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Blackish House ←sideZ 桜坂悠翔√ 感想と総評

↪︎以下ネタバレあり(個人の感想です)

★今回、途中ちょっぴり辛口な部分があります。
★全体的に澪雛及び澪寄りの意見が多いです。(勿論、ちゃんと悠翔のことも好きです)
★全て個人の感想です。閲覧は全て自己責任でお願いします。


✼••┈┈┈┈┈┈┈┈••✼






ブラハもこれでラスト。

最後は桜坂悠翔です。


共同生活の真の目的は悠翔を救うことだとAのエピローグで明らかになりましたが、それは一体どういう意味なのか。

乃亜√ の時だけやたら乃亜雛に渋い顔をしていた理由はなんなのか。

様々な謎の答えが今、解き明かされる…!

公園でジュース買おうぜ!の場面。

選択肢が増えている…!!

夜桜の下、雛の芸能界デビュー3周年記念と那由多のお疲れ様をお祝い。

この3人はこういうささやかだけど、確かに在る幸せを宝物にしちゃうんだよなあ。

そして悠翔相手だとナチュラルにケーキを食べさせてあげちゃう雛。
まだ凄く序盤なのに悠翔照れてるよ。
ケーキより甘い。

悠翔√ だけどさ、乃亜のこと、救おうぜ!
(乃亜雛の幸せ絶対守るオタク出張版)

ここで一旦共通バッド回収しておきまーす。

悠翔に芝居を見て貰う雛。
そこへ乃亜が現れ、はるきちはにっこり。
しかし、悠翔はというと。

「今、こいつの舞台の稽古をつけてやってるところなんです。
すみませんが、邪魔しないでもらえますか?」

乃亜に辛辣な態度取るのなんでなの?!

「……なるほど。
お姫様にはナイトがいるってことか」

乃亜!!
私は!!はるきちは!!乃亜一筋だからァァ!!

流れで乃亜に加えて澪と藤吾も雛の演技を見ることに。
雛の反応、悠翔の後ろに隠れてる小さい子みたい。

言葉はきついけど、澪の指摘はめちゃめちゃ的確なんだよね。


雛は、舞台で思うように演技ができず失敗してしまう。
客席で観ていたアパートメンバーは、呆れて由衣華純剛以外は途中で帰ってしまったらしい。

これをきっかけに雛、那由多、悠翔は更生プログラムから離脱。

という、あっさりなバッド。

でもこれ、雛の自信のなさから考えるとあり得そうなバッドなんだよね。
攻略対象達と、交流することを諦めていたらこうなってたかもね、というif 。

どの√ も雛が芝居を楽しいと思えるようになれるか。
空っぽから自分を見つけられるかどうか。
これらもかなり重要な鍵なんだろうな。

分岐まで戻るよ〜!

共同生活に参加するか否か。
自分で決められない雛は悠翔に相談。

悠翔の笑みと、優しい言葉が、私の心の決め手になった。

雛、それが欠点なんだよ〜〜!!
“悠翔が言うなら” “悠翔が一緒なら”
さすが悠翔√ 雛の行動理由が全て悠翔だ。


悠翔の圧倒的“お兄ちゃん”パワー。
ごりっごりに甘やかしてくれる。

そのお兄ちゃんパワーで藤吾にも月涙館の掃除をさせてしまった。
でも確か藤吾って箒も持ったことなかったよね…?
まあ、ペアになった由衣がなんとかするっしょ!


悠翔兄さん?!
雛の頬に手を添えちゃったりして、ちょっとスイッチ入りかけましたよね?!
まさか、この時点で雛のことを女の子として好きだったんですか?!
悠翔って、いまいち本音が読めないんだよな。

共同生活2日目の夕食がなんと雛と那由多と悠翔の3人だけ。

どんな時も協力的だった華純と由衣すらいなくてびっくりだよ。

あと、部屋着の雛を見た乃亜の発言。
私が乃亜限界オタクじゃなかったら張り倒してたかも( >ω∂ )☆

これ、雛大丈夫?
必要以上に那由多と悠翔以外の人と交流することを怖がってるし、先輩トリオの前では挨拶すら出来てない。
人見知りも行き過ぎてるような。

雛は、悠翔と那由多以外の人と極力会わないように過ごし、ご飯も超少なめ、睡眠も満足に摂れず。
体調崩さなきゃ良いけど…

なんだなんだ、雛が覚えてなくて悠翔にだけ残ってる記憶があるっぽい。

普通に雛が忘れてるだけなら、あの時そうだったじゃんかって話してあげれば良いのに、悠翔は「何でもないんだ、気にしなくていい」と口を噤んでしまった。

話題にしたくない理由でもあったのかしら。


舞台の下見に行った帰り道、雛は成功を信じて疑わない悠翔にアパートメンバーと協調性を養うなんて無理だと零してしまい、気まずい雰囲気に。

お兄ちゃんとして、生活指導役として率先して皆と関わろうとする悠翔と、馴染めずにいる雛とでは共同生活を通して見えている景色がかなり違うのは当然っちゃ当然だよなあ…とも思う。

悠翔の誕生日パーティーには由衣と華純も参加決定〜!

