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終遠のヴィルシュ-EpiC:lycoris- Emotion アンクゥ√ 感想

感動の超大作アンクゥ√を経て、お次は彼のemotionへ舵を切ります、はるきちです。

アンクゥ√ の余韻が残っておりますが、emotionいってみよーう!

と、思ったけど先にあれだ!短編!
短編読みます!

↪︎以下前作含むネタバレあり


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Interlude

まさかまさかの、スピ姉ちゃんのお話だ〜〜!!( ;ω; )
スピ姉ちゃん大好き星人と化したはるきち、襟を正し背筋を伸ばして読み始めます。

あの守り石の発端はスピ姉ちゃんの弟と妹を守りたい心だったと知り早くも号泣。
スピ姉ちゃんは強いだけじゃなくて、優しい。それこそ、大きく広がる青空やどこまでも包んでくれる海の様。

『……なんか、弟(暫定)が増えた』には笑っちゃったよね!そりゃ驚いたよね!😂

あの時、瓦礫の下になったスピ姉ちゃんを助けたのは、必死になるカプシーヌだった。
今まで彼のしてきたこと、本編での各√ 、異形となったリュカ先生√ のナディアちゃんのことを考えると、こいつ…!と何度も何度も思ったけど、今、このスピ姉ちゃんを助けようと藻搔いているカプシーヌには心から感謝したい。

カプシーヌは、どんな理由でもシアンより自分が良いと言ってくれたのは君が初めてだったと涙を流す。
はるきち、まさかのもらい泣き。
ああ…本当にこの人は、ただただシアンが眩しくて、誰かに自分も認めて貰いたかっただけだったのかもなあ…カプシーヌを認め支える人が1人でも当時居たら、違う未来があったのかな。

そんなカプシーヌが居てくれたお陰でスピ姉ちゃんもひとりではなく、「やっぱりシアンよりお前が良い」と笑って最期を迎えられた。誰よりも死を怖れていたカプシーヌも見たことないくらい素直な悪意のない穏やかな表情で「死んでも会いたい」と願っていたのも、短い期間でも彼とスピ姉ちゃんの間には確かに不思議な絆が育まれていた証なのかもしれない。
私も2人が来世で友人となれると良いなと思うよ。

やっぱりまた会いたいな、スピ姉ちゃん。

Virche de La coda-De'sespoir-

今度こそemotionにいきます!
まずは絶望エンドの後日談から。

絶望エンドというか、これ終遠エンドだね!

炎に焼かれながらも出会った時のことなどを優しく語りかける。
そして、諦めたくないと涙を流し……ウッ…( ;ω; )

ひたすらに切ないよ……( ;ω; )

アンクゥがどんなセレスちゃんも愛しくて可愛いと感じていたことや、好きだと何度も言いそうになったこと、余裕のある佇まいの裏に隠された本音を聞けた後日談でした。

救済エンドよ!アンクゥ!
救済エンド後日談で幸せになろう!
さあ、そうと決まれば次いくぞ!

Virche de La coda-Salut-

モノローグが( ;ω; )スピ姉ちゃんの声だ( ;ω; )

せ、せ、セレスちゃんの新規立ち絵…だと…!!
可愛い〜〜!!やっぱりちょっと大人になったね!可愛い!

あの大変革から5年が経ち、セレスちゃんは新たな施設をアンクゥと共に切盛りしているとのこと。立派になったねぇ…!🥹

アドルフとマムも交えて家族4人揃っての夕食。
平和だ……夢にまで見たアンクゥも一緒にいる世界での平和だよ…( ;ω; )
平和を噛み締めている中、ちょっと聞き逃せない言葉が。リライバー技術の復活を求める団体だと…?そんなもんが出来たんか。ほーん。(でも、これについてはこの話題で出てきたきり何もなかったから安心した)

それにしても大人になったセレスちゃんが凄く凄くしっかりしている。元々しっかりした子だったけど、子供たちを守る立場という自覚が芽生えて頼もしい。

一方、仲間達もそれぞれ変化した日常をあれから送っている様子。
特にナディアちゃんが教会の年に一度の大掃除を手伝いに出掛けてると聞いた時は、今まで出来なかったことを元気いっぱいにする彼女の姿が目に浮かんで泣けてしまった…良かったね、ナディアちゃん…!

