見出し画像

ラディアンテイル 共通ノーマルエンド&ヴィリオ√ 感想

↪︎以下ネタバレあり(個人の感想です)


✼••┈┈┈┈┈┈┈┈••✼



どうも、はるきちです。

ラディアンテイルの感想もこれで最終回。
まずは共通ノーマルエンドの感想から。

共通ノーマルだから、これは誰とも恋に発展することなく無事に旅を終えるエンドかな〜。
ひとまず選択肢を選んでいきます。たったかたのた〜〜💨

情報収集でヴィリオを選ぶ場合が多いので、その辺りの感想も交えていきますか!

まずはカリダ。
メインストリートをヴィリオと巡ります。
と、思って選んだんだけど、そこにヴィリオの姿はなく…えっ、このパターンは初めてでちょっと驚いてる。なにかの前触れじゃないよね(恒例深読みオタク)

クルトラで再びヴィリオのいる(はず)の共有スペースへ。
…………やっぱりいない!なに?なんで?ホラーじゃないよね?!困惑しているとティファちゃんはジーニアに誘われ共に買い出しに。
まあ、ジーニアとの時間も大切なのでね。ここはひとまず居ないヴィリオのことは置いておくとする。
しかし、狂人事件最中のクルトラでは閉まってる店がほとんど。ジーニアと一緒にティファちゃんのアクセサリーとかバッグを選ぶ買い物風景も見てみたいなと2人のやり取りを見ながら思うはるきちなのであった。

次はオリエンス。
ヴィリオのいる(かもしれない)生活テント……に向かい準備をした後、メインストリートの船に乗り込むと別の船に乗るヴィリオの姿が!!やっとヴィリオがいました!!
でも、なぜか街の外へ出る船に乗っている。
なぜ?と考えていると、またジーニアと出会う。ここはジーニア√ だったっけ…?
ジーニア好きだから良いんだけど!良いんだけど、情報収集のターンのヴィリオの挙動が予想を遥かに超えて謎過ぎて戸惑ってる。

お次のフェルス。
ここでもフェルス正門にヴィリオが……いないんだろうな…😇
ほら〜〜〜〜!!(ホラーと掛けてないよ偶然だよ)やっぱりいない!なんで?なぜなの…?
どこで何してるの…?ヴィリオは透明人間(ドラゴン)になる技を取得してるの…?
しかも、この後ってジーニアのいる場所しか選択できない様になってるから私はきっとジーニア√ を進んでいるんだと思う。ヴィリオがいないのもそれが理由だ。きっとそうだ。
ジーニアとの会話でイーオンの話題になった時「何かあってもワタシが1回だけ、なんとかしてあげるから」って言ってくれた意味、インタリオリングで操られても一度だけなら魔法具で抑えられるという意味なんだって今なら分かる。

アーテイルでの公演を終え、王様との謁見の場面に飛びます。
王子の心は溶け、ここからはジーニアやアレストさん達お城の人達にバトンタッチ。
王様に約束通り願いを叶えて貰い、旅は終了。なるほど、共通ノーマルエンドだとコリヴスも加えた新たな旅の展開はない訳か。
その代わり、ティファちゃんがジーニアの秘書にスカウトされている!これはやっぱり共通ノーマルという名のジーニア√ だったんだ…!スチルもちょっぴりFDのジーニア√ を先取りした雰囲気で、うーん、これはFDでジーニア沼も深まりそう。

ハイ!ここからは、ヴィリオ√ です!
先ほどの謎過ぎる行動の理由とは!そもそも他の4人を攻略した後でないと攻略出来ない制限が付いていた理由とは!
ラディアンテイルのフィナーレを飾るメインヒーローヴィリオとの物語、改めて開幕です!

ヴィリオ√ は一旦タイトルに戻り、ヴィリオルートを選択することで始まるので物語をおさらいしつつ進んでいきましょう。

初っ端からヴィリオ視点。
CIRCUSにドラゴンが参加したのは国からの依頼がきっかけであり、ヴィリオには何やら課せられた役目が他にあるらしい。
その役目は【世界が危機に瀕したその時は、命がけで救え】
ヴィリオさん、よーーく聞いてください。

命だいじに!!!!

あとさ、やっぱりラグレスの系譜だったりしますか?
様々な謎を携えて、まずは各都市を巡っていきます。

カリダでテントの設営時、初めて見る魔法具の数々に目を輝かせるヴィリオはその育った環境ゆえに人間の暮らしの【普通】を知らない模様。そんな彼に【普通】を教える先生にティファちゃんは任命される。ここでも出ましたキーワード【普通】。ラディアンくんはこのヴィリオ√ で描かれる【普通】を通してどんなことを読み手である我々に伝えてくれるんだろう。

そして情報収集!さっきは見つけられなかったけど、今度は合流出来ました!
でも、ヴィリオはなぜか都市の外へ出ようとしていて、不思議に思ったティファちゃんが「迷ってた?」と問えば「そんなところ!」と答えてるけど、どこか歯切れがわるい。
ほんとに、なにをしようとしてたんだろうねえ…謎は深まるばかり…

しっかしまあ、街を駆け回るヴィリオの可愛いこと可愛いこと。
栄養ジュースを涙目で飲んでたかと思えば、ティファちゃんの感想を聞いて面白えよな!と笑い…表情がコロコロ変わるところも愛嬌たっぷり。

研究所で実験に付き合わされている幻獣達を目の当たりにする場面。

「誰かを苦しめてまで得る未来なんて誰が望むんだよ」

ヴィリオ、その言葉、自分自身にもちゃんと当てはめておいてね。
それが役目だからって自分の命を犠牲にしてまで世界を救うなんて言い出したら、この言葉そっくりそのまま返すからね…!

この√ 、ヴィリオ√なだけあって、落ち込んでる時に真っ先に寄り添ってくれたり、ラディの人型を初めて見た時も隣に居てくれたり、大切な場面でヴィリオが一緒に居てくれていて心強い。

カリダで少し明かされたヴィリオの秘密。
それはヴィリオはちょっとだけ特殊なドラゴンであり、各都市のコアアイテムが関係している秘密を持っているという。こうやって小出しにしていくスタイルね!オッケー👌

王様とヴィリオの通信の様子。
【全ての竜の王】と呼ばれたヴィリオ。
もう何度も言ってるけどやっぱりラグレスの末裔とか、関係あるドラゴンよね…?