由衣は他の皆も誘いたいと主張するが、意外にも華純がかなり強気に却下。
でも、アパートでするなら皆「何してるの〜?」って集まってくる気はする🤔

雛は悠翔の誕生日パーティーの話を他のメンバーにもしようとラウンジへ突入。
ファイトだ雛…!

(ここから一部の月涙館メンバーによる好感度どちゃくそ下がりイベント発生につき、辛辣感想入ります…不快に感じる方はブラウザバックか読み飛ばしてください🙇‍♂️)

ハイ。
剛と澪以外ラウンジにいたお前ら全員そこに座れ。

言い出しっぺはセラでしたね。
見損なった…見損なったよ…いつものナイスサポートセラちゃんはどこに行ってしまったの…

乃亜も、信じてたのに…ばか、もう知らない1週間口聞いてやんない……

折角、悠翔のために出した勇気。
それを最低な形で踏みにじられてしまった。

止めてくれようとした剛はセラに抑えられてるし、動揺してる状態の雛の力だけじゃどうにもならない。

悠翔が来てくれるかと思いきや。

「俺の目の届く範囲で下品な真似をするな。
恥を知れ、乃亜」

澪〜〜〜〜!!!!😭😭
(あまりの安心感に泣きながら澪に駆け寄る)
(澪さん「やかましい。俺に近寄るな」)

やっぱ雛を安心して託せるのは澪しかいないってコト。


ここからしばらくひとりごとなので、読み流してください。

個人的に、この時の乃亜をどう解釈したら良いかずっと考えてて。
乃亜は、望まぬ形の、一方的なこうした行為がどれだけ傷付くかを誰よりも知ってるはず。
それも、この時点ではまだ咲乃さんが乃亜に執着してる。
だから、よりによってその乃亜が、こんなことしたの最初ちょっとショックで。
でも、雛が抵抗した時、僅かに震えてた描写があったから、逆かなとも今は思ってて。
誰よりも知ってるからこそ、雛に警戒心を持つことを知ってもらうために、雛の心に深い傷が付かないように、敢えて強引な手段で教えようとしたのかなあと。(あまり乗り気じゃなさそうだったし、ある程度のところでやめるつもりだったはず)
ただ、どんな本音があれ、雛にあんな思いをさせたことに変わりはないので、やっぱり1週間口聞かないもんね( `-´ )

ひとりごと、ここまで。

澪のひと言により、身体を退けた乃亜。
他のメンバーも静かになった瞬間を見逃さず、雛は一目散に自室へ飛び込む。

仲良くなれると信じて、一歩を踏み出そうとしたのに、溝が一気に深まってしまった…


いやほんと、これ本気じゃなくても絶対やっちゃいけないノリでしょ。
雛の代わりにはるきちが面白がってたメンバーと悪ノリしたメンバーは張り倒しておくわ。

雛には悠翔と那由多、由衣に華純がいない時は、今回止めてくれた澪と、止めようとしてくれた剛となるべく一緒にいてほしい。
この2人は信頼できる。

円?
円は……悪気は感じられなかったし、あの時めっちゃ戸惑ってたけど、初恋の相手が目の前であんな風に傷付けられそうになってるんだから黙って見てないでそこは格好良く助けなさいよと思いました……🤦‍♂️

この√ の雛、もうさっきラウンジにいたメンバーとは話せなくなっちゃう気しかしない。

悠翔個別に入ってから、雛が打ち解けてないメンバーの日常の様子や会話の内容がやたら乱暴だったり横暴に描かれてる気がするんだよね。
今の雛から見えてる風景がこんな感じなのかな。

(一晩考えてみて、彼らは問題児だから共同生活するように言われてるんだもんな……女遊びとか日常のメンバーもいるし、そもそも悠翔√ だと雛がこの時点でラウンジにいたメンバーと交流をほぼしてないから“他人”も同然で信頼もなにもまだないもんな…と改めて思った。
だから、ここからの雛と皆の立て直しというか信頼関係をどう築いていくのかに注目したい)
(どれだけあの場面の話をするんだ)

翌朝、乃亜(と藤吾)はいつもど〜り雛に接しており、にこにこと笑みを向ける一方で雛は萎縮しちゃってる…そりゃそうだ……
でも、味が分からないのにわざわざ雛のお皿からベーコンひょいぱくって食べて「ね、雛ちゃん?」と声掛けてくれたのは乃亜なりの気遣いだったと信じてるからね…!
でもやっぱり雛を泣かせたので、暫く口は聞かないぞ……ベーコン食べる姿も可愛いとか思ってないぞ……(´・н・`)

先輩達を前に言葉も出ずどうしたら良いか分からないでいる中、割って入ってくれた澪を見て雛は思う。

(ひょっとして……宇賀神先輩って、実は良い人……?)

