君が正しかったことが、今になってわかる
昔の俺がやってたことと、今の俺がされてることって全く同じで、自分のことしか考えてない奴が腹立つって言ってすぐ突然に不機嫌になって、それに謝らされて疲れて、そんなことが会うたびにあって、もう一緒にいるのは嫌だなって思って、でも毎回解決策みたいのが一応できて、相手の性格にも一応良い面もあるからそこでやっぱもう少し一緒にいようかなと思うけど、また何度も不機嫌をぶつけられて疲れて、このまま一緒にいていいのかなってわからなくなる。
あいつの場合はそんな時に他にいい男の子が近くにいて、それですごく惹かれたんだろうな。うん、なんか今になってすごいわかる。
俺に何度も傷つけられて、その度に疲れて離れたくなって、でも一応解決策みたいのを作って、いい部分もあるから離れたほうがいいのかわからなくなって。もう少し頑張れば上手くいくんじゃないかってそんな期待をして、でもすぐに裏切られて、また期待して裏切られて。そりゃ他の男の子に行きたくもなるわな。そりゃそうだわ。
しかも俺はその時最後まで、俺のことしか考えてなかったよな。俺を傷付けるなんてクソだ、みたいなことを最後まで俺は言ってた。俺が散々傷付けて何度も期待してくれて、でもそれを俺が何度も裏切って疲れ果てたから離れるんだよ。最後までそれがわからなかったな、あの時の俺は。
今回の場合は留学で時間的に制限があるからそれで別れることになるし、まあ結局のところ、こういうのは終わるんだな。
不機嫌になるとか、他者を大切にしないとか、要は、自分のことばっか、ってことよな。ガキなんだ。
そのわがままに付き合ってられるのも限度があって、段々と擦り切れてボロ布みたいになった時に、もう一緒にいるのは辞めようって思うんだろう。
他者との距離が近ければ近いほど、真剣にやらないとダメなんだなって。
まあなんか、今わかってよかった。俺の選択は間違いだったけど、これが間違いだとわかったって点で、正しかった。同じ間違いは、もう踏みたくないな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?