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吸血鬼と月夜の旅 シリーズまとめ

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現在私がこちらで公開している 『吸血鬼と月夜の旅』シリーズを一気に読めちゃうマガジンとなってます!
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2024年6月の記事一覧

【ダークファンタジー】吸血鬼と月夜の旅 -第3話-

前回はこちらから↓ 対話と追悼  二人は、川岸に座っていた。  お互いに相手の顔を見るこ…

ハルカ!
4か月前
19

【ダークファンタジー】 吸血鬼と月夜の旅 ー第4話ー

前回はこちらから↓ この森を抜けた先  この森を抜けるための探索の途中で、一本の大木を見…

ハルカ!
4か月前
3

【ダークファンタジー】 吸血鬼と月夜の旅 -第5話-

前回はこちらから↓ 新しい出会い  森を抜けた先の、広大な草原。  二人はその片隅にポツ…

ハルカ!
4か月前
2

【ダークファンタジー】 吸血鬼と月夜の旅 -第6話-

前回はこちらから↓ ともに旅を続ける仲間  「大嫌いになったんです。 聖エルフ教会が」 …

ハルカ!
4か月前
7

【ダークファンタジー】 吸血鬼と月夜の旅 -第7話-

前回はこちらから↓ 休息:なんてことのない日  これは、彼女らがそれぞれの目的のために続…

ハルカ!
4か月前
1

【ダークファンタジー】 吸血鬼と月夜の旅 -第8話-

前回はこちらから↓ ある村に誘われて  今は空に月の輝く真夜中。  そしてここは、とある…

ハルカ!
3か月前
1

【ダークファンタジー】 吸血鬼と月夜の旅 -第9話-

前回はこちらから↓ 愛の教団  小屋の中に差し込んできた明るい太陽の光が、エルジェベドらの目覚ましとなった。  外では何羽かの小鳥たちが楽しそうにさえずっており、その声を聞いていると自然に彼女らの視界もはっきりとしたものになる。  「おはよう、お前ら」  ——とは言っても、すでに彼女はほかの二人よりも一足お先に目を覚ましていたようだ。 昨日の夜と同じようにソファに腰掛けながら、上半身のすべてを背もたれに預けくつろいでいる。  「おう、おはよ」  「んぅ……おはようご