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DIEGOについて

「一枚の絵の力」およそ2週間の間、毎日絵について一言コメント書いてきましたが、こうしている間に段階的な緊急事態宣言の解除になりました。
この時期、改めて作家のみんなと連絡をとったり、絵についてどう書こうと考えたり、ひいてはそれは「一枚の絵の力」について改めて再認識する機会になり、いい時間でした。


ディエゴは、この間にも自転車で毎日のようにアトリエにいき、絵を描いたり、街の様子をリサーチしたり、いまこの街で何がおこってるか、何ができるか、いつも主体的に街や状況と関わっています。
そうした時間がこの絵には入っていて、ディエゴの絵はマップやガイドのようにも思います。実はこれまでやってきた絵の紹介は、絵が届いた順になっているのですが、ディエゴは最後の最後まで新作の絵にとりくみ完成させてくれました。

参加してくれてるみんなや購入してくださった方、和佐野さんやOIL by 美術手帖のみなさま、東方文化財団のみなさま、関わってくださっているみなさまに感謝します
来週からは展示がはじまります
少しまた落ち着いていたらそのときにお会いしましょう!

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Name: DIEGO
Title:CITY
Size: 50x50x4cm
Material:Acrylic,Aerosol and Oil choke on Canvas
Date:2020
早くコロナが収束して、人々が密集した街でまた遊びたいなぁ、
という思いを込めつつ自分なりに描いてみました。

DIEGO
1986年生まれ。10代よりストリートアートを開始し、世界各地で作品を制作。街に落ちていたペットボトルや紙くず、路上で見かけたネズミや、道を走る車など、人々が街で普段何気なく目にするものを、ユーモラスに擬人化・文字化させ、抽象絵画として表現しているアーティスト。
2018年に、カイカイキキが運営するギャラリー「Hidari Zingaro」(東京)で初個展「IMPORTANT GARBAGE」を開催。近年では、TENNOZ ART FESTIVAL 2019や村上隆キュレーションによる「バブルラップ」展(熊本市現代美術館、2018〜19)に参加するなど注目を集め、アーティストコレクティブ「SIDE CORE」のメンバーとしても活動している。
https://oil.bijutsutecho.com/works/751/1100002687

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TENNOZ ART FESTIVAL2019のときのDIEGO(制作中)

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