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Vtuberジム巡り旅Champion決定戦使用パーティ

みなさん、おはるか~。水月はるかです。
この度、VTuberジム巡り旅という企画にて、チャンピオンとして挑戦者を待ち受けることになりました。
その際に使用した構築の紹介と何を考えて組んだのかという話をしようと思います。
今回の企画や大会の様子を見て、自分もちょっとポケモン対戦やってみたいかも!と思ってくれた方やせっかくだしちょっと勉強してみるか!と思ってくれたジムリーダーの方がパーティを組む際、少しでも参考になれば幸いです。
今回は技や道具はなるべく正式名称で書いていこうと思うのでポケモンの知識がある方には若干読みづらいかもしれませんがご了承ください。

・記事を読む際の前提
努力値・個体値といった非公式ながらポケモン対戦の基本となっている用語を使用しています。
だいたいココを読めばわかります。
わかんないとこは雰囲気で読んでください。もし気になったらTwitterTwitch配信でコメントくれたら答えられます。

・ジムリーダーとしての前提条件
自分が担当するジムのタイプのポケモンを1体相棒として選択する。


【企画概要】

水月はるか視点のアーカイブはこちら
企画スケジュール
参加者一覧
イラストレーター様。僕を担当してくださったのは叶瀬ひなゆさん

総勢18名のVTuberがジムリーダー、四天王、チャンピオンに振り分けられ、リスナーの皆さんにジムを回ってもらうという企画になっています。
3/17にトーナメントを行い、大会の上位から順にチャンピオン、四天王に振り分けられました。
ジムバッチを8つ集め、四天王を制覇し、チャンピオンを倒した人には景品があるそうですので是非みなさんも挑戦しにきてくださいね!
玉座で待ってます。

【大会ルール】

・相棒ポケモンの絶対選出
・伝説ポケモンは禁止
・準伝説ポケモン or パラドックスポケモンから1体使用可能(オーガポンは使用禁止)
・相棒ポケモン以外、ポケモンのタイプに縛りなし
・その他はランクマッチ準拠

【相棒選択】

前提として、僕はポケモンのランクマッチをメインに活動しているVTuberなので、どんな戦いにおいてもルールの中で最善を探し、勝利することを目標にゲームをプレイしています。
今回は相棒絶対選出のルールがあるため以下の条件を満たす相棒を考えました。

・絶対選出であるため、露骨なメタを貼られやすいポケモンは避ける
・事前に構築単位でメタを貼られないよう、複数の強い型が存在するポケモンであること
・選出した際に並べる3匹のパワーが落ちないよう、なるべくパワーの高いポケモン
・テラスタルを1点読みされないポケモンである
・絶対選出の都合上、裏(2匹目以降)に置くと初手でポケモンを見せ合った段階で裏が1匹特定されてしまう。先発適性の高いポケモンが好ましい。

条件を考えたところ、「はたき落とす」によりどんな相手にも仕事ができ、「挑発」「羽休め」のおかげで搦め手を使うポケモンにプレッシャーをかけることができる「トドロクツキ」がかなり相棒適性が高く感じました。
対戦相手に合わせて様々な準伝説を繰り出せるよう、相棒を一般ポケモンから選ぶことも考えましたが、相手のパーティを読み違えて選出できなかった際に結局パワーを落とすことに繋がると考え、トドロクツキを選びました。
(ちなみに一般ポケモンでは初手から投げてはたき落とす、毒びしが強い「きあいのタスキマスカーニャ」が候補でした)
また、トドロクツキは僕のイメージカラーである水色と「月」が名前に入っていることからもピッタリなポケモンでした。

【構築経緯】

まず、ルールを確認した際、強い一般ポケモンをいかに構築に組み込むかという点を考えました。
ランクマッチで少し前にカバルドン・トドロクツキ・サーフゴーの3匹を軸にした構築が流行していたこともあり、最初はその3体を軸に考えようと思いました。
ところが、この並びはカバルドンを先発に投げることから、裏がトドロクツキ、サーフゴーの並びであることを推察しやすい点が懸念点です。
また、緑の仮面にて追加されたポケモン「暁ガチグマ」の突破が非常に困難でした。
今回の参加メンバーを見た際に、友人の「伏見影」くんがいたのですが、彼は間違いなく「暁ガチグマ」や「カイリュー」、「サーフゴー」といった強力なポケモンを揃えてくることが予想されました。
優勝を目指す上で必ず彼と戦うことになると思っていたので、暁ガチグマにどうしようもない構築は持ち込みたいと思えませんでした。

