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のんびり寄り道しながら考え事をするのが好き。趣味は読書・ライブに行くこと。最近、舞台・…

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のんびり寄り道しながら考え事をするのが好き。趣味は読書・ライブに行くこと。最近、舞台・映画鑑賞始めました。

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映画「夜明けのすべて」を見た感想。寄り添う。受け入れる。

映画「夜明けのすべて」を見た。他の映画を見に行った時に予告を見て、絶対見ようと決めていた作品だ。 映画が終わりに近づくににつれて、 「まだ終わらないで。まだこの映画の中に漂っていたい。」 とぼんやり浮かんでくるほど、浸っていた。 激しい展開がある訳じゃない。 話も、人も、表情も、音楽も、まるで主人公達の隣に立っているかのように日常で、小説を読んでいる時に似た静寂が、心の中に流れてくるような映画だった。 主人公は、PMSの女性・藤沢さんとパニック障害の男性・山添くん。

    • 映画「東京物語」を見た感想。目の前のこと1つ1つを丁寧に。

      ※この記事はネタバレが含まれますので、まだ「東京物語・東京家族」を見ていない方はお気をつけください。 小津監督の「東京物語」を見た。以前、山田洋次監督の「東京家族」を見たが、その元となった映画でモノクロの作品だ。 「東京物語」を見たきっかけの1つは、先日、映画「PERFECT DAYS」を見た影響だ(「PERFECT DAYS」も素晴らしい映画だった)。「PERFECT DAYS」を見た後にネットでポチポチ調べて、「PERFECT DAYS」のヴィム・ヴェンダース監督が「

      • 映画「笑いのカイブツ」を見て感じたこと。原作を読みたくなる映画だった。

        いつの間にか引きこまれて、あっという間に約2時間過ぎてしまった「笑いのカイブツ」のエンドロールを見ながら、「この映画はどんな表現をすれば良いんだろう。。」と頭の隅で考えていた。 その時ふと浮かんだ言葉が、「ままならない…」だった。 なぜあまり使わない、意味さえハッキリと分からないその言葉が浮かんだのかは分からないけれど、その後この気持ちを表す言葉を考えてもしっくりくる言葉が無くて、やっぱり「ままならない…」という言葉が頭に沁みついた。 社会性と個性のバランス 「社会性

      映画「夜明けのすべて」を見た感想。寄り添う。受け入れる。

      • 映画「東京物語」を見た感想。目の前のこと1つ1つを丁寧に。

      • 映画「笑いのカイブツ」を見て感じたこと。原作を読みたくなる映画だった。

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