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みちばたのしらゆり

 白百合って言ったら、全部ひとくくりできるけど、グーグルレンズに聞いたら、たくさん種類があるみたいで、

 すぐに、「テッポウユリ」「ニワシロユリ」「ハカタユリ」の名が挙がった。
 テッポウユリで覚えているフォルムより、花の筒が細い。

白百合

 他の植物の間から覗く葉っぱも、「笹」のように細い。細いのを「笹」というのは、「ササユリ」という種類を知っているからなんだけど。

 シラユリというのは、日本全国に分布しているようで、それぞれの地域で愛され、それぞれ名前が付いている。それで固有名が多い。
 南西諸島にはそれぞれに固有種があるようで、すべてが原種のままで花屋の商品のレベルというのもすごい!!!
 タイトル画像のユリは、白くて花が筒型。
 白一色というのはそう沢山はないし、ヤマユリ系やスカシユリ系は、筒型ではない。花茎から花びらで出ている。
 だから、それらを除くと・・・まだまだ、名前はたくさん。

 「シンテッポウユリ」「タカサゴユリ」
 どうやら人気の種類とて、新品種(商品名)が沢山あるみたい
 とするとやっぱり、白百合をタイトルにすれば◎か?
 このたおやかな細い頼りなさには何か新しい名前を探してあげたい気分。
 コンクリートの間から出てきたこの逞しさ、比類がない。
 それでいて、この涼やかさ


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