見出し画像

教育の宿命 #センセイを捨ててみる。


人にとって大切な分野ほど、混乱があり間違いが多いです。
たとえば次の分野には、専門家が正反対の意見を主張していることも多いです。

「お金・仕事・成功」
「医療・健康・食物」
「教育全般」

そして、混乱は次のような悪い結果をもたらします。

「お金、成功、仕事」の分野の混乱は、貧困を招く。
「医療・健康・食物」の分野の混乱は、死を招く。

つまり、「生活」と「生存」という人間にとって最も大切な領域に、特に多くの混乱があるのです。

松島修「ビジネスと人生に飛躍をもたらす使命の本質」

読んですぐに不思議に思いました。

では、「教育全般」の混乱は、何をもたらすのか?

そのことについて、書籍中では触れていません。

貧困も死も、「生活」と「生存」に深くかかわっており、可能な限り回避したい結果と言えるでしょう。

では「教育」は?
それは現代において人の生涯を左右するほどの意志であり機会。向き合い方次第で「生活」や「死への態度」を一変させるほどの力を持っているのが「教育」です。

つまり「教育」の果たす役割とは、「貧困」を回避・脱却し、「生」に意味を与えることにあります。

ですが「教育」分野では、”専門家が正反対の意見を主張していること”が多い。

そうなってしまうのは、

✔すべての人が例外なく、何らかの形で「教育」されてきたからであり、
✔受けた教育に対して必ず何らかの意味づけをするからであり、
✔遺伝子レベルで「教育」(という名の継承行為)に駆り立てられるから。

誰もが、自己にまつわる教育を(悪しき部分も含めて)「正当化」することから、逃れられない。これは、教育の宿命です。

ゆえに、最小公倍数を満たそうとする教育は、最大公約数を満たす方向へと舵を切らなければならない。最大公約数とは「本質」であり、「本質が押さえられていれば、それ以外はすべて個人に任せて構わない」と言える領域です。

教育に関しては、誰が何を言ってもいい。
ただし、それは「正解」にはならない。もしくは「修正を前提とした一時的な正解」にとどまることを、認識しておくべきでしょう。


混乱は、次のように人の思考の中にもあります。

・優先順位を間違える
・反対に伝わる
・ロジックが破綻していても気づかない
・状況が変わっても最初に決めたことが変えられない

最優先する理念を最上位に置く。
意図したとおりに伝わるように努める。
整合性のとれた話をする。
朝令暮改を厭わない。

どれも現在の学校に欠けている点です。

確かに、学校や教師は間違えることがある。

大切なことは、本質的な意味で生徒に影響力を行使できる大人の姿を、教師自らが体現すること。

つまり、従来の教師像を「捨てる」ことです。


現役高校教師
心理学修士(学校心理学)
オン&オフラインセミナー講師
一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了
NPO法人日本交渉協会認定「交渉アナリスト」1級
https://nego.jp/interview/karasawa/
メール
sakidori.sensei@gmail.com
協会ページ
https://t-c-m.my.canva.site/
ブログサイト
https://sensei.click/
ポッドキャスト(Spotify)
https://open.spotify.com/show/2pCy8yUiGRk3jKoVJo72VF
note
https://note.com/harukara1968
FBコミュニティ
https://www.facebook.com/groups/unlearnteachers
udemy
https://www.udemy.com/course/kqfpehod/
Amazon Kindle
https://www.amazon.co.jp/%25E3%2582%25BB%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25BB%25E3%2582%25A4%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25AD%25E3%2583%25A3%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25A2%25E3%2582%2592%25E6%259C%25AC%25E6%25B0%2597%25E3%2581%25A7%25E8%2580%2583%25E3%2581%2588%25E3%2582%258B%25E5%258D%2594%25E4%25BC%259A/e/B0BPPDYHYD%3Fref=dbs_a_mng_rwt_scns_share






思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!