アリスがこれから何をやるか
勉強の話がしたいわけじゃないし、勉強してるけど迷ってる子もいるし、そういうのひっくるめて、話を聞くし、一緒に考えよう、ってね。
まあじゃあ、子供食堂から行きますか。
別に適当に決めてるわけじゃなくて、色々ここまで見て回った中で、考えてるのですよ。
まず、子供にリーチするには、継続的にご飯を食べられる場所、があった方がいい。
街での声掛けとかよりも、ご飯食べれる場所を作って、広報して、SNSとかリファで入ってくる子の方が多い。
ただそこで俺が不満なのは、あんまりみんな突っ込んで聞かないな、っていうね。
多分子供からしたら、もうちょっと色々喋りたいことってあると思うんだよな。
だって学習支援やってたら、こんなことがあって大変で、とか不安で、とか、そういう話はいろんな子からよく聞くし。
子供食堂でもそれがあっていいはずなんだけども、それがあんまないんだよな。
まあ確かに、聞いちゃうとその責任を負えるのかよ、って話になるのかもしれないけど。
でもさ、俺がやりたいのって、話を聞いて、これからを一緒に考えよう、ってところなんだよな。
だから、やっぱそこは突っ込んで聞かないと、俺は嫌だなと思う。
まあ俺に見えてないだけで、話をよく聞いてるのかもしれないけどね。
なので、リーチするには継続的にご飯を食べれる場所があった方がいい。そうするとリファとかSNSでリーチできる。
街で声をかける、とかはあんまり効率的じゃない。
けどまあ、ランダムな子にアクセスできるから、その意味はあると思うので、たまにやる分にはいいんじゃないかなと思うのだが。
でね、活躍してるNPOを見てると、やっぱ食事とかできる場を提供して、そこでおしまいのところもあるし、そっから住居を提供したりとか、あるいは仕事につけるトレーニングをやるところもあったりする。
だからそこは、子供のニーズ次第なんだと思うんだよな。
でもさ、繰り返しになるけど、俺がやりたいのって、子供の話を聞いて、これからどうするかを一緒に考える、ってことなんだよな。
って考えると、まあまず最初にやるべきは、きちんと話を聞ける環境を作る、ってことだと思うんだよな。
あるいは、話を聞いてほしい、と思ってる子にリーチして、きちんと話を聞ける環境を作ることだと思うんだよな。
だから別に子ども食堂をやりたいってのは、ご飯を一緒に食べたい、とか、お腹減ってるからご飯を食べて欲しい、とか、俺の手料理がうまいだろ、とか思ってるわけではなくて。
それよりも、君が話したいことを話す場所は作ったから、話したいと思ったらゆっくり話を聞けるよ、って意識なんだよな。
だから別に、ご飯じゃなくてもいいのだけども。
まあただ、それがわかりやすいし、人間お腹は減るものだし、ってことで、子ども食堂にするか、ってだけね。
食事はあくまでリーチするためのツールで、本質は、話を聞いて、これからどうしたいかを一緒に考えること。
そういう意識でいます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?