほんと〜〜〜に健康が1番ですよ。
まさか救急車に乗ることになるなんて思ってもいなかったし、救急センターの担当は刺々しかったし(半死半生の人間にだからなんなの⁉️ってキレてくる看護師さんいます…?)、重湯の病院食はちっとも美味しくなかったし(でもちゃっかり食事代は取られるんやで)、大金が吹っ飛んだし(後からなんぼか返ってきたけど、一旦は全額精算しなければ行けなかった)、再発に怯える日々だし(結局計3回腸閉塞になった)こんな思いはもう結構です。
ほんと〜〜〜に!!健康が1番です。

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