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ドラパルトで勝ちたい

※初投稿なので、投げ銭式での公開と致します。つまらないかもしれませんが、パッと目に止まった所だけでも見ていってください。

こんにちは。こんばんは。

初めましての方はこの記事に興味を持ってご閲覧頂きありがとうございます。

しょこらてぃえチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCIrKkbwUP-5aNmIE9fXCq3g

というポケカチャンネルをやっております。メンバーのはる坊と申します。

動かし方を実戦的に動画にしたので宜しければこちらもご確認ください。


10/18にシティリーグシーズン1に参加して来ましたので、望むにあたっての考察並びに解説を拙いながら綴らせて頂きます。

前置き長くても読みにくいと思うので本題に入ります。

1 環境考察

シティに望むにあたって大会の分布予想は下記の通りでした。

5人以上→三神ザシアン・ムゲンダイナ・小ズガ

1~3人→セキタンザン・マッドパーティ・ブルーレシリザ・ルカメタザシアン・ピカゼク

その他

上記予想を元に、1~3人及びその他の分類予想のデッキには8割前後の勝率を望め、1度は必ず当たるであろう5人以上の枠組みに4~6割の勝率を見込めるデッキを選択しました。

2 ドラパルトの強み弱み

考察から行き着いたデッキがドラパルトVMAXでした。

比較的どのデッキタイプにも5割程度の勝率を見込め、ムゲンダイナ以外は対戦相手のプレイヤースキル次第で勝率が前後する安定したデッキだと思っています。(対ムゲンダイナについては後述します)

ドラパルトVMAXは指定2エネの130ダメージとベンチに5個ダメカンを好きなように乗せる「ダイファントム」をメインウェポンとして戦う事はご存知かと思います。

現在多くのデッキに採用されているデデンネGXやクロバットV、更にデッキの安定感とあと一歩に触れるジラーチ(ねがいぼし)をメインアタッカーと共に倒すことを主にゲーム展開を目指します。

ザシアンVが2回ブレイブキャリバーを言えば460ダメージが出ますが、余剰ダメージである事がほとんどです。

ダイファントムは130+50の計180ダメージを盤面に用意できます。+50は好きなように調整出来る為、余剰分を出すこと無く無駄の無いダメージを通す事ができます。

また、必要エネルギーが2エネと軽い為手張りのみで育てる事が比較的容易です。それが故にデッキタイプも複数存在します。

弱みは説明不要と言っても過言では無い、宿敵『ムゲンダイナVMAX』の存在です。

安定した展開力とドラパルトと同じ2エネ起動技、更に指定色+無色と来てます。更に更にドラパルトに対して弱点持ち。泡吹いて倒れます。

そしてもう1つ、バトルポケモンに対するダメージが130ダメージしか無い事。こちらも大きな弱みです。

多くのVMAXポケモンは2回技を使えば現存するポケモンを大半吹き飛ばす事ができます。

しかし130ダメージではVMAXは疎かTAGGXも倒すことができません。

展開スピードで1歩遅れてしまうと折角のHP320も役に立たなくなってしまう火力しかありません。

3 当日のデッキ完成経緯

最初に環境を見据えて組んだレシピがこちら

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※周り汚くて申し訳ございません。

グズマ→ボスの指令

ダイファントムの追加効果でベンチの大型ポケモンや育成途中のポケモンにダメカンを4つ乗せてイベルタルGXのデスカウントGXでサイドを進める形。ネズはオーロラとイベルタルを即時に用意出来る優れ者。

三神ザシアンやムゲンダイナに対してはエール団やクラッシュハンマー、エネポーターで盤面のエネルギーを絞って戦う事を意識。

セキタンザンはいやしジャマーのミミッキュで牽制。小ズガは無人での牽制やジャイアントボム+ホラー超で1-3交換をした後にサイコリチャージを絡めて裏のドラパルトで制圧を意識。

ゲンミミでホラーハウスGXを使ったイージーWINなども可能性としては強い勝ち筋を作れていました。

次がこちら、僕の大恩人とうりさん(https://twitter.com/renchon_vgccc?s=21)考案

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イベルタルGXではなく、「さるぢえパントマイム星に願いを」を狙う、コンボと呼ばれる形のタイプ。

