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【生い立ち6】エピローグ

全5話にわたる生い立ち編。

それを書き終えて今の想いを残しておきたくて。

ドラマや映画をみて
1番好きなのはエピローグ的なところなのだ。

起承転結が終わりエンドロールが流れた後の、あれから何年…みたいなやつが好きなのだ笑

生い立ちを描き終えて。

※まだお読みでない方は1〜5を読んでいただくと流れが分かり易いかと思います。



(最近、大幅に加筆修正をしたのでもう一度読んでいただいてもかまいません笑)




ーーー過去が過去になったーーー


生い立ちnoteは高校を卒業するまでで終えたが
この後もこの頃に負けずいろいろあった。

けどやっぱり18歳までって特別で

大人と子供の境目を生きていて
責任の所在は散らかっていて
学校や親とのしがらみも根強く
心も身体も多感で不安定な時期。

当時は俯瞰してみる余裕なんてなかった。

だから蓋をしてきたものもたくさんあるし
蓋をすることすら出来ないまま走り去ってきたものもある。


もうずっと前の出来事で
普段の生活でそのカケラも思い出さない時間。

でも不思議なもので
本気で生きていた時間だけは
思い出のカケラに触れればみるみると蘇る。

当時の鮮やかさのまま、
それも、とても生々しく。

「生きること」「死ぬこと」
そんなことと全力で向き合ってきた時間を

言葉を使い文章でなんだかの形にする作業は、

結構なエネルギーを使った。

happyクソ野郎に生きてきたけど
振り返ると自分とケリをつけずに歩いてきた時間につまずく。

今回noteで自己紹介という「キッカケ」でそいつらと向き合い

たくさんの行き場のなかったエネルギーが
少しずつ端から成仏されて行き

やっと過去の出来事が過去にしまわれた

きっと背負っていかなければいけない十字架も
さいっっっこうにキラキラしていたあの頃も。




ーーー仲間が増えたーーー


裸の自分を綴ることは
自分のなかでも変化があったけれど

何より周りの人にも伝わった。

「涙がとまりませんでした」
「自分を好きになりました」
「元気をもらえました」
「これでいいんだと思えました」
「一歩踏み出せました」
「自分だけじゃないと思えました」

本当に本当にたくさんの声が届いた。
(自慢したいわけではない)

たくさん頂いた声の中で
紹介したい一文がある。

DM晒すのどうなの?と思いましたが、素敵だったので本人に許可を貰いました。

これだ!

noteを書いて、本当に伝わりたいところへ伝わった。

自分のマイノリティな部分に蓋をしたこともあった。

けれど、こーやって書くことで届く。
万人に響かなくても良い。
きっと本当に伝わってほしい人へ届く。

「マジョリティマイノリティの割合」
というものをよく聞く。

マジョリティ:マイノリティ=8:2

みんなの自分の中にマイノリティ(2)な部分がある。

でもそれ(2)を表現したら

マジョリティな(8)の人は離れるかもしれない
けどマイノリティ(2)な仲間が少し寄ってくる。

それを繰り返すうちにいつしか

世間の中では(2)なことが
自分の周りでは(8)とか(9)になってたりする。

現に今の自分の暮らしや人脈がそうである。

時代は令和。

1万人に1人の価値観でも、世界中と繋がれる今は、生きやすくはなったはずだ。

仲間は必ずいる。
だから、自分の中の「世間では(2)な部分」を愛してほしい。


それが自分のみつけた仲間のレシピ。

好きな人と生きていく。
それは逃げじゃなく勇気がいる。

合わない人と価値観摺り合わすほど人生長くない。

だからせめて
まわりにいる好きな人を大切にしたい。

僕は世界を変えることはできないし
世界中の人に愛を贈れるほど人間できてない。

だから、両手に抱えられるだけの仲間と
身の丈にあった暮らしをしていきたい。

自分が守り抜けるものって小さい


ーーー今の自分はどうだろうーーー


偉そうにカッコつけて書いたけど
今の自分はどうだろう。

あの頃と変わったこと変わらないこと。

あの頃ように自分の生き様と向き合えているだろうか


弱いとこが増えた。
きっと自分の弱みの正体は失いたくないものなんだろう。

家族がいて
家をもって、仲間がいる。
仲間とつくってきたストーリーがある。


最悪死ねばいっか!で生きてきた。
全て死ぬ気でやってきた。

今はそーも言えない。

好きなことに真っ直ぐだろうか。

誤魔化すのが上手くなった。

若かったから?
子どもができたから?

