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ラディアンテイル ラディ√ 感想

↪︎以下ネタバレあり(個人の感想です)


✼••┈┈┈┈┈┈┈┈••✼



どうも、はるきちです。

大感動のイーオン√ を終え、ラディアンテイルも早くも折り返し地点です。

4人目は最推し候補のラディ!

ラディ√ に入るに当たって、これまでを思い返してたんだけど、ラディのこともほとんど何も知らないんだよね。
どんな経緯でスピレアのところに来たのかとか、過去の場面でティファちゃんの両親と共に居た様な描写があったのも気になるし、何よりそのティファちゃんの両親の話になるとおもむろに話題を逸らす理由はなんなのか。
そもそもラディは何者なのか。
それから、ティファちゃんにとってラディは大切な家族。そんな家族が何をきっかけに恋に生まれ変わるのか。

気になること満載のラディ√ に行ってみましょーう!

いつも通りカリダからスタート!
む……!初っ端、ティファちゃんの何やら思い出せない記憶の欠片がノイズの音と共にちらりと脳裏に浮かぶ…も、あまりこの時点では気にせず。このティファちゃんが何かしらの理由で思い出せない記憶にラディは関わってるはずなので、その辺りが今回のルートの鍵になりそう。

過去や両親の記憶を辿り浮かない表情のティファちゃんを笑わせるためのラディの物真似一発芸、めちゃめちゃティファちゃんへの愛情を感じたし、ここの彼女の笑顔。この顔を引き出せるのはやっぱりラディなんだよな〜!しかもここでクロリスが咲くのはずるい。既に2人が尊い。尊いんだけど、ティファちゃんがこうして自然と抱きしめるのって人型になれないと信じているからであって、人型になれることを知った後の意識しちゃう距離感とかも描かれるのかな。
そんなことを思いつつ、来ました人型ラディと話をする場面!!ここで私はずっと選びたかった選択肢「かっこいいから」を!!ぽちっ!!

照れたァァァァ!!!!

かっこいいラディの照れ顔いただきましたァァ!!!!(歓喜)

いいね、このなんだか恋が始まりそうな予感。いいですよ。これからの2人に期待ですな。

次はクルトラ。

守りやすいからと最初から人型で調査を開始するも。ティファちゃんがラディのこと、すごくかっこいいって見惚れてるみたいですよ。うんうん、かっこいいよね。
ずっと毛玉の姿だったから、ティファちゃんからしたら急に背も高くなって声だって大人になって慣れないのは当然のことよね。
と、頷いているとティファちゃんらしさが炸裂。

(この姿のラディが、もし……)

【俺様のぷりちーなダンスを見せてやるぜ】なんて言ってきたら──

(うん。ドン引きする自信がある……!)

ドン引きしちゃうか〜!😂
リアンと話してる時に特に感じるけど、ティファちゃんって時々どストレートな言葉が飛び出して来て思わず笑っちゃう。
ところで、会話に出て来たラディの親代わりの人?幻獣?って、カリダの土の大精霊さんだったりする…?

そんなこんな歩いていると突然の雨。
雨宿りで距離が近付くってやつですか?!と思ったら、今度はラディさんのイケメン行動が炸裂。
自分の着ていた上着をさっと自分とティファちゃんを覆うように広げ、これにはティファちゃんも少し頬を染めている。素敵なスチルをありがとう。
しかし、こんなときめく場面でまたもノイズと記憶の欠片が走る。今回はここでその記憶で聞こえる声がラディの声だと確信。と、同時にラディが記憶の中でティファママの名前を呼んでいたことと、初めて会ったのが両親を失くした10年前だという認識に齟齬があることに疑問を抱き始める。こ、これは、面白くなってきましたぞ…!まさかまさかのラディはティファちゃんともっと前から面識があった説。運命男ですか?また私は運命男に落ちるんですか?それもまた運命…😌
今はまだこの齟齬を聞き間違いかもと半ば無理に辻褄を合わせて気にしない様にしてるけど、これ思い出せることが増えれば増えるほどその内辻褄合わせも難しくなって過去と向き合う必要が出てくるパターンだよね、たぶん。

さてさて、オリエンスのターン。

なんか…私はどんな気持ちでこの場面を見れば良いのか分からなくなってきた……
ラディが路ちゅーとか言う…さっきティファちゃんに早いって目隠ししたくせに…ああいうのに憧れるのかって話掘り返してくる……その上気になるやつがいるのかとか聞いてきたかと思えば「もしかしているのか、気になる男が?俺の許可なく!」とかとか言っててラディの本音が分からない…何目線なの??お父さん??お兄ちゃん??
なんかさ、ラディっていつからティファちゃんに恋心を抱くのかいまいち掴めてなくて。
もう好きだけど、なにか理由があってそういう意味で好きになったらいけないと思って想いを押し込めてるのか、今はお兄ちゃんポジションだけど、ここからなにかをきっかけに好きに変わるのか。予想が全くと言っていいほどつかない。
ちなみにCIRCUSメンバーはラディ的に全員ナシだそうです。ティファちゃんが欲しくばラディ様という壁を越えてからにするんだな!ハッハッハッ!といったところでしょうか( ˘ω˘ )

ねえ!!ラディって都市が変わる度にイケメン行動炸裂させる縛りでもしてるんか?!
なんとここオリエンスでもやってくれました。ティファちゃんの口に付いたケーキを指でそっと拭ったのだ。しかもその声音と眼差しがあまりにも優しい。素敵なスチルをありがとう。

