『課題解決能力』を誤解してた

就活してると、課題発見、とか、課題解決、とかってよく言うのよな。

で、それが高い学生と低い学生がいる、みたいな話になる。で、それってさ、要は分析能力とか構造化能力なのかな、と思っていた。

が、違うっぽいし、そりゃ違うよな、っていう。

課題解決能力ってのは何か。

仕事をしてると、これをやったらこうなって、あれをやったらああなる、って経験が蓄積されていく。

この時はこうやったらうまくいくし、あの時にこれをやったらうまくいかない、みたいな。

つまりこうやって、地図じゃないけど、医学書的なものが生まれる。DSM-5的な。

こうなったらこれをしなさい、あの場合はあれをやりなさい、そうすればうまくいく、っていう。

で、それがあるからこそ、クライアントの話を聞いた時に、あじゃあここが間違ってて、こうした方がいい、っていうのがわかる。

これが課題発見能力だと。

社会人の人と話してて、その人がそう言ってて、ああ確かになって。

でこれってすごい当たり前の話で、学生が適当に話聞いて、適当に課題はこれじゃねって言って、そんなのが社会人に対して、ってか普通の人に対して通用するわけない。

普通の人が適当に考えたことが、普通の人が頑張って考えたことを凌駕するなんて、そんな確率はほとんどない。

でもそれを、つまり学生が適当に資料読んで、ああこれが問題じゃない?みたいなことを言わせるのを課題発見とか課題解決って言ってるわけよな。

馬鹿らしいわ。馬鹿らしいレベルにいるってことを気付いてなかった、てか、当たり前に把握してなかった俺が馬鹿らしいなって。

まあ、今は多少マシってことでいいか。愚鈍からいこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?