クルトラではこれまでの√ でちょくちょく垣間見ていたヴィリオの魔物への過剰とも言える様な態度が顕著に表れている場面がちらほら。これも、世界を守るという役目に関係していると予想してるんだけど、ヴィリオの目的がまだまだ掴めない。
そんなクルトラでの情報収集時、またも街の外へ向かうヴィリオの後を追うとそこには魔物の群れを排除するドラゴン姿のヴィリオがいた。
もしかして、各都市に行く度に居なかったのも、街の外に出ようとしてたのも、都市の外の魔物退治のためか…!
実は魔物は治安維持隊がコアを破壊するだけではまた時間が経てば復活してしまい、マスタードラゴンが食べて体内で浄化すると完全に消滅する、とのこと。そのマスタードラゴンというのがヴィリオ。
ちょっと待ってね、まずそのマスタードラゴンというのはなにものなんです?いきなり情報の濁流に飲み込まれそうになっている。
世代にひとり生まれるマスタードラゴン。今のそれがヴィリオ。
事情を聞いたティファちゃんの「わたしにとってのヴィリオは、……ただのヴィリオだよ」は、マスタードラゴンゆえに生まれてからずっと特別扱いされてきたヴィリオにとって初めて等身大の【ヴィリオ自身】を見て紡がれた嬉しい言葉だった様に思った。
そしてこの後の照れ顔ヴィリオが可愛い。

ただ、いくら浄化出来るとはいえ、髪も黒くなったり浄化しきるまでは食欲も湧かなかったりと影響が出てるところを見ると許容量があったりしないかとか、それを超えたらヴィリオが魔物になっちゃったりしないかとか考えてしまう。杞憂なら良いな。

でもでも、この√ ではティファちゃんがヴィリオの強さに甘え過ぎたらいけないと、彼の弱い部分にも目を向けているのがこれまでと違う、一歩踏み込んだ信頼を築いている様に思えたし、ヴィリオにそうした心の支えになる存在がいるというだけでも安心出来る気がする。

はーい、ヴィリオさん、質問でーす!
オリエンス冒頭の、愛という感情を理解出来る日は来ないんだと思うという発言と、旅が終わったらの後に続けようとした言葉について、説明願えますか?私、命だいじにって言ったよね〜?!世界のために自己犠牲とかしようとしたら全力で止めるからね。CIRCUSのみんなが。

オリエンスのお土産屋で災いを遠ざけるおまじないのラクリマレプリカをヴィリオに、と選んだことをきっかけにジーニアにヴィリオの使命を知っていることを打ち明ける。
ここのジーニアの言葉、ジーニアなりの優しさや世界に対する見方が伝わって来て、なんていうのかな。綺麗な部分もそうでない部分も大人としてティファちゃん達よりも知って、見て来ている分重みがあるなって。
そんなジーニアからの忠告。

「ひとつだけ忠告しておくわ。
ヴィリオに恋しちゃダメよ」

あーー……そう来るかあ(´・_・`)
でもほら、恋は理屈じゃないって言うし、使命とか宿命とか頭では分かってても好きになる時はなるんよ。それが恋なのだ。…たぶん。
ジーニアがティファちゃんのこと気に入ってくれているのは素直に嬉しいなって思った。

このオリエンスはヴィリオの両親にとって縁の地でもあるらしく、2人は故郷を離れたこの都市で再会した時のことを【運命の再会】だと話していた、という馴れ初めを聞いてティファちゃんはヴィリオと初めて会った時のことをふと思い出す。
あばばば、これはティファちゃんとヴィリオの出会いを後々運命の出会いって表現するやつだ…!!どうする運命オタクはるきち!!
あなたにはラリーダという推しがいるのよ!!
などと脳内会議を開いている内に船は降りる駅へと到着。ヴィリオはこれからまた森へ行き魔物を食べる…どうしても心配なティファちゃん、先日買ったオブシダンのあしらわれたラクリマレプリカを贈れば、ヴィリオは喜び彼女の手を取りながら、こう紡ぐ。

「謙遜すんな。意味ないなんて言うな。
こうして応援してくれるのが、オレにとってはすげえ力になる」

「これはオレにとって間違いなく……。
一番の宝石だ」

今まで、事情を知る人は居ても、唯一のマスタードラゴンとしてたったひとりで魔物を食べ浄化し続けて来たヴィリオ。
使命だから、それが自分の役目だからと、ジーニアの言葉で表すなら全力投球で進んで来た。そんなヴィリオに、彼のことを考えながら選んだお守りを贈ったのも、「頑張って」と言葉を贈ったのもティファちゃんがきっと初めてで、それはティファちゃんが思う以上にヴィリオは嬉しかったんじゃないかな。
ここのスチルのヴィリオの真っ直ぐな瞳が凄く印象的。あと、前から思ってたけど犬歯可愛いね!

「人生最後の思い出作り」
ヴィリオ、お前もそうだったのか…
パスハリア√ をクリアした身からしたら、そう考えている人がこの時点でパスハリア以外にも居たことに驚きだよ…!
みんな!命!だいじに!

ここまで見守って来て、感じたのはジーニアもちらっと話していたようにヴィリオの真っ直ぐさが彼の強みでもあり弱さでもあるということ。そして、思ってた以上に無理をしていること。ずっと、どの√ でも甘えて頼って来たヴィリオの淀みない竹を割ったような強さや眩しさが増せば増すほど、影も濃くなる感覚。
それにヴィリオ自身が、自分の命を自分のものではなく使命を全うするためのもの、世界を守るために在るものだと感じている節があるから、そのためなら簡単に投げ打とうとする気がしてならない。そんな彼の脆さを初めて実感している。

恒例となった公演後のヴィリオから王様への定期通信。
ヴィリオはいつもこの通信で王様へ仲間達が抱えるものが少しでも軽くなる様な、助けになる様な願いを口にする。仲間想いのヴィリオらしいけれど、ヴィリオ自身の願いも叶えてほしい。というより、ヴィリオ自身は何がしたいのか、何が欲しいのか、それを考えた時に浮かんだものを望んでも良いことに、叶えても良いことに物語のどこかで気付きますように。使命のことがあるから、自分自身のために何かを望んではならないと思ってるんだろうなあ。

フェルスでの調査中、魔物のことをヴィリオに任せきりで良いんだろうか…?と感じたティファちゃん。大胆にもここでヴィリオに魔物への自衛ということで戦い方を教えてほしいとお願いをし、急遽ヴィリオ先生の護身講座が開講!「お願いします、ヴィリオ先生!」とティファちゃんも気合十分。
ところで、ティファちゃんの運動神経ってどんなもんなんでしょ🤔
ヴィリオに支えられながら剣を構える。そして振る!この場面で教わったことやヴィリオが話してくれた「味方も相手も守るための術」という考え方をティファちゃんが活かせる日は来るのだろうか。寧ろ、ヴィリオを守るため剣を振るうことがある伏線なのでは…(まーた深読みしてる)