クラッシュハンマー等の不純物が抜けたため、かなり素直なコンボデッキに。

さるぢえで必要札を山や手札に残す手段を用意できる柔軟な構築であり、ジラーチ◇が絡んだ時の爆発力はドラパルトのデッキタイプの中でも1番前のめりでした。

しかしコンボ要素に枠を取るため、クラッシュハンマーやエール団といった盤面をコントロールする手立てを完全に失ったため、ムゲンダイナとのマッチは『避ける』以外の勝ち筋を捨てています。

32人規模のシティで予選4回戦、当たらないならコンボを使う。こんな意気込みでした。

そして当日使ったレシピ

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どうしてこうなった?って思う方も居ますかね?

こちらも原案はとうりさんです。(本当にありがとう)

ムゲンダイナにワンチャンス残すならこの形。他のデッキにも5割前後しっかり残せてる。そんな形に仕上がっていると思います。

4 当日使用デッキの採用理由と解説

ドラパルトV・VMAX 3-3

基本2面で戦うのでサイド落ちや博士で捨てる事も考慮して最低ラインの3-3

ジラーチ(ねがいぼし) 3

スタートしたいカード。中途半端なポケモンでスタートするとそのままスピードで押し切られる事がしばしばある為3枚採用。その時々欲しいカードを触る可能性を拡げ、エネ割る為の試行回数を増やせる。

クロバットV 1

採用率が向上した無人発電所を嫌ったクロバット採用。手札に抱えたいカードもある為、今回のリストではクロバットになった。爆発力を求めるならデデンネGXと検討の枠。

ミミッキュ(いやしジャマー) 1

セキタンザン・ブルーレシリザ対策。このカード1枚でダイファントムのダメージ計算をいつも通り行えるので、ゲームスピード向上も期待できる。

ギラティナ(じげんのかぎづめ) 1

バトル場に出てるムゲンダイナのハイド悪やセキタンザンのストーン闘を剥がすのがメイン。オーロラ型の三神ザシアンなんかにも強く出れる。回収ネットで使いまわせるため1。

カビゴン(くいだめ) 1

きっと読んで頂いてる方の頭に?が浮かんだであろう1枚。

手張りのみのドラパルトをしっかりと作る為のリソース確保、エール団やクラッシュハンマーを抱え込むドロー力、ボスよりマリィを使いたくなる手札7枚でのターンチェンジ等。

ゲームを作ってくれる1枚。逃げエネ4だけど回収ネットあるしスタートも良し。ジラーチとは違ったアプローチができる1枚。無くてもいいけどあったら強いよね。ってカード。ゲーム中1回くいだめ挟めるとその後一気に楽になる事も。

フィオネ(ひきよせのうず) 1

ダイファントムの余剰打点を調整できるカード。

HPラインギリギリになったポケモンを切り捨てる動きをされた時にゲームを決めに行ける1枚。

LOケアにもなる上ポケ通等のコストにもなり、雑にベンチに置いても圧迫しない事がほとんど。

ガラルジグザグマ(かんしゃくヘッド) 1

260ラインと270ラインの隙間を埋めてくれるカード。

ミュウミュウやレシリザなどをダイファントム2発圏内に押し込んだり、回収ネットと併せて相手のガラルジグザグマやジラーチを同時に処理する事を可能にしてくれる1枚。

クイックボール 4

言う事なし。

ミステリートレジャー・ポケモン通信 3-2

ドラパルトをメインにゲームメイクする為トレジャーが3。結構好みが分かれそうなところ。

回収ネット 4

ジラーチを使い回せたりジグザグマで打点にしたりカビゴンのポケモン入れ替えにしたりギラティナで特殊エネ割ったりスタートした非エク退かせる優秀カード。ノータイム4。

リセットスタンプ 2

小ズガやダイナに先行された時の返しの札。

1だと機能しない事がしばしばあるため2枚。

ツールスクラッパー 1

これがないとルカメタがキツくなる事が多々。抵抗-20フライパン-30フルメタルウォール-30の計80マイナスでダイファントムを刻まなくてはいけないのは流石に厳しい。セキタンザンのムキムキパッドやその他デッキのふうせん等にも十分使える。枠の都合で1枚だけ採用。2枚入れたい。

