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ノーアイディア? #センセイはガッカリしています。
教員採用試験 6割前倒し
民間流出防ぐ狙い 志願増は一部
施策
2024年度実施の教員採用試験日程について
6割の教育委員会が前倒し
文部科学省は6/16を標準日に
目的
志願者減少をくいとめる
結果
志願者が前年度比で増加したのは2割
前倒しした自治体の担当者
「民間企業の内定より遅れている構図は変わらない。どんな効果があるかといわれると難しい。」
文科省
来年度の採用試験日の標準日を5/11に早めたい。
識者
まずは給与など待遇の向上や長時間労働の抑制を進めるなど、日程前倒し以外の施策の重要性を指摘
上記は2024年6月18日(火)朝日新聞の記事より要約抜粋したものです。
心の中で、こんなやりとりが始まりました。
Q:試験日を早めれば、教員のなり手は増えますか?
A:学生にとって、志願者増加は「リスク回避」のためです。他にいい就職先があれば、内定辞退が後を絶たないはずです。
先んじて「良い人材」を獲得するには、条件があります。それは「その仕事が客観的に魅力的であること」です。スピードが意味を持つのは、質が高いことが前提です。
残念ながら、現在の教職や学校システムにはその魅力が決定的に欠けています。
Q:「日程前倒し」は、問題の核心となる打ち手から縁遠いように思われます。なぜ「働き方」や「業務の精選」という方向へ舵を切らないのですか?
A:教職に対する世間一般の誤信念を払拭できないからです。それは「滅私奉公」というものです。
一方で、待遇改善を目指した権利闘争に持ち込む手法も効果は見込めません。扱っている問題が、枝葉にあたる部分だからです。
さらに、「どこまでが仕事か」を突き詰めて考えることに意味はありません。仕事は人生の一部ですから、楽しいと思えればいつまでも仕事を続ける人はいるでしょう。そもそも、どんな仕事だって公私の線引きができるのは、一個人レベルです。
Q:私は大学生ですが、教員になるか民間企業へ行くか迷っています。判断基準をどこに置けばいいと思いますか?
A:もし基準をひとつだけ挙げるなら、「成長できる場であること」を最優先に考えたらいいと思います。
「成長」に普遍的な定義を与えることは難しいですが、私が思う「成長」とは、
✔ 汎用性の高いスキルを身につけられること
✔ 個人が生み出す結果より、チームで生み出す結果の方が大きいこと
✔ 支え、支えられているという相互依存的関係を維持できること
✔ 誰かを苦しめているルールは、即座に廃止・改善できること
✔ 大きな裁量が個人に与えられ、すぐにアイディアを実践できること
です。
他にもあると思いますが、ここに挙げた点が叶うなら、確実に成長できると思います。
ただし、教師という仕事は上記5点のうち、たったひとつを実現することが困難な仕事です。
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思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!