そうだ、澪√ に行こう。


悠翔にも那由多にも杏にも相談出来ないまま、帰宅。

それでも悠翔の誕生日パーティーの準備をしようとラウンジを訪れると、なんと!
華純の横に剛が!!
お前ほんっと良い奴だよ剛!(剛の背中ぱしぱし)

「椎葉さん?!」と驚く雛に、女性が苦手なあまり彼女を避けていた、あの剛がぽつり。

「昨日は何もしてやれなくて……ごめん」

「女1人守ってやれねーなんて、最悪だよな。
……役立たずで悪かった」

「……怖かった、よな?」

椎葉剛、優勝!!!!
めちゃめちゃ男前で格好良いよ。

なにこの格好良さ。
しかもこれ、思い返すとあの時剛はなんも悪くないんよ。
寧ろ、ひとり止めようとしてくれてた。

それなのに、誰よりも先に謝って、怖かったであろう雛の気持ちも汲んで理解してくれて、自分が雛にしてやれることを考えた結果がきっと一緒に悠翔を祝ってあげることだったんだよね。

月涙館の良心と呼んでも良いですか?

誰にも相談出来なくて悶々としていた雛の気持ちが、あの場にいた剛の優しさにより少しずつ解れていき、この日初めて元気な声が聞けた。

由衣もナイスフォロー!


始まったパーティー。
和やかに進むと思ったのも束の間。
やっぱり賑やかが好きな月涙館メンバー、なんだかんだ皆大集合である。

他の√ の雛なら問題なく楽しめたんだろうけど、今回は昨晩のことがあるからねぇ…
部屋にこもっちゃった。

剛以外、昨日のことなんも気にしてなさそうなのは、彼らにとっては些細なことだったんだろうか。
けど、澪はなんとなく気にかけてそうだし、乃亜は敢えていつも通りにしてる気もする。

そんな雛を悠翔が見過ごす訳がなく観念して全部吐き出すと「ごめんな」って何度も謝るんですよ。
それがとてつもなく切ない。
自分のために頑張ってくれたことで、怖い思いや寂しい思いをさせてしまった。
雛も話したら悠翔がそう感じるの分かってたんだよな…
私が弱虫だから謝らないでと強がる雛をそっと抱きしめれば、ぴんと張ってた糸が切れたように泣いてしまう。
この後、泣き止んだ雛の涙をティッシュでテキパキ拭ってるのは手慣れた感ありすぎて、ちょっと笑っちゃった😂

でもこれ、雛が全部打ち明けたことにより、鬼の形相の悠翔がセラとか乃亜の前に現れたりしない?
大切な雛を泣かせたんだよ、このままお兄ちゃんが黙ってる訳なくない?

そんな心配はさて置き、なにやら話の流れでトントン拍子に悠翔と寝ることに……今度は悠翔の添い寝スチルですか?
「たまにはお前だけのお兄ちゃんになってやるよ」はずるくない?
この台詞を雛に言えるのはこの世界で悠翔だけなの分かってて言ってる?ずるいよお兄ちゃん。
(ここで眠れない夜を過ごしているであろう乃亜をはるきちの添い寝でも良いか…?って顔でちらりと見る)(悠翔√ に集中してください)

あれっ…悠翔は添い寝スチルないんだ……(´⊙ω⊙`)

翌朝。
食堂へ降りると、澪以外のメンバー勢揃い。

更に、まず乃亜が一昨日のことを謝ってくれた。
すっごく丁寧に。ぺこりと頭を下げてという描写がかわいい。(乃亜オタク封印するんじゃなかったの)

(こ、こんなにしおらしい有村先輩なんて、見たことない……!)

雛の中の乃亜のイメージってどんななのか気になってしまった😂
ほら、乃亜だって、ごめんなさいもありがとうも言える良い子だよ!

乃亜に続き、藤吾やセラ、円も次々に謝罪を口にし雛は戸惑うばかり。

どうやら私が先程さて置いた予想が当たっていたらしく、アパートメンバーの前に鬼の形相の悠翔お兄ちゃんが現れた模様。
やっぱりね!!悠翔ならやると思ってた!!
これで雛も安心して暮らせそうなので結果オーライです(?)
このデフォルメスチルの藤吾の表情可愛すぎて和んだ( ◜ᴗ◝ )

「ほら、朝ごはんの支度が出来たからみんなで食べよう。食事はみんなでとるものだからな」

「ソ、ソーデスネー……」

「ワーイ、僕、皆デ食ベルゴハンダイスキー」

「オ、オレモー」

ねえ、悠翔、みんなになにしたの????

