終遠のヴィルシュ-EpiC:lycoris- Emotion アドルフ√ 感想
長きに渡るアルペシェールでの旅路もこれでフィナーレ、どうも、はるきちです。
大トリは1番の推しであるアドルフemotionです。推しだから取っておいてました。
好きなものは最後に食べるタイプです。
それでは、早速感想いってみよーう!
↪︎以下前作含むネタバレあり
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Virche de La coda-De'sespoir-
まずは絶望エンド後日談です。
これは…確かアドルフがかつてのアンクゥと同じく時を越えるエンドだったよね。
その後のアドルフがどう過ごしているのか。
アンクゥとなったアドルフは無事にセレスちゃんの自死を止めることに成功。
なんだけど、前のアンクゥとは違う行動を取る。彼女の救済に邪魔だと判断したこの時空での【アドルフ】の命を絶ってしまったのだ。そして更に。止めたはずなのに、セレスちゃんは別のタイミングで自死してしまう。
この結末を塗り替えるため何度やり直しても、最終的な結末は同じ。そこで、アドルフは気付く。
毎回、アドルフの短剣の柄が微妙に違うことに。この要素、ここでも出て来るんか…!
選ぶ短剣が違えば、それはアドルフが救いたいと願ったセレスちゃんとは違うセレスちゃんであり、あの日の彼女が戻ってくることはないと結論付けてしまう。
絶望するアドルフへ、今回の世界のアドルフが同じ道を辿ればセレスちゃんを救えるのかと問い掛け…まさかのループ。
これ、どうしたら三幕の救済エンドに辿り着けるんだろう。違いはなんだ…?
分からないけど、ずっと繰り返すんじゃなく、次のアドルフが…アンクゥが三幕救済エンドに辿り着けることを願って救済エンド後日談に向かいます…!
アドルフ、今度こそ幸せな物語の主人公になれるからね!
Virche de La coda-Salut-
アドルフ救済後日談〜!
よっ!待ってました!
この話こそ、何の憂いもなく幸せ街道まっしぐらじゃん?と思って攻略サイト見たら、なぜかエンドが2つあるんだけど…………バッドじゃないよね…?若干エンド数を不思議に思いつつスタートです!
開幕、観光客にお茶に誘われているセレスちゃん。
ちょっとちょっと〜〜!!いくらセレスちゃんが美人さんだからってアドルフという最高の恋人が居るんだが〜〜?!(強火アドセレオタク)
はるきちが観光客を威嚇しようとすると、アドルフが颯爽と現れるなり彼女を抱き寄せ「こいつは俺のだ」宣言。「更に綺麗になった」だの「自分の魅力に気付いていない」だのアドルフ〜恋人edition〜のときめく言葉の嵐。
素敵なアドセレをありがとう救済エンド。
そのまま2人仲睦まじくマルシェを歩く。
おっとーーーー?!アドルフも新規立ち絵だ!!
そこへ息を切らせて全速で走って来たマティスくんが極東へ旅に出ていた便利屋2人の帰還を知らせてくれた。
おかえり、イヴくん、ヒューゴ!!流れでお祝いをすることに。これは楽しみだ〜!!
少し見ない間に、みっちり太っちゃったフクくんも帰って来た主人と相棒を見て嬉しそうϵ( 'Θ' )϶
その晩、夕食をとりつつ語らっているとアドルフが「この機会に…」と何かを言い掛ける。私には分かる、分かるよアドルフ。
これは、プロポーズしようとしたな(確信という顔)
この物語のエンドは結婚式だな!楽しみだな!気が早い?推しの幸せな話にテンションの上がらないオタクは早々いないぜ!
