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[写真集-07]初めての東北と白神山地④

こんばんわ、御坂晴海です。

前回から1ヶ月近く間が空いてしまいましたが、白神山地編第4回を今回お届けします♪

最終回ではありますが、今回は白神山地要素が実質0(前回まででしたね)なので、おまけみたいな気持ちで見てもらえると幸いです。

第1回~第3回までのnoteの流れで書いていますので、もし今回初めて読むという方はお時間あれば下記のほうにも目を通してみてくださいね(∩´∀`)∩

♞第1回♞


✽第2回✽


☒第3回☒


それでは最終回、はじまりはじまり~!

*おことわり*
今回の投稿は8~9年前の体験を元に綴っています。
そのため一部情報が古いままだったりするので
もし行ってみたい!という方は最新情報をご確認ください( . .)"

今回のはじまりは夜の弘前駅(青森県)から...


”寝台特急あけぼの”、いざ乗車


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いきなりブレッブレの写真です!!!
なんて下手だったんだ昔の自分・・・(・・;)

ほかの写真があるじゃろ・・・と思うかもしれませんが、ホームに入ってきたあけぼのを撮ったのはこれしかなかったのです・・・。
この目に焼き付けるのに精一杯で、疲れとかもあって手元が盛大に狂ってしまいましたね・・・今でもこれを見るたびに反省しています。

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一応客車部分はこのようにブレずに撮影できました。
本当はもっと撮りたいのですが、弘前駅での停車時間はほんの少し。急いで乗車して座席(寝室?)を目指します。

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今回利用したのは、あけぼのの座席の中でも一番格安な”ゴロンとシート”と呼ばれるところです。具体的に寝台席っていうと小さなホテルの一室のようにプライベートな空間が確保されているものがほとんどです。シャワールームとかは流石に1部屋ごとにはありませんが、毛布やシーツ、枕に寝間着、スリッパといったアメニティのサービスはホテルのように提供されています。

ただし今回のゴロンとシートにはそのようなサービスが一切なく、代わりに通常の運賃と特急料金+指定席料金で乗車することができるという学生にはありがたい格安席というものでした。

∬ ・ω・)ノ えれなふぉんだよ。
ふつーの列車(普通列車や快速とか)に乗るときは目的地までの運賃のみだよね。
特急や新幹線だとここに特急料金や指定席料金などが上乗せされるんだ。
寝台列車だと指定席料金に寝台料金が加算(種類によるけれど最大15000円くらい加算)されるんだけど、ゴロンとシートにはその加算がないの。だからお得に旅したい人たちがどわーっと狙いにくるから予約時に座席争いが毎回起こっているんだよ。

言葉で言うより見てもらった方が早いのでこちらをどうぞ。

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こんな感じ・・・!

この長めのシートのようなものが1人分の座席。
壁などの仕切りは一切なく、向かい側にはもう片方のシートがあるのみ。一応カーテンはありますが、プライバシーという面では通常の寝台車と比べて低いですね。(その分安いので、ここら辺は個人が許容できるかどうかで変わってきます🍵)

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ちなみに窓側にあるはしごを上ると、上の段の席があります。落下防止のベルトが付いているとは言え、少し怖いですね~。

このようなタイプの寝台列車は2020年現在走っていませんし、現存する寝台列車の上段席しっかりと柵?みたいなのがついてるので利用する方は安心して使ってくださいね(∩´∀`)∩

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自分の座席から見た景色がこんな感じ。もう向かい側の席はカーテンがされていて中でお客さんも休んでいるようでした。


暗い車内で遅め夕食そして探索へ


そういうこともあり、あんまりがさごそするわけにもいかず。
とりあえず乗車前に買った駅弁を食べて遅めの夕飯とすることに。

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暗い中の撮影で申し訳ありません。今回紹介する駅弁はこちら。

”津軽マッコ弁当”

マッコというのは馬っこ。要するに馬肉を使ったお弁当です。
桜のような赤みのかかった綺麗な色をしている肉ということから"桜肉”と呼ばれています。(*諸説有り)

弘前は桜の名所としても有名です。
(弘前公園の桜はすごいらしい...!)

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その桜肉(馬肉)を津軽の味噌に漬け込み、パプリカと一緒に炒めるというシンプルなものです。(これまた見えにくい写真でごめんなさい( ..)"oo(気になった方は調べてみてね!))

お米もお肉も冷めても美味しさが落ちるほどでもなく、カロリーや脂質面的にもヘルシーofヘルシーなお弁当でした。

(馬肉はほかの肉に比べてヘルシーって言いますもんね☆)

むつこすぎず、淡白すぎずのいい塩梅が取れていて
食が細い自分にはちょうどいいお弁当でした。

今も取り扱っているのでしょうか・・・。
新幹線や飛行機などで短時間移動ができるようになりましたし、今はまだこんなご時世なので駅弁を作られている方々は苦しい状況にあるのではないかと心配です。

(移動が短時間になるにつれ、長旅の楽しみでもある駅弁のニーズも下がってきているように思うこのごろ)

