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淺井裕介さんについて

「一枚の絵の力」企画をはじめた頃からも、今もいい絵が生まれている。淺井さんのこの絵をみて、紹介させていただけないかとお頼みした。
淺井さんは、少しづつこれまでのプロジェクトの映像をyoutube channelにて紹介したりinsta liveや新しい試みをされている。この絵ができるところも「Dairy drawing」で拝見した!
https://youtu.be/L7dtYhaCoes

絵は多くの場合、出来上がり後のものをみることが多い。でも、淺井さんの絵ができてくる過程は、こねたり混ぜたり360度回したり、お料理みたいに、生成に立ち会う感じがあり、本当に不思議でおもしろい!!その一つ一つのやりとりが絶妙に、全て入っていて、その生成変化が全部の色や線に溢れている。
今この時代にできた、名作が生まれたと思って参加していただいた。コメントもじっくり言葉を選んで書いてくださったので、ぜひよんでみてほしい。

淺井祐介のコピー


Name: 淺井裕介
Title: 日々変化して時々光る
作品サイズ:H21xW29.7cm
額サイズ:H27.9xW36.5cm
Material:紙に水彩、マーカー、インク、アクリル、色鉛筆
Date: 2020
描くこと、物を作ることの話、
本当のことを言えば完成させることはそれほど重要じゃない、
かと言って過程が大事と言うつもりもない。 大好きなことをしている時、自分がいま何をしているのか、新鮮な野生の眼で感じ次へとつなげることが大事。
そのことを楽しみ、驚き、おそれ、信じ続ける。
生きて、変化して、つながり、離れて、時々光って
生き延びて、笑う。


淺井裕介  courtesy of ANOMALY
1981年東京生まれ。東京在住。
淺井はアトリエでの制作にとどまらず、各地で採取した土と水で描く「泥絵」、アスファルト道路に用いられる熱溶着式路面標示シートをバーナーで焼き付けて描く「白線」、マスキングテープに耐水性マーカーで描く「マスキングプラント」など、条件の異なるいかなる場所においても作品を展開。近年は立て続けに10mをゆうに超える泥絵の大作を発表して注目を集めた。主な個展に「淺井裕介―絵の種 土の旅」(2015-2016年 彫刻の森美術館)、「yamatane」(2014年 Rice University Art Gallery、ヒューストン)などがある。また、「Shanghai Urban Space Art Season 2019」(中国)、「Reborn-Art Festival 2019」(石巻)、「武隆ランバ国際 大地芸術祭」(2019年 中国)、「横浜美術館30周年記念 アートと人と、美術館」(2019年)、「生きとし生けるもの」(2016年 ヴァンジ彫刻庭園美術館)、「飛生芸術祭」(2015-2019年 北海道)、「瀬戸内国際芸術祭」(2013-2019年)、「越後妻有アートトリエンナーレ2015」、「ウォールアートフェスティバル」(2010-2019年 インド、猪苗代)など国内外の展覧会やプロジェクトに多数参加。
https://oil.bijutsutecho.com/works/751/1100002907

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天王洲(三信倉庫)での淺井さんの壁画

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