しかーーし!ラディさんのときめき猛攻はまだ止まらない!
ラディの好みを聞けば、それはいつもティファちゃんとラディがしている過ごし方と一致していて、それをそんなつもりなく素直に指摘したらば。

「ティファリアがいれば恋人なんていらないよな」

「恋人とやりたいことは全部お前とやってるんだし?」

こ れ は ず る 過 ぎ る 。


ずるいでしょこんなん?!?!
「恋人とやりたいことは全部お前とやってる」ってなに?!?!萌え転がりましたよええそりゃもう盛大に!!!!🤸‍♂️🤸‍♂️🤸‍♂️🤸‍♂️
これは冗談?!でも私知ってます冗談だと見せかけて実は本音でしたパターンもあり得るってことを。

ラディ撫でると恋愛ご利益あるよ作戦の場面のティファちゃんのひと言。

(……わたしもみんなもラディを撫でる側のはずなのに)

『まだ頭に残る大きな手の感触を思い出しながら。』

これを読んでハッとした。
確かに、皆毛玉姿のラディを撫でる側。
でも、ラディが(人型になって)頭を撫でるのはティファちゃんだけ。きっと、この時のティファちゃんは徐々に意識してしまう気持ちが膨らんでいると共に、そんなラディにとって自分が特別であることをいつもとは少し違った心持ちで自覚したのかな、なんて感じた。ラディは割と冗談混じりでからかったりしてるけど、思ってる以上にティファちゃんが惹かれてる気がする…!

2人に更なる進展はあるのか。舞台はフェルスへ移ります。
チアーズでの聞き込みの際に出て来たワード【幻獣とのハーフ】これ、もしかしてラディ√ にかなり関わってきたりする…?むしろ、ラディがそうだったり…しないか…。
この言葉で思い出したんだけど、ずっと気になってることがありまして。それは、このエスコルチアでは幻獣と人間のカップルや夫婦って珍しいのかどうか。パスハリア√ で水中庭園を歩く幻獣と人間のカップルを見掛けたけど、その時パスハリアは「幻獣であることを相手には秘密にしているかもしれない」って言ってたんだよね。幻獣自体は精霊の存在もあるし珍しくないと思うんだけど、恋人同士となるパターンやそこから添い遂げる人達ってどのくらい居るんだろう。

リアンの語る昔話。
ティファちゃんが5年前に褒めてくれたことをちゃんと覚えてるリアン、個人的に好感度が高いです!

「あのとき──」

(きらりん)(効果音)

「俺達の恋が、始まる音がした……」

「始まってないよ」(即答)

しかし、ティファちゃんはリアンの口説きにはいつもの返しで笑った。
ドンマイ、リアン!その恋はFDで掴んでね!
そんなリアン、ティファちゃんがラディを意識してることを見抜いてきた。鋭い!さすがティファちゃんをよく見てる!

(わたしはラディを意識なんかしてない)

(……ほんとにしてない!)

恋する乙女、ここに誕生。

ティファちゃん、あのね、よーく聞いて。
それを人は意識していると言うのよ。
そして、それを人は恋心と呼ぶのよ。
それにしたってグッジョブリアン👍

帰り道、手を繋ぐ2人のスチルのティファちゃんの表情が完全に恋する乙女。
これはもう自覚するのも時間の問題ですわ。
というか、多分きっとティファちゃん気付いてるけど気付かない振りしてるよね。
っか〜〜!!甘酸っぺぇ!!(ちゃぶ台に湯呑みどんっ)

甘酸っぱい雰囲気を噛みしめてる間にアーテイルへ帰還。
リーベルでスピレアと再会を果たすシーン、これは初めて見たぞ。ここのザフォラの「泊まりにきた」の言い方が可愛い。

スピレアとラディとティファちゃん。3人で旅の間の話をしていると、スピレアが突如ラディに「今のティファリアなら受けとめられるから、そろそろ話してやっても良いんじゃないか」と切り出す。
えっ、なになになに。ここで個別に入る前にノイズと共に蘇ってたあの記憶関連の話ですか?!思い当たる話ってそれくらいなんだけど…
最初は首を横に振っていたラディも、話す気になったのかスピレアに席を外して欲しいとお願いしラディとティファちゃん2人きりに。私もなんとなく背筋を伸ばして話を聞く。

ラディは、旅をする中カリダで10年前ティファちゃんの両親のライジェルとメリアと出会い、2人の娘であるティファちゃんと4人で暮らしていた時期があった。しかし、ある日研究のために遠出をしていた2人が、メリアは意識のない状態で、ライジェルはそんなメリアを抱えて帰宅するもそのまま力尽き…ラディは2人を助けるため奮闘するも、救うことは出来なかった。その時に力を使い果たし、3年前まで人型の姿でいられなくなってしまったらしい。
ティファちゃんの記憶が閉ざされていたのは、その時の光景や感じた気持ちがショックだったからってことか……
ラディが人型になれることを秘密にしていたのも、ティファちゃんの心を守るため。4人で暮らすようになってから、ずっとずっと傍に居てくれていた。人型の姿と共に、明かさなかった本当の名前。【ラリーダ】これが、ラディの本当の名前で、幼少期のティファちゃんも呼んでいた名前。その名を聞けば、閉ざされていたティファちゃんのラリーダとの記憶が雪溶けの様に蘇る。旅の話をせがんでは甘えて、寂しさも埋めてくれた兄の様な、大好きな存在。
だったけど、ショックでその気持ちごとラリーダのことを忘れてしまった…というより心の奥底にしっかり鍵を掛けて封じてしまった。

