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ピオフィオーレの晩鐘-Episodio1926- ALTERNATIVA感想 後編

思ってたよりボリュームのあったオルタナ!
後編の感想、いってみましょーう!
(以下ネタバレあり)









まずは、リコルドの冒頭を思い出すダンテと朝に会う場面。海のような双眸という表現も凄く好きですね。
あの時と違うのは、挨拶を笑顔で交わす間柄になっていること。
ふと綻ぶように笑う…ダンテがこんな柔らかな笑顔を見せてくれるのが嬉しい。

エミリオから話があると集められる皆とリリィちゃん。再び協力をして事態の解決…もとい聖遺物をファントムから奪還し守るために手を取り合う3組織とオルくん、そして教国。それにしたって、メインキャラ5人がずらりと並んでるのを見ると凄く頼もしい。

ファントムの正体については、この時点ではディレットーレだという説が有力でしたが、ミスリードじゃないかなあと思ってました。

聖堂が爆破されリリィちゃんはファルツォーネに保護されることに。
そして3枚目のレコードが今度はリリィちゃん宛に届きます。しかも聴いてると「親愛を込めて今後はリリィと呼ばせて頂きましょうか」と。そして淡々と、歌う様に語られる自己紹介。言葉の端々に感じる狂気と目的が分からない底知れなさ。明らかにディレットーレとは違う雰囲気が漂ってる気がする。

その後も届くレコードの内容を聴くにファントムは戯曲などの一節になぞらえて行動をしているのではと推測が立つ。彼の台詞の載っている作品を探したり言葉の意味を考える辺りは謎解きの様にも感じて、芝居がかった言い回しにも意味があるんだと納得。
エミリオから第8の秘蹟を聞いた時のオルくんの反応が凄くピュアで和んだ😌

ここで分岐〜!
まずはヴィスコンティに行こうかな!

ギルエンド√

ヴィスコンティに来ると時々見れるボスとしてではなくてそのままのギルの一面が好きなんだよなあ。リリィちゃんに見つかってちょっと照れて笑うギル、とても等身大で良い。

リコルドのニコラ√で歪んでしまったロベルトの正義は、ギルに認めて貰えたことで良い方へ固まっていくんだなと改めて感じたし、友人という言葉を否定しなかったのも心の奥では認めてるような気がして、ロベルトの吹っ切れた笑顔も見れてほっとした。やっぱりギルは器も懐も大きいし、周りへの影響も大きくて明るい力がギルからどんどん伝わって広がって、取り巻く出来事や人物が良い方向へ進んでいく、だから皆に慕われるボスで在り続けている、そんな風に思った。

オルくんと遺跡を調べる約束をしたので、現地に向かうとしれっと一緒に居る楊と気付いたら居たと戸惑うオルくんに思わず笑ってしまった。笑 まあ、楊だからね!
そして、図書館の地下書庫に入れて貰えたのって楊が頼んだ(本人談)からというのが大きいと思うし、オルくんはお疲れ様だけど協力的な楊もありがとうの気持ちですね😊

そんな楊からの元々のセバスティアーノガリエの話。リリィちゃんの言葉にもある様に、何だか頼もしいぞ、楊。

とうとう皆がファントムと実際に会う場面。
ファントムがアンリに向ける想いが、あまりにも歪で狂気で、そしてある意味一途。

あまりそれ以上のことは分からないまま一連の出来事の幕が下りる。
こう、スッキリ解決!感がないのはアンリ√で色々明かすってことなのかな。アンリ√の予告観たけどこれはもうファントムが登場するってことじゃんね…
皆!アンリリを守ってね!!

そしてギルエンド!
これってギルはリリィちゃんに想いを寄せてるんだよね?!恋の予感〜!!

オルロックエンド√

次はオルくんエンドを見るべく滞在先を老鼠へ。

「じゃあ……。老鼠にしようかしら……。」
と零した途端の皆の反応よ。
苦虫を噛み潰した様な顔をするダンテ、どうしちまったんだ…具合でも悪いんじゃ…と心配しつつオルロックにリリィちゃんを託すギル、頑張ると意気込むオルくん(可愛い)
使徒としても、使徒としてじゃなくてもリリィちゃんを守りたい。このオルくんの気持ちを聞く度に、オルくんの優しさや健気さが好きだなあと感じる。

ランフェイちゃんから貰ったリクイリツィアの飴を食べたオルくんの反応も可愛すぎて頬が緩んでしまった…お口に合わなかったのね…(可愛い)

リリィちゃんのことを気に掛けて、膝枕してくれるオルくん。誰がオルくんが膝枕をしてくれるなんて想像した??