セラちゃんには「般若かと思った」と言われ藤吾にも「さすがの俺も、あれには驚かされたな」と言わせて、那由多まで青ざめるくらいの激おこ悠翔お兄ちゃん……怖いもの見たさで気になります…

うおおおおおやっとセラちゃんと円がいつもの雰囲気に!!良かった〜!!😭

雛のご飯を美味しいっていっぱい食べてくれる姿にこれこれ、これだよ〜〜!!とひと安心。


なんとここで澪の潔癖症が皆の前でさらっとするっと藤吾と乃亜によりカミングアウト。
ええええ……澪√ では結構山あり谷ありからの本人から雛だけへ語られたのに、そんなに簡単に聞いてしまって良いの…?
まあ、雛のご飯食べないのはなんでの誤解がすんなり解けるって面では良いのかな🤔

さっきの雛を泣かせた案件が嘘のように、仲睦まじくわいわいと過ごすアパートメンバーに少し呆気に取られてしまっている……
あのくだり、必要だった…?(超小声)
あれか、悠翔と雛の関係を描く上で必要だったのかも。

夏休みがやって来るぅ〜🎶

そんな楽しい気分ではない雛。
その理由は、アパートメンバーで(自由人の由衣を除き)自分だけ仕事の予定が全くないから。

このままではいかーーん!と、事務所へ相談に向かえば、與田さんと麗子社長に出会い。

「そうだ、與田。アレを亜麻乃に任せてみたらどうだ?」

アレとは。
詳細はこの後すぐに明かされる。

その晩、澪に声をかける雛。

「社長の指示で、夏休みの間、宇賀神先輩の『付き人』として身の回りのお世話を任されることになりました」

なんて??

付き人?澪の?
山籠もりの間の身の回りのお世話??

もしかして澪√ に分岐した??

まさかの澪√ 分岐に(※ちゃんと悠翔√ です)驚きつつも見守っていると、雛を付き人として認めていない澪と諦めない彼女を乃亜と藤吾がちょっと面白がっている。
2人とも、アドバイスとかない??
え?自力で頑張れ?そっかあ……


困った時の悠翔お兄ちゃん。
ということで、彼にも相談するが、なんか…つれないぞ…?!
ほらー!雛も言いかたが少し投げやりな気がするって思ってる!やきもちか?!

付き人って何するのかな〜って思ってたけど、與田さんがしてるみたいなサポートってことか。
それを突然雛に完璧にこなすことを求めるのはちと無理がないか…?

熱中症で倒れてしまった雛に、澪はゆっくり近付き…これはもう帰れとか言うパターンか…?!

と、思えば言葉は厳しいものの付き人としての心構えを説くという雛の成長促進イベント。
やっぱり雛がステップアップするきっかけをくれるのはいつだって澪なんだよなあ…

そこからは、澪への憧れを自覚し、彼の力になりたいと強く願うようになる。

ここから始まるのって宇賀神澪√ ですよね(確信)

だってこれかなりデジャヴだよ!
ここから澪に惹かれていく雛を澪√ で見たよ!

雛は改めて大切なアドバイスへのお礼を伝えると。

「……分かればいい」

ほら!!優しい!!
澪√ の澪だ!!

ほんの少しだけど、宇賀神先輩に受け入れてもらえたような気がして、胸がいっぱいになる。
思わず飛び上がってしまいたくなるほど。

この喜びよう、やっぱり澪√ …(ばっちり悠翔√ ですよ)


悠翔と澪の会話。
澪よ、その雛への評価を本人に伝えてはくれんか?
絶対励みになるはずだから!
そして悠翔は澪に対して、というより自分にかなり劣等感がある様子。

悠翔が育てた亜麻乃雛から、今年の夏はあの宇賀神澪が育てた亜麻乃雛へ。
『宇賀神澪が育てた亜麻乃雛』なんだこの心踊るパワーワード。
そんな自分がひと夏の間指導した子が、いずれ自分と芝居で高め合って最高の景色を肩を並べて眺めることになるっていうのも熱い。
澪雛って、いいな!

あれ?!?!
果鈴ちゃん?!?!!?!
もしかして、今回の澪の相手役って果鈴ちゃん?!?!!
やったーーーー!!!!
果鈴ちゃんがいてくれるならすっごく心強い!!

なにやら澪の態度に違和感。
それはそれとして、雛の澪への理解度が大分深い。
澪から吸収するものが沢山、溢れるほどあるんだろうな〜

果鈴ちゃんは相変わらず雛を気にかけてくれるし、思ったことは何でもズバッと言ってくれて頼もしい。
そして、男性が作ったご飯だというのに食が進まない澪はどうした…?

貴重な休憩時間を雛の演技指導に充てる。
澪の根っこの優しい良い人な部分や面倒見の良さが垣間見えた。
雛の澪への理解度が深いってさっき書いたけど、逆も然りで澪の雛への理解度、どんな思考癖があって、どんな性格で、どんな風に演技を構築しているのか…それらをほぼ把握しているのも流石。

(悠翔は私にとって、“絶対”で、正しい存在なんだから──)

あ〜〜なるほど。

雛の中で揺るがない『絶対に間違わない悠翔という道標』が、澪と過ごし演技指導や役者としての心構えを学ぶにつれて崩れていく。
悠翔の判断に依存しきっている雛が、彼へ疑問を抱き始めるためのきっかけとなり、起爆剤ともなるのが澪の付き人経験ってことか。

全力を出させてくれた澪の演技指導。

これまでどの√ も見守って来て思ったのは、亜麻乃雛を女優として成長させることや、輝かせることが誰より1番できるのって宇賀神澪なんよね…

そして、澪と演技で高め合えるのも、彼と出会ってその背中を追いたいと、追い付いて並びたいと願ったがために全力で本気の芝居をするようになった亜麻乃雛だけなんだよ。

澪が誰かに(しかも潔癖症がある内から女性に)演技指導をするのも、成長を見守りたいと感じたのも、初めて最高の景色へ共に辿り着いたのも、全部隣にいたのが雛だったから。