「むしろ、苦しませるくらいなら思い出さない方がいい。
……そう思った」

「お前が笑ってられるなら、そっちのほうがずっとずっと重要だ、って」

【ずっと】じゃなくて【ずっとずっと】なのが、ラディのティファちゃんを想う気持ちの大きさを表してるみたいで切ない。
ラディにとってもティファちゃんは大切で、そんな大切な人の記憶から自分がなくなってしまった悲しさは、きっと深かったに違いない。それでも、思い出して貰うことよりも彼女に笑顔が戻ることを選んだ。
愛だなあと思うけど、思うけど…!あまりにも、切ない。

ティファちゃん、この話の中でラディが「親代わり」になろうとしていたことを改めて聞くと心にちくりと痛みを感じ思わず店の外へ駆け出してしまう。
そして、まだ理由の分からない胸の痛みに困惑している様だ。
ティファちゃん、よーく聞いてね。
人はそれを恋心と呼ぶのよ。
「親代わり」ではなく「恋人」として、「ラディ」として傍に居てほしいんだと自覚する時は近そう。

5年前、ダンスをして初めてティファちゃんが少し笑って拍手してくれた話さ、ラディの方まで泣きそうになったって読んだ途端私が泣いちゃった…
ラディにとっては、きっとティファちゃんが何よりも誰よりも大切なんだ。ずっと、ずーーっと、傍で守って、守り続けて、ラディなりに大切に愛情を注いでたんだと思ったらまだ個別入ってないのに涙腺がゆるゆるに。

ゆるゆるになってたんだけど、ちょっとティファちゃんが暴走しかけてる〜〜!!
「10年間縛りつけちゃってたのかも」「旅についてきてくれたのも【親代わり】だから」「もう無理して付き合わなくていい」
こんな言葉たちが、私が涙を拭っている間にぽんぽんと飛び出しているじゃないですか。
落ち着くんだ、ティファリア!!まずは、その胸の痛みの理由を自覚するところから始めよ……あーー!!また店の外へ!!
誰か!!お客様の中にどなたか恋愛の先輩ポジションな方はおりませんか〜〜?!
ジーニアかリアン辺りか?!

翌日以降、ティファちゃんはラディは親代わりじゃないという意思表示なのか、半ば意地を張り頑なに彼をラリーダと呼ぶようになる。……ティファちゃんって意地っ張りなとこあるからなあ(小声)

ラディと和解出来ないまま物語は個別へと入ります。
大丈夫かな、この2人…とりあえずティファちゃんは早く自分の気持ちを自覚しよう。話はそれからだ。

コリヴスを交えての旅にここで初めてラディが反対を口にする。他のルートでは前向きだったのになぜ。また拗れたりしない…?

「言っただろ。俺はお前の面倒を見るってメリアとライジェルに約束したんだ」

待ってラディ!ストップ!ストォォップ!!
今のティファちゃんにその言葉は地雷かもしれないから!!!!
私が止めに入る間も無く、ティファちゃんはまたも外へ飛び出してしまうのであった…
アーテイルに戻って来てからずっとこんなだよ…嗚呼、すれ違い……(ポロン)(哀愁漂うアコースティックギターの音)

走り続けるティファちゃんと出会ったのはリアン!!リアン〜〜!!!!😭
頼むよなんかもう拗れに拗れてる2人を助けてやってくれ〜〜!!!!

事情を聞いたリアン。

「……いくら恩人の娘だとしても、それだけの気持ちで、10年も一緒にはいられないと思うよ?」

\そーだ!そーだ!/

「だったらさ……きみはまず、きみ自身の気持ちに向き合ったほうがいいんじゃないかな」

\そう!それが私も言いたかったんですよ!さすがリアンさん!/

「もっと踏み込んだ質問をしようか。
人型になったラリーダを見て、どう思った?」

いいぞ、その調子でティファちゃんの恋心を引き出してくれ…!
と、応援していたら、リアンさん。
これがラリーダだったらと想像してみて、とティファちゃんに顔を近付けておる。
ワタシ、ヒラメキマシタ。これ、ラディがこのタイミングで来るやつだ。

ティファちゃんがリアンの言葉に導かれ、その気持ちを口にしようとしたその時。

やっぱり来たーー!!

しかし、ひと足遅かったなラディ。
ティファちゃんはリアンのグッジョブで自分の気持ちを自覚したぜ!!

驚くラディがリアンに詰め寄るも、まあ煽る煽る。
誰ならティファちゃんの相手に認めるのか仲間の名前やコリヴスの名前まで出すじゃないのよ。それに対するラディさんの答えよ。

「──うるさい!俺は誰も認めねえ!」

こちらはこちらで、意地張ってるねえ…

そんな意地っ張りラリーダにティファちゃん、早くも気持ちを伝えるの巻。
だが、ラリーダ(ってここからは呼ぶことにした)は冗談だと受けとめる。

が!

「私は本気だよ、冗談じゃない……!」

と、ラリーダへと抱きつく。
改めて、好きだと、少しずつでいいからひとりの女の子として見て欲しいと伝える様子が切ない、切ないよー……
ラリーダの返答がまた切なさに加速をかける。
それは、錯覚だと。急に過去を思い出したり、人型になれることを知ったりしたから動揺してるだけでそれは恋じゃないと。
それ!!!!その言い分!!お兄ちゃんポジションの人の常套句!!!!まさかラリーダからも聞くとは思わなかったし、これ言ってくる人に恋を自覚させて、なんかよく分からないコイツを恋人にしてはならんストッパーを外すの結構たいへんだって私の経験が言ってる。頑張ろう、ティファちゃん!ハピエンではラリーダをティファちゃんにぞっこんにしてやろう!!

