『対話力』とは
最近、どうも人と話していて「対話」が出来ないなと思う人が増えたように思う。
それは別に、違う言語を話しているからとか単語の意味がわからないとかっていう話ではなく、対話をする上での技術面に圧倒的な欠落を感じる人が増えた、という意味だ。
何がそうさせているかは分からないが、例えばいくら他(多)言語を覚えようと、対話力がない人は結局「話しができない」人なのだ。
本題に入る前に、会話と対話についての僕のイメージを書いておく。
会話とは、日常の他愛もない話を行うことであり、対話とは限りなく2人、ないしは少人数で互いの価値観をすり合わせ、関係性をより良いモノにしたり、あるいはお互いにとって実りのある時間を過ごすことを対話と考えている。
単純に天気の話をすることは会話だが、冬についての互いの見解や思い出、意見を話し合うことが対話なのかな、と思う。
僕は誰かと対話をする際、心がけていることが五つある。
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