そう考えると、澪雛も運命と呼ぶには充分過ぎるんだよね。
この2人が俳優、女優として出会ってしまったら、芝居を通して本気のぶつかり合いをしたら、惹かれあってしまうのは必然…これが運命の引力……

もちろん、円雛も、はるきちの大本命乃亜雛も運命だと思ってるから、『運命』ってひとつじゃなくて、幾つかある中からどの運命と惹かれあって掴むか、なのかなあとも感じた。
ブラハくん、運命オタクのことよく分かってんね(謎目線)

雛がここで悠翔の教え方に物足りないような、と感じたのは結構大きい変化の兆し。

(先輩の優しさに気付けて、すごく嬉しい。
嬉しくて、胸があったかくなる……)

しっかり澪の優しさにも気付けた。
……これで澪√ じゃないって本気で言ってる?
悠翔がほとんど出てこない間に澪雛の親密度がぐんぐん上がってるが?

果鈴ちゃんが役者になったきっかけの俳優さんって悠翔じゃん…!
澪とライバルにあったくらいだし、本当に素晴らしい芝居をする役者だったことが果鈴ちゃんの力説からも伝わってくる。
傍に居なくても意外な部分から存在を主張してくるじゃんね!

りんご飴をお土産に一足先に澪の元へ帰る。
その後の会話!
これ、本当の本当に澪√じゃないの?!
こんなに距離が縮まってるのに澪雛にならないの?!なんで?!
しかも、悠翔が役者をやめた理由に藤吾が関わってるなんて2人とも知るよしもない…あの話は藤吾√ でしか明かされないのかな。


待って〜〜〜〜!!
澪√ では食べてもらえなかった雛からのりんご飴を今回は食べてくれてる( ;ω; )
悠翔√ なのに澪雛の心の距離が近付いたことに感動してる( ;ω; )
ひとくちでも食べてもらえて良かったねぇぇ( ;ω; )

そんでもって、食べかけのりんご飴……こんなときめきイベントが発生してるのに澪√ じゃないなんて嘘でしょ。(もう100回は言ってる)

悠翔に同情を向ける人を前にしたり、そういった話をされると極端に取り乱してしまう。
澪が言うように、この様子は少し異様な気もする。
何を言っても「でも……」と俯く雛を、澪は渾身のチョップで一刀両断!頼もしい!

雛を引っ張り上げるのも、全力を引き出すのも、笑顔にするのも、喜ばせるのも、成長させるのも、ここまで全部澪の役目。

「……お前はもっと、桜坂と距離をおいたほうがいい」

「え……?」

「あいつの存在は、お前にとって蜜であり、毒だ。俺が見たところ……お前は桜坂に心酔し過ぎている」

「憧れを抱き続けてばかりいないで、桜坂を追い越すくらいの覚悟で、役者として這い上がれ。
でないと……」

「……お前は終わるぞ。
役者としてだけでなく、人としても、な」

この言葉、本当に今の悠翔と雛の間にある目で見える範囲以外の部分の異常な依存や関係を的確に突いてるんだよね。

雛が憧れ以上の絶対的な存在として悠翔を心酔している。
悠翔が肯定すれば正しい。否定すれば誤り。
全てが悠翔で回っている。
それは、凄く凄く歪で脆くて危うい。
そこに澪はこの短期間で気付いて、雛の師として、しっかりはぐらかさずに伝えている。

これも澪にしか出来ないし、言えない台詞だと思った。

正直、始めは悠翔√ で何でここまで澪雛が描かれてるんだろうと少し感じたけど、悠翔と雛の今の関係に亀裂を入れて新しく築き直すためには、そして雛の心に変化をもたらすには澪という存在が必要不可欠だったんだと今なら分かる。

「お前相手なら、あるいは……と思ったが、やはりあり得なかったな」

今からでも入れる澪√ ありますか?

急にそういう澪雛つっこんで来るのうっかり澪√ に行きそうになるんですが〜?!
お前相手なら、あるいは……ってなに?!
“お前相手なら”と可能性を感じるくらい雛に惹かれつつあるってこと?!

とりあえず、悠翔√ だけど悠翔離れ頑張ろうね、雛。

果鈴ちゃんはこの√ でも、優しくてとっても良い子で、好きだなあ。

この√ での宇賀神澪は雛にとって、あくまでも大切な師。
そういう関係の澪雛がいる世界線もあるよってことか。


ん?ん〜〜?
クリスマス公演、澪はラウルで雛がマダム・ジリー?
これまで、どの√ でも雛をヒロイン役に激推ししてきたのに?
澪もファントムでなくて?
ファントムは藤吾?!クリスティーヌは乃亜?!
そんな配役初めてじゃない?!
それはそれでちょっと興味がある…ような……


悠翔が恋をしていることを知った雛はたいそう驚く。
今もその人に恋をしているのか、と聞いてみれば。

「してるけど、恋っていうよりは愛に近いかもしれない。その人のことは大切に想ってるよ」

「だけど、大切だからこそ、俺と一緒になるよりも、彼女だけの幸せを掴んで欲しいって思ってる」

「俺は、誰かを守るにはちょっと頼りないからさ」

彼女だけの…幸せ……?(よみがえるAの共通バッドの記憶)

数多の√ でそういう気持ちで雛を見守っていたんだろうな…


悠翔は雛にそっと囁く。
困った時は自分の手で解決せず、他の人も頼らず、自分を頼ってくれ、と。
これからも、ずっと、必ず、と。

そ、そ、そういうとこだよ〜〜!!