「俺は、誰ともそんな関係になる気はない。
……なれるとも思わない」

「……そんな資格はないし、そもそも……、無理なんだ」

こやつ。さてはまだ何か隠してるな。
しかも、これに至っては話す気がなさそう。
とりあえず、作戦会議だ。まずは、ティファちゃんの恋を叶えよう作戦のメンバーを集めよう。リアンは入れるとして、ジーニアも来てくれる?味方を集めてまずは外堀から埋めていくぞ!(静かに見守ろうねはるきちさん)

「それ以上のことは求めないでくれ」と言葉を絞り出すラリーダ。
これが静かに見守ってられるかァァ!!(秘技ちゃぶ台返し)

あまりの切なさに暴れるはるきちですが、ティファちゃんはその言葉を受け入れ物語はまた進みます。とりあえずはるきちは落ち着いてください。

【家族】としてって言いながら、無理に笑うティファちゃんに心がきゅっと締めつけられる。
コリヴスも加えたCIRCUS一行はまずカリダへ。何やらジーニアとラリーダ、そしてヴィリオで秘密裏に動いているっぽいねえ。
しかも、その野暮用とやらに付き合った後のヴィリオの様子もなんだか違和感。
大丈夫かな、CIRCUS…(´・_・`)

これ、ラリーダの親代わりって絶対土の大精霊セリウスじゃん(確信)
ラリーダが言えないでいる諸々もセリウス絡みよね。
そして、ティファちゃんの告白からラリーダとぎこちないことはCIRCUSのメンバーにはお見通しだった様で、ザフォラとヴィリオが2人で話す機会を作ってくれる。ありがとう2人とも!この絶好の機会、ものにしてみせようティファちゃん!と思うものの、彼女は諦めモードである。しかもラリーダは少し会話した後、野暮用とどこかに行ってしまった。
ねえ、これ、本当にこの状態から進展する?大丈夫?ハピエンに辿り着ける?

2人の恋路を不安に思いながらもカリダ公演当日を迎える。
コリヴスとフィロくんの友情も感じられる素敵な公演は大成功。
次の行き先の話や王様もコリヴスを褒めていたなど片付けつつ言葉を交わしていると、ラリーダが問題発言。

「俺はここでCIRCUSを抜ける」

それでは聞いてください。
ラリーダの心が分からない唄。
(ウクレレを携えたはるきちが奇妙なイントロと共にステージに登場する)

まてまてまて。なんで?シンプルになんで?
仲間達も突然の申し出に当然困惑。

ザフォラさん「……冗談にしちゃ、空気の読めてないタイミングだぞ」

\そーだ!そーだ!/

しかも理由も明かさず「今まで世話になった」と去ってしまう。
まてまてまて。理由くらい話してくれても良いんじゃないですか?!ねえ、ラリーダさん!!ラリーダさーーん!!

その気になる理由について、ジーニアとアレストさんが説明をしてくれた。
なんでも、フローラの種の増産にカリタスワンドを使うことになったけど、なぜか魔力が他のコアアイテムと比較しても半分しかなくて研究のためには強い魔力を持つ土属性の幻獣の力が必要であり。そこで研究者達からラリーダの名前が挙がったと。そして、ラリーダもヴィリオやジーニアと共に訪れた学術塔で見つけたティファちゃんに深く関わる【何か】を見て、研究への協力を決断した、と。
で、その何かってなあに?ザフォラが何を見たんだと問いかけるもヴィリオは「……それはラリーダに口止めされてる。特に、アンタには絶対言うなって」とティファちゃんを見つめつつ申し訳なさそうに眉を下げ、だんまり。ライジェルとメリア関係かしらね。
というかさ、ラリーダ、ちょっとティファちゃんに隠しごと多くないか?!全部、その内明かされるよね?!

しかし、そこは仲間想いなヴィリオ。
ティファちゃんには知る権利がある、と真っ直ぐ言い、彼女が知りたいなら自分が見たものは教えると言ってくれた。ヴィリオって、本当にこういうところがどのルートでも絶対ブレなく描かれてて、どんな時も状況を変える一手をくれるのはこの人(ドラゴンだけど)なんだよなあ。
さあ、聞くぞと気合を入れ直した瞬間、ジーニアが「今日はここまで!続きは明日学術塔に行ってから」と手を叩く。
いいとこだったのに…!
ジーニア曰く。

「これはとても大事なことよ。
言葉で伝えるのは簡単。……だけど」

「アナタ自身の目でちゃんと見て、
確かめたほうがいいと思うわ」

ジーニアのこういう一面を見る度に、大人だからこその目線でジーニアなりに仲間を想っての行動を取ってくれてるんだって、また好感度が爆上がりしちゃう。
学術塔に何が秘められているのか。それを見てティファちゃんは、仲間達は、そしてラリーダはどう動くのか。

たぶん、ライジェルとメリアを蘇生させようとしてるとか、そんなところだと予想してたけど、まあ予想通りだったよね!
翌日、学術塔に向かえば、そこに在ったのは、魔法具の中に浮かぶライジェルとメリアの身体。
そして説明される2人の状態の経緯と今の状況。情報量が…情報量が多い……!

