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終遠のヴィルシュ 各救済エンドとフルコンプ感想

4人の救済エンド見ていくよ〜!
順番は、マティスくん→リュカ先生→イヴくん→シアンでいきまっせ!

↪︎以下ネタバレあり
















◼︎マティスくん
マティスくんが正気に戻った😭😭
カミーユは自分を愛してくれるロザリーを蘇らせたい。でも、それは自分を愛してくれないロザリーをカミーユは愛せないという意味であること、新しい彼女に恋をする自信がなかっただけだと説いていくマティスくん。
カミーユから零れる、あの笑顔をもう一度見たかっただけという言葉。…切ない。
私も、ジャンとしてマティスくんと過ごしていた日々が全部嘘だとは思えなくて、マティスくんを心配していた姿、しっかりしろと言葉を掛ける姿、その中にはきっと本音も僅かだったとしても含まれていた気がする。そう信じたい。
いつまでも俺に甘えるなと、これから共に未来を歩む伴侶を守れと声を大にするカミーユの言葉、これだって心からの言葉のはずで。
カミーユのロザリーを愛する気持ちだけはずっと本物だったんだよね。

ロザリーに、もう一人の息子が立派に育ったと呟くカミーユ。
そんな話、ここでするのはずるい。マティスくんにもこの言葉聞かせてあげたい。
そして、どんな時もシアンが救世主。マティスくんのことも救ってくれてありがとう。

そしてこれはマティスくん√ 以外にも言えるんだけど、アンクゥのことを全て理解した今、アドルフやアンクゥ以外を選んだセレスちゃんを見守るアンクゥを見ると凄く切ない。(三幕救済エンドが正史となってしまったという顔)

「──どうかボクと、素敵な【恋】をしてくれませんか」

こんなにマティスくんらしさが込められた恋の始まりの言葉、ある?
マティスくんだからこそ、紡がれた言葉。
ここから何度だってセレスちゃんとマティスくんは恋をするんだろうな…!

◼︎リュカ先生
ナディアもリュカ先生もセレスちゃんも、本当に頑張り過ぎなくらい、足掻いて抗って支え合って、頑張った。
ナディアが最期、ダハトくんの一言で自我を取り戻してくれて、セレスちゃんのことをねえさまと呼べたことも、リュカ先生と仲直りが出来たことも良かった。この兄妹がこの√ では最期を迎えることは、たとえ救済エンドだとしてもそうなるかなって思ってたんだけど、セレスちゃんも後を追うのは本当に切ない。
しかも、その彼女の命に一振りするのがアンクゥなのも切ない。だってアンクゥは、セレスちゃんを救うために時を遡って何百年と生きて来たのに。この後、生まれ変わってくるのかな。リュカ先生もセレスちゃんもナディアも、最期はひとりぼっちじゃなくて、大切な人が傍に居たことは救いだったなと思う。
でもでも、シアンがちゃんと生きてて良かった!

◼︎イヴくん
そう来たか〜〜〜〜!!!!
愛しい人に求婚するために育てたリコリスというお伽噺…口伝を死神もといアンクゥではなく自身が行う。リコリスの守護者の本領発揮。このプロポーズの答えが『ばか』なのも年相応の女の子らしくて可愛らしい。
リコリスノワージュの姫君とリコリスノワージュの守護者の恋のお話。それこそ、お伽噺になりそうな物語。アンクゥやアドルフがイヴくんがセレスちゃんの運命だと思うのも頷けちゃう。
しかも幼少イヴくんの立派な守護者になったら叶えたいことが、まさしくリコリスの花で死神の女の子に求婚することで、その相手がリコリスの姫君なのも、運命的だ〜!
そして、2人の命を諦めないアンクゥ。私はシアンとアンクゥが2人の寿命に間に合うことも、最後に写った一輪の赤いリコリスが希望だということも信じてるよ…!

◼︎シアン
間に合った〜!!!!シアンが感情を引き継いだリライバーになった瞬間にダハトくんも立ち会う…!

「今生ではこれから死神に初恋をし、老いるまで共に居る予定だからな……!!」

シアンの口から初恋だなんて言葉が出て来るのも、老いるまでって呪いを解くことを確信してることも、その呪いを解く目的がセレスちゃんと共に在るためだっていうことも、全部がセレスちゃんと過ごした日々の中で彼女へ惹かれていく内に起きた変化だと思うと、恋は人をここまで変えるんだなあ…
と思ってたら、子どもは最低でも2人とか家族計画まで語り出しててにっこりした😊

シアンが似合うと思った、と一輪の花を贈る…恋心を自覚したシアンブロフィワーズ、リライバーだけど人間くさくてほんと良いな。そんなことを考えてたら、見惚れていただけ、とか言ってくるし、積極的だし思ったことは言うし、セレスちゃんも私もときめいちゃうじゃんよ!!😇💞

あんなに、感情を無駄だと、特に恋愛感情なんて最も無駄だと言ってたシアンからの愛してるの言葉の重みと深さ。
たったひとりを愛することを覚えた神は、愛する人と共に居る時は地に足を付けた、ただの男となる。シアンとセレスちゃんの紡ぐ物語は、神話みたいだな、なんて思った。

そんな訳で終ヴィルフルコンです!
確かに10近くの絶望エンドを見届けて来たけど、それも救済エンドを信じてたからこそSwitchを投げずに駆け抜けられて、その先にあった救済…特に三幕ではこの物語が絶望ではなく愛の物語であることを心から実感して。その後も、各キャラの織りなす恋の形を救済エンドで見守って、私が今まで遊んで来た乙女ゲームの中でも、本当に深くて時に切なくて、温かい愛を描いた作品として心に刻まれました。出会えて本当に良かった。
ちなみに最推しは予想通りアドルフです。イヴくんもめちゃめちゃ好きだし運命感じたけどね!数百年と7年分の愛情なんて受け取ったら、彼を選ぶしかなかった…!
終ヴィルは約1ヶ月半後にFD発売があるのでね!またアルペシェールでセレスちゃんや皆と新たな物語を紡げるのが凄く凄く楽しみ。

何度も伝えるけど、終ヴィルを薦めてくれた皆さんに心からの感謝を!ありがとう!