【娘に気づかされる】達成感を味わうことが減ってきた30代。
おはようございます。
goromiです。
今日も読んでくださりありがとうございます(^^)
GW前半が終わり、いったん普段通りの日々に戻った方。
いやいや、GWは10連休。もしくはそれ以上の連休を満喫or時々暇していますっていう方。
GWとは??という方も多いかと思います。
雨でさえなければ、わたしはどちらでもいいんですけれど。
雨でさえなければ、休みであろうが仕事であろうが。
今日は娘の話をさせてください。
先日、子どもの心身の成長って本当に素晴らしいなと思う事がありました。
水が怖くて、スイミングスクールを4回ほどお休みをしていた娘。
スイミングスクールは命を守るための習い事として行かせようと決めたことであり、本人の希望ではなく親のわたしたちが勝手に入会させたものでもあるので、わたしたちの方針としては、無理に頑張らせることも行くように諭すこともせず。
まだ2歳というのも理由の1つではありますが、
スイミングとはどんなものなのかは知ったと思うので、本人がまた行きたくなったタイミングまでのんびり待とうと思っていました。
スクールをお休みしている中でも、本人はプールのことが気にはなっているようで、
「プールの(動画・写真を)見たい」
とよく言うので、
携帯アプリの『みてね』に載せていた、スイミングスクールに通っている時の写真や動画をよく一緒に見ていました。
すると4回ほどお休みが続いたころ、
「プール行く」
と言いだしたんですね。
ちょうど振替ができる枠があったので、娘が言ったその日に振替申請をし、こども園を早めに迎えに行き久しぶりのスイミングスクールへ。
水着に着替え始めるときに「怖いかも」と言い始めてはいたのですが、
それでも着替え終わると自分でタオルの入ったエコバッグを手に持ち、ささっとホールへ向かう娘。
準備体操のホールに入ると今までのようにじっとかたまるのではなく、歩きまわったり、準備体操中も動いてみたりと、表情はやわらかくどこか気持ちに少し余裕があるのを感じました。
さらに名前を呼ばれると泣いていたのが、その日は泣かず。
前のめりになって自分のコーチの前に行く娘。
もうそこから、これまでのときとは違うなと。
目を見張るものがありました。
そのままプールの時間が始まっても、不安そうな表情はなく、
今までならコーチにしがみついて水中を移動していたのが、後半からは支えなしで立ち泳ぎをし始めていました。
立ち泳ぎで水中を自由に移動できることに気づいた表情。
周りのお兄さん・お姉さんがしていることを自分もできると気づいた表情。
水中の中でも、自分で自分の体をコントロールできると気づいた表情。
そしてそれが、嬉しくて楽しくて面白いと思っている表情。
観覧席からも見ていて分かるほど、娘の表情からは
『できた!嬉しい!楽しい!面白い!』
という感情があふれ出ていました。
【あ、この子は今1つ克服したな】
と、わたしも気づいた瞬間でした。
達成感という言葉を娘はまだ知らないけれど、達成感に似た何かをそのとき、娘は味わっていたんだろうなと思います。
もちろん、ヘルパーは当然ついている状態なので、顔に水がどっぷり浸かってしまう事はなく、本人がそれに気づけたっていうのもあるかもしれません。
その日から、
「プールは?」
「プール行こう」
という言葉が、スイミングのない日にも出てくるようになり、
今のところまた休むことなく通っています。
何がきっかけだったのか。
本人の中で、克服したいという気持ちがずっとあったのか。
出来るようになりたかったのか。
できない事が悔しかったのか。
怖い。だけではない、別の気持ちが実は根底にずっとあったのか。
大人からみると、『まだ2歳』という思いがどこかにあって、しかし2歳でも喜怒哀楽の感情だけではなく、複雑な感情・葛藤・単純には言い表せない思いなどがもう存在しているんだなと、気づけた瞬間でもありました。
今後はまた何か違うことで行き渋りがおきたり、嫌になったりすることがあるんだろうなとは思いますが、それでも1つクリアすることができた娘の姿を忘れず、これからものんびりと見守りたいと思います。
人が何かを克服した瞬間を目の当たりにしたこと、そこに立ち会えた感動も、わたし自身忘れないようにしたいですね。