情報を整理しよう!ライジェルとメリアが向かったのはヴィリオの故郷でもあるドラゴンの島『パシオ』。
しかし、ドラゴンは普段は王家以外の人間との関わりを絶っており、許された人間以外がパシオに近付けないよう島の周りには結界が張ってある。その結界を無理に越えようとすればドラゴンの呪いが掛かってしまうというのだ。そして、それがライジェルとメリアが目覚めない理由でもあり、2人はドラゴンの呪いに掛かってはいるものの奇跡的に生きてはいるらしい。しかし、呪いだけならドラゴンであるヴィリオに解けはするものの、他の魔力も絡んでいてそちらも解決しないと目覚めさせられない、と。
途中からカリタスワンドを持って現れたラリーダによると、絡んだ魔力は当時助けようとしたラリーダのものとのこと。
ん?ラリーダとヴィリオがいたらどうにかならんのか?話が複雑で頭から煙が出そう。

そんなこんな話を整理していたら、ラリーダに頼まれヴィリオが2人の呪いを解いているじゃないのさ。ラリーダ、何するつもりか分からないけど自己犠牲だけはしないでね、頼むよ。それから、ワンドを掲げラリーダが魔力を注ぐと……場面はテントに戻っている。
どうやら無事に2人は目覚め、ティファちゃんとも再会出来た様子。ラリーダも無事で、ひとまず安心、かな…?

と思ったのも束の間でしたね。なんですかこの個別ルートは。次から次に新事実!すれ違う心!届かない恋心!えとせとら!と息つく暇もありゃしない。
ラリーダからついに語られる、彼の正体。
土の大精霊セリウスが心の研究のため、その心を宿す器として魔力を含む土から生み出された存在がラリーダ。セリウス曰く「この世で唯一無二の自律型ゴーレム」ゴーレム…ゴーレムかあ…だから、ティファちゃんの告白を頑なに受け入れなかったんだ……でも、ラリーダにはラリーダだけの【心】が宿ってて、その心で誰かを想ったり恋をしたりすることは許されても良いんじゃないのかなと個人的には思うのだけど。

ところで、このセリウスさん、ラリーダの毛玉姿も愛くるしくてラブリーだと評してるし中々に愛嬌のある精霊ですね!
そんなセリウスが消える前にワンドの力の半分を託したのがラリーダの額に埋め込まれた赤い石。ラリーダは、身の上が知れた以上ワンドの半身として力をカリダに捧げるためにこの都市に残ることを決めた…これが全貌。
これで、ほんとのほんとに全部が明かされた。そして、ここで分岐。いつも通り、まずはノーマルエンドへ。

フローラの種の生産は急務とのことで、翌日には学術塔に移動する……ほんとに急だね?!えーーーー、ここでラリーダとお別れ?展開早すぎない?送別会だ!とか皆言ってるけど、私はまだ全然着いていけてないよぉ……( ;ω; )

ラリーダと過ごす最後の夜。
毛玉の姿のラリーダを自分の布団に引き込み、言葉を交わしていくも私は既に画面が涙で滲んでしまっている。
CIRCUSのメンバーは皆良いやつらだから大丈夫だと零すラリーダ。

「……だから、お前を任せられる。
元気で、幸せにな、ティファリア」

涙腺決壊。

違う、違うんだよラリーダ。
ティファちゃんの幸せには、彼女が元気でいるためには君が必要なんだよ。

しかもこの後のラリーダ目線が更に泣かせにきてる。
【普通】の幸せを自分はあげられない。そして、ティファちゃんがいないと大丈夫じゃないのは自分かもしれない、と思いつつ彼女の額へ口付ける。ねええええ、それ!それ起きてる時にしてあげなよもおおおおお!!!!

『知ることはもう一生ないけれど、──それでいい。』

自己完結すな。

ラリーダ、絶対ティファちゃんのこと好きじゃん……【普通】の幸せってなに?ラリーダと一緒に過ごして笑い合えることは【普通】の幸せに当てはまらないの?なんで!どうして!why!(落ち着け)
だって、オリエンスで言ってたじゃん…恋人とは美味しいもの食べて楽しいこと共有したいって。
ワンドの半身っていう立場上、この選択肢しかないのかな…

『幸せになったお前の隣に、俺はいなくてもいいから。』

切ない。切な過ぎる。
ティファちゃんが幸せになるには、ラリーダが隣にいなきゃ…ううん、言い方変えるね。
ティファちゃんを幸せにしてあげられるのは、ラリーダだけなんだよ。この後、物語はどんな展開を見せるんだろう。
目覚めたライジェルとメリアの活躍を期待しようかな。

翌日、送別会があるというのにラリーダは先に学術塔に移動してしまったらしく、一行も後から駆け付けるが、そこにいたのは無表情なラリーダ。
そして開口一番。

「──お前たちは、誰だ?」

( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)

なんですかこの個別ルートは。次から次に新事実!すれ違う心!突如消えた記憶!えとせとら!息つく暇も以下略。

この記憶と感情喪失は魔力がワンドに移ってしまった影響らしい。
魔力がないと動けないんじゃなかったっけ…
もうさ、パスハリアルートの時みたいにセリウスを呼ぼうよ…恋してるどころじゃないよこのルート…🤦‍♂️

ワンドに力が戻った以上、ラリーダがカリダに残る理由はなくなったのでCIRCUSが彼を預かることに。その帰り道転んだ少女を見かけた場面で、感情を失ったラリーダとショックで動けないティファちゃん以外のメンバーが魔法や笑顔や見事な連携で女の子を元気付ける姿に何だかまたうるっとしてしまった。
そんなCIRCUSの行動に疑問が尽きないラリーダにメンバーも何も言えず立ち竦んでいると、スピレアが!!スピレア〜〜!!( ;ω; )
スピレアの声聞いたら安心して、涙が…ずっと泣いてるはるきちです……( ;ω; )

