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資格取得は意味あるのか?
昨日、簿記2級に合格した。
取得した理由は業務の幅が広がるため。
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次は何の資格を取ろうかな?と考えたときにふと思った。
「資格取得は意味があるのか?」
たまに聞く言葉である。
今回は、資格取得で得られること(効果)と必要なコスト(お金と時間)を比較検討して、改めて資格取得の意味を考えてみた。
資格取得で得られること(効果)
ネットで"資格取得の意義"を調べた結果は以下の通り。
業務やキャリアの幅が広がる
成功体験が得られて自信に繋がる
努力する人だと周囲の人に思ってもらえる
学習する力(時間管理、集中力、情報収集等)が身に着く
どれも納得感はあるので、これらが資格取得の効果とする。
資格取得に必要なコスト(お金と時間)
私が取得した簿記2級を例に、時間をお金に換算し、資格取得に必要なコストを試算してみる。換算にあたっては、正社員の年収の中央値360万円※をベースに考える。
ただし、ここからは、以下のように➊➋に分けて考える。
➊資格勉強の時間をお金稼ぎに使える前提
(資格取得の時間をお金に換算する)
フリーランスや本業以外の副業を持つサラリーマンが該当。資格勉強をすることによって、お金稼ぎの時間が減ることを想定。
➋資格勉強の時間をお金稼ぎに使えない前提
(資格取得の時間をお金に換算しない)
本業以外の副業を持たないサラリーマンが該当。資格勉強をしなくても、お金稼ぎの時間が減らないことを想定。
➊資格勉強の時間をお金稼ぎに使える前提
(資格取得の時間をお金に換算する)
1日の単価 =360万円 ÷12カ月 ÷20日(月20日働く)=1万円/日
学習時間 =10日
【学習時間の金額】=1万円/日 ×10日 =10万円
【教材費】=2,000円 ×4冊(簿記/商業簿記の各教科書と問題集)=8,000円
【受験料】=5,000円
【資格取得に必要なコスト】
=【学習時間の金額】+【教材費】+【受験料】=約11万円
こう考えると、なかなかの大金。
今回は、簿記2級取得により関われる業務領域を広がることが期待できる。業務やキャリアの幅を広げることは、金額に換算すると青天井だと思うので、約11万円の価値があった(と思いたい)。
一方、仮に簿記2級が業務領域に関係ないと仮定すると、成功体験を得ることや学習する力を身に着けることのために、約11万円は払えないと思った。
ここまでは、➊資格勉強の時間をお金稼ぎに使える前提で考えてきた。➋資格勉強の時間をお金稼ぎに使えない前提で考えると、全く違うものになる。
➋資格勉強の時間をお金稼ぎに使えない前提
(資格取得の時間をお金に換算しない)
【学習時間の金額】=0円
【教材費】=2,000円 ×4冊(簿記/商業簿記の各教科書と問題集)=8,000円
【受験料】=5,000円
【資格取得に必要なコスト】
=【学習時間の金額】+【教材費】+【受験料】=約1万円
あたり前かもしれないが、資格勉強の時間をお金稼ぎに使えないのであれば、拍子抜けするほど安い。
これなら、業務領域を広げるためにはもちろん、成功体験を得ることや学習する力を身に着けることのためにも投資しようと思う。
これを踏まえると、本業以外で稼げないサラリーマンにとって資格取得の価値は大きいと思った。
時間があるなら資格の勉強しよう。
次は、今年度TOEIC900点目指して、日々精進します!
※doda, 「正社員の年収中央値は?男女別・年齢別・都道府県別にも解説」, https://doda.jp/guide/heikin/median/, 2023/12/4.
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