グレートキャッチャー 1

主にダイファントムで3個ダメカンを乗せたデデンネGXを引っ張る。それ以外の用途はこのデッキに置いてはフィオネの方が優秀だったりする。

デデンネGXを倒せる勝ち切る札になる事が多いので1枚採用。

エネルギースピナー 1

このデッキではぶっちゃけエネルギー転送でも問題ない(気がする)

ねがいぼしでエネルギーに触るためのカード。

確実に手張りしたいがエネルギーに割く枠が作れなかった為、1枚採用。2枚欲しい。

ポケモンいれかえ・エスケープボード 2-2

このデッキはドラパルトが逃げエネ1なのでほぼ自由枠。

ボード張って強いのはドラパルト・ジラーチ・クロバット・ミミッキュ・フィオネ。

いれかえの方が強いのがその他。

回収ネットもあるのでここは好みの枠。自分はどっちつかずの2-2採用。

クラッシュハンマー 3

対ムゲンダイナの勝ち筋。

本当は4欲しい。ダイナ戦はこのカードが勝敗を決める。

絶対表が出るつもりでコイントスしよう。

コインは日頃の行い。

博士の研究・マリィ 3-3

カビゴンも込で手札は回せるので、他に枠を割いた為3-3。

ボスの指令 2

これも3枚くらい欲しい。ダイファントムの余剰を減らしたり勝ち切る為のカード。

エール団のしたっぱ 2

対ムゲンダイナその2。クラッシュハンマー併せて3回くらいエネ張り遅らせたら勝ちたい。勝てない。

特殊エネはギラティナ。基本エネはエール団。役割分担しながら相手の盤面に干渉して行きたい。

混沌のうねり 1

スタジアムを入れない訳には行かないので最低限仕事をしてくれる混沌のうねり1枚。

炎デッキに対して強い出れる1枚。

ホラー超エネルギー・基本超エネルギー 4-5

打点調整の2点。カラマネロの採用が無いためホラー超の方が基本的に強い。

1匹にホラー超複数枚張りでダイファントムの回数が変わる事があるので何回も使って覚えて欲しい。

エネルギー全部で11枚くらい入れたい。

5 環境デッキに対する対策とプレイ

いくつか対面予想したデッキに対しての立ち回りを解説します。

三神ザシアン 5割~

エネルギーを割る、戻す。

テンポさえ遅れなければ勝てると言った対面。

相手がジラーチやフリージオ等の非エクを使用してこなかった場合、三神・ザシアン・デデンネorクロバットのような3-2-2プランを通す必要があるためHP管理と詰め方に注意が必要。