ラリーダは作られた存在だからこそ、血の繋がりを特別に感じていて、いくら家族だと言っても本物の両親ほどの繋がりはないと感じてたのかな。ライジェルとメリアが目を覚ました以上、自分はもう必要ないって思ったのかな。ラリーダとティファちゃんの育んできた絆は、血の繋がり以上に大切なものだと思うのは私は客観的に2人を見てるからで、ラリーダ本人からしたら、そう感じるには自分の存在が不確か過ぎたのかな。
色んなことをぐるぐると考えてしまう。

スピレアとティファちゃんが話している一方で、テントにリアンとフィロくんが訪れ、事情を聞き今のラリーダを目の当たりにしたフィロくん「なっ……なんですかこのひとーっ!」のストレート加減にちょっと笑ってしまった。
さらに、ティファちゃんに優しい言葉を掛けつつ距離を縮めるリアンへの「ちょ、ちょっと!距離が近すぎます!離れてください!」も、しっかりしたツッコミ&牽制で和みました😌
こんな状況もあってか、リアンの優しさにもほろりとしているはるきちですが、なにやらぐいぐいと距離を詰め続けるリアン。
そんな彼の手を感情も記憶も失っているはずのラリーダが掴んでいる…!
こ、これは…!記憶がなくても魂が覚えてるってやつか…?!この行動に希望を見出した皆はラリーダを力を合わせて元に戻すことを決断。よし、よし!!!!流れがこちらに向いてきた!!またしてもリアングッジョブ!!!!

翌日。学術塔でライジェルとメリアに再会!
うわーー!!素敵な2人だ!目覚めて良かったね、ティファちゃん🥹
話してる内に専門的用語を交えて論議を始める2人。こういう知識のある研究者って、めちゃめちゃ頼りになるのでは?
そんな頼もしさに応えるかの様にライジェルとメリアは自分達の出した結論を語ってくれ、それはほぼ当たっていた様で。ラリーダは魔力が欠乏している状態であり、その魔力は感情を糧として生み出されていた…ふんふん。なるほど。そしてまだ身体が消えていないのはラリーダの中に感情が残っているから。ふんふん。なるほど。
その魔力を補うためにコリヴスがチャレンジ!すると、僅かに記憶が戻った…!

こんな時の特効薬的存在、フローラをラリーダに与えれば元に戻るかもしれない。
今度はラリーダのためフローラを開花させることを目的に加え、残り4都市を周ることになったCIRCUS。
大丈夫、きっとラリーダは元に戻る。それは確信してるんだけど、その後、ティファちゃんの想いに応えてくれるかな…ノーマルエンドだとまだお預けかな…(´・_・`)
ラリーダ自身にも【心】が彼にはあることを証明しなければならない。そう結論付け、CIRCUSは旅の準備を始めるのであった。

再出発の前のライジェル、メリア、スピレア、ティファちゃん4人で改めて話す場面。
ラリーダへの恋心が大人達にバレてしまっていた時のライジェルパパの反応が楽し過ぎた。「男性として好きなんだね?!」とあたふたしていたと思えば告白を断られていると知るなり「ありえないぞ、この子のどこが不満なんだ!!」「連れて行くのは許さないが、断るのも許さない!」とはちゃめちゃ理論展開してて爆笑。笑いをありがとうライジェルパパ!

ラリーダの記憶から垣間見えたセリウスが定義した【心】の完成。
それは、多分きっと……ティファちゃん!希望が見えたよ!
それにしても、今のラリーダの状況、人形みたいになってた頃のティファちゃんと重なるね。今度はティファちゃんがラリーダの笑顔を呼び戻す番。
それはティファちゃん自身も感じていた。

「ラリーダがまた、心から笑えるようになるまで、旅を続けるからね」

うん、うん。その意気だよ!

フェルスまで周りフローラを3つほど咲かせ、その魔力をラリーダに補給するが、ラリーダは記憶は戻っているも感情が伴って来ない。コリヴスを筆頭にラリーダ自身が感情に蓋をしているのではないかと憶測。
ラリーダが怖がっているものって、なんだろうって考えてみて、思い浮かぶのが私は【孤独】なんだよね。ティファちゃんのことは好きだと思う。でも、自身の生まれを考えて幸せにしてやれないと結論を出したからこそ、その想いに応えることは出来なくて。それでも、親代わりという立場として彼女を見守って来て、でもそれもライジェルとメリアが目覚めた以上必要なくなって、血の繋がりもない、親代わりの役目も終わって、ワンドの半身としての役目だって自身の魔力をワンドに注げばそれで済んでしまう…その後には何が残るのか。私がラリーダだったら、何も残らないって思っちゃうかもしれない。だから、感情を思い出すことはその孤独と向き合わなきゃいけないことと同義で、彼自身だけでは向き合ったとしても答えは出ないことや、心を通わせた大切な人達はいずれ自分より先に寿命が来て残されることの怖さ、そういった感情が心を凍らせ蓋をしてる理由なのかな。ワンドに自身の魔力を注いでも消えなかったことはラリーダにとっては予想外だったかもしれないけど…その予想外が起きてなければラリーダとはもう会えなくなってたって思うと例え彼の状態が振り出しに戻っていても、消えずにいてくれたことに凄くほっとした。…もしかしたら、セリウスは消えないことも分かっていたのかも。
ラリーダの凍った心を溶かすことが出来るのも、セリウスの定義した心の完成を証明出来るのも、ティファちゃんのラリーダへの想い(逆も然り)が大きな鍵だからティファちゃんにはその想いを押し込めずに伝えて貰いたい。