甘過ぎる朝の見送りの場面にたんまりのお砂糖に埋もれ嬉しい唸り声を上げつつ見守る限界アドセレオタク。
ミロくんの見違える様な成長に目を見張る限界アドセレオタク。前からちょっぴり思ってたんだけど、ミロくんってセレスちゃんのこと慕ってるよね?微笑ましや。
ミロくんに自然と惚気るアドルフ。
子供C「ラブラブ〜」
子供D「ラブラブだ〜!」
子供達に紛れる限界アドセレオタク「ラブラブだわ〜!」
その後、リコリス畑でのアンクゥへの近況報告の場面に思わずほろりとしつつ、翌日はシアンやリュカ先生と会い、ナディアちゃんの近況も聞けました。
彼女は今自然が多い場所で縫い物のお仕事をしながら1人暮らしているとのこと……この子もまた立派になって…ミロくんといい子供たちの成長には感心しちゃう。
一方。
セレスちゃんは5年もの間その身体に宿し続けていた痛みを忘れることが出来ず、身体は完治していても幻痛というものを感じていた。でも、この物語のセレスちゃんならきっとアドルフと共に乗り越えられる。そんな確信があるので、私も見守っていくぞと心の中で応援し、場面はイヴくん達の帰還祝いへ。
イヴくんの極東のお土産…これはもしかして日本酒だろうか🍶
アドルフも一口飲んでは美味しさに感嘆の声。はるきちはお酒が飲めないので、そうだな…レモンスカッシュでも飲もうかな!
そんなこんなで食事を楽しんでいると、ヒューゴが真剣な面持ちでセレスちゃんに声を掛ける。な、なに……?どったのヒューゴ。
大事な話かと考えていると、イヴくんが全員分の料理を準備したとの声が聞こえ…イヴくんの料理から避難させてくれたんか〜!!😂
しかも納豆まで使おうとしている。イヴくん!!納豆は白米にかけて食べよう!ねっ!
イヴくんの言葉を聞いた途端シアンとリュカ先生は必死に盾を取り合い(この時点で私は爆笑)しかもこの盾がアドルフのことだったらしく更に爆笑してしまった許せアドルフ🛡
気絶していたアドルフが目を覚まし、暫くするとナディアちゃんからのお手紙が届く。
そこには近況報告と地下通路でダハトくんの遺品を探してほしいと書かれていた。
そう来るか〜〜!!今地下通路って入って良いんかな?シアンに許可を取って行く流れかな、これは2人だけじゃなくてイヴくん達も一緒の方が心強い気もする。
と思ったら、やはりイヴくん達や先生にも相談してみるとアドルフ。やっぱり皆で行かないとね!仲間達が居れば百人力よ!
しかーーし!セレスちゃんの同行には首を縦に振らない。その日は結論が出ず持ち越しに。
翌日、リライバー復活を求める人達が乱闘を起こしているとの知らせに巡回帰りのアドルフはマルシェに駆け付ける。
駆け付けたんだけど。
その、声は。
その声は……!
スピ姉ちゃん( ;ω; )( ;ω; )( ;ω; )( ;ω; )
(大号泣)(感動の再会)(流れるあのテーマに嬉し泣きしながら踊るはるきち)
スピ姉ちゃんに会えると思ってなくて、えっ、ほんとにスピ姉ちゃん?
紛れもなくスピ姉ちゃんだ( ;ω; )会いたかったよォォ( ;ω; )嬉しい( ;ω; )
観光客としてアルペシェールを訪れたスピ姉ちゃんが暴徒達を鎮圧。流石です!
そしてスピ姉ちゃんは酒場へ颯爽と歩き出すのであった……って、待って!!アドルフとセレスちゃんの守り石に気付いてくれ〜〜!!
スピ姉ちゃんは弟の存在に気付くことなくその場を去ってしまう。
アドルフも特にそれ以上気にすることはせず、仕事をこなした後流れで偶々行き合ったジャンに恋愛相談。
クロード家執事ならぬカミーユクロードの恋愛相談コーナーの開幕である。
今日の相談者はアドルフさん!何やら恋人とすれ違っているそう。カミーユさん、アドバイスをお願いします!
