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Meet our Startups

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2021年8月の記事一覧

藻類バイオプラスチックが生み出す、クリーンな水環境とグリーンなプロダクト - Algixインタビュー

アメリカのミシシッピ州を拠点とするAlgixは、環境問題に対して一石三鳥のソリューションを持つスタートアップです。彼らのコア技術「BLOOM」は、バイオプラスチックを製造する過程で空気中からCO2を回収することにより、汚染された水環境を改善します。 Ryan Hunt  Founder and CTO University of Georgiaで物理学とバイオエンジニアリングの学位を取得。藻類、光合成、熱可塑性化合物を含むサーキュラー・テクノロジーに興味を持ち、Algix

微生物の力で地球を救う。マイクロバイオファクトリー株式会社インタビュー

健康・医療、食品、エネルギー、化学産業などさまざまな分野で第五次産業の柱となるべく期待されているバイオテクノロジー。内閣府は2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現することを目標にバイオ戦略を進めています。持続的な発展を目指し、「地球の病気を治したい」というマイクロバイオファクトリー創業者の清水氏にインタビューしました。 代表取締役 清水雅士氏 岐阜県出身。2013年東京理科大学大学院修了(工学修士)。2014年バイオマス資源から有用物質生産を行うGreen Ea

【イベントレポート】全国アカデミア発スタートアップ大集合! CENT Pitch拡大版

2021年7月14日にの共済イベント「全国アカデミア発スタートアップ大集合! CENT Pitch拡大版」 (以下、 「CENT Pitch拡大版」)を開催しました。 「CENT Pitch」とは、名古屋大学とOICXが毎月開催されている中部圏のオープンイノベーション/スタートアップエコシステム醸成を目的としたピッチイベントです。 今回は「CENT Pitch」の一環として、また「Nagoya Access Point Project」(以下、「NAPP」)の一環として、2団

酵素の持つ可能性を掘り起こすバイオスタートアップ。株式会社digzyme

紀元前から人類が利用してきた酵素。その反応を利用した環境負荷の少ない物質生産方法がバイオプロセスとして注目されています。目的に応じた酵素反応経路を見つけ出すテクノロジーを持つdigzyme。社会を変える触媒となれるか、東京工業大学発のバイオインフォマティクス・スタートアップにインタビューしました。 渡来 直生 Co-founder, CEO 2019年、東京工業大学博士課程3年在学中にdigzymeを共同創業、代表取締役に就任。2020年博士号取得。東工大の学部時代は研究室