そういうところを!澪は!指摘したの!
流されたらいかんぞ雛!!
澪の言葉を思い出すんだ!!
あーーーー!!この子はまた頷いて!!
澪!ちょっとこっち来て雛に喝入れて〜!

これ、澪が見てたらどうするのよ。
そんなこと言ってたら、澪が悠翔のお部屋に来たわね。

「あいつを、お前から切り離す。
自分の意思で行動出来るようにする。
それがあいつのためだ」

すごーーーーくデジャヴだな。
(ヒント:藤吾√ )

藤吾√ では、宇賀神先輩を守るため姫崎先輩から引き離そうとした雛を、今度はその澪が雛のために悠翔から切り離す。
どんな因果?
澪がここまで師として雛を想って行動してくれるとは思ってなくて、悠翔√ なのに好感度がまたも爆上がりだよ。

学年混合演劇に杏が選ばれた。
しかし、杏は「出られません」と即お断り。
からの、雛を推薦!
先生も雛の実力を認めており、あれよあれよと参加決定〜!
今度は澪と共演できるよ!やったね!

澪も彼の個別以外だと「やる気がない奴は目障りだ」くらいのことを言いそうだとも思ったんだけど(失礼)、さすが師。
役者として成長する気があるなら必ず参加しろ、と念を押している。
やっぱり雛と澪の距離が着実に縮まってるし、良き師弟関係が築かれている。

乃亜も一緒に出ようよって言ってくれて、にっこり。

演目がロミジュリ!!
ありそうで今までやってなかった演目!!
澪がロミオなら〜?(雛がジュリエットだよねって顔)(澪雛ロミジュリが見たい)

「続いてジュリエット役は、1年生の倉科繭さん」

どこの女?🔥🔥

なんで澪雛ロミジュリじゃないんですか?
悠翔√ だからですか?
雛じゃないならリカしか受け入れられないです( ˙-˙ )

ほら見ろ、繭って子雛には挨拶も返さないじゃん🔥🔥

「……あなたは、桜坂先輩の何なんですか?」

幼なじみですが何か?🔥🔥

幼なじみだと告げると、それなら大丈夫ですと微笑み去っていった。
ナルホドネ。全て察した✋悠翔に気があると✋
波乱になるのはしんどいから澪を選ぼう雛✋

◆乃亜が繭を褒めている。
 はるきちの心に500のダメージ!
 はるきちは倒れてしまった……

心が狭い?
乃亜限界オタクなんでね✋
あ!ちょっと乃亜!雛のこと煽るとはどういうつもり?!

繭の雛に対する辛辣な言葉に、はるきちは苦虫を噛み潰したような顔になってしまった。

雛が実力を出せずに惨めな思いをするターン、何度も見てきたけど毎回心が痛い。
本気を出したら凄いんだからな…今に見返してやるんだからな…ね!雛!

皆が帰る中、落ち込む雛の前に立った澪。

「……この、大馬鹿が!!」

?!( ゚д゚)

「この俺が弟子に選んだ役者なんて、お前が初めてなんだぞ。
そして俺は、今後に期待出来ない役者を相手にする気はさらさらない」

「これがどういう意味なのか、分かってないのか?」

「え?えっと、つまり……?」

「お前に期待してやっている、ということだ!
この大馬鹿弟子!!」

宇賀神先輩へ

好きだ。

はるきちより

こんなに厳しそうに見えて、期待と愛に溢れた激励ある?
こんなん、好きになっちゃうよ。澪雛不可避だよ。
これで惹かれないの、悠翔√ の雛はどれだけ強いメンタルなの?

強くて、実力もトップで、不器用だけど優しくて、憧れの先輩がこんなに期待を掛けてくれて嬉しくない訳がない。

鳥肌立てながらもげんこつぐりぐりして喝を入れたり。
頭をそっと撫でてくれたり(しかも拭わなかった)悠翔√ なのに澪が雛にだけ触れてくれて、嬉しくなる。

今からでも入れる澪√ ありますか?

