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売ってないと分かってるのに

なんでも売っている大きなショッピングモール。

行きたいなと思うときには、2パターンある。
1つは明確に買いたいものがあるとき
(今なら冬物を買い足したい、とか)。
もう1つは目的はないけど、
ちょっとぷらぷらしに行こうというとき。

わが家は休日に引きこもっていると、
どこかに行きたい、とそわそわしだす夫がいるので、
後者の理由でショッピングモールに行くことが多い。

文具売り場や雑貨売り場を見て回るのも好きだけど、
一番滞在時間が長くなるのが本屋さん。

棚に並んだ無数の本のタイトルを眺めながら、
ふと、いま自分はどんなものを見つけようとしてたのか、
と考えてみた。

どれもピンとこないな~と思いながら眺めていた本。
無意識に探していたのは、
面白そうな本、読みたいなと思う本ではなくて、
なんか劇的に現状を変えてくれるものないかなって、
思っていたなあと思い至る。

そんなものないって、
分かってるはずなのになあ……。

もちろんヒントやきっかけになる本はたくさんあるだろうし、
どう活かすかも自分次第なんだけど、
「何かにこの状況を変えてほしい」って、
他力になっていた気がする。

「ぱっと何か変えてくれるもの」という壮大な判断基準で、
今日も良いものがないなあと通り過ぎる。

せっかくたくさんのものを眺めているのに、
なんだかちょっと、もったいない?感じ。

結局、必要な日用品を買って帰ったのだけど。

役に立つか立たないかとか、
時間の無駄じゃないかどうかとか、
「有意義」そうにみえるものばかりで埋め尽くそうとして
視野が狭くなっていたことを反省中。

ということで、
日常に、もう少しワクワクを取り入れたいなぁ
なんて考えてます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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