そこで目を付けたのがこだわり鉢巻を持たせたトドロクツキを先発に据え、不利な対面はとんぼ返りで逃げ、後ろから再展開する構築でした。
ロトポータルというサイトで似たような構築を探していた際に見つけた「鉢巻きトドロクツキ」+コータスという並びが非常に強そうだったため、そこから構築を開始。
大会ルール上、パラドックスポケモンを構築に組み込みづらく、準伝説・パラドックス枠には単体でパワーが高く、きあいのタスキやいのちのたまといった使いやすい持ち物と相性のいいパオジアンが採用されやすいだろうと考えたこともコータス採用の決め手です。

構築のテーマ
・ステルスロック、あくびを絡めて相手を削り、トドロクツキで締める
・トドロクツキ+クッションで相手を削り、ガチグマやサーフゴーを通す
・対策の甘い構築をキョジオーンで詰ませる


最終的に使用した構築がこちらになります。

今回の大会を通して使った構築

トドロクツキ@こだわりスカーフ 古代活性
テラス:フェアリー
陽気 181(4)-191(252)-91-x-121-188(252)
げきりん はたきおとす とんぼがえり テラバースト

今回の構築テーマを象徴するポケモンです。
元々はこだわりハチマキを持たせていたのですが、火力不足は自分のプレイングで補えるのですが、予想外のスカーフによって上からトドロクツキが倒されてしまった場合に巻き返すことが難しいと考えたため、不意をつかれる要素を減らしてプレイングの差でジワジワと差をつけて勝つ構築を目指しました。
また、パオジアンを重く見ていたことから陽気パオジアンより先に行動出来るようにという意図もあり、こだわりスカーフで採用しました。
技構成は相手のフェアリータイプを倒したり、テラスタルが確認出来てから通す最大火力のげきりん、タイプ一致かつ相手の持ち物情報からほかのポケモンの持ち物や型を推測しやすくなるはたきおとす、初手で不利な対面をした際に逃げ帰ったり、きあいのタスキを削っておけるとんぼがえりが確定。
4枠目はテラスタルによって決まる枠ですが、今回は伏見くんの確定枠であるマスカーニャやカイリュー、パオジアン、ウーラオスあたりの使いやすく強力であることから採用されやすいであろうポケモンたちに有利なフェアリーテラスタルにしたためテラバーストでの採用をしました。
ドラゴンタイプ担当の天神シニアさんの相棒がドラパルトだったこともあり、上からワンパンしたろみたいな意図もありました。

コータス@脱出パック 日照り
テラス:くさ
呑気 177(252)-105-176-129(188)-99(68)-22(個体値0)
オーバーヒート ジャイロボール あくび ステルスロック

トドロクツキからの引くクッション兼火力サポート要員
耐久に振りつつちょっとCに振りましたみたいな欲張りガチグマのブラッドムーンをだいたい耐えるくらい(控えめ108振りまでは確定耐え)
トドロクツキに撃たれがちな氷技、フェアリー技を半減で受けられるので相性がよかったです。
特性の日照りのおかげで水技が実質等倍で受けられることもあり、意外な硬さを誇ります。
ステルスロックとあくびを絡めて相手のポケモンを削り、きあいのタスキやがんじょうのポケモンを削り、再度展開したトドロクツキで上から掃除するのが基本戦術です。
最高火力兼脱出用のオーバーヒートに加え、ステルスロックとあくびで技はほぼ完結しています。
最後の1枠は自由枠ですが、ハバタクカミやトドロクツキを狙った速いポケモンのフェアリーテラスに合わせて撃てるジャイロボールを採用しました。

ガチグマ(アカツキのすがた)@オボンのみ 心眼
テラス:どく
控えめ 220(252)-x-151(84)-179(60)-98(100)-74(12)
ブラッドムーン だいちのちから しんくうは あくび