「──誰かの一番になった時点で。そいつはとっくに【特別】であり、全然普通じゃないと思うけど?」
「最終的に自分たちの幸せこそが、誰もが憧れる理想にして、世界の基準たる【普通】になると思えばいい」
前、誰かの√ でも思ったけどさ。
恋愛に関するアドバイスをするとなると、途端に頼もしい先輩になるよね、この人…!
確かに周りに恋人が居た恋愛経験者というとカミーユしか思い当たらないし、適任なんだよな…
そのカミーユからの言葉でアドルフは迷いを断ち切り答えを出す。
そして、昨日のことを謝るアドルフへの答えで分岐。
分岐……バッドエンドがあるのかしら…こんな平和な世界になったのに…?とエンドの予想がつかないけれど、まずは永遠エンドじゃない方のエンドへ。
アドルフは共に未来を切り拓きたいと地下通路へ共に行こうと言葉を掛ける。
帰って来たらまたシチューを作ってくれ、とも。アドルフよ、そのシチュー食べたいの言葉、フラグじゃなかろうな…?
これが杞憂であることを願いつつ、いざ地下通路へ!勿論、皆も一緒です!
三手に分かれて探索していると、リライバー狂信者達を発見。彼らがリライバー技術を復活させ不老不死という幸福を手に入れると声高に宣言した途端、セレスちゃんとアドルフの怒りが炸裂!そりゃそうよ!アンクゥのことを1日でも想わなかった日はない2人にとって不老不死であった彼の旅路を、彼の想いを踏みにじる様な発言は決して聞き逃せない。
この後日談、ずっと一貫してアンクゥを今でも毎日大切に想う2人が描かれていて、まるで彼も共に未来を見守っている様な気持ちになるね。
そんなこんなで辿り着いたダハトくんの研究室。その奥の部屋にナディアちゃん宛のお手紙と布で作った花冠の様な形の花。
ダハトくんは、ナディアちゃんのことは本当に本心から慕って、想って、友達だと感じてたんだなあ……
フラグかなと思っていたこともフラグではなかったことに安心し、無事に帰還!
帰還後、セレスちゃんは幻痛も克服。良かった〜!
まだエンドが2つある意味が掴めないんだが、どんなエンドに向かっているんだろうか。と考えてたんだけど、もしかして、これ何かと茶々が入ってアドルフがプロポーズ出来ないエンドなのでは…?まあ、いつか出来るだろうしそれはそれで平和なエンド…なのかな…(´⊙ω⊙`)
というか、ここまで乱入されるもんなのか?!😂
流石にアルペシェールの外なら邪魔は入らない!と外行きの船に乗り込む2人。
そして、ようやくアドルフがセレスちゃんにずっと渡したかったと小さな箱を取り出し…中には青い指輪。
え!!!!ここまでやるならやっぱり何でエンド2つあるん?!両方幸せなエンドで2回推しの幸せな未来を楽しめるってことかな?!
「──結婚しよう、セレス」
それでは聴いてください。
ありがとう救済エンド後日談〜最推しの求婚場面を添えて〜
(流れるなんか結婚式みたいな感じの曲)(マイクを片手に涙ぐみながらステージへ現れるはるきち)(強火アドセレオタクの熱き想いが込められた歌詞)
これが、本編の時から聞きたかったんや。
ありがとう。フィナーレにふさわしい最高の場面。
「──ああ。見てろ、世界で一番幸せな花嫁にする」
この言葉を聞いている私は今世界で一番幸せなオタクです。
そのままエンドロールで平和なまま終わったけど、永遠エンドってこの求婚の後が描かれてるってことかしら。
とりあえず分岐まで戻ろう〜!
