【作り置きおつまみ#17】新生姜と茗荷の甘酢漬け(素材のレシピ)
ここのところ自己満足な京都日記ばかり綴っていたので、「そろそろレシピをば」と腰を上げ、久しぶりに作り置きおつまみをご紹介いたします。
今回ご紹介するのは、「新生姜と茗荷の甘酢漬け」。
我ながら、これはなかなか良いアイデアだよなあと思っていたところ、大好きなスープ作家の有賀薫さんが反応してくださり、自信が確信に変わりました。
ライターのヒラヤマヤスコさんも。嬉しい!!
普通、新生姜の甘酢漬けと茗荷の甘酢漬けは別々に漬けるものなのですが、一緒に漬けることで、新生姜が綺麗なピンク色に染まるのです。
一回で2種類の甘酢漬けが作れちゃうので、私のようなズボラさんにもオススメ。それでは、レシピです。
新生姜と茗荷の甘酢漬け
【材料】(作りやすい分量)
新生姜…150g
茗荷…3本
(A)水…80ml
(A)米酢…80ml(ミツカンの純米酢がオススメ)
(A)砂糖…30g(きび砂糖がオススメ)
(A)塩…小さじ1
【作り方】
①鍋に(A)を入れて火にかけ、一煮立ちさせたら火を止め、冷ましておく。
②みょうがは縦4等分に切る。新生姜はスプーンで色が悪いところをこそげ取り、赤い部分は少し残して切り落とす。繊維に沿って薄切りにし、5分ほど水にさらす。
③鍋にたっぷりの湯を沸かし、みょうがを入れ、再び沸騰してきたらザルにあげる。同じ鍋に新生姜を入れ、半透明になるまで1分ほど茹でるたらザルにあげる。
④熱いうちに小さじ1/2の塩(分量外)をふってなじませ、冷めたら水気をギュッと絞って清潔な保存瓶に入れ、①の甘酢を注ぎ、冷蔵庫で一晩置く。冷蔵庫で1ヶ月ほど保存可能。
【ポイント】
・茗荷はだんだん色が褪色していくので、新生姜よりも早めに食べきるのがオススメです。
・実際のところ、1ヶ月以上もちます。
茗荷の色素が甘酢に移り、新生姜に移るので、だんだんピンク色が濃くなっていきます。こちらは1ヶ月ほど漬けたもの。ハッとするほどの鮮やかさですが、写真の加工は明るさのみで、彩度は変えていません。
先月の料理教室では、鯵と青じそとともに細巻きにしました。これが、お米好きの飲兵衛にはたまらない一品なのです。鯵は入れずに、甘酢漬けだけの細巻きにしても十分美味しいですよ。
さらに、甘酢もろともソーダで割れば、「ガリサワー」的に楽しめます。辛くて甘酸っぱくて、美味しい!!不思議とお酒を飲んでいる感が出るので、事情があってお酒を飲めない方にオススメです。
もちろん、飲める方は、ここに焼酎を入れたら最高ですよ。
その他の用途としては、「ガリ」としていろいろなものに添えて食べるのも良いですし、ポテトサラダに入れても美味しい。
京都に到着したばかりで食材も調味料もあまり無かったときには、野菜と薬味とちりめんじゃこと共に、ぶっかけ飯にして食べていました。この甘酸っぱさが、蒸しっとした暑い日にピッタリなのです!
まだ新生姜はぼちぼち出回っているかと思いますので、見つけたら是非作って見てくださいね。あ、もちろん茗荷だけで作っても良いですよ。
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