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バカの壁 #センセイを捨ててみる。

日本には
美しいおもてなしの文化があります。

ところが、
ときにこれが
過剰なサービスになることがあるようです。

よく言われるのが、
欧米に比べて
電車のアナウンスがうるさいこと。

日本人の僕たちにとっては
親切なアナウンスに聞こえ、
嫌でうるさい印象はありません。

けれども、
欧米の人たちにとっては、
うるさく感じることがあるのだそうです。

日本のサービスは、
プラスしていくことが多い。

たとえば、
かつてのケイタイがそう。
富士通のパソコンなんかもそう。

必要のない機能が
いっぱい付いてきます。

各社、その必要のないサービスを
付加価値とすることで、
しのぎを削っていました。

これをビジネスでは、
《イノベーションのジレンマ》と言いますが、
《バカの壁》とも言います。

そうやって、
みんなで足を引っ張りあって、
一生懸命体力を失っていったわけです。

いっぽう、
世界に目を向けてみると、
たとえばシリコン・ヴァレーの各社は、
マイナスの発想で動いています。

サービスや機能を削ったり、
制限することで、
より大きな価値を生み出し、
ヒットさせています。

なにをやめるか、
これができることが大事になります。

サービスを追求する = 過剰サービス
という考え方は、
今の時代には親切でなく、
逆にボヤけさせてしまいます。

それは言わば、
自ら一生懸命選ばれないようにしている
とも考えられます。

あなたのビジネスに
引き算の発想を取り入れてみてください。

吉岡岳彦 2/16付メルマガ

学校教育を「ビジネス」と切り捨てることにはいささか躊躇しますが、少なくとも「引き算の発想」を取り入れる必要はあるでしょう。

学校は、肩代わりする必要のない「機能」を、いままでたくさん引き受けてきました。

家庭教育の肩代わり
地域活動の肩代わり
受験指導の肩代わり
余暇活動の肩代わり
福祉の肩代わり

「これもやってほしい」というリクエストに、常に応え続けていました。

結果、
多くの現役世代が離職し、
多くの次世代が学校教育を志すことをやめました。


給特法が話題になっていますが、
「現在の職務内容を精選しよう」という声は、聞こえてきません。

仮に給特法が廃止され、
残業手当が認められるようになったとしても、
次に何が起こるのか、誰もが知っています。

なぜ学校教育の「本質」に関する議論をしないのか?

最上位理念が決定すれば、あとはすべて2番手以下になります。
最上位でないものはすべて、どうでもいいこと。
つまり、生徒の裁量で決めていいことです。

学校は、
「バカの壁」に陥ってはいけません。


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思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!