“俺は俺の名誉のために”そう言葉では言ってるけど、私も雛も澪の優しさはもう知っている。
確かに名誉のためもあるかもしれないけど、大部分は雛のため、だよね。

あの、今回の乃亜の役回りって皆を煽って状況を動かすきっかけ作りとかですか?
今度は悠翔を煽ってるんですが……
煽ってるというか、ピンポイントで核心を突いてきてる。

名前こそ出さないけど、藤吾が澪に依存しているのをずっと見てきてるからこそ分かる愛の重さ。
……乃亜がそれ言うの反則ですってば。
だってこの√ での乃亜だって、ずっと咲乃さんからの執着と歪な愛情を一心に受けてるはず。
雛、分身して乃亜のことも救いに行こう‼️

まあ、悠翔はさ、元気出しなよ。

「……お前は結局そうやって、俺よりも宇賀神先輩を選ぶんだな」

?!
さっき何シーンか前に「俺を選ぶより彼女の幸せを掴んでほしい」って言ってたのに、いざ雛が澪と絆を深めるとそういうこと言うのって、どんなあまのじゃく?!

翌日の雛の芝居は、皆も納得の出来。
なのに、繭は名家の使用人なのだからもっと気品を〜とか言ってきたんですが?
繭の家柄のこともあり、誰も強く言えない中。

「今の芝居は、亜麻乃の解釈のほうが適していると思うが」

結果的には佐伯先輩に止められたけど、澪がこうして雛の芝居を皆の前で認めてくれたことが心強い。

もしかして、この混合劇の稽古ってこのままずっと繭の思い通りに進むってこと?
澪!乃亜!雛!こんな舞台やめようぜ!🔥

伝統ある舞台をこんなめちゃめちゃにされて誰も何も言えずに繭が満足するための演技をする場になるなら、出る意味なくないか。

「俺達は遊びでこの舞台を作ってるんじゃない。本気なんだ。
その邪魔をするというなら、さっさと辞退してくれないか?」

佐伯先輩の制止を振り切り、澪が言いたいこと全部伝えてくれた。悠翔にも。
なによりも誰よりも真摯に本気で芝居に向き合い励む澪が納得してる訳なかった。
良かった、澪だけは屈さずにいてくれて。

本当はすぐにでも降りたいだろうに、それを繋ぎとめたのは間違いなく雛の澪と舞台を成功させたいという想いだよね…

その後も、繭の我儘は続く。
雛や乃亜、澪は勿論、混合劇に関わる人達全てがもうへとへと。

繭の我儘の矛先はとうとう澪に。

「宇賀神先輩って、本当に人を好きになったことがないんじゃないですか?
だからこんなペラペラな愛情表現しか出来ないのでは?」

ハァ?🔥🔥🔥🔥

「これが世間で一番注目されてる若手俳優だなんて。世の中の人達は見る目がありませんね」

取り消して。
今、澪に向けて放った言葉全部取り消して!!!!今すぐ!!!!(はるきち激おこの巻)

澪のどこを見てたらそんなことが平然と言えるの?
ここまで言われて澪以外どうして誰も何も言い返さないの?!

しかし、ここでひとり間に割って入った勇者が現れる。
そう、亜麻乃雛だ。

雛は、はるきちと違い感情的にならず、静かにしっかりと澪を信頼しようと語りかけた。
その意見は誰が聞いても、正論で、真っ当で、混合劇のクオリティや選抜メンバー達への気遣いも感じられる、皆が言えないでいる総意にすら感じるもので。

なのに。

倉科繭、もうジュリエット役降板してくれないかな〜〜(大の字)

雛を突き飛ばすとか何事?!
大丈夫かと声を掛けてくれる澪の声音から凄く雛を心配してくれているのが伝わってきて、乃亜も起き上がれるように手を差し伸べてくれて、2人ともありがとう…良かった、雛を支えてくれる人達がいて。
泣けてきた。

貴方の大事な雛がこんなことされても、まだ黙って見てるんですか、悠翔…おっと、稽古場を出て行きましたね。
こりゃー、怒らせちゃったかもねえ。

なんか…思ってた会話と違うや……
とにかく、繭は父への反抗心から舞台を壊すためにわざと我儘放題をしているということは分かった。
あと、わざわざ雛に見せつけるために悠翔にキスしたことも分かりました。

私は分かったけど、雛は大混乱。
駆け出す先で澪が雛を探していたようで。

「さっきは、助かった。
……倉科に逃げずに食ってかかったお前の姿勢は、立派だったと思う」

雛、もう澪にしよ。

悠翔が繭の我儘を聞くことを引き換えに上手く回り出した舞台。

これ、どうやって繭の暴走を止めるんだろ。

ええええ、舞台装置落下したのってまさか。
さっき、悠翔の様子より製作スタッフの子の様子が変だなって気になってて…悠翔が指示した…?
まだだ、まだ分からない。
分からない内から悠翔の思惑だと決めつけてはならぬ。
でもこの状況、悠翔の足の時と似てるんだよな…

澪と乃亜が真っ先に雛の無事を確認に来てくれて、2人にとってそれだけ大切な存在になれてるのかな、なんて感じた。
てきぱき指示飛ばす乃亜が頼もしすぎる。

ウワーーーー!!
このタイミングで藤吾視点だァァ!!

セラちゃん達も雛の心配してくれてて、ありがとうね( ;ω; )

ウワーーーー!!
悠翔が笑ってることに藤吾が気付いちゃったァァ!!