さて、ご飯も食べてまだ秋田あたりまでは停車駅も多く
邪魔にならない程度に車内を見てみることに・・・。

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通路はこんな感じです。カーテンしっかり閉めていないと、隙間から中見えちゃいますね。そして客車がかなり年式あるものですから、使い古したような香りがぷーんとします。
(お世辞にも清潔感のある香り・・・とは言えませんね。)

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っと・・・この先の車両はA寝台・・・。
少し扉を開けて通路の様子を見てみましたが、ざわざわしているゴロンとシートの車両と違い、ガタンゴトンと揺れる車体の走行音だけが流れる静かな空間...。

流石に先へ探索にいくのは気が引けたので、この境目あたりで何かないかと探してみることに。

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よく見るとヘッドプレートが・・・。
こんな至近距離で見れるのは貴重ですね。

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これには当時のえれなふぉんも興味津々。
(カスタムキャストってこんなことも出来るんですね。)

予想に反してすぐに探索は終わってしまいましたので、
お隣席さんにご迷惑をかけない程度に自分の座席から窓の外を長めて眠気を待つことに。

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思いのほか撮影する体力がなかったようで・・・。
周囲への配慮に全振りしていたのもあり、カメラを向けるのも難しかったですね(・・;)(それでいいとは思うのですが。)

ガタゴト揺れていると眠れないのかなぁとか思いながら横になり、あらかじめ持ってきていたタオルケットと上着で布団代わりにして眠気を待つことに。

結果はぐっすりそのまま夢の中へ。
夜の列車の走行音は静かで、車内も静かなので自然と子守唄のように眠りへと誘ってくれました。(-_-)゜zzz…

青森県の弘前から乗車してそのまま秋田県、山形県、新潟県とどんどん列島を南下。新潟県に入るくらいには日付もまたいでいたと思います。

そこから更に南へ進み群馬県、埼玉県・・・。このあたりで朝を迎えました。

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気づいたら昨夜にはカーテンがしまっていたお隣の席はカーテンが開いていました。多分明朝にどこかで下車されたのかな?

そしてバスとは違い横になれたとはいえ、少し固めのシートのせいか体が痛い・・・(主に腰と背中が)

ひとまず自分のスペース付近にほかのお客さんもいなかったこともあり、大きく伸びをしたりストレッチしたりして体をほぐしながら終着・上野駅への到着を待つことにしました。


上野駅到着。空元気で撮影タイム!

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一眠りしたら目的地につく。
伊達にブルートレインが走るホテルと言われたことはありますね。

安く快適に終点の上野駅に到着しました。

そしてここからは流れるように撮影タイム。

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サムネにもした”あけぼの”の客車。

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今ではもう見ることのない寝台列車の上野行き表示幕。

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弘前駅では赤色の電気機関車でしたが、途中新潟県内で交代。
寝ていても何かガチャンと連結する音が聞こえたのを覚えています。

右の方に「長岡」ってあるので、おそらく新潟県の長岡にある機関区所属の機関車ですね。

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ヘッドマークをつけたあけぼの牽引機が赤いランプを灯して車庫入りの準備に。

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ばいばーい....(>︿<。)ノシ

ご丁寧に別れの汽笛を私に送りながらあけぼのは上野駅のホームから静かに離脱。再び動き出す夜の運用に向けてしばしの休みへ向かいました。


朝ごはんを食べて帰宅の途に。

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上野駅に着いてから、当時都内で仕事していた父親の元に向かい、前日お風呂に入っていなかった分しっかり朝風呂をし、朝ごはんを頂戴してきました(∩´∀`)∩

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父親と別れてから再び都心へ移動し、赤い私鉄の列車に揺られて羽田空港へ。

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このようなパタパタ回りながら表示するタイプの行き先案内版は味がありますよね。

今はもう電光タイプのものに変わってしまったのかな?
(鉄道博物館とかにいけばこういうものの歴史も見れるので、近隣にある方は是非いってみてくださいね♪)

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ということで空港に到着。
この先はもう撮影することもなかったのでこれが最後の1枚ですね。

無事にこのあと飛行機で地元までひとっ飛び。
帰宅してからもまたお風呂につかり、自宅万歳!を盛大に決めましたとさ~。


おしまいというか後書き

いかがでしたでしょうか。
自分の好きなように、そして昔を思い出しながら当時を懐かしむ形式で全4回にわたり白神山地編をお送りしてきました。

一定の数のPVがあるので、スキなどの反応がありましたら
もっと写真があって、かつ比較的記憶の鮮度はいい(・・・と思いたい)旅でまた旅行記を書きたいなと思います。

基本的にその時その時の気分で写真を撮りがちなので、こうやって後からアップしていくとなると素材不足感が否めないのは反省点ですね。

まだしばらくは気軽に旅行が出来る状況ではないですが、いずれ競馬場や野球場などをめぐりながら旅行するときには
noteで旅行記をすることも念頭に撮影順序にストーリー性を持たせてみるのもいいのかなぁなんて思ったり思わなかったり。

では今回はここまで。
最後まで閲覧いただきありがとうございました!

また次号でお会いしましょう♪

*御坂晴海*

最後まで閲覧ありがとうございました。サポートについては受け付けない方向で活動を続けていこうと思います。お気持ちだけでありがたいことこの上ありません。是非次回以降も閲覧&気に入ればスキ押しをよろしくお願いします☀