この後のティファちゃんの「ドラゴンの力が自分にもあれば」発言を聞いた時の反応もそうなんだけど、ヴィリオって仲間や一緒にいる相手の気持ちや言葉に対して必ず「気持ちは嬉しい」って、「ありがとう」って笑って伝えてくれるんだよね。たとえそれが、物理的に力になることが出来ない時も、その自分を想ってくれているという気持ちを真っ直ぐ受けとめてくれる。だからこそ、ひとりで頑張らないでほしいと思うし、マスタードラゴンにしか出来ないことだから他の誰も力になれないことを歯痒くもどかしく感じてしまうところもあるけれど。ヴィリオの優しさが沁みる。

ヴィリオは沢山の人の笑顔を守れるのはCIRCUSの公演と自身の役目は同じだって言ってたけど、公演はまずCIRCUSのメンバー皆が楽しむことで、その楽しいが観客に伝わって笑顔になる。だから、アーヴィの提案も仲間が辛い公演なんて出来ないししたくないから断ったんだと思ってて。実際イーオンは戦いたくないと本音を打ち明けてくれた。
一方、ヴィリオの役目はヴィリオ自身が笑顔になれているかって言われるとこれは違うと思うんだよねえ…あんなに身体にも影響が出たりして、しんどいはず。役目を果たせること自体に喜びを感じることはあるのかもしれないけど、うーーん。うまく言葉に出来ないけど!ティファちゃんが感じてる引っかかりもこの辺りなのかな。語彙力が来い。
けど、確かなことは、ヴィリオはこの役目と真摯に向き合って、ドラゴンとしての誇りやマスタードラゴンとしての使命感を持ってやり遂げようとしてるし、その役目について話すヴィリオの表情が曇ってたことなんて一度もないということ。ヴィリオにとっての幸せってなんだろう、なんて考え込んでしまった。

フェルス公演後、アーヴィが魔物化してしまう様子を目の当たりにした一行。
公演を頑張って、笑顔を増やし、負の感情を少しでも減らしていこうと改めて心に決め、アーテイルへ帰還する。

リーベルでひと休みの巻。

あったようななかったような勇姿を語るラディへのパスハリアさんのお言葉「きっとお酒が頭の変なところにこぼれちゃったんじゃないかな?」
パスハリアらしさ溢れる結構オブラートにも何も包まない感じ、いいね!頼もしいよ!
ラディはワイン5本は飲み過ぎだよ!

あっという間にアーテイル公演当日。
皆で手を重ねて円陣を組む様子を見るのもこれが最後かと思うと寂しい。けど、この演出がいつ見ても最高で、鳥肌が立っちゃうんだよなあ。

公演で演じた物語最後のラグレスの言葉を聞いて、今までも何度か思ったけど違うよねと頭から振り払っていた考えが再びはるきちよ脳裏を過ぎる。
…ラグレスってヴィリオじゃないよね?
違う…よね…?(答え合わせは後ほど!)

最終公演も無事にフィナーレを迎え、後日王様と謁見。約束通り願いを伝えていく中で王様は、ヴィリオにはまだ果たすべき使命があるため彼の願いは別枠だと言葉を紡ぐ…と、ティファちゃんがなんと皆もいるこの場で使命が魔物食いなのか聞いてしまった…!
王様もいるけど、大丈夫?!
でも、これで会うこともない可能性を考えると、ここで聞かなかったら後悔するっていう気持ちは凄く分かる。分かるからこそ、どうか良い方向に転んでくれ…!

ジーニアが慌てて止めに入るもティファちゃんは止まらない。この子は一度聞くと決めたら納得するまで止まらないよ、ジーニア。
ここぞという時の意志の強さや行動力はこれまで何度も見守って来たからね!
しかし、流石ヴィゴニア王。ティファちゃんにどこまで事情を知っているのか落ち着いて問いかける。穏やかで優しくて冷静な賢王だと改めて感じつつ。ティファちゃんとヴィリオでマスタードラゴンについてや、魔物を食べる理由について他のメンバーに説明していく。CIRCUS皆と情報を共有出来ただけでも、既に個人的には心強い。

心強いが、ヴィリオの浄化にも限度はあるという話になり…1000年前のマスタードラゴンであるラグレスが取った行動を自分もやってみるとヴィリオは語る。
ここではるきち、ヴィリオ=ラグレス説は外れていることを確認です!別のドラゴンでした!
ヴィリオの言う封印にはコアアイテムが必要なこと、皆の願いにもコアアイテムが必要なことから、あれよあれよとコリヴスとヴィリオの旅に付いて行く気満々になるメンバー達。これ、表向きは早くコアアイテムが欲しいからってことにしてるけど(確かにそれも事実ではある)皆ヴィリオが心配だし、何より大切な仲間だからっていうのが1番の理由だよね。固い絆をひしひしと感じる。
ラディ、ザフォラ、パスハリア、イーオンはそれぞれコアアイテムの依代としての資格を充分に有していることもあり、皆は無事に新たな旅への同行をゲットするのであった!
ティファちゃんが何だか自分だけ役目がないって引け目を感じてたけど、これって後々ティファちゃんにしか出来ない大きな役目が出現する気がする。皆もティファちゃんがいなきゃ始まらないって言ってくれて、愛されヒロインだなってにっこり。

リーベルへの帰り道。
余計なことをしたかもしれないと謝るティファちゃん。ヴィリオは怒ってないけど、皆と過ごす大切な時間とこれまで作った、そしてこれからの旅でも作るであろう一生の思い出達を振り切る様に言い放つ。

「一緒にいるのがどんなに楽しくても。
心地良くても……愛しくても」

「それは俺にとって一番大事にしなきゃいけないことじゃない」

そう言ったかと思えば、これから果たす使命に皆がいてくれることにほっとしているとも零す。

「みんなと……ティファリアと、まだ一緒にいられるんだって」

ねえ。ねえ。
もうこれヴィリオもティファちゃんも相思相愛だよね?!
ヴィリオはたったひとりで使命を果たそうとしていた。ううん、そうしなきゃいけないと思っていたし、使命が何よりも一番大事で最優先。それはきっと己の命よりも。
でも、CIRCUSとして仲間と過ごした時間は、ティファちゃんと過ごした時間はそれよりも大切にしたいと思ってしまうほどヴィリオにとっても愛しいものになってて。
ヴィリオのために自分から彼の事情に巻き込まれに来る優しくて頼もしい仲間ばかりで。
「いつまでも一緒にはいられない」何度か零したこの言葉も、まるで言い聞かせるみたいで切ない。ヴィリオが使命も果たして、仲間やティファちゃんと共に生きていける道が見つかる様に願ってやまない。

さて。
コリヴスも仲間入りし再び旅に出発したCIRCUSですが、ザフォラの照れ隠しや天邪鬼にも慣れきった様子も微笑ましい。
ここまで来たら私にだって分かるよ、ザフォラは照れ屋さんだもんね🤭

カリダに着くとこの√ はティファちゃんとラディがここでヴィリオの案内により、眠るライジェルとメリアと再会。同時にラディがラリーダであること諸々もティファちゃんへと明かされる。私、結構気になってたんだよね、ライジェルとメリアが助かるのってラディ√ だけなのかなって。でも、この√ でも助かりそうな雰囲気が出て来てほっとした。
そして!今回は!なんとティファちゃんが自分のことを犠牲にして両親を助けようとする(様に見えた)ラリーダを強い意志で事前に止めた!!( ;ω; )
そうだよ、ほんとに、ほんとーーに誰にも何も言わず勝手に自己犠牲するんじゃないよラリーダ!!

