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期限を守る本質 #センセイを捨ててみる。

仕事で最も重要なことはクオリティではない

サラリーマンに於ける仕事というのは、あなた個人で完結することはほとんどありません。

そもそもあなたのところに回って来る仕事だって、社内の他の人からパスされて来たわけですよね。つまり誰かから仕事を頂いたことで、そのタスクがスタートしたわけです。同様にあなたのタスクが完了したら、そのタスクを受け取ってそこから新たなタスクをスタートさせる人もいるわけです。

つまり仕事とは、長い鎖のようなもので、そのうちのごく一部をあなたが担当しているということになるんです。あなたの携わる鎖が単独で存在することなどないのです。

それが理解できると仕事で最も重要なことを理解できるようになるはずです。それはクオリティではなく、期限を守ることなんです。

佐藤正遠 10/28メルマガ

”私たちは、一人一人が「長い鎖」の一部。
だから期限を守りましょう。”

もちろんです。大切ですよね。
だから、いつもクオリティとの戦いになります。

「いい仕事をしたい」
「でも投入できる時間は限られている」

多くの人が、こんなジレンマを抱えています。
ですが、私はこのジレンマから解放されました。

教師の仕事の本質は、日々成長する生徒に伴走すること。

彼らは、走っています。
ですから、私たちも隣で走ります。

このような仕事の仕方は、本当は好きではありません。
デメリットも非常に大きい。

でも、伴走することは教師の本質です。
つまり、逃げられません。

だから、場当たり的な対応であったとしても、走り続けるしかない。


となると、クオリティにこだわっている場合ではないことに気づきます。

たとえば、50分の授業なら、「この一点」にかける。
「この部分」さえ伝わればOK。「ここ」で興味を感じてくれればOK。
それでも十分、授業は成立します。

このサイクルを回しながら、同僚との、あるいは生徒との連係プレーで日々を乗り切っていくんです。生徒は目の前で、どんどん動き続ける。よって教師は期限を切って仕事に取り組みます。


問題は、教師の日々は「こんなふうに」ひたすら流れ続ける、という事実です。懸命に生徒に向き合ってきた教師ほど、圧倒的な速さで時が流れていくことに気がつきません。定年間近になって、いろんなことが置き去りになっていたことに愕然としてしまう人は、少なくないでしょう。

仕事には期限があります。
それは「1週間後までに書類を作成してください」という要請ではなく、「教師としてのあなたが働けるのはこの日までですよ」という告知です。

家庭にも期限があります。
それは「あなたが家族の一員としてかかわりを持てるのは、この日までですよ」という「予期せぬ事実」です。

仕事も、家庭も、人生も。
いつまで主体的にかかわることができるのか、誰も知りません。
だからこそ、期限があることを忘れないでいてください。

「期限を守る」ことの本質は、
「人生の締め切りを守る」ことです。


現役高校教師
 
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オン&オフラインセミナー講師
 
心理学修士(学校心理学)
 
NPO法人日本交渉協会認定「交渉アナリスト」1級
https://nego.jp/interview/karasawa/
 
一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了
 

思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!