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うのはな

 季節が巡って、この花が咲いていた。そうそう、ここここ。
 スマホで撮らせていただく。

 卯の花の匂う垣根にホトトギス早も来鳴きて♪
 ・・・知らない方の方が多いかもしらん。

姫空木(ひめうつぎ)

 卯月に咲くから卯の花って、もう五月、終わってるじゃん、という。旧暦では該当するのかもしれない。
 もっとも、幹・枝が中空だからウツギというらしい。そして、この花が咲くから「卯月」ということにしたらしい。私は子・丑・寅・卯で、卯月だと思ってたんだけど・・・。

さて。
 グーグルレンズで調べたら、やっぱり「卯の花」だったけど、写真の花は、『ヒメウツギ』っていうのだそうです。
 グーグルレンズのリストに養命酒さん。


 別の記事では、「アジサイ科ウツギ属の落葉低木。日本固有種」とありましたが、養命酒さんの記事だと、「ユキノシタ科」。

 あまりの堅さに、ヒノキに打ち付けて火種をとったのですって。
     <この世は知らないことばかり>・・・出典:0655
 釘代わりに使っていたというのも「へぇ!」。

 剣客商売に「うのはな腐し」というのが出て来ます。
 卯の花を腐らせてしまう、梅雨(雨)ってことだそう。
 関東の新田畑は、埃避け(人間のためじゃなく、肥料を与えて腐葉土となった良い土を飛ばされないように・・・)に畑の周りに卯の花の垣根をめぐらしていたそう。やがて、桑とかお茶とかの換金作物にとってかわられるんだけど。

 卯の花垣根の田園。歩いてみたかったです。

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