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♪はる自分史6 幼稚園3

卒園まであと少しなのですが、あと16ツイート続きます。

1.ピアノレッスン

親が子どもにものを教えるって難しいですよね。

この時の2人目の生徒さんには中学校で再会しました。その時も相変わらずとても素敵な演奏をしていました。

父の言い分は「ごもっとも」でした。

父はなんでもかんでも筋を通したがる人なので、本人も生きづらいのでは?と思うことがあります。

いい音を毎日聴くのは効果的だったと思います。

絶対音感の訓練はゲーム感覚で面白かったです。ツイートにも「面白そう」というリプをいただきました。

母は「苦しい思いをしてこそ楽しみがその先に見いだせる」という典型的な昭和な考え方で練習に付き添っていたと思います。自身も学生時代には悩みながら練習したのでしょう。でも幼稚園児相手にずいぶん厳格でしたね。

ごほうびシールは、母もさっそく自分の教室で取り入れていました。

ちゃんとシールの残り半分を貼ってもらう場所を用意したのに…。先生容赦ないです。

父は聴きに来なかったけど「長い長いアゴ?」とからかってきました。

2.思い出の絵本

息子が幼稚園のころ、寝る前の読み聞かせに「エルマーのぼうけん」シリーズを連日リクエスト。1冊読み終わっても寝なくて2冊目突入!なんてこともありました。とても面白い物語です。

2巻めにあたる「エルマーとりゅう」ではエルマーたちがみつけた宝物のリストが出てきます。持ち物リスト同様、わくわくしながら読み返しました。

今でも「ぐるんぱのようちえん」は大好きです。家の中でなにかがっかりすることがあると「ぐるんぱは しょんぼり しょんぼり しょんぼり しょんぼり」と私がふざけるので娘に「やめなさい」と注意されました。

これは何度読み返しても面白いです。ねずみばあさんの世界に夜の首都高速のような絵が出てきます。首都高ができる前から都心を知っている人には、首都高や高層ビルは不気味に見えたのかもしれませんね。

先生の言うことをきかないと大変なめにあうんだけど、言うことをきかないキャラクターは魅力的に見えました。

3.強烈な思い出

大和和紀さんの「あさきゆめみし」3巻、葵上が亡くなる前のシーン

光源氏と頭中将が宮中でふと庭を見ると羽虫が飛んでいる

頭中将「おや、夏の終わりの羽虫ですね。禍々しいが美しい…。」

光源氏(羽虫が飛ぶのを見ながら)『六条御息所の笑い声が聞こえたような気がした』

カラーページではありませんが、羽虫はオオミズアオに見えました。この次のシーンで葵上は六条御息所の生霊に憑り殺されます。

頭中将のセリフ「禍々しいが美しい」という描写はぴったりだと思います。色は透き通るようにきれいな水色なのに、子供心に全然きれいだとは思えず、ただただ不気味で1人でトイレに行かれませんでした。

4.卒園

実家に行くたびに幼稚園の前を通るとこの園舎が目に入ります。○○年経った今も使われていて懐かしい気持ちになります。制服のスモックや帽子も当時のまま。実家の隣に住むチビちゃん兄弟が私と同じ制服を着て登園しているそうです。でも今は入園式卒園式に和装の保護者は、きっと周囲の目を惹くことでしょうね。

幼稚園期の自分史はずいぶんと長くなりました。書きながらいろいろ思い出して楽しかったです。ここまで読んでいただきありがとうございました。




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