まだ間に合う #書かずにはいられない
「アンドリュー」が誰であるかはさておき、彼が幸せな人生を送っていることだけは、わかります。
✔ ちゃんと自分たちのやりたいことがわかっている
✔ やりたいことに、しっかりと時間を割り当てている
この2つができているなら、ほとんどの人は間違いなく幸せを感じることができるでしょう。
私は「自分のやりたいこと」が、実はよくわかっていません。「見境がつかなくなるほどのめり込む」とか「時間を忘れて没頭する」とかいった経験がないからです。
そして、「なんとなく楽しいと思えることに時間を割り当てて」います。
これはいわゆる「betterの罠」です。ほかのことをするよりは楽しいんだけれど、心から楽しんでいるかと言えば、そうじゃない。
「best」を逃しているんですね。
知らず知らず「better」に甘んじてしまっている。
多くの人は、betterに満足しています。
あなたが満足していいのは、本当はbetterであるはずがないのに。
同時に、石崎さんに言わせれば、私は「カス」です。
「簿記」や「英語」の勉強をしているわけではありませんが、「いつも将来のことばかり考えて」生きている。
不思議ですよね。
20代や30代の頃は、将来なんてみじんも考えていませんでした。定職に就いたらあとは自己研鑽を怠らず、周囲の期待にほどほどに応えながら生きていくだけ。はっきりと自覚したわけではないけれど、なんとなくそんな気持ちでいたはずです。
それが50代半ばになり、残り少ない人生を数えながら、なお、その「残り少ない人生」に不安を抱いて生きている。
そして「結局、人間ってその時にならなければわからないよね」的なことを自分に言い聞かせて、むりやり納得させる。
「人生、死ぬまで勉強」は、確かにその通りだと思います。
でも、「学びほどぜいたくなことはない」と誰かが言っています。本や人から教えを乞うという行為は、単に利益を享受しているだけであり、私たちが本来すべきことは誰かに利益をもたらすことだと。
誰かを幸せにするためには、あなた自身が価値を生み出さなくてはなりません。
誰もが、ある時を境に、「価値を受け取る側」から「価値を与える側」に回らなければならない。そうやって歴史は紡がれてきたわけですから。
「アンドリュー」は、たぶん20代。彼は「やりたいことをやる」って感覚を、20代で手に入れています。
私が20代の頃は、「やりたいことを抑える」ばかりでした。
早く採用試験に受からなければ。
早く実家の親を安心させてあげなければ。
早く一人前の大人として認めてもらわなければ。
いいえ。
正確に言うなら、私は「やりたいことがわかっていなかった」んです。
時代の影響もある。
置かれている状況も、人それぞれ。
だから、50代でも遅すぎることなんてない。
たとえあなたが何歳であろうと、やりたいことに気づく機会は与えられています。
(もしかして、やりたいことがやれてないんじゃないか)
1日に1度そう振り返るだけで、気づく機会はきっと手に入るはずです。
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