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村が消えると文化が消える

村が消えると文化が消える。
そんな感覚は、村がそばにある環境で育ってきたからなのかも。


国づくりには必要なダム建設。
村が消える。


白川郷の喫茶店のマスターが、
大阪の偉人と、ダムと桜の話を聞かせてくれた。


石を積んで作られたダム
御母衣ダム・荘川桜の記念館
営業時間おわってた。はよ帰れってことかな?


ダムに沈む村のお寺に植わる2本の古い桜の木を、周囲の疑念をよそに植え替えたそう。
村に住んでいた人が、桜の季節になると村があった場所に集まって、村を偲べるように。

命を、文化を大切にすること
場所に宿る魂みたいなものを大切にすること

気持ちだけじゃなくて実際に動いて、たくさんの人を巻き込んで、事を成し遂げた人の功績は偉大だ〜。


白川郷から大垣に向かう峠道。
ダム沿いを南向きにずっと進む。

桜を見つけた瞬間心臓がドキッとして、込み上げてくるものがあったよ。
沢山の人のポジティブな 気 が、そこには集まってた。


ダムを見下ろす2本の桜の古木 (画像右側がダム)
御母衣(みぼろ)ダム


御母衣ダム
みぼろダム

名前からして強い気を感じる気がする


荘川桜
なんか歌碑がおいてあった
荘川の名をとこしへに


喫茶店のマスター
「せっかく地方に来たんだから、高速道路に乗ってびゅーん、じゃなくて その地を感じて欲しいって思ってるのよー」って。

時間もそれほど変わらないし、最寄りのICから帰るんじゃなくて、峠道(ダムがある道)に行ってみてって。
そんなふうにアドバイスをくれたから出会えた景色でした。

「あんたそんな話好きやと思ってん」って、私を選んでそんな話をしてくれるマスターの「好きかも」を見つけるセンスにも震える。ね。


旅行はこんな偶然がたのしい。

韓国に通っていた時も感じたけれど、
遠くても足を運ぶ意味は、そこで生きる人をとおしてその場所の風、匂い、歴史を知ることなのかなあ。

ひるがの高原SAにてミルクシェイクを買って
大垣までもどる。

大好きな味。
バニラじゃなくて、ミルクってのがポイントです。


偶然にいっぱい出会って
そのたび学びが深まった岐阜旅。

最終日 土曜日は大垣まつり。

5日間の岐阜滞在中、2度も訪れた韓国料理店の屋台で、昼からビールとチヂミ。

地元のご家族のテーブルに相席させてもらって、談笑しながら最後の時間を楽しく過ごしました。

岐阜で出会った人、こと
ご縁が繋がるきっかけを沢山くださることは、ほんとに有難いことだなあ。

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