「お父さんとお母さんも
もちろん大切だけど……」

「ラリーダだって、替えのきかない
大切な家族なんだよ?」

「勝手に自分から傷つこうとしてるなら、
わたしが絶対に止める」

よく言った。

ラリーダ√ 見てるからね、大丈夫だって分かってても、この後また感情失う様なことするんじゃないかって思っちゃったわよ。
でも、こういう気持ちをきちんと伝えるの大事。特にラリーダには。
それから、無事にライジェルとメリアは目覚め。コリヴスが言った「10年間お休み仲間」が可愛い。

ところがどっこい。
なんなんですか。ラリーダさん、ヴィリオさん、ちょっとそこにお座りになってくださる?
カリタスワンドを封印に使うためにはラリーダが犠牲にならなきゃいけなくて、使命のためにヴィリオはそれを?受け入れてて?ラリーダも?それを受け入れてて?ほーーーーん?

いい加減にせい!!!!

さっきティファちゃんに替えのきかない家族だって言われたばっかなのもう忘れたんか?!?!
ヴィリオはいつもの明るさと真っ直ぐな仲間想いな強さはどこに忘れてきたん?!?!
私はそんなん認めんからな!!ハピエンしか!!認めーーん!!(ハピエン厨はるきち)
きっとこれは奇跡とか色々凄い助け舟が来たりしてまるっと良い感じに解決するだろうと信じて物語に戻ります。

魔物食いに同行する皆。
どんなに凄いドラゴンでも、仲間であることに変わりはないというティファちゃんとイーオンの言葉を皮切りに次々とサポートの手を差し伸べる仲間たち。
ヴィリオも観念しなよ、こうなったら最後までたったひとりで使命を果たすなんて無理だよ。皆ヴィリオが大切なんだよ。
…と、謎目線で諭すはるきちでした。

ヴィリオが苦しんでいても何も出来ない無力感ややるせなさ、燻る重い感情を両親に相談するティファちゃん。
そこは、やはり両親だからこその距離感と言葉でのアドバイスが彼女の心にも深く響いた様で、使命云々を抜きにしてヴィリオ自身のことだけを考えた時、ティファちゃんはどうしたいのか、ヴィリオにどうして貰いたいのか。その答えがヴィリオの意識を変え、2人の関係を一歩進ませるきっかけになりそう。

それにしても、ライジェルとメリアとの会話のこのテンポ感とか言葉選び、個人的に心地良くて凄く好きだな〜!

メリアの言葉に力を貰い、ヴィリオに無理をしないで頼ってほしいと伝えるも、使命については自分にしか出来ないから気持ちだけ受け取ると、頑なにひとりで抱え込もうとする。
ヴィリオの気持ちもティファちゃんの想いも、どちらも優し過ぎてお互い譲れない部分がほんの少しかけ違えてるだけで、根っこの大切な人のためというところは同じだからこそこの交わらない平行線が歯痒い。
あとさ、ティファちゃんがちょいちょい自分にも力があったら良いのにって感じてる描写が"絶対に無理だけど"という表現と一緒に入るのって何かの伏線か…?

カリダ公演当日。
公演前の舞台袖にライジェルとメリアがやって来た!いらっしゃ〜い!
そしてメリアはそっとティファちゃんに耳打ちをする。

「それで、ティファリア。
……本命はどの子なの?」

あら〜〜!!早速本題入っちゃいますか?!
メリア姉さん、流石抜かりないっス🤭
ここは分かりやすい恋する乙女ティファちゃん。視線が自然とヴィリオに向けばメリアは直ぐに察し…

「あら。人間と幻獣の恋愛なんて、
世の中にありふれてるじゃない」

そうなんだ?!
ない訳じゃないけど、そんなにないのかなって思ってたからこの情報は励みになる〜!なんて思ってたら、更に人間とドラゴンでも結ばれた例があると言うじゃないですか!
それは【竜の花嫁】という御伽噺として伝わっている伝説。なになに…?
愛し合うドラゴンと人間の少女のお話で、ドラゴンが自分の力を少女に分け与えることで末永く共に生きた……

こ れ だ 。

これだ!!これだよティファちゃん!!
これはもう見えましたね、ヴィリティファのハッピーエンドが。これしかない。

これしかないと私の直感はびびっと響いてるのにヴィリオは、ドラゴン同士で番になれば力を分け与える必要もないとか、そんな風習はとっくに廃れてるとか、なんだこのつれなさは。まあ、ヴィリオは使命があるから恋と自分は無縁だと信じ込んでるところがあるから現時点では仕方ないといえば仕方ないか…

公演でのジーニアが扮したパスハリアの分身を見たカリダ住民Cさん「(2人目のほうが若干ウザいな)」

そんなコメントありなんか😂
ジーニア、私は良いと思うよ!高貴さが溢れてるよ!
ザフォラのアドリブトークもアクセル全開で笑ったし、イーオンとラリーダのもふもふダンスも可愛過ぎたし、今回の公演も超絶好調!

絶好調に終えた公演の後、ヴィリオは倒れてしまう。
実は、ヴィリオの身体は魔物を食べ過ぎてしまい浄化が追い付いていないというのだ。
ここで予定変更。
ザフォラとイーオンはクルトラへ、パスハリアとラリーダとコリヴスはオリエンスへそれぞれコアアイテムを回収に向かい、ティファちゃんとジーニアはヴィリオのお世話係としてカリダに残って行動開始。
みんな、無事に帰って来てね…!

