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中小企業診断士✏️予備校選び

こんにちは!まきこです🐶
今回は中小企業診断士の予備校選びについて書こうと思います。主に多年度生向けです!
もうすでに塾を選んで、1回目が始まってる方も多いと思いますが、オプション講座等もご紹介しようと思うので、是非読んでみてください☺️✨
※あくまで一個人の感想ですので、ご参考までに!

EBAとは

わたしを合格に導いてくれた唯一無二の予備校です。
TAC出身のカリスマ講師、江口明宏先生の塾です。
一次のコースもありますが、わたしは二次専科のコース(通学)でした。
とにかく理論に強いので、小手先ではない知識が身に付きます。
診断士の試験は原則は同じものの、問われ方がどんどんグレードアップしていっており、テクニックではなかなか正しい解答を導きづらくなっていると感じます。
例えば、事例IIIでは設問で①生産管理と②生産性改善を判断し、解答のレイヤーを間違えないようにするのが定石でしたが、協会側がその対策をしてきているので、いまやその手法は使えません。
それではどうすれば解答レイヤーを正しく導けるのか?そういった研究を飽くことなく分析しているのが江口先生です。
更に、どういった解答を書けば点数に繋がるのかを再現答案をもとに毎年アップデートしています。
ある年の事例IIの点数が、EBA採点と実際で大きく開いた年があったそうです。
その時、江口先生は効果が入っているか否かがその差を生んでいることを見つけました。
それ以来、江口先生は『施策を外しても効果を入れるだけで加点される可能性が高い。必ず効果を入れろ』と講義中に何度も言っています。
江口愛が止まらず申し訳ないですが、もう少々お付き合いください。

EBAを選ぶべき理由 その① その場の採点速報

EBAではカリキュラムの後半から演習が始まりますが、午前に演習2つ、午後に解説の形を取っています。
これは、午前中に生徒が解いた答案をもとに、何%の人間がどの要素を書けたかを解説するためです。
ご存知の通り、診断士の試験は我慢大会です。優れた答案を書く必要はありませんが、全員が書けている要素を書けないと落ちます。
これを誰より知っている江口先生は、演習においても半数が書けているのに自分が書けていない要素がないか、あればそれを克服するにはどうすればいいのか、を明らかにしてくれるのです。

手書きの%が実際に要素を書けた人の割合

EBAを選ぶべき理由 その② 研究し尽くされた理論講義と演習

江口先生はなんかのマニアかと思うほど、試験員の先生方の書籍を読まれています。
また、演習は過去問感があまりなく理論とトレンドに基づいて作成されているので、いつも初見感があります。
MMCは過去問に忠実な演習を作るので(模試しか受けていませんが)、その点は結構違う気がします。
また、令和3年度の本試験はコロナ影響を加味しないと不自然だと言い、演習にはコロナを前提とした問題が出されていました。なので、EBA生は本番で戸惑うことはなかったと思います。

事例IIの演習より コロナ前提の出題

EBAを選ぶべき理由 その③ 100字トレ

EBA生になるとプラス数千円払うと100字トレーニングの訓練を受けることができます。
こちらは一般の方でもオプションでとることができるので、他の予備校の方も是非ご検討ください!
これは毎日江口先生から事例I〜IVの一問一答が出されるものです。
文字数は30字で答えよ、の時もあれば、80字で答えよ、の時もありバラバラですが、100字トレは理論だけで答える問題となっているので、実際は【与件からの根拠抜き出し】プラス【理論】でちょうど100字になるよね、といった意味合いで出されているものです。
令和3年度事例Iの本試験問題、3代目に広告制作部のトップを任せた理由、みたいな問題は全く同じ理論を使う100字トレが出されていました。
何がすごいって、これ一年を通して重要論点の問題を3回転するのです。問題の出し方は少し変えてきますが、忘れた頃にもう一度同じ理論の問題を出してくれます。
毎日やっている問題を復習しようとするとハンパない量になるので、なかなか出来ないですが、毎日解くだけでちゃんと重要論点を覚えられる仕組みになっているのです。
EBAの講義とリンクする部分もあるので、講義と共に進めるのがベストですが、100字トレだけでも十分有益だと思います。
ちなみに、わたしは初年度、本試験前の1ヶ月間だけこの100字トレに登録していましたが、基本理論がわかってなさすぎて全然追いつけませんでした。
なので、早いうちに始めて3回転させるのがよいと思います。
EBA生になった2年目は、毎日100字トレを行なって、事例別にgoodnotesに纏めて、直前期には頻出論点を暗記カードにしてひたすら復習していました。
本試験の日の朝、立教大学で江口先生に挨拶出来たのですが、『100字トレはめちゃくちゃやり込みました!』と、伝えたら、『ああ、それなら絶対大丈夫だよ。安心していっておいで。』と言ってくださりました☺️✨

公式アカウントでツイッターでも紹介されてましたね!

EBAを選ぶべき理由 その④ 最強のメンタルケア

例年やっているのかわかりませんが、江口先生は試験前日から受験生にメールをリアルタイムで送ってくれました。
試験前日は、『眠れないのは当然です。』的な内容と、ふふっと笑わせる何かのネタが送られてきました。(うろ覚え笑)
すごいのが試験当日です。各事例が始まる前のインターバルの時間にリアルタイムで、絶対これだけは解答に落としてこい、という内容を的確にアドバイスしてくれます。
事例Iが終わった後、『出来なくても問題ありません。隣の人もたいして出来ていません。ここで切り替えられる人が最後に勝ちます。』的な内容が書かれていて、一気に気持ちが落ち着いたのを覚えています。
江口先生が外に空気を吸いに行きましょう、といえば外に出て、復習はやめて今は一瞬でもいいから目を閉じて休みましょう、といえばその通り行動してました🤣🤣🤣
一度でも試験を受けたことがある方はわかると思いますが、大人になってこんな緊張することある?!ってくらいナーバスになるのが本試験です。
そこで受験生の気持ちに寄り添いながら、最後の一点をもぎ取る一言をもらえたのはかなり大きかったです。

どの事例に強いの?

よくEBAは、事例IとIIIに強いと言われますが、事例IIも素晴らしいです。EBAとふぞろいがあれば十分だと思います。
IとIIIは理論的な要素が強いのでEBAが強い理由はいわずもがなですが、IIも結局は理論なのです。
例えば、品揃えを絞る、高付加価値製品で攻める、といった岩崎先生(試験委員的な人)の典型理論はもちろん、B社が全国展開するX社と提携する理由はなにか?→ニーズ収集が可能となる、X社の販路と販売力を活かす、 B社の知名度向上を図る、といったように、事例IIはターゲットと施策の当て込みゲームではなく、理論で答えるといった点で、IとIIIと構造は同じなのです。
それでは事例IVは?と言われると、数学の苦手な方はいきなりEBAだけだとキツいと思います。
EBAの事例IVに対するスタンスは『捨て問は捨てろ』です。それで十分Aをとれるからです。
NPVは白紙でいいから、誰もが取れるCVPの見直しを100回しろ、死んでも落とすな、がモットーです。
もちろん、演習もありますし、トレーニング集もあります。事例IVの文章問題対策も充実しています。
が、数学に自信がない人は後述する他校のオプションをつけるのもありかな、と思います。

まだまだあるのですが、長くなりすぎてしまったので一旦ここで区切ります。
話が長いとかダジャレが多いとか、いろいろありますが、最高の恩師です!!

他の予備校については、また今度書きます🥺🥺🥺笑

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