「あなたは、頑張ってる。……すごく」

「……おれにできることは、少ないけど。あなたの不安が消えるまで、傍に、いるから」

本当に本当に優しい子だなあ。いつもリリィちゃんを心配して守ってくれて、一緒に居ると安心する。
できることは少ないだなんて、そんなこと全然なくて。不安が消えるまで傍にいる、それがどんなに優しくて、どんなに嬉しくて、心強いか。オルくんのこういう純粋で一生懸命な優しさを知る度に惹かれるんだよなあ…。

レオくんとリリィちゃんとオルくん。
3人で親について、そして育ててくれたダンテやロズベルグ猊下について話してる時に、オルくんがお父さんが居たらこんな感じなのかなって思ったことがある、と。
お父さんだよ!!!!ロズベルグ猊下は君のお父さんなんだよ!!!!(はる、Switchの画面に全力で力説)
オルくんエンドは大きなわんこに懐かれるオルくん so cute🫶🫶犬に慣れてるリリィちゃんを見て、やっぱりリリィはすごい…!って気合を入れ直す様子も可愛かった。オルくんの感想になると可愛いしか言えないんか?私よ。

楊エンド√

ギル、オルロックと来まして3人目は楊。
楊とリリィちゃんだけの夕飯の席。これは結構珍しいシチュエーションなのでは。そして楊の猫舌……猫舌ではないと言ってたけどちょうど良い温度になってから食べてる辺り、猫舌とまではいかなくても熱い内より少し冷めてから食べるのが好きなのかな?新たな一面を発見出来た気がする。

突然の爆発音の原因が双子の料理だということに笑ってしまった。結構大きい音だったよ?!ごま団子作ってたのかな…
老鼠の厨房が爆発してしまったので教会で続きを作ることに。でも、双子はレシピをよく分かっていない!助っ人の登場を願うリリィちゃんの前に現れたのはまさかの楊。
え、え、えーーーーーーー!!楊、料理が出来たの?!!?!しかもリリィちゃんが上手って言ってるよ?!!?!楊が料理上手……楊が料理上手……オタクはギャップに…ときめくものである………🤦‍♂️✨
楊√じゃないけど、この√の楊もリリィちゃんを心なしか(楊なりに)気遣ってくれてるのかなって感じる場面も多々あって、楊を推している乙女達の気持ちがめちゃめちゃ分かる…こりゃ好きになっちまうだよ……

レコードを受け取るためにフランスへ行くリリィちゃんに、一緒に行くと言う楊の「任せておけ」の言葉へのニコラの「こんなに信頼できない【任せておけ】は初めて聞いたかも」に思わず笑っちゃったよね。皆の楊への信頼感よ…
楊エンドの正装してる楊、いつもと雰囲気がガラリと違っててこういう姿も格好良いね!ちょっと褒め言葉がリリィちゃんに上手いこと伝わってなさそうなところも楊らしくてにっこりした。これはこれで、楊がリリィちゃんへ興味を持ってる感じで良いな。

ニコラエンド√

4人目ニコラですが、ちょくちょくダンテ√と共通の場面があるのでダンテの感想も少し混ざってます。

今後のためにリリィちゃんの普段着とドレスを選んでいる時、凄く楽しそうに一緒に選ぶレオくんと優しく相槌を打ちながら助言をするニコラ、まだ若干遠慮しがちなリリィちゃんを気遣い見守るダンテ……優しくて幸せ空間の完成だ!と思ってたらドレスのデザイン画を見てもっと露出を控えたデザインの方が…とかレオくんの趣味が大胆で驚いたりするダンテ、可愛いおぶ可愛い。

「今日買った服を着て笑ってくれるならーーそれは俺たちにとっても嬉しい。」

ダンテ〜〜!!好きだ〜〜!!
こんなこと言われたら惚れるよ寧ろもう惚れてるから惚れ直すよ(最推しダンテしか勝たんフィルター発動中)

