あなたなら、どうする?

ちょっと前に、知らない人からメールが届きました。

“以前、当社(A社)のイヤホンをあなたに購入していただきました。
このたび、新製品を開発したので、レビューをいただけますか?
5つ星レビューをつけていただく条件で、代金を無料にします。“

という趣旨のメール


ただし、いくつかの懸案がありました。

・新製品は、B社が販売するものだった。
・私自身がAmazonで購入する必要があった。
・その製品は6,000円程度。
・購入後、レビューを掲載し、その旨をB社にメールする。

さて、あなたならどうしますか?


このオファーに対して私の思考プロセスは、こう。

①以前、A社のイヤホンを購入したのは事実。
②なのに、オファーはB社から?
③でも、この新製品はA社の製品にない利点が多い。
④B社を調べてみよう!
⑤特に不審な点は、なし。
⑥レビューを書くのはそれなりに手間がかかる。
(この手のオファーでも手が抜けない性格)
⑦それに、もし代金が返還されなかったら、どうしよう?
⑧でも、6,000円くらいなら騙されてもいいかな(笑)?

・・・結局、購入しました。

製品自体は私のニーズに合っていて、十分満足できるもの。
そして、代金はAmazonのギフトコードで返還され、実質、無料。

さて、もう一度お尋ねします。
あなたなら、どうしますか?

私にとって、このオファーはユニークなものでした。

○その製品は、私の「ちょっとした不満」を解消してくれる可能性があった。
○それが無料で手に入る。
○レビューを書くことは文章の練習になり、B社にとっては顧客創出につながる。よって、双方にとってwin-winになる。
○仮に「騙された」としても、製品自体は確実に手元に残る。

オファーの受け入れは(結果的に)正解でした。

私が言いたいのは、
「小さなリスクを日常的に受け入れるトレーニングをしよう」
ということです。

以前、ある同僚が、こんなことを言っていました。

「ネットではメールアドレスの登録はしない。
 変なメールが送られてくるから。」

「先日、初めてAmazonで電子書籍を購入したよ。
 でも踏み出すまで心配だった。」

石橋を叩いても渡らない人


・・・私はその時、コメントを控えました。
「話が合わないな」と思ったからです。

確かに、一度メールアドレスをネット上に登録すれば、
以後、いろんな所から売り込みメールが来ることになるでしょう。

電子書籍は提供するプラットフォームがなくなれば、
以後は読めなくなります。たとえそれがAmazonだとしても。

ただ、そんなことを気にしていたら、
人生が終わってしまいます。

よく言うじゃないですか。

「あなたがこの世を去るときに後悔するのは、
 成功しなかったことではない。チャレンジしなかったことだ。」

超有名なひとこと


「6,000円」は、「チャレンジ」と言うには安すぎます。

教員を長く続けていると、
ちょっとしたリスクすら引き受けないようになりますよね。

でも、そういう姿勢を続けていると
大きな決断は、おそらくできません。

肝心なときに大切な決断を下すために、
小さなリスクをとり続けましょう。


現役高校教師

オン&オフラインセミナー講師

協会サイト
https://sensei.click/

ポッドキャスト(Spotify)
https://open.spotify.com/show/2pCy8yUiGRk3jKoVJo72VF

FBコミュニティ
https://www.facebook.com/groups/unlearnteachers

udemy
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Amazon Kindle
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心理学修士(学校心理学)

NPO法人日本交渉協会認定「交渉アナリスト」1級
https://nego.jp/interview/karasawa/

一般社団法人7つの習慣アカデミー協会主催
「7つの習慣®実践会ファシリテーター養成講座」修了


思いつきと勢いだけで書いている私ですが、 あなたが読んでくれて、とっても嬉しいです!