ここでクルトラの様子を見てみるターン。
なんとなんと、クルトラが大混乱!蜂起した住民達やバルトが雇った人達やらで大混戦。
しかし、こちらには治安維持隊とアレストさんがいるもんね!街のことは彼らに任せ、ザフォラとイーオンはバルトのお屋敷へ…!
バルト、お前〜〜!「よく来たね」などとどの面さげて言うてんねん!!
はるきちがふんすふんすとしている間にイーオンさんがインタリオリングを回収。流石。
そして弾の入っていないイレーズでハッタリをかければバルトが目に見えて狼狽える。
ザフォラとイーオンの言葉で自身の劣等感を揺さぶられたのか、バルトがこの√ でも魔物化。でも、イーオンが迅速に対処。
無事にラビリントネックレスも回収し、カリダへと帰還です。

ここで、ザフォラが以前ヴィリオからクルトラが良い街と言っていた時のことを思い返しながら呟いた言葉。

「……お前もその仲間なんだ。
わかってんのか、馬鹿トカゲ……」

素直になれないザフォラのこんなにも仲間を想う愛情の込められた『馬鹿』はラディアン史上これが1番じゃないかと思うくらい、彼の普段内に秘めた優しさが垣間見えた。

ここからはオリエンスチームの様子を見てみましょう。
こちらは何の懸念もなくラクリマイヤリングを手に入れられそ………レ、レーヴェ姉さん?!ここでお久しぶりのレーヴェ姉さんが登場。今回は、愛を見せろとか言われてもボーイズ3人で来てるのでちと難しいぞ…?
と思い見守っていれば、今回特に課題はなく。人間の移ろい易い感情に難色を示していた彼女の心を動かしたのはヴィータの懸命に紡がれたパスハリアを、CIRCUSを通して見てきた人間を想う気持ち。ヴィータ、ありがとう…!

と、ほっとひと息吐いたのも束の間。
ラクリマの使い道について、魔物を封印するためだと説明した途端レーヴェがラクリマは渡さないと言ってきた。
なぜ?!なぜなの?!レーヴェはアーテイルやラグレスのことも友として想っているから、ひとり魔物を封印したラグレスに悲しみの気持ちがあって、ヴィリオに同じ道は辿らせたくないとか…?
困惑する3人にレーヴェは問い掛ける。「そのマスタードラゴンは大切な人?」と。
もちろん、と頷く彼らにレーヴェはゆっくりと1000年前、ラグレスとアーテイル、そして大精霊達の間で起きた真実について語り始めた。

語り始めた内容をはるきちが知る前に、カリダチームのターンに。
え?!レーヴェ姉さんのお話は私は聞けないの?!ラリーダ達よ、後で私にも教えてね(´・_・`)
ここで!!なんと!!びっくりな新事実が!!ジーニアは料理が上手い!!!!!
まじか…えっ、この美味しそうな朝食、ほんとにジーニアが…?(´⊙ω⊙`)
しかもなぜかこの料理ができることを巡っての質問に対する答えで分岐。
ノーマルエンドからいきます!
今回はティファちゃんを心配して必要だと思ったから彼女のために作ってくれたんだよね。ジーニアの株がまた爆上がりしてしまったようだ…!

だが、そんなジーニアはいつかの様に再び言う。「ヴィリオに恋はするな」これはティファちゃんを想っての忠告。諦めた方が良い理由はヴィリオにこう聞けと続ける。
「【ラグレスはどうなったの?】」
やっぱりさっきのレーヴェの話がすっごく大事な鍵だ。そして、ラグレスと同じことはしてはいけない気がする。レーヴェはコリヴス達の大切な仲間であるヴィリオがラグレスと同じ道を辿ることで、CIRCUSのメンバーが絶対に後悔すると分かってるから止めていて、そして皆がどうするかを自分で選べるよう選択材料として真実を話してくれたんだろう。

これは、エスコルチアの根幹に関わる規模の話になって参りました…!
ティファちゃんは早速、ヴィリオにラグレスのことを聞きに行きます。
そして、ラグレスの辿った末の結末を聞く……ねえ、これ、どう解決するの…?
マスタードラゴンしか魔物は浄化できない。
マスタードラゴンはこの世界に今はヴィリオひとりだけ。その浄化には限度があるから、ラグレスと同じく封印しなきゃいけない。
でも封印したらヴィリオは命を落とす。
でも、増え続ける魔物は何とかしなきゃいけない……詰んだ………?
まだだ、まだ、マスタードラゴンに頼る以外に魔物を何とかする方法さえ見つかれば…!
アーテイルとラグレスと四大精霊の起こす奇跡とか、ないかな?!

ラグレスや竜の花嫁の条件、ヴィリオの気持ちを聞いて気落ちするティファちゃんが学術塔の前を通るとなにやら騒がしい。
どうやら魔物が逃げたらしく、クロリスの護符を持ち歩いていたティファちゃんは避難誘導を手伝うことを申し出る。大丈夫かな…無理しないでね…!だが、はるきちの声は届くことなくティファちゃんは途中娘とはぐれたという女性に護符を預け、娘さんを単身探す決断を…無理しないでって言った側からこの子は〜〜!!これ、無理を押してヴィリオが助けに来る展開かな?!

場面は一旦ヴィリオとジーニアのいるテントへ変わり、ヴィリオは自身の中に膨れていくティファちゃんへの想いを自覚しながらも使命のため蓋をしていた。
本当は嬉しかった。凄く嬉しくて、【世界の人々の笑顔を守りたい】から【ティファリアの笑顔を守りたい】に変わっていくほど彼女の存在は大きくなって、でも応えることは出来なくて。
そんなことを考えているとジーニアが、まーーーーた好感度爆上がり発言をかます。

「でも、アナタの使命とやらは、
世界一大切な女の子を泣かせてでも、
やらなきゃいけないことなの?」

よくぞ言ってくださった…!!

ほんっっとにこの言葉に100回頷いた。
ジーニアありがとう、さすが我らがCIRCUS団長!
使命も大切。それは分かる。でも、それは自分を大切に想ってくれてる人達の気持ちを置いてきぼりにしてまで、そして自分が大切だと想う人を悲しませてまですることなのだろうか。ギリギリまで他の方法がないか足掻いてみるのだってひとつの手段だと思う。
けど、ヴィリオも意志は固く。自分がやらなきゃ魔物が溢れて世界がいずれ崩壊すると答える。

「あら、ワタシはそれも仕方ないことだと思うけどね」

「だって誰かを犠牲にしなきゃ保てないような歪な世界なんて、エレガントとは程遠いじゃないの」

「そんなくだらない世界、
今滅びなくてもどうせいずれは壊れる運命よ」

ジーニアしか勝たん。

ジーニア〜〜!!
まさか、ここまでジーニアが言葉にしてくれるとは。
ヴィリオ、前に言ってたよね。
最初にカリダを訪れた際、研究所で実験に付き合わされている幻獣達を目の当たりにしたとき。

「誰かを苦しめてまで得る未来なんて誰が望むんだよ」って。

その言葉、今こそジーニアのこの言葉と共に伝えたい。
誰か、の中には君もしっかり入ってるんだよ。たとえ、世界で唯一のマスタードラゴンだとしても、ザフォラも言ってた様にヴィリオはヴィリオで、大切な幸せになるべき仲間。はやく、その皆の気持ちが伝われば良いのに。ジーニア渾身の説得が功を成してくれると信じよう。