今度は邪魔こそ入らないものの、アドルフ自身が言い掛けては切り出せない様子。
に、煮え切らない…!!流石にセレスちゃんも何かあるって気付いてるし、シチューの味に飽きたのでは?!って見当違いなこと思い始めてるよ!しかも、これがめっちゃ真剣に悩んでいる。目新しい食材を求めマルシェへ向かうと、スピ姉ちゃんに出会う。辛味のあるシチューが美味しいと教えた後、これから帰るのか港へ向かってしまった…
薄々気付いてたけど、アンクゥ√ より先にアドルフemotionを進める人も居るんだからここでスピ姉ちゃんの正体は明かさないよね…でも、元気なスピ姉ちゃんが見れただけでも嬉しいよ🥹
天気が良いので買い物の後はリコリス畑へお散歩。
すると、求婚出来ないとアンクゥの墓前で彼に相談するアドルフが…アドルフ!後ろ!セレスちゃん全部聞いてる!アドルフ〜!
引き返そうとしたセレスちゃんの耳に懐かしい番人の声。セレスちゃんが居ることに気付いたアドルフ。そしてアンクゥも見守ってくれているであろう、この花畑の中心で。
「──俺の妻になってくれ、セレス」
それでは聴いてください。
ありがとう救済エンド後日談〜最推しの求婚場面を添えて〜アンコールver.
(流れるなんか結婚式みたいな感じの曲)(マイクを片手に涙ぐみながらステージへ再び現れるはるきち)(強火アドセレオタクの熱き想いと2人の大切な番人への感謝が込められた歌詞)
そして幸せと白いリコリスの祝福に包まれたままエンドロール。
エンドの違いが求婚の仕方だったとは。
アルペシェールの外でするパターンと、アンクゥも含めた3人の原点であり大切な場所であるリコリス畑でするパターン。後者の方が個人的にも2人にぴったりだなって思う。
その後、まさか、まさかのアンクゥ視点( ;ω; )
(──幸せになってくれて、ありがとう)
この幸せはアンクゥの出会いと旅路があってこそだよ、こちらこそありがとうだよ( ;ω; )
その後のスチル。
私はこのスチルとこの場面を見るために終ヴィルを進めて来たと言っても過言ではない。
無垢な白のリコリス畑で純白のドレスとタキシードを身に纏う2人の姿が。
これから純白の未来を共に生きていこうということ、そして感謝と愛を誓い合う。
ここで交わされる言葉達が、全部幸せと優しさと愛情に溢れてて、この物語をフィナーレに選んで大正解だった。
しかもスチルの2人の目線がこちらを向いていて、式に来ている仲間たちは勿論、見守っているアンクゥや、そして私達の方にも「幸せになるから安心してね」って伝えてくれている様で更に感動。
これから先、どんなことも2人で、時には仲間と共に乗り越えて、アンクゥが迎えに来た時に胸を張って幸せだったよと報告出来る様な人生を歩んでいくであろうアドルフとセレスちゃん。そんな2人に私も心からの祝福を贈り、はるきちの長きアルペシェールの旅路も終着点に到着です。
約2ヶ月に渡るアルペシェールへの里帰りでしたが、これがFDか?!と思うくらい絶望も救済も、切なさも感動も盛り沢山のFDでした…!攻略キャラそれぞれの幸せの形やその幸せに辿り着くまでの物語、他愛ない日常や本編では描かれなかった環さんやスピ姉ちゃんのお話などを見届ける中、セレスちゃんを通して私も様々な感情を貰ったなと感じています。
作中で「リコリスの叙事詩」という言葉が出ていた様に、終遠のヴィルシュという物語はセレスちゃんと√ ごと選ぶパートナーとが紡ぐ叙事詩なのかもしれない。
本編だけでなく、このFDに込められた物語とも出会えて良かった。
彼らとセレスちゃんが生きていく未来が眩しく幸せで溢れていることを信じて、旅人はるきちは次の物語の舞台へと旅立ちます。
ちなみに次の作品はもう決まっていて、次回からはですね、とあるサーカスを舞台に紡がれる物語を見届けますぞ🎪
では、また次の更新で!👋
ありがとう、終遠のヴィルシュ〜!