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問いのない解

詰め込み教育からの転換として「”解のない問い”に挑め」的な主張があります。
”解のある問い”に慣れ親しんでいると、”解のない問い”に挑めないのかもしれないです。

個人としては、”解のある問い”に挑めることは悪くないです。
もっというと、”問いのある解”を出せる人は優秀だと思います。

実は、”問いがない解”を出してしまい、仕事がうまくいかないケースが多いのではないでしょうか?

特に、デジタルマーケティングの業界だと、手法が多いがゆえに、”問い”を立てる前に”解”を先に決めてしまって、何のためにやるのかよく分からない提案や施策が多いように思えます。

「施策が出てこない」なんて悩みを抱えて手が止まっている新卒の様子も見かけますが、解くべき”問い”が正しければ、”解”が出てこない方が少ないです。(よっぽど”問い”が難しくない限り)

”解のない問い”に挑まなければならない場面は重大なキャリアの意思決定や大きな社会問題ぐらいで、常日頃の仕事としては”解のある問い”を立てて”問いのある解”を導き出すのが良いのではないでしょうか。

”やった方がよさそうなこと”や”他社でうまくいっていそうなこと”に飛びついて、”問いのない解”に囚われないように気を付けたいと思います。

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