さてさて。
物語では、ザフォラとヴィリオが感情が戻ることを拒む理由に見当が付いているんじゃないかとラリーダに問い掛けており、それにラリーダも告白を断ったあの出来事じゃないかと答え。それを聞いたヴィリオの【デリシャスな菓子が無い】発言とザフォラが「……まさか【デリカシーがない】って言いたいのか?」って丁寧にツッコミ入れる様子に声出して笑っちゃったよね。このコンビ見てると安心感が凄い。
そんな2人が、断った時のラリーダの言葉を聞いてティファちゃんとラリーダを想うからこそ「傷つけないためなんて、ただの言い訳だ」って言葉を紡いで心を凍らせているであろうラリーダに届けようとしている。ザフォラとヴィリオ、性格は正反対とも言える2人だけど仲間を想う気持ちは同じ。その気持ちはラリーダにも伝わってるはず。

「お前があいつに対して思うことのすべて。
その感情に名前をつけて、どう呼ぶのかは、お前にしかできないことだ」

これ。これよ。
ザフォラのこのひと言にラリーダがすべきこと、出すべき答え、そしてティファちゃんへの想いを形にすること、全てが詰まってる。
ザフォラもきっと2人のために自分が出来ることはないかって懸命に考えてくれたんだろうな…そんなザフォラのことも愛しいぜ。

アーテイルでの会話の一幕でパスハリアが「物語だと頭を打った拍子に戻ったりする」と言えば「それなら協力可能だ」って即答するイーオンさんに脳筋フェルスの息吹を感じてしまった。
でも、酔っ払いからリーベルを守ったり、ラリーダの中の大切なものが感情が欠けていたとしても今のラリーダにとっても変わらず大切で守りたいものとして在ることがその行動からも伝わって来たし、そういう時って「身体が咄嗟に動いた」って言うんだよね。それって、ちゃんと記憶だけじゃなくてそれこそ【心】が覚えてるってことだと思う。
だから、あとはザフォラの言う通りティファちゃんへの想いと向き合って、ティファちゃんを愛している自分と向き合って、その感情に名前を付けてあげればラリーダの【心】はその時初めてラリーダ自身にも認められるんじゃないかな。ほんとに、ほんとに、あとほんのひと押し。そんな気がする。

アーテイルでの日常を今のラリーダと再現してみよう!の中で、ティファちゃんにリアンと話して欲しくないし、他の人に触られてるだけで腹が立つと淡々と語るラリーダさん。これは、ティファちゃんの言う通り間違いなく嫉妬だと思う。今のラリーダだからこそ語ってくれた本音なんだろう。こんな気持ち、元のラリーダは絶対に話してくれなかったはずだもん。
そして、黒焦げパンケーキを美味しかったと言って微笑むラリーダにも、そんな彼を見てクロリスを咲かせるティファちゃんにも、その後クロリスにそっと口付けるラリーダにも、全てに涙腺が緩む。あれなんよ、ラディ√ は2人のどんな姿を見ても感極まって泣いてしまう。
自身の感情と向き合い、ティファちゃんへ向ける感情が家族への親愛ではないことを自覚すると、このクロリスの魔力がラリーダへと吸い込まれ…セリウスが【心】の完成と定義した手に入れるべき感情が【愛】だと思い出す。この流れ、パーフェクト過ぎた。

元のラリーダがティファちゃんを愛していることを自覚した今のラリーダ。でも、最後のフローラを取り込んでもラリーダは今のラリーダのままだったらしく。
感情は戻って、笑う様にもなった。ただ、過去の記憶に関して今のラリーダとは別の人の記憶を見ているという感覚はそのままで、ティファちゃん曰く別人のまま。
それでもティファちゃんにとって、ラリーダは大切な家族。今のラリーダとまた新しく絆を紡いで家族になっていけば良い。そんなノーマルエンドでした。

が!!

ティファちゃんがいくら前向きでも!!
これは認めん!認めんぞ!
これじゃ元のラリーダの想いが報われてないもん!!はるきちは今のラリーダも元のラリーダもまとめてティファちゃんと幸せになれる未来を掴むためハピエンの奥地へと向かった!

今回は最後の公演の様子がしっかり描かれているみたい。(ノマエンはモノローグで通り過ぎた)しかも、スピレアはもちろん、ライジェルとメリアも観に来てくれてる!
最後のフローラがラリーダの心を溶かすと信じて、最終公演の幕が上がる…!
この公演の内容は、ラリーダとセリウスが紡いだ物語、そしてラリーダがこれまで歩んで来た人生をなぞらえアレンジしたもの。
この公演を見て、ラリーダは何を感じるのか。彼女の【もしも自分がラリーダだったら願ったこと】を聞いて、自身へ向けられた笑顔を見て、どんな感情が芽吹くのか。

ラリーダ視点に切り替わり、ショーを見て感じたことを反芻する。
ティファちゃんが教えてくれた【愛】。

受け取った愛を、今度は俺が返す番だ。

(……俺も、彼女と同じ時を生きたい)

(もう逃げないから。
目を背けたりしないから)

そう決意し、心の中でセリウスへ自身の願いを綴ろうとしたその時。
奇跡が起きた。

「待ちくたびれたぞ、ラリーダ!」

そ、そ、その声は!
セリウス…!

これは、まさかまさかの展開なのでは、と見ている私の心臓がめちゃめちゃ鳴っている。
セリウスの声と共に放たれる白い光。その輝きにCIRCUSのメンバーも気付き裏へ戻ればメリアからラリーダが倒れたと聞かされる。
これは、目が覚めたら……うん、しっかり自分の目で確かめるために今は何も言わず見守りましょう!