ムゲンダイナ 3割程度

エネを割る。戻す。割る。戻す。

相手の1匹目完成までに2回ダイファントムを言いたい。

VMAX+クロバット+ジグザグマで6枚取るプランを目指す。

ジグザグマは回収ネットで回収されてしまうため、こちらもジグザグマと回収ネットで調整して1回のダイファントムで取る事を意識。

相手のエネ張りの仕方やクラッシュハンマーの成功率で勝率が左右されてしまう対面。圧倒的不利対面。

小ズガ 6割前後

ベンチのジラーチを狙撃しつつマリィを絡められれば基本優位に立てる。

回収ネット採用型もチラホラ増えているのでジラーチはジグザグマを絡めたい。

レシリザやファイアロー採用のFTB寄りの構築に対しては、ダイファントムで打点調整し、同時に気絶させて複数枚取る手段を狙う。

フィオネを絡めながら育成済みの2体目やシステムポケモンを破壊すると気持ちよくなれる。

ブルー型レシリザ 5割前後

ボルケニオン前レシリザのみベンチみたいな組み立て方を基本とする対面。

フィオネで前のボルケニオンは無視。レシリザに2回ダイファントムを刻む。マオ&スイレンの対策にいやしジャマーをしっかり添えてジグザグマを絡めて2回で倒す。

260点のみでキープしても良いけど逆鱗に注意。

260点乗せたレシリザがベンチに逃げたらジグザグマ+フィオネで盤面をボルケとレシリザのみにしっかり戻して最初と同じ形をしっかり押し付けることを意識。

ヒート炎はギラティナでしっかりケア。

セキタンザン 6割程度

マグカルゴ型でもヤレユータンのみの型でもしっかりとそこにダイファントムを打ち込んでいく。

ストーン闘をギラティナで割続ければ抵抗力も相まって有利対面。

いやしジャマーでズラしもケア。

マッドパーティ 9割以上

負けたら流石にセンスない。

ルカメタザシアン 5割前後

エネ管理さえミスしなければ勝てる対面。

エネの枚数を絞っている為フルメタルウォールには注意。

くいだめやねがいぼしで手札を揃えつつ、エネも用意する。

ザマゼンタ単騎で来られたらエネルギーをしっかり剥がしながらひきさくで60ダメージ刻む。

ツールスクラッパーはめっちゃ大事にプレイ。マスト。

ピカゼク 6割

ピカゼクに対してダイファントム2回圏内、ライライに対してもダイファントム2回圏内、クワガノンも同義。

対してドラパルトを1撃で飛ばす手段を持ち合わせていないデッキ。

エレキパワーを絡めないと2発も怪しい対面なので基本有利。

裏のシステムを同時に処理するイメージ。スピード雷はギラティナで解らせよう。

6 最後に

こちらが当日の結果になります。

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1戦目 三神ザシアン 勝ち

オルター宣言されずブレイブキャリバー。更に対面の後続が育たずザシアン・デデンネ・クロバットを取って勝ち

2戦目 ブルーレシリザ 勝ち

ボルケニオン前レシリザ1体のみベンチという状況でのスタート。定石通りフィオネでボルケニオンを透かして後ろのレシリザを小突くプレイ。

ヒート炎をギラティナとクラッシュハンマーで割りつつ出てきた2体目のレシリザもジグザグマ込で140点乗せてダイファントム2回で盤面壊滅の状態を作ったところで時間ギリギリのお相手投了。

申し訳ない勝ち方ではありましたが、この日は目の色変えてドラパルトで勝つと決めていた上、続けていれば勝ち切れる自信があったので投了宣言無し。

3戦目 ムゲンダイナ 負け

予選全勝のcrazyhaze(https://twitter.com/yacchi555yomi?s=21)との対戦。

身内な上、普段から一緒に練習したり何なら対面の60枚全て把握してるレベルの対戦。

序盤は相手が完全に事故り気味でガラルジグザグマとクロバットのみの展開。エネも3ターンほど張られずに進行。

こちらはくいだめで手札を潤滑にしながら盤面を整えた。

相手が1体目のムゲンダイナを完成させたタイミングでエネ割りが途絶え、そのままボスドレッドエンド×2でゲームエンド。

残り山9枚の中に2枚眠っていたエール団にジラーチを使ってしても触れなかった自分の完全敗北。

4戦目 ムゲンダイナ 負け

うっつーさん(https://twitter.com/u2ttsu?s=21)戦。

ジャッジやオーガナイザーの資格を持ったポケカ伝道師。

こちらは序盤お互い事故り気味でのスタート。

相手はポケモンが引けず、こちらはエネが引けないという状況が4ターン程続いた。

相手のエネルギーはギラティナとクラッシュハンマー、更にエール団でほぼ盤面制圧してました。

しかしジグザグマを絡めたイベルタルGXのデスカウントで1体目を取られ、2体目のドラパルトを育てるまでにラグが出来てしまったため、ムゲンダイナを1体完成させてしまった。

幸い入れ替え札や逃げエネを確保出来なかった用でこちらも盤面を整え直していましたが、入れ替えとボスを揃えられてゲームエンド。

あと一歩という試合でした。

※10/19日 対戦内容追記しました。

とても不甲斐ない結果に終わってしまいました。

もちろん悔しいのですが、自分の好きなカードを使って、尊敬してる人に一緒に考えてもらったレシピで戦えて良かったです。

もしここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。

今後細かいところも加筆致します。気になるところございましたら当方TwitterのDMにてお問い合わせください。

シティで対戦して頂いた方々、運営してくださったジャッジ様に感謝致しまして、拙い文章ながら初投稿とさせて頂きます。

よろしければ冒頭紹介させて頂いた、しょこらてぃえチャンネルもよろしくお願いします。

ありがとうございました。


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