アンクゥ愛用の短剣を観察するセレスちゃん。そして、セレスちゃんがアドルフに贈ったものと柄がほんの僅かに違うことに気付く。そこから、【前のセレス】と自分は似ているだけの別人なのかもと感じ…ちょっと整理しようぜみんな!私は混乱してきた!
今のセレスちゃんがアドルフに似合うものとして選んだものと、前のセレスちゃんが選んだものが違うということは同じものを選んでないことから、2人ともセレスだけど別人説が浮上するってことよね。セレスちゃんが複雑な気持ちになっちゃってるのは、アンクゥが助けたかったセレスと自分が別人だったらと悶々としちゃってるからってこと…?(頭から煙が出て来たはるきち)

ひとりで悩んでいても答えは出ない!ということで、便利屋の2人とシアンに意見を求めるため訪ねることに。こういう時、周りを頼れる様になったのも良い変化だなあと思ったり。
色々な意見を聞くも最終的には個人の解釈という結論に達し、リコリス畑でアンクゥ本人と話し合うことになる。もしかしたらイヴくんもヒューゴも感じてたかもしれないけど、アンクゥのセレスちゃんと一緒にいる時の表情や仕草、紡がれる言葉を見れば杞憂だと思うんだけどね!セレスちゃん本人は不安気にしてるのでいっちょ腹を割って話し合おうぜ!

アドルフと行動を共にすることも多いことからアンクゥは柄の違いには気付いていたらしい。セレスちゃんの不安に対し彼は。

「断じて、迷うことはなかった」

「私は間違いなく、セレスという女に恋をし、セレスという女を愛しているのだ、と」

アンクゥの愛の深さに感動。
やっぱり杞憂だったね…!前のセレスちゃんも、セレスちゃん。今のセレスちゃんも、セレスちゃん。前のセレスちゃんの分も、今のセレスちゃんが生きて、生き抜いて、幸せだったと胸を張って最期にとびきりの笑顔で笑える様な人生を送れば良いんじゃないかなと思いつつ、三幕の救済エンドでアドルフが言ったアンクゥの分も2人分の愛を背負ってるという言葉をなんとなく思い出した。

舞い上がる白いリコリスを「星の花」と表現していて、それを見てセレスちゃんが「綺麗」と呟くんだけど、これさ、これさ〜〜……アンクゥ√ でスピ姉ちゃんと屋根の上で星空を眺めた場面で呟いた2度の「綺麗」を彷彿とさせるじゃんね〜〜!( ;∀;)
スピ姉ちゃん、見てますか、貴女の弟とその大切な人はこうして白いリコリスの咲く【普通の未来】で幸せに生きています…!

この後のスチル。

( ;ω; )( ;ω; )( ;ω; )( ;ω; )

(言葉にならない感動の嵐に嬉し涙を流すことしか出来ないはるきちアゲイン)

セレスちゃんの抱く我が子を2人揃って愛おしそうに見つめる姿に大感動。
セレスちゃんが更に大人な雰囲気になっていて感慨深いし、2人が共に生きた証で結晶である赤ん坊…どの√ でも掴めなかったアンクゥがセレスちゃんと共に生きる人生に感動しない訳がないんよ( ;ω; )

セレスちゃんはおばあちゃんになって、その時が来たらアンクゥを置いて逝ってしまう。
でも、その後もこの子が居るし、その後もこの子が愛する人との間に残した子どもがきっと居て、アンクゥがひとり孤独になることがないと良いな。

物語のラスト、アンクゥも、そしてセレスちゃん自身も彼女が生まれ変わり再び巡り会うことを信じて言葉を交わす。これまで色々な√ やエンドを見守って来たからね、私もきっとそれが叶うと信じてるよ!

基本的には幸せな後日談だったけれど、端々で置いていく側、置いていかれる側の覚悟の話があったりと切なさを誘う場面もあったお話でした。
でも、シアンemotionであった様なほぼ同時に亡くなる場合以外は必ずどちらかが置いていき、どちらかは置いていかれて、その後ひとりになる期間っていうのはあると思うんだよね。でも、その時感じる感情も呪いがある頃には感じることが出来なかった【普通の人生】だからこその感情で、そういった感情を両手いっぱいじゃ足りない程抱えて生き抜くことも含めてセレスちゃん達が願って、スピ姉ちゃんが見守ってくれている(と信じてる)普通の未来なのかなあ、なんてことを思ったりしました。

でも、これから先、どうにかこうにか奇跡が起きてアンクゥがセレスちゃんと共に歳を重ねていける身体になることもやっぱり期待したいな…それと、2人が子供にどんなお名前を付けたのかも気になる☺️

そして!これにてアンクゥemotionがクリアということは!
次でとうとう終ヴィルFDもラストの物語になります、最推しアドルフemotionです!
それでは、まったね〜!👋