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最強に面白いじゃんけんゲーム考えました。

皆さんこんにちは!
さっそくなんですが、日本で一番流行ってるゲームってわかりますか?
じゃんけんです。


ルールもシンプルで老若男女誰でもできる完全食みたいなゲームなんですがいかんせんくそつまんないんですよね。

理由
A.勝敗は運によるものが多く、攻略方法がない。
B.開始から勝敗までの時間が短くゲーム感がない。
C.ゲーム自体が単調なので商品や罰ゲームなど付加価値によってしか盛り上がらない。

Aの運要素についても実力差が出づらく誰でも遊べるという点は、逆説的にメリットでもあるので他2つを解決すれば楽しいゲームになるはずです。

そこで今日はこのじゃんけんをもっと面白くする方法を考えました!
その名も「ボイスじゃんけん」

つまんなさそう〜〜〜〜〜〜〜〜〜~~~~~~

大丈夫です。最高に面白いです。まだやってないんですが確信しています。
まずは概要説明します。

用意するもの
・サイコロ
・音声サンプリングアプリ(ひとこえというアプリがオススメ。今回はネット記事に乗せるのでRECを使用します。)

ルール
じゃんけんをして勝った方がサイコロを振ります。勝った方は、出目に応じて相手のボイスを再生することができます。相手の負けボイスを引き当てて、もう一回じゃんけんに勝てば勝ちとなります。

これだけだとボイスの意味が全くわかんないと思うので、細かい点を説明していきますね。

このゲームの一番重要なのがこのボイスです。
ボイスは8種用意する必要がありまして、内訳と説明はこうです。

負けボイス×1
ハズレボイス×5
└サイコロの出目に応じて再生する。
負け確定ボイス×1
└ 負けボイスを当てられた後にじゃんけんで負けると再生しなければならない。これを再生するということは負けということ。
勝ちボイス×1
└勝利が確定した瞬間で再生するボイス。相手を煽るようなセリフがいい。


ここで突然のゲームやアニメ、漫画でよくあるシーン------------------

敵「それで攻撃したつもりか!」(攻撃をまともにくらいながら)
主人公「俺の攻撃が効いてないだと!?」
敵「なら次はこちらから行くぞ!くらうがいい!秘技・オーバードライブディストーション!!!」(とんでもない攻撃)
味方A「な、なんだあの攻撃は!!すごい魔法エネルギーだ!!」
味方B「あんなのまともに受けたら主人公が死んじゃうよ!」
使い魔「やばいんだもんっ!」

主人公「な、なんだこの膨大なエネルギーは…!まともに受けるのはやばい…シールドを張るしかない!防御壁・クリスタルシールドウォール!」
ドガガガガガガッッッ!!!!!(当たった攻撃がシールドを破壊する音」

主人公「そんな馬鹿な!!!クリスタルシールドウォールが破壊されるだと!?ありえない…!この強大な力…これが四天王の力だというのか…!?うわあああああ(空中に吹き飛ばされながら」」

