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チャートパターンって、ただの形だけじゃダメ!その裏にある真実を知れば、勝率はグッとアップする?



チャートパターンって、FXでよく聞くけど、なんだか難しそう…そんなあなたに、今日はチャートパターンの真実をお教えします。

実は、チャートパターンって、ただの形だけを見て判断してもダメなんです。その形がなぜ有効なのか、どんな心理が働いているのかを理解することで、勝率はグッとアップするんです。

1. ヘッドアンドショルダー:なぜ売りポイントになるのか?

ヘッドアンドショルダーは、トレンド転換を示す代表的なチャートパターンです。

でも、なぜこの形が売りポイントになるのでしょうか?



上図のヘッドアンドショルダーを見てみましょう。

ネックライン:過去の重要な価格水準であり、多くの投資家が意識しているラインです。

左肩、頭、右肩:それぞれ高値を表しています。

このパターンが有効に機能する理由は、以下の3つの注文がネックライン直下に集中するからです。

それまで上昇トレンドに乗っていた投資家の決済売り注文

直近の安値で買いを入れた投資家の損切り売り注文

下降トレンド継続を判断した新規の売り注文

これらの注文が集中することで、ネックラインを下抜けた途端にレートは一気に下げやすくなります。

2. ディセンディングトライアングル:売りポイントになる条件とは?


ディセンディングトライアングルも、トレンド継続を示すチャートパターンです。

しかし、このパターンが有効に機能するためには、いくつかの条件が必要です。



上図のディセンディングトライアングルを見てみましょう。

サポートライン:過去の重要な価格水準であり、多くの投資家が意識しているラインです。

下降トレンド:高値を切り下げながら、安値更新を続けているトレンドです。

このパターンが有効に機能する条件は以下の3つです。

サポートラインを明確に下抜いていること

下降トレンドが継続していること

直近の安値で買いを入れた投資家の損切り売り注文が入っていること

これらの条件が揃っている場合、サポートラインを下抜けた途端にレートは一気に下げやすくなります。

3. フラッグ:エントリーは慎重に!


フラッグは、トレンド継続を示すチャートパターンです。

しかし、このパターンは、他のパターンに比べて有効性が低い場合があります。



上図のフラッグを見てみましょう。

チャンネルライン:平行に引いた2本のラインです。

フラッグが有効に機能するためには、以下の条件が必要です。

チャンネルラインを明確に上抜いていること

トレンドが継続していること

直近の高値で売りを入れた投資家の損切り買い注文が入っていること

これらの条件が揃っている場合、チャンネルラインを上抜けた途端にレートは一気に上昇しやすくなります。

しかし、フラッグはトレンド継続を示すパターンであるにもかかわらず、下落トレンド中に現れることも多いため、エントリーは慎重に行う必要があります。

4. チャートパターンは万能ではない

チャートパターンは、あくまでも分析ツールの1つに過ぎません。

どんなパターンであっても、必ずしも有効とは限りません。

重要なのは、パターンが形成される背景にある心理や相場環境を理解することです。

上位足のトレンドや節目ラインなどの要素も考慮し、総合的に判断することが大切です。

まとめ

チャートパターンは、有効活用することで、勝率をアップさせることができます。

しかし、形だけを見て判断するのではなく、その裏にある真実を理解することが重要です。

上位足のトレンドや節目ラインなどの要素も考慮し、総合的に判断することで、より確実なエントリーポイントを見つけることができるでしょう。


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