じゃあ、何のためにやってきたのか?

今年の1月に応募していたノベル大賞、一次選考を通過できませんでした。

落選の報告にはもうすっかり慣れているのですが、気持ちの整理をつけるのはいつも難しいです。

とはいえ、落ちたという結果は変えられません。


今、僕の手元には今回落選した小説と、先日の記事でも話題にしたまだどこにも出していない小説の二作品があります。

僕にとってはどちらも大切な小説なので、なんとかして良い形で世に送り出したいと考えています。

作者である僕自身が諦めてしまったら、誰かに読まれる機会は永久に失われてしまうから。

当然のことなんですけど、それがなんだかすごく虚しいんですよね。

これまでどれだけ深く悩んできたとしても、諦めると決めてしまえばその瞬間にあっけなく挑戦は終わります。

それは見た目の上での話で、実際は諦めた後もなんらかの因果が巡るのだとしても、費やしてきた時間は元には戻らないし、小説に込めた想いが誰かに伝わることもおそらくありません。


じゃあ、何のためにやってきたのか?


強い言い方になってしまいましたが、その答えを得るために僕はまだ続けようと思います。

まずは、上記の二つの小説の扱いをどうするかを早急に決断しなければなりません。

何をしても突破できる気がしないんですが、どうにかして道を切り開かなければ僕の小説が読まれる未来は訪れません。

何だっていい。誰だっていい。

今はただ、この世界で生き延びるための希望が欲しい。

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