でも自分は知ってしまっている。

仕方なくなんかない。

あの頃
歳のせいにしてる大人が嫌いだったじゃないか
何歳になってもキラキラしてる大人をみたじゃないか。

大人からではなく子どもがキラキラした眼でみるような人間になりたかったじゃないか。


本当は知っている。

言い訳の数が増えただけで

失うものが増えても
好きなことをしている人がいる。
体力なんて歳と比例しない。
生きてきた時間の過ごし方。


そしてもっと知ってしまった。

自分には力がない。
好きなことをする力と権利がまだない。

たぶん、いつかまた溢れだす。

0か100で生きてきた自分にとって
1〜99の間を歩く日々は不安だ。
けど振り返ってみると意外と道になってたりする。

脳内BGM
amazarashiの「ひろ」でお願いします。

きっとこれからもずっと孤独で
きっとこれからもずっと仲間に支えられていく
楽しいことがたくさんあるだろうし
虚無感にのまれる時もあるだろう

1〜99の間を必死に足掻いて
その時々で好きな人と好きなことをしていたい

そーやって人間らしく生きて
人間らしく死にたい。

脳内BGM、シェリーでお願いします!

孤独だけど誰かがこっそり見守ってくれる

最後にみんなに叫びたい。
みんなみんな、幸せになっていいんだよ!
泥臭く幸せ掴みにいこう。
自分の幸せ大事にしよう。
みんなで幸せになろう。

ーあとがきのあとがきー


つまり生い立ち編を書いて変わったことは
・自分の中で過去が過去になり
・シェアすることで仲間が増えた
ということ。

そして感じた。
今まで
目の前のことに必死に生きてきてよかった。

誤魔化せば楽なこと、考えなければ楽なことを考え込んでしまう性格を時に嫌ったけれど
必死こいてよかった。と今なら思える。

きっと万人には響かない
けど、本当に届いて欲しい人へ届いたのならそれでよかった。

人の話、相談を聞くことがよくある。

相談にのった時にしていることは
目の前のモノゴトと、心の中を整理することを手伝うだけだ。

答えなんてみんなの中にある。
疑問を感じた時からみんな気づいている。

それを現実に落とし込むだけで。

なにが言いたいかって
どんなに素敵な友達やパートナーがいたって
自分の中で向き合う作業はいつかすること。

だからみなさまも心の余裕のある時に
向き合ってみることをオススメします。

非公開でもいい、拙い文章でもいい。
胸を張れないことも案外あなたの魅力だったりする。

たまに誰かの文章を読んで
「文章うまいね」っていう方がいるけれど

文法や語彙力の上手な方はいるけれど

そんなこと、きっとわずかで

それだけ向き合ってきた人の文章だから
伝わりやすいんだ。と、おもう。

現に俺の文章なんてめちゃくちゃな文法で
小学生の語彙力で組み立てられている笑

本編5本、あとがき1本
読んでくださった方々、
本当にありがとうございました。

自己紹介にはならかったし
書いたことなんて本当に極一部だけど
四宮陽我の何割かは知ってもらえたかなぁと思います。

夢紹介と合わせた全7本を
「はるがのイロハ」というマガジンにいれたので、よかったらフォローしていってください。

何か思うことがある時に
たまに読みにきて、何か感じてもらう。
そんな一冊にできたらなと思っています。

そして自分自身あなたにとってそーゆー存在であれたらなぁと思います。

(たぶんたまに加筆修正を繰り返します。)

ps.この投稿をして1日
たくさんの方の共感がありました。
みんな受け入れてあげられなかったこと
蓋をしてしまったこと
熱さを忘れてしまったこと
いろんなことがありますね。
何でもかんでも掘り返せばいいなんてことはありませんが、
とまっていた時間が動き出します
引きずっていた時間が終わります
その側に、最後の1人になろうと一緒にいます。
俺だって1人じゃ生きてけない。


承認欲求の塊なので
スキ、コメント、フォロー、シェア、人並み以上に喜びます。

最後まで読んでくださった方々
貴重な時間をありがとうございました。

     初筆   2020/8/17 四宮陽我

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