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197.久々のボーリングから学んだこと

久々にボーリングをやりました。
もう何年ぶりでしょうか。

最後にやったのがいつなのか覚えていないほど昔にやったように思います。

ただボールを転がしてピンを倒すだけなのに、意外と普段の自分の癖みたいなのが出ていて、想像以上に面白い時間になりました。

万象我師。

起こるすべてのことから学びます。

ガーターで気づくべきこと

一投目は、見事ガーターでした。
びっくりするぐらい指に引っかかりました。

想像の中では、ボールが1ピンに当たる真っ直ぐの軌道が見えました。
学生の頃にやったときの、結構綺麗に転がっていたイメージが今も残っていたのです。

まあ、久々だからだろう、と思いました。
そうそう最初から思ったようにうまくいきません。

続いて二投目。
まだまだ思いっきり指に引っかかり、全然想像のようにうまく転がっていきません。

このときに気づいたのは、頭で思っていることと起こる現象のギャップがあったとき、大事にすべきことは二つあるということ。

①改善のスピード
②ギャップがあるという現実を受け入れること

どちらも、ボーリングどころか僕の人生においてとても大切な取り組むことなのかもしれないな、と思いました。

①改善のスピード

どれだけ修正できるかが大事です。

同じようにガーターを出していても、スコアは何も変わりません。

うまくいけ!という気合いの話ではなく、左に逸れるなら右から投げたり、右を意識したりと具体的に取り組むこと。

同じことを繰り返さないこと。

僕はこれもまた想像以上に時間がかかりましたが、10回ぐらい投げてだんだん真っ直ぐ転がるように、思ったところに転がるようになりました。

数回でだいたい感覚を掴むかなと思ったことですら、予想以上に回数がかかりました。

これですら、ギャップだったのです。

②ギャップがあるという現実を受け入れること

もうちょっとできると思っていました。

1ゲーム目は自信なくすぐらいの結果になりましたが、いい感覚にはなってきたので2ゲーム目で頑張ろうと思いました。

自分はうまくないんだ、修正にも時間がかかるし、だいたいが想像とちょっと違う結果になるんだ、その事実を受け入れることが大事だったのです。

良い格好がしたいのです。
そりゃあ、すごーい!ってなる方が良いのです。

ただ、そのプライドを持っていてもピンが多く倒れることはありません。

大事なのは、良い格好がしたい、早く結果を出したい、思うように物事が動いてほしい、ではないのです。

現状の現象を受け入れて、ひたすらに改善を繰り返していく。

それしかピンを多く倒す方法はないのです。

現実でも、仕事でも、自分の生き方でも、同じだと思いました。

勝手にこうできると思っていること、これはこうだろうと決めつけていること、こんなはずはないと自分自身すら受け入れられないこと、あるのではないでしょうか。

受け入れる。

それは非常にエネルギーがいる心の動きです。

僕は大抵のことはだいたいできてきた人生だったので、こうしてステージをあげよう、人生よくしようと動いていると、さすがに全然うまくいかないことや、想定と全く違う現象が起こったりします。

そういうものなのです。

受け入れて、改善。

ボーリングから思わぬ学びがありました。

万象我師。

すべての事象が僕の学びとなる。

新年1記事目はそんな内容。そんな2022年を、地道に創っていきます。

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