どうして…ティファちゃんが魔物化して……
ジーニアがテントから出て行った後、ティファちゃんがヴィリオの元を訪れた。が、やはり護符を預けてしまった影響か、そしてヴィリオとのことで気落ちしていたこともあり彼女は魔物化してしまっていた。
この状況をヴィリオがどう解決するのか。これは大きな分岐点になる気がする。
強い想いは捨てろ。その言葉に一旦冷静になりかけるも、魔物化してから紡いだ言葉も紛れもなく本心だと自覚してはまた身体から瘴気が溢れてしまう。
もう戻れないと悟ったティファちゃんは、これでお別れなら言わせてほしいと言葉を紡いでいく。

(わたしだって、女の子だから。)

もうこれだけで切なさ限界突破である。
そう、ティファちゃんだって普通の女の子。
恋をした相手が特別なドラゴンだっただけで、その恋心は普通の女の子が抱くものと同じ。
ティファちゃんの考える恋をした女の子のイメージが可愛らしくて、切なさが止まらない。そして、やっと紡げた「好き」の言葉。
こんな魔物化した形でだけど、ようやく伝えられた想い。涙で画面が滲む…( ;ω; )

ティファちゃんを失いたくないと、掌に宿した炎を彼女に向けることなく。
ヴィリオが贈ったのは想いに応えるかの様な口付け。2度目の時は真意の分からない言葉と共に。
多分、これは…分け与えたね。ドラゴンの力ってやつ。(名推理の顔)

目が覚めると知らない場所。
でも、目の前にはコリヴスがいて、ほっとひと安心。こういう状況が分からない時、仲間の顔が見れると本当に安心する。
しかし、ティファちゃんはなにやら自分の視界がきらきら光ってることに気付く。コリヴスの周りは特に光って……それ、精霊が見えてるねえ………なっちゃったんじゃない?竜の花嫁ってやつ。(名推理の以下略)

ラリーダの登場の描写、「見慣れた毛玉がころころと転げ落ちて来た」なの愛らし過ぎない?思わず和んじゃったよ。

族長さんの家で眠っていた間の状況を聞く。
聞くんだけど、族長さんの最後のひと言よ。

「マスタードラゴン・ヴィリオの。
──【竜の花嫁】だ」

あの。
これ、ここで喜んでも良い場面かな…?
これは、ヴィリオの話だとお互い本当に想い合ってないと出来ないことだから、竜の花嫁になれた以上、ヴィリオとティファちゃんがお互いを世界で1番誰より愛していることは確定してる訳で。
でも、ここで喜ぶのって空気読めてないかな🫣

【普通】でなくなったことを怖がるティファちゃんにラリーダが元気と勇気を与え、ティファちゃんは改めてヴィリオに伝えたい気持ちがあるから彼に会いたいと願う。
しかしながら、ここでラリーダからエスコルチアで飛び交う瘴気を纏った黒いドラゴンの噂の話を教えて貰い、そこからヴィリオの状況も確認。
えーと、ヴィリオさん?やっぱりさっき竜の花嫁になったね〜!って喜ぶのは早とちりだったってワケね。ティファちゃんを自分の花嫁にしておきながら、彼女を置いて自分ごと魔物を封印するという意志は貫いてるとみえる。そんなん!!認めんぞ!!ハピエンしか認めーーん!!(ハピエン厨再来)
ハピエンしか認めんと地団駄を踏んでいると、族長さんの真っ直ぐで誠実な言葉が響いて来た

「【竜の花嫁】とは生涯で唯ひとり、
共に生きたい相手への祝福」

「どうか、正しく受け入れてやってくれ。
これまで使命のために何も望まずにいた
ヴィリオが、ただひとつ求めた想いを」

「愛したことは、罪ではないのだから」

この言葉で泣かないわけがなかった。

族長さんの言う通りだよ。
ここまで何度か書いてきたけど、使命のために未来も自身の望みも全てに蓋をしてきたヴィリオが生まれて初めて求めたもの。
ティファちゃんを失いたくない、共に生きたい。それは、ヴィリオが誰よりもティファちゃんを愛していることが言葉にしなくても彼の【竜の花嫁】になっている事実から明らかで。あの口付けの瞬間、ヴィリオは使命も何もかも関係なく、ただただティファちゃんへの想いだけで行動した。これは、ティファちゃんの背中を押すのに充分過ぎるほどのヴィリオからの想い。

そんなヴィリオの想いとラリーダの支えに前を向き族長さんにヴィリオを救う方法を教えてほしいと申し出る。
ラグレスと封印した魔物が浄化された魔力が詰まった結晶がパシオの奥にある洞窟に存在しており、それを使えば魔物は消滅させられる可能性が高い。しかし、その洞窟にはドラゴンかアーテイルの血族しか入れない。
頼んだ、コリヴス…!アーテイルの再来と呼ばれている君にしか出来ないことだ…!勿論、ドラゴンと同等の魔力を授けられたティファちゃんも一緒に行くから、2人ならきっと大丈夫。
この場面で仲間のために覚悟をかためるコリヴスが凄く凄く凛々しくて成長を実感した。

ザフォラ達もラグレスの結晶を持ち帰るまでヴィリオを抑えようと改めて頷き合い、CIRCUS全員がヴィリオを救うために心をひとつにする。なんかもう、さすがメインヒーローの√ 集大成という雰囲気が凄い。

コリヴスとティファちゃんは洞窟へ。
強い魔力を感じながら奥へと進んで行くと、洞窟の違和感にコリヴスが気付いた後突如何者かの声が響き…周りの景色がフェルスに一変。
目の前にいるのは、火の大精霊ヴァレンさんじゃないですか?!
ヴァレンが放つ炎に怯まず、自分達の素性を明かせばすんなりと通してくれた。気のいい兄ちゃんタイプかな。とにかくありがとう!

