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高齢者のがん治療について参考に読んだWEB

高齢者の定義が65歳から75歳が前期高齢者
75歳以上が後期高齢者
これから65歳定年となっていくなか、もっと定年延長するなか、興味深かった記事。

ところが、多くの場合、臨床試験は70歳台前半までの患者さんを対象に実施されるため、75歳を越える「高齢者」では「標準治療」が確立していません。そこで、「標準治療」が確立されている世代の治療方針に比べると、「高齢者」の治療方針は担当医の経験と判断により左右されるようになります。

静岡県立がんセンター

思わず、では長寿のために、とか、健康で長生きしましょう、という啓蒙活動は何でしょう?と突っ込んでしまいます。
また、現実に、80、90にもなれば、手術は無理でしょうと言う医師もいれば手術しましょうと言う医師もいます。
高齢者に限らず、治療ふくめ自分や家族の判断に委ねられますが、超高齢化社会においては医師の判断も曖昧さを感じました。患者サイドからすれば、標準治療を推奨するなかで確立されていないと表記されるのを見ると、現実を知り、65歳以上が医師、病院などの方針に委ねられる事に怖さを感じました。
もしも自分が高齢者となりがんになったなら。
案ずる事なかれの世界になっているかもしれませんが、考えておかなければなりませんね。どうして日本は超高齢化の社会などは数十年前からわかっているのに医療、介護について、高齢化に直視してこなかったのでしょうか。
疑問ばかりです。
親についても、考えておかなければなりませんね。
静岡がんセンターさんのサイトでした。正直に書いてあり、また患者視点にたっても書いてあり、見やすく参考になります。