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ムラサキシキブと・・緑

 ムラサキシキブが至る所で咲いている。この低木の見どころは「実」。今は絶賛準備中。
 植物の「和名」というか、漢字表記というか、理科の授業ではカタカナ表記だけだったけど、高校生の私は言い換えが気になっていたが、今もその癖が出る。つい『ムラサキシキブ 漢字』なんて、検索しちゃう。
 もちろん、ムラサキシキブは「紫式部」。大河ドラマの主役だ・・・それにしてはちょっと地味かも。な、花の盛りで・・・木の花らしいそれは、味わい深い。コンクリートの庭より深森や雑木林の下草で手を伸ばす感じの咲き方が様になるかも。
 それに引きかえ、センダン(栴檀)は花が終わって・・あいかわらず新芽の季節みたいだ。足元に生っているのはレンズはノブドウ(野葡萄)というけど、もっと小さい何かだと思う

栴檀

 ムラサキの真丸い実のなる蔓。グーグルレンズに聞いてみたら、「ノブドウ」が多い。でも?まだ違和感、残る。

みどり・緑・ミドリ

 ↓ は、上↑ の写真の蕾とは、こうして写真で見たら似てるけど、ヤブカラシ

ヤブカラシ

 ↓ この辺りに多い、桑。この間の桑と雰囲気が違う。多分、別の品種。
 桑は蚕関連の換金作物だから、柔らかいの・堅いのと、色々な品種があるのだそう。

桑の新芽

 宅地造成地とか、市街地の道路わきの空地とか、今も昔も畑の記憶の無い場所に雑草として生える桑。遥か昔は畑だったのだろうか?それとも、庭に植えて蚕で稼いでいた?
 桑都(八王子)?の教師は女学生に「蚕卵紙を何人かで分けて、蚕を飼い、教育資金にしなさい」と指導したという。蚕卵紙とは、蚕に和紙に卵(2万個くらい)を産み付けさせたもの。それを農家に卸したり、輸出したりしたのだそう。農家に直接卸すのもあったけど、市場でも売っていた。
 1枚を育てるのはたいへんだけど、10匹くらい育てるのは今でも夏休みの宿題で蝶々の羽化の観察とかあるよね?その感じで庭の桑を食べさせて育て、繭にしたら、市場で買ってくれる。・・・という話が載っていた。
 ここでそれがあったかどうかはわからないけど、ちょっと過去に飛べたのは事実。地域史もバカにならない。

桑の枝

 逞しいよなぁ。桑。

 思いがけず日の出前に起きてしまった朝は、ちょっと自分を持て余す。
 気づいたら、朝日に追い越されていた。今は5時。曇り空が朝日を隠している。だれかが雲の上はいつも晴天って言ってたのを思い出し、輝かしい朝日を見たつもり。あっ。だれかの朝日を見に行こう。

 それと。
 カフェオレにしよう。

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