クッション2号兼アタッカー
どうしてこいつが一般ポケモンとして許されているのか不思議なほどのパワーを誇るバケモノです。
ランクマッチでは真空波ではなく月の光を覚えさせて耐久に寄せたたべのこしガチグマをよく使うのですが今回はパオジアンを重く見たのでワンパン出来る真空波を採用しました。
テラスタルはどくどくやどくびしの対策と格闘技を半減できる毒テラスに。

アシレーヌ@ゴツゴツメット げきりゅう
テラス:ほのお
冷静 187(252)-94-151(252)-160-137(4)-58(個体値0)
アクアジェット ムーンフォース うたかたのアリア クイックターン

クッション3号
パオジアンやウーラオスに強い優秀なポケモン。
水タイプで特殊方面の火力がそれなりに高いのでガチグマにもある程度抗うことができます。
ポケモン未経験者が多い大会であることを踏まえると、相手が想定外の技選択をしてくることも多くなると思ったので、事故が起こりやすいアンコールは不採用としました。
タイプ一致技のムーンフォース、うたかたのアリアと先制技のアクアジェット、トドロクツキやサーフゴーを安全に着地させる動きが強いと思ったのでクイックターンを採用。
なるべく後攻になるよう個体値0に性格の下降補正をかけた最遅で採用しました。

キョジオーン@たべのこし 清めの塩
テラス:どく
慎重 207(252)-120-153(20)-x-154(236)-55
しおづけ じこさいせい まもる のろい

クッション4号兼詰ませ枠
対策していないと絶対に詰むSVの魔物です。
このポケモンの手軽な対策方法としておんみつマント持ちのポケモンが挙げられますが、トドロクツキのおかげで相手のマントをはたき落とし、キョジオーンで詰ませる勝ち筋が存在します。
このポケモンをこだわりアイテム+トリックで対策しようとする人もいますが、トリックがありそうなポケモンと対面した際には守るでトリックを確認してからトドロクツキやサーフゴーに交代することで一方的に縛り付けることができるので実は対策として機能していません。
特性を頑丈にすることで一撃必殺技を無効化できるというメリットもありますが、毒びしに弱くなることやトドロクツキに対して撃たれる電磁波や鬼火に合わせて引きたいタイミングがあると思ったのでスタンダードな清めの塩で採用しました。

サーフゴー@こだわりメガネ 黄金の身体
テラス:はがね
臆病 171(68)-72-116(4)-172(148)-116(36)-149(252)
ゴールドラッシュ シャドーボール じこさいせい トリック

状態異常対策兼フェアリータイプ破壊枠
トドロクツキが苦手とする格闘タイプやフェアリータイプに対して相性のいいポケモンです。
フェアリーテラスタルしてきそうな相手にはトドロクツキでとんぼ返りから入るので、そこに合わせてゴールドラッシュで粉砕していきます。
また、今回は大会ルール的に種族値が抑えめなポケモンが多いので搦め手を使ってくるポケモンが多いと考えたこともあり黄金の身体で変化技をシャットアウトできるサーフゴーを採用しました。

以上の6体で構築が決まりました。決勝の伏見くん相手はトドロクツキの火力を上げてガチグマを押していけるこだわりハチマキに変更して、サーフゴーをこだわりスカーフに変えればよかったなぁとちょっぴり後悔しています。

【最後に】

決勝戦の 水月はるか vs 伏見影 は中々面白い試合になったんじゃないかなと思っているのでよかったら見てくれると嬉しいです。

普段はTwitchでポケモンのランクマッチを配信していますのでそちらもよかったら見に来てください。
なるべく技選択の意図とかは話してるつもりです。

大会や企画などの配信はYouTubeでしています。今回のジム巡り旅も恐らくYouTubeの方で配信するのでこちらのチャンネルのフォローもよろしくお願いします。

ジム巡りが始まったらちょくちょく告知や宣伝のツイートとかもしていくので企画に興味ある方はX(旧:Twitter)のフォローもよろしくお願いします。

また、ジム巡り旅に参加するジムリーダーさんでポケモンの質問やパーティの相談などありましたら出来る限り応えたいと思っているのでいつでもお気軽に連絡ください。
ポケモン対戦を楽しんでくれる人が少しでも増えたら嬉しいです。

それでは、Championの座で皆さんをお待ちしています。

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