使い魔「やばいんだもんっ!!!!!!!!!!」

~~~~中略~~~~~~~

敵「な、なんだこの強大な力は…!!」
主人公「これが…これが誰かの為に振るう正義の力(ジャスティスパワー)だぁぁぁぁああああ!!!」
敵「こ、この俺様が負けるだとッ…うあああああぁぁ!!」
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まぁてな具合にみんな戦い中めちゃくちゃ喋るじゃないですか。実際こんな攻撃受けたら「ウベェ…」とか「オゴォ…」とか声にならない声しか出ないはずなんですが、とにかく喋るんですよね。

全員演劇部出身か…?

でもこの喋る感じってここにしかない文化だと思うんです。現実世界の戦いって喋る暇なんかない。

ということでこういう戦いの最中にいいそうなことを録音していきます。

もう一度ボイスの一覧を見てみましょう。

負け演出ボイス×1
└「な、なんだ今の攻撃は…!」
ハズレボイス×5
└「お前の力はそんなものか…!」「どこを狙っているんだ?」など
負けボイス×1
└ 「この俺様が…負けた!?」
勝ちボイス×1
└「国に帰るんだな。お前にも家族がいるだろう」

こういうことです。これを事前に吹き込んでおくことで、戦いの途中の会話を楽しむことができるという算段です。

※音声が出ます。ご注意下さい。

B.開始から勝敗までの時間が短くゲーム感がない。
C.ゲーム自体が単調なので商品や罰ゲームなど付加価値によってしか盛り上がらない。

Bについては、最初に説明したルールでクリアしており、Aの条件についても「じゃんけんの結果に応じてサイコロを振る」部分は運要素が多く、実力差は出にくい部分も上手く残しています。

これでCの課題でもあった付加価値部分がボイスによる過剰演出で解消されました。

ではさっそく遊んでいきたいところですが、不要不急の外出はなるべく避けたいので一人でやりたいと思います。なので、2名分キャラ設定を考えました。こういうのは世界観が大事なのでよく読み込んで下さい。

祭処 刃具一(さいしょはぐー)158cm/40kg/B型
じゃんけんマスターを目指すグーチョキパータウンに住む15歳の少年。
10歳上の姉「祭処 空(さいしょから)」と犬のチーと2人と1匹暮らしだが中学卒業と同時にじゃんけんマスターになるべく旅に出た。
正義感に強く、弱き者を助けずには居られない性格の為、いつも厄介事に巻き込まれてしまう。
最近は、弱き者と認識した時点で自分は他者を見下してしまっているのではないかという矛盾に葛藤を抱えている。
血液型の話になるとだいたい「えー、A型かと思った!」と言われる。
得意技は「最初はグー」
※効果:試合中に最初はグーと叫ぶことで相手にグーを出させる。

鬼 200cm/120kg/未計測
リアルな鬼。赤鬼です。6歳で人間…あ、ニンゲンで言うところの18歳。
幽遊白書のファンで、戸愚呂弟にあこがれている以外は、普通に鬼。
金棒を振り回すし、人の肉も食らう。ニンゲンの言葉を喋る。
得意技は「破壊」
※効果:相手の手を破壊し感覚を奪うことで強制的にパーを出させる。

できました!!!!!!!!!!!!!!!
キャラ設定をもとにボイスも吹き込んだんで早速遊んでいきたいんですが、肝心のじゃんけんができないんでこういうものを用意しました。

猫ちゃんのメモです。かわいい~~~~~~~~~

裏こんな感じです。

じゃあ早速遊びましょう~~
※ここからは勝敗ごとに音声が入るので、イヤホンをして楽しんで下さい。

最初はぐー!じゃんけんっぽい!

くるっ

鬼の勝ち!サイコロ🎲
おりゃ!

5が出たので、ボイス再生!

「バリア!なーーんてね~」

これが一連の流れです。こんな感じで勝ったほうが相手のボイスを再生していきます。

声質が高いタイプの主人公のようですね。
紙面では伝わらなかった個性が伝わったので情報が2Dから3Dに変わった気がします。
今のはハズレボイスだったので、次の攻防に参りましょう。

じゃんけんっホイ!

あ、また鬼の勝ち!サイコロ🎲

「当たらないよ~~~ん」

これも見事に交わせましたね。
そろそろ反撃といきたいところですが…

お、祭処の勝ち!出目は4!

「うおおおおおおおォォォォッッッ!!!!!!!」

うぉぉぉ…鬼感強…

連続攻撃!

「腕が鳴るねぇ…」

めちゃくちゃ戸愚呂弟にあこがれているじゃん!!!けんぽい!

あいこでしょ!

「いでぇ…いでででっ…」

効いてるぞ!負けボイスを引いたので、次もう一回決めたら倒せる!!

くらぇえええええ!おりゃあああああ!

あ、鬼の勝ち…サイコロ🎲

「当たらないよ~~~ん」

こうやって同じボイスが何度も出るあたり、漫画よりリアルですよね。
彼らは同じセリフ二度も言わないですから。

よし、今度こそ…!

やった!!!!

「お、オマエホンドにニンゲンか…?」
「もう終わりっすか?たいしたことないんすねぇ~」

どうでしょうか。
多分面白さの50%くらいは伝わったんじゃないでしょうか。
わたしも1人でやってるのである種の孤独感が拭えないんですが、多分人とやったら楽しいはずです。
前提としてこのゲームをプレゼンして、遊ぶことを承諾してくれる関係性の友達がいる前提にはなってしまうんですが、ぜひ皆さんプレイして見て下さい。


最後に祭処刃具一さんの負けボイスを聞いてお別れです。
みなさんさようなら~

あなたの応援が血となり肉となり、安い居酒屋で頼むビール代に消えていかないようにがんばります。