見逃していた、小さな「好き」の積み重ね
忙しさに言い訳して投稿回数が激減してしまったが、マイペースに続けていこうと思う。
今まで新社会人のリアルな心情を日記ベースで投稿してきたわけだが、見返してみると自分でも驚くくらいネガティブな投稿が多かった。
学生と社会人の狭間でギャップに苦しみながら、彩を失ってしまった日々を取り戻すために空いた時間で自己分析を重ねていた。
やり方はいたってシンプルで、①「BE(なりたい姿)・DO(やりたいこと)・HAVE(ほしいもの)」を書き出す(『金持ち父さんのキャッシュ・フロークワドラント』参考)、②朝起きてすぐに心のモヤモヤを書き出す(『0秒思考』参考)、といったもの。
なんとなく頭の中で考えていたとしても、実際に言葉にして自分の感情や思いを見てみると、自分でも知らなかった自分が見つけられる気がして面白い。
頭の中のモヤモヤを紐解いていくうちにわかったことがあった。
それは、「のんびり生きていきたい」ということ。
今までの人生を振り返ってみると、勉強も部活も”誰にも負けないように”がむしゃらに努力していた。でもそれは、「好きだから」しているのではなく「負けたくないから」しているだけだった。
いつもせかせかしていた。過密なスケジュールをこなし、時には自分にも他人にも厳しくしてしまっていた。
「なんでもしていいよ、と言われたら自分は何をするんだろう?」
そんな疑問が浮かんできて、自分で課した”義務”から抜け出すために一日何も予定を入れない日を作ってみた。
やりたいことを思いつくままに書き出してみた。
コーヒーの勉強、公園で絵を描く、英語の勉強、韓国語の勉強、ネイルチップ作成、読書、映画鑑賞、運動、ポストカード集め、美術館巡り、ピアノ、ダンス、などなど
自分には趣味がないと悩んでいた時期もあったが、ここまで好きなものが転がっているとは思ってもいなかった。
そういえば昔から外国の文化を知るのが好きだったな、とか
小学校の頃は毎日自作の漫画を描いていたし、図画工作や美術の授業がすきだったな、とか
せわしない日々に埋もれてしまった自分の嗜好が再発掘されてとてもうれしかった。
お金も欲しいしできれば地位も名誉もって思っていたけど、好きなものに囲まれて、好きなことをしていく人生もいいじゃんって思えるようになった。心がスッと軽くなった。
まだまだ若いからなんだってできる。自分で自分に蓋をしないで。そう教訓を得た休日。
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