次に現れたのはレーヴェ姉さん。
姉さんの問い掛けに嘘偽りなく答えるティファちゃん。大切な人を、ヴィリオを失いたくない気持ちをそのまま伝える。それを素敵だと微笑めば、幸まで願ってくれてレーヴェ姉さんのこういうところが私は好きです。

次にやって来たのは…その声は!ラリーダ√ で何度も聞いたセリウスだ!本物だ!ラリーダ√ では本当にありがとう!(謎テンション)
そんなセリウス、ラリーダの助言もあり彼の名前を出した途端こちらの話に食い付く食い付く。これは親バカってやつかな…?ラリーダが1000年後も元気に生きてるって知ったセリウスがめっちゃ嬉しそうで私までにこにこしちゃった。

セリウスのラリーダへの愛情を感じたところで、最後は風の大精霊リベラです。
わ!リベラ美人さん!
リベラの過去を聞き、それに対しての答えを紡げばリベラは道を開けてくれた。
もしかしたら、自分達では友を救えなかった過去を持つリベラだからこそ、今度こそティファちゃん達は大切な仲間を救ってほしい。そんな願いも込められていたのかもしれない。

いよいよ結晶を目の前にしたその時。
風景がアーテイルのお城へ変わり、玉座に座るすっごいイケメン……ごほん。青年。
彼こそ初代アーテイル。コリヴスにどことなく雰囲気が似てるので、彼が成長したらこんな風になるのか…ふーーーーん。コリヴス√ もあったら良いのにとか思ってないよ。思ってないからね。
アーテイルは2人と言葉を交わす内に、一番の親友を犠牲にしたことをやはり後悔していると語る。民と世界を守る王族として、その選択しかなかったとも。しかし、2人がそれ以外の方法を見つけてみせると宣言すれば。

「俺たちが、手を貸そう。
俺が掴めなかった希望のために」

ひとついいですか?
はるきち、こういう熱い展開大好きなんです。
初代国王と四大精霊が力を貸してくれるんだよ?!まさかの展開に盛り上がってきました…!
それにしてもアーテイル様格好良いな…もっとお話したい…👉👈
と。思ってたら。
あばばばば。コリヴスが…コリヴスが!!
可愛かったコリヴスが!!17歳の姿に戻った!!!!!!声も大人になってるし、並ぶとアーテイル王とそっくりだし、ちょっと落ち着く時間をくださいまずは深呼吸よはるきち。
突然のイケメンの過剰摂取により呼吸が乱れまくってるはるきちは放っておいて、先に進みますよ〜!

ウン、大人のコリヴス、ちょっとまだ慣れない🫣その辺りはゆっくり慣れていくとして、最後はやはりこの方、ラグレスとの邂逅。
ラグレスは交わす言葉とその表情から2人の熱意と決意を感じたのか、封印以外の手がない訳ではなかったことをぽつりぽつりと語り始める。
アーテイルが団結を呼びかけ発展していった人間達の暮らし。その発展に伴い、精霊のことをないがしろにしたり、目先のことばかりでささやかな幸せに人々が目を向けなくなっていったためクロリスも咲かなくなっていったという。
そんな人間達を信じることが出来ず、アーテイルの制止の声も聞かず魔物を食べ続けたラグレス。あの時、アーテイルの言った通り魔物食いをやめていたら、別の未来があったのだろうかと瞳を伏せる。
そもそも、ラグレスが信じたのが【人間】じゃなくて【アーテイル】だからね。信じられなかった気持ちも分かる気がする。でも、その信じていた友であるアーテイルが止めていたなら、少し立ち止まる勇気も必要だったのかもしれない。
その話を聞いてコリヴスは、小さな犠牲でもその犠牲者を想う人が必ずいる、と。その人たちにとっては小さな犠牲なんかじゃないから、誰も犠牲にしたくないと改めて強い意志を示す。ラグレスが犠牲になったことを今でも後悔しているアーテイルと四大精霊を見てきたことも、コリヴスのこの言葉を引き出すきっかけになったんだろう。
ラグレスは2人を見て、今代のマスタードラゴンは素晴らしい仲間に恵まれたんだな、と優しい声で紡ぎ、ティファちゃんにも「お前はそのままでいい」と言葉を贈る。
ラグレスの言葉には温かみと全てを包んでくれるような安心感があるなあ。
アーテイル王からの友情溢れる伝言も届け、結晶も手に入れた。あとは、ヴィリオの元へ向かうだけ!

皆と合流した描写の後。
ヴィリオが魔物を封じたと語って聞かせる場面に。え?え?なに?ヴィリオ、助けられなかっ…ノマエンくん、説明良いかな?
えーと。ヴィリオは自分を犠牲に世界を救いCIRCUSの仲間達はみんなこの世を去って久しい…………

ノマエンくんイーオン√に続きやってくれました。

なんで!!どうして!!ノマエンくんはちょーっと目を離すとこんな展開にしちゃうんですか?!パスハリアとザフォラのノマエンを思い出して!!あの2人の時は、2人との未来を掴んでたよ!その心意気を忘れないで!!
うん、分かるよ、こういう切ないエンドも乙女ゲームには必須要素だもんね。ノマエンくんはそれを担当してくれたんだよね。
私はそれを今は受け入れようと、そう思ったんだけど、ヴィリオと再会した時の回想場面でそれは脆くも涙腺と共に崩れた。

魔物化と同じ様な状態になるヴィリオ。
もう正気には戻らないところまで来てしまった、そう誰よりも早く判断し決断したジーニアのひと言で、仲間達も苦渋の決断。
勿論、ラリーダはその力をワンドに託し消えてしまう。この時点でぼろっぼろに涙するはるきち。置いて行かないでラリーダァァ( ;ω; )
「待って」と何度も繰り返すティファちゃんがあまりにも、あまりにも、切ない。

最期にヴィリオはティファちゃんにごめん、と語りかけるんだけど。
ここで「────」って表記なのにちゃんと耳には「愛してる、ティファリア」って聴こえて、もう限界だった。号泣もいいとこ。
ラディアン史上1番泣いてる。ずるいよ自分だけ伝えて消えるの。
そして、今、パシオには次の代のマスタードラゴンとして生まれた子どもが。
ティファちゃんは、その子に彼を重ねつつ、今でもヴィリオを愛していると心の中に想いを秘め、ノーマルエンド完了です。

ヴィリオへ

そんな愛してるは聞きたくありません。
ちゃんとティファちゃんと生きる未来を手に入れて、ヴィリオとティファちゃん2人の笑顔と共に聞かせてください。

ハピエン見なきゃ終われない。
さあ!行くよ!今度こそ幸せな結末でフィナーレを飾りますよ!