ニコラが苦手なラルドをリリィちゃんが食べさせてくれるなら頑張るよって言ったのにバルトロが食べさせてくれようとした時のニコラの反応よ。笑
本当にいいからフォークを持たない!って凄い勢いで止めてて笑っちゃった。

ドレスを褒めてくれるダンテ。
おまえの魅力を引き出しすぎている…?なんだこの嬉し過ぎる褒め言葉。ありがとう。

ニコラもダンテも、リリィちゃんを優しく見守ってサポートしてくれて、ファルツォーネで過ごさないと気付けない彼らの優しくて温かい一面が凄く好きだな。

ローマでニコラとレコードを受け取った後にリストランテで食事をする際、リリィちゃんの気持ちを解そうと冗談で笑わせるニコラ。ニコラのこういう気遣い、本当に上手いし安心するっていつも感心しちゃう。

ニコラエンドでは、リリィちゃんは図書館に居ると聞いたニコラ。
通り道だし…とか、時間もあるし…という言い訳を考える様子が、気になる女の子に会う口実を考える姿に見えてニコラ√を思わず恋しく感じる。
そしてこのエンドもこれから始まる恋の予感〜!!ニコラ√とはまた違う道を歩んで実る恋も凄く読みたい。

ダンテエンド√

さて、オルタナ5人目はもちろんダンテ!
ニコラとの分岐からスタートです。

うわ〜〜〜〜!!!!!!!(これは分岐で執務室を訪れるを選んだ後、初っ端に出て来た可愛いおぶ可愛いスチルを見たはるの第一声)
シュガーポットを片手で隠しながらちょっと照れているダンテ、あまりにも可愛い。ありがとう。
自分が心配だから、と炊き出しの護衛にも自ら付いてくれて、ダンテの行動や言葉の端々から、リリィちゃんを心から想って気に掛けてくれているのを感じる。
炊き出しの場面、ソフィアとジュリアの仲睦まじい様子にリリィちゃんと一緒に思わず見入ってしまう(´⊙ω⊙`)!凄く新鮮な組み合わせな気がする…!でも、何だかほっとして良いな。

鳥が苦手な理由、沢山のカモメの中心で戸惑うダンテと隣でその様子に笑うニコラが容易に想像出来たし、リリィちゃんの言う様に微笑ましい思い出話ににっこり。

街を歩いていると風船が枝に引っかかってしまったと泣いている女の子を見かけ、そっと取ってあげるダンテ。女の子はそんなダンテに、将来ダンテのお嫁さんになりたい!と言葉にし、ダンテはしっかりその気持ちを受けとめる…こういう誠実なところも本当に推せる。この場面、ダンテファルツォーネという人の魅力がぎゅっと詰まっててめちゃめちゃ良い。リリィちゃんの、「そんな彼に恋をできたのは、きっとあの子にとって素敵な思い出になったんじゃないかと思った」という言葉も、その言葉が浮かぶリリィちゃんの気持ちがまず素敵だなと思った。

ダンテエンド、これはダンテ√ですか??だって、ダンテも言ってたよ「本当に俺の恋人であってくれたら…」みたいなこととか、踊ってる間はリリィちゃんを独り占め出来て嬉しいみたいなこととか、これってダンテに自覚してる恋心があるということじゃんね…!スチルも素敵過ぎるダンリリで感謝の気持ちでいっぱいですありがとう💯

大団円エンド√

残すは大団円エンドですね!
この√ではファントムはリリィちゃんに実は興味がある訳ではなかったことが分かる。
多分、アンリにしか特別な感情はないのかもしれない。無事に解決して、年越しの場面。
ロベルト〜〜!いいね!微笑みながらリリィちゃんに声を掛けられたのは大きな一歩だよ!!その後、次々と縁を紡いだ人達と言葉を交わし、メインキャラ5人と感謝の気持ちを伝えながら年越し。うーーん、流石大団円。5人とリリィちゃんが笑い合っている様子が大好きだなあと改めて思いました。

このオルタナ√では、リコルドからのサブキャラ達の掘り下げが多くされていたり、リコルドの大団円√を経ているからメインキャラ同士の絡みも多く、各キャラの個別√とはまた違った楽しさや登場キャラの魅力が詰まっておりました!

次はアンリ√を進めていこうと思います😊