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衝撃に満ちている物語。

 あたりまえのことだが、周囲が自分を好いてくれるのは、あくまでそれは死ぬ気になって仕事をしているわたしであって、のんべんだらりとしているわたしではないのだろうなぁと思ったりした。

 とまぁ、なーんかテンションの下がることを思い浮かべたりはするが、死ぬ気で仕事をするのにも限界があるし、死ぬ気で死んでしまっては元も子もない。おお、ゆうしゃよ、しんでしまうとはなさけない!

 ここのところは、どれだけセーブして効率よくフルパワーに近い出力を出せるかという点を強く意識はしているが、セーブしてというよりも何よりも、そもそも何もせず湯水を飲むようにインプットをしまくる時間をしっかりとる方がフルパワー時の出力はあがる。

 相変わらず好きな映画、アニメ、は見れず、美術館にも行けず、ゲームもそんなに出来ない日々ではあるが、小説だけは読みやすいので最近はよく読む。好きだからというより、読みやすいからだと思う。子供や妻にいつ声を掛けられてもいつでも中断できるし、少し時間があるだけで再開できる。

 いま面白いと思って読んでいるのは、「プロジェクト・ヘイル・メアリー」だ。「火星の人」の作者の新作で、スペースSFだ。わたしは「火星の人」は読んでいないが、マット・デイモン主演で映画化された「オデッセイ」はみた。意外と日の当たらなかったテーマを、ユニークでコミカル(わたしはそう思った)に描いていた。小説「プロジェクト・ヘイル・メアリー」も、その印象を多く感じさせる作品だ。まだわたしは上巻の3割か4割程度しか読んでいないが、「星を継ぐもの」を読んでた時の楽しさを思い出させてくれていると思っている。「星を継ぐもの」よりもだいぶ読みやすいというか、くだけた感じなので、誰にでもおすすめできる。


 「三体」も3部「死神永生」の下巻をもうすぐ読み終わる。こっちは本当に少しずつ少しずつ読んでいるが、やっぱりすごい。発想のスケールの大きさに度肝を抜かれる思いだ。正直誰にでもおすすめできるかどうかというと、本を読みなれているひとかSFが好きな人くらいにしかおすすめできない(というか読むのが大変)とは少し思ってしまうが、衝撃に満ちている物語なので興味が少しでもあればおすすめしたい。


 さて、明日はついにVRMMO「ZENITH」のリリース日だ。MMOの初日なんてサーバートラブル以下略が満載でまともに遊べるかなんてのはあやしいが、いい感じだったら続けていきたい気持ちがある。大川さんは土日を睡眠時間以外はこれにつぎこむつもりらしい。


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