あのセリウスの声を聞いていない皆はラリーダが起きるのかどうかも分からず、ティファちゃんは心配と会えなくなる怖さのあまり眠るラリーダへと抱きつき涙を零している。
ラリーダさん、女の子泣かせたからには目が覚めたらしっかり安心させて貰いますからね…!

そして。泣きながら、「いなくならないで」と願うティファちゃんへ注がれるずっと聴きたくて堪らなかった声。

ラリーダァァ( ;ω; )
おかえり( ;ω; )おかえり( ;ω; )


「……はは、ずいぶん待たせちまったな」

ほんとだよ!!ほんとにもうこの、この!!
ティファちゃんや皆がどれだけ君の帰りを待ってたか!!そこに正座せい!!
やっぱり正座しなくて良いからティファちゃんを抱きしめててやっておくれ( ;ω; )
良かったね、良かったねティファちゃん。

感動冷めぬままエンドロール。

ところでラリーダさん、あの、人間になれたのですか…?
その疑問の答えはまだ得られぬまま、チアーズで幼い幻獣達へと色々な知識や暮らし方を教えるラリーダやティファちゃんの場面へ。
そこで、なにやら幻獣の男の子が紙の赤い花をティファちゃんへ贈り今日から俺の嫁発言をしている。あらーーませた幻獣さんね!
微笑ましく見守るはるきちとは逆に凄い勢いで剥がしにかかるラリーダ。

「いいか、こいつは俺のだ。
誰の嫁にもさせねえからな」

あらあらあらーーーー!!🤭
聞きました?俺の、ですってよ!
それって、ティファちゃんの告白を改めて受け取ったってことですか?そこのところ詳しく聞かせてラリーダせんせー!

ティファちゃん『わたしはラリーダに好きだと伝えたけど、ラリーダの返事はまだもらえていないから。』

ん?
“ラリーダの返事はまだもらえていない”?
ラリーダさん、返事してないのに「こいつは俺のだ(キリッ)」って言ってのけたんですか?
…………そこに正座せい!!

ここで私の疑問解消のターン。
なんとラリーダは人間になれた、というより、ラリーダの身体はそのままに人間と同じ様に老化して同じ時を生きることが出来るようになったのだ。ありがとうセリウスさすが大精霊本当にありがとう。
メリアが言うに種族的には幻獣らしい。

それはそれとして。
それなら相思相愛なのは手に取る様に分かるのになぜ!!告白の返事をしないのだ!!
そこに正座…さすがにしつこい?ハイ。

今夜のリーベルはスピレアは留守にしており、ラリーダとティファちゃんの2人きり。
この状況なら返事も聞けるはずとティファちゃんもほんのり期待を膨らませている。
のに!!なんなんだラリーダ!!まあ、意図的にティファちゃんとその話をするのを避けること。ティファちゃん、1回くらいならデコピンお見舞いして良いと思うよ。

「……意気地なし!へたれ!」

\そーだ!そーだ!/

今回こそは返事を絶対に聞くという強い意志を感じる態度で詰め寄るティファちゃん。
ここで漸くラリーダは白旗です。

「……歯止めが、利かなそうで言えなかったんだ」

突然そういうときめき発言してくるのなに?!?!

そして、やっと聴けた「好きだ」のひと言。
このひと言であまりの威力にSwitchを握ったまま赤面した限界オタクは私です。
からの「愛してる」は、ずるすぎる。
待ってくれ、動悸が。ずっと言うのを我慢してたラリーダからのこのシンプルな想いを伝える言葉だからこそ、心にどストライクかましてきましたね。自分が何言ってるか分からなくなってきた。とにかく、ラリーダが最推し候補から最推しになったということです(ヴィリオルートまだあるよ!)

ラリーダからの返事が私の乙女心にクリティカルヒットを決めたところでラディ√ クリアです!

ラディ√ はね、まずはこの二言を言わせてほしい。

リアン!超グッジョブ!
ティファちゃん!ほんとに、ほんとーーーーによく頑張りました…!

リアンの行動はラリーダが自身の気持ちを自覚するために凄く良い刺激やきっかけになったと思うし、あの立ち回りが自然に出来るのはリアンだけだったから、今回かなり良い仕事をしていた印象でした。
そして、CIRCUSメンバーはもちろん、ティファちゃん。本当に頑張った。好きな人に想いを受け入れて貰えない切なさも、大切な人に忘れられてしまう辛さも、もう会えないかもしれない怖さも、全て乗り越えられたのはティファちゃんのただただラリーダを想う一途な愛情がずっと心の中に在ったからだと私は感じてます。そして、CIRCUSとティファちゃんがラリーダと起こした奇跡と、やっと掴んだ世界で1番大切で大好きな人との未来。
欲を言うと恋人同士にやっとなれた2人の幸せな日常をもっと見たい。が、私にはそれを叶えてくれるとびきりのアイテムがある。

ラディアンテイル ファンファーレ〜!(ぱんぱかぱーん🎉)

FDで、この後の2人を見守るのが本当に楽しみでたまらない。

ここまで来たら、残すはヴィリオ√ のみ!
ですが、その前に共通ノーマルエンドなるものを見てから、ヴィリオ√ に行こうと思います。記事としてはひとつにまとめる予定です。

ではでは!
次回、ラディアン感想記事としては最終回、ヴィリオ√ 感想でまたお会いしましょーう!👋