最初見た時も思ったんだけど、この洞窟で四大精霊の試練を受ける場面。
ヴィリオ√以外の共通√ の2回目のアーテイル公演でアーテイルが四大精霊の試練を受ける場面と凄く似てるよね。初代アーテイルとラグレスと、アーテイルの血を引くコリヴスとマスタードラゴンの竜の花嫁であるティファちゃんの組み合わせも重なる。

ハピエンに辿り着くための選択肢。
これは、ティファちゃんがヴィリオを犠牲にした上で成り立つ様な世界に生きていたくないという強い想いが鍵になっているように感じた。やっぱり分かれ目はこの辺りだったか。結晶の使い道も、魔物を食べずに結晶の持つ強い魔力で直接消していけないかと話してるし、段々さっきとは違う道を歩んでる感じが出てきた。

そんな雰囲気を感じつつ、来ましたハピエン!!
ノマエンと違ってティファちゃん達が合流した後もヴィリオは正気を保っている!いけ!ハッピーエンドはすぐそこだ!
ヴィリオひとりを犠牲にすることなく使命からも解放する方法。それは、結晶を使いヴィリオが溜め込んだ負の感情を元あるべきエスコルチアの人々の元へ還すという方法。負の感情もひとりひとりの心の中でなら【必要な感情】として処理できるはず…それがティファちゃんの答え。
それを聞いても頑なに使命は自分がすべきことだと言い続けるヴィリオに仲間達は言葉を、想いを紡ぎ続ける。
極め付けはティファちゃんの言葉。

「わたしは、竜の──
あなたの花嫁だよ」

「わたしが今ここにいることこそ、
あなたが選んだ──」

「あなたの、望む未来でしょう?」

これはヴィリオ完敗ですわ。
竜の花嫁になる条件を誰よりも知ってるからこそ、絶対に否定出来ない言葉。
そうして、ようやくヴィリオは本当の想いを言葉に変える。
まだ消えたくない、みんなとしたいことが沢山ある、ティファリアと離れたくない……
そんなこと、みーーんなとっくに気付いてたよ、バカトカゲ( ;ω; )
(なぜかザフォラに便乗するはるきち)(ヴィリオへの想いが溢れて思わず照れ隠ししました)

と、ほろりと涙を零していたらば。
ノマエンと同じく正気を失ってしまったヴィリオ。
待って〜〜!!バカトカゲって呼んじゃったの怒ってる?!(違うよ)
あれはほんの照れ隠しだったんだよ〜〜!!
しかし、はるきちにはここがハピエンだという確信があるからね、幸せな結末が約束されてるのでこれしきで慌てませんよ。
四大精霊達が助けの手を差し伸べてくれ、なんとかヴィリオを抑えている。その間にコリヴスが準備を、と思ったらジーニアが円陣を組もうと提案。今このタイミングで?!とびっくりしたけど、今このタイミングだからこそなんだよね!またまたジーニアの好感度が上がってしまったようだ。

「It's Show Time!」

いつもの掛け声を聴くと、改めてCIRCUSって最高だなって思う。
出会えて良かったな。

そして。
全ての力を収束した刃でコリヴスはヴィリオの中の負の感情を切り裂く…!
場面は一旦王城へ。
アレストさんがヴィゴニア王に空を見てほしいと伝え夜空を見上げれば、そこには人々へと還っていく感情の流星。
あっ!ルーナちゃんが元気そう!安心した〜!

OPの手を伸ばす様子、あの手はティファちゃんがヴィリオへ伸ばした手だったんだね。

「特別な力を持って生まれたあなたも、
なんの力も持たない普通のわたしも」

「──なんにも、変わらない」

ラディアンでずっとずっと描かれていた、ティファちゃんと【普通】への想い。
なんでこんなにティファちゃんを通して普通への様々な想いを描くんだろう、前もちらっと書いた様に普通を通して何かを伝えたい作品なのかなって考えてたんだけど。
このヴィリオ√ にがっつり攻略制限が掛かってたことも、ヴィリオとティファちゃんの物語を描くためにも、全部必要不可欠なことだったんだって、最後の最後、ヴィリオのハピエンですとんと腑に落ちた。
特別な使命を背負い続けてきたヴィリオが望んで、やっと、やっと手に入れた【普通の幸せ】良かった、本当に良かった…!

エンディング曲も変わっており、最後に咲いた花がフローラじゃなくクロリスなのも解釈一致ですありがとうございます。

喜びと感動に包まれたエンドロールの後、もう少し物語は続きます。

皆の近況を見守りつつ、なにやらヴィリティファからお手紙が届いているようで。
しかもそれはなにかの招待らしく。
結婚式かな〜なんて思ってたけど違った(早とちり)
なんとなんと。CIRCUSは今も旅と公演を続けており、ティファちゃんが団長を引き継ぎ、ザフォラ、イーオン、パスハリアは抜けたもののヴィリオは勿論、ラリーダも共におり、さらにさらに!ルーナとフィロがメンバーに加わり!本日は特別公演!

ちょっと!!早とちりじゃなかった!!
披露宴だって!!!!ちょっと!!
みんなヴィリオとティファちゃんの披露宴!!!!そこまでやってくれるんですかハピエンくん!!

衣装を身に纏ったティファちゃんを見て「超可愛い」と嬉しそうに笑うヴィリオ。
守りたいこの笑顔。

しかもスチルが、めっっっっちゃ、本当の本当に素敵で思わずSwitch置いて拍手したよ。
ヴィリオの心からの笑顔もやっと見れた…!

大勢の観客と仲間たち、そしてヴィリオとティファちゃん、みんなの祝福と笑顔が溢れる中、ヴィリオ√ クリア&ラディアンテイルフルコンです!!🎉

終わっちゃった〜〜!!
寂しいけど、めっちゃ幸せな気持ちでフィナーレを迎えられて多幸感が凄い。
ヴィリオ√ は正直、ヴィリオの背負うものがひとりで抱えるには重すぎて、途中詰んだと思った瞬間も何度もありました。
でも、ティファちゃんの負の感情が混ざりつつもそれすらも大切な感情だと貫き続けたヴィリオへの愛。そして仲間達の想いや絆。
アーテイルや四大精霊、ラグレスの想い。
それらがヴィリオを救い、何より最後はヴィリオ自身がようやく言葉にして伝えてくれた普通の幸せを望む気持ち。
諦めなければ、マスタードラゴンの使命だって笑顔溢れる未来に変えるCIRCUSに私も沢山、本当に沢山元気と勇気とそれこそ笑顔を貰いました。

ヴィリオが何の憂いもなく心からティファちゃんを好きだと言える未来を手に入れられて良かった。
仲間達もそれぞれ抱えていた事情が無事に解決して良かった。
色んなものを乗り越えて手に入れたハピエンの先をFDで見守れることが今から楽しみです!

あと、ラディ√でグッジョブだったリアン√ と、ヴィリオ√ で好感度を上げに上げたジーニア√ もめちゃめちゃ楽しみ。

そうだ。
最推しですが、ヴィリオもすっごくすっごく好きなんだけど、ヴィリティファに運命をすごーーく感じだけど、私の最推しはやっぱりラリーダでした。

最推しこそラリーダだけど、CIRCUSの皆が大好きです。
ラディアンテイル、FDでまたエスコルチアに里帰りするので、その時また会おうねみんな!

最後はやっぱりこの言葉で締めくくりましょう。

It's Show Time!