(悠翔が気付いているかはともかく)自身の足を傷めた原因は藤吾の思惑により舞台装置が落ちたこと。
そして、同じことを今度は悠翔が繭に行い、それに藤吾が誰よりも先に勘付く……なんたる皮肉。

でもこれで分かりましたね。
これは悠翔の思惑が絡んでいるということが。

閉ざされた過去を思い出しかけ、気を失った雛。
彼女が目覚めるまでずっと付き添ってくれていた乃亜と澪。
やさしい……

ウワーーーー!!
悠翔√ なのに澪が雛をハグしてるゥゥ!!

いけ!!そこだ!!
今こそ澪√ に分岐だ!!ウオオオオ!!
(澪雛オタクと化してるのは大目に見てください)

潔癖症が治った訳ではないので、震えながらも力強く雛を抱きしめる。
それだけ、雛のことを心配していて、無事に心から安心しているということ。
この状態の澪が、最終的に悠翔を選ぶ雛を見守るってなにごと?切な過ぎない?澪が何をしたっていうんだ。

「……桜坂から離れて、俺を選ばないか?」

「……え?」

「俺のものにならないか、と言っている」

喜んで☺️

だって〜〜!!
私のside Aの推しは宇賀神先輩なんですよ。
澪√ では澪雛の惹かれ合う物語にえらく感銘を受けたんですよ。
だから、悠翔√ なのは分かってるけど、こんなことを澪に言われたら喜ぶに決まってるじゃないですか!!

「恋をしている」発言。
もう無理だよ、雛に恋してる澪を置いて悠翔を何の憂いもなく選べないよ……

「お前の成長が感じられると俺も嬉しくなるし、お前が挫折しているのを見ると助けてやりたくなる」

「怯えるお前を笑顔にしてやりたいと思うし、涙を浮かべている時には、こうして……俺の手で、抱きしめてやりたいと思う」

「この気持ちに、師弟という言葉はそぐわない気がするんだ。
……きっと、これは恋なんだと思う」

どうしてここは澪√ じゃないんですか。

ドウシテ…ドウシテ………🤦‍♂️

澪のところに行きたい。(悠翔√ だよ!)
こんなに雛を想ってくれてるんだよ。
支えたい、守りたいってこんなにも懸命に言葉を紡いでくれて( ;ω; )

でもね、澪よ。
ひとつだけこの√ において、君には越えられない壁があるんだ……

それは、ここが!!悠翔√ だということ!!

どうしてそんな澪雛オタク発狂ものの特上級澪雛ムーブを自分以外の√ でもしたん?
お陰でこっちはこの後に雛がこんなに恋してる澪を振る未来を思って気が狂ってるんだが??

そんな澪の告白を、ばっちり聞いていた悠翔。
切なげな表情から、雛を想う気持ちは痛いほど伝わってきますが、まず先ほどの舞台装置落下について分かりやすい説明を頼む。
一歩間違えば雛も怪我をしていた可能性があったことは悠翔も分かってたはずなんだけどな。


突然の配役変更〜?!
そうすると、ファントムが藤吾、ラウルが澪、クリスティーヌが雛か。

アパートメンバーはさっきの舞台装置落下から間もないこのタイミングでの発表に踏み切った悠翔の様子に違和感を覚えている。
これは……悠翔、少し暴走してない……?

雛の知らないところで、静かに、確実に何かの思惑を持って動いている悠翔。
澪や藤吾、先輩トリオは聡いからなんとなくでも気付いてそうではある。
そして、同じく麗子社長も動きに勘付いている。

悠翔、さすがにその態度は露骨過ぎない…?
妙な雰囲気に藤吾も考え込んじゃってるよ。

雛も悠翔への気持ちが恋に発展するでもなく、かと言って澪の告白に返事をするでもなく、やきもきしちゃうぜ!

あーーーーなるほど!
雛の違和感の解釈、凄く腑に落ちた。

2人の会話を知らない雛からしたら、揃いも揃って『悠翔』か『澪』どちらかを選べと言われても、家族である悠翔と、恋心を告げられた澪とを選ぶということ自体が違和感なんだ。

確かに雛からしたらそれはそうよね。
これで悠翔も雛が好きって告白してれば彼女の中でも同じ土俵に上がるけど、悠翔の好きな人が自分だって知らないもんな…

「恋人と引き換えに家族を手放すなんて、そんなのおかしいよね…?」

この一言に雛の違和感や疑問が全て詰まってる気がした。

これまでの√ では、誰と結ばれても悠翔は家族として祝福してくれて、変わらず側にいてくれた。
乃亜エンドに至ってはバージンロードまで歩いてくれてたのに。
…とはいえ、悠翔の雛への想いを知ってる澪や見守る我々からしたら、それは同じ天秤に乗せて良いんだよ〜と思ってしまう訳なんだが。

乃亜は乃亜で文化祭での出来事について調べるって動き出してるし、みんな一旦落ち着こう。

って、ええええ?!
悠翔、自分の足のこと、藤吾が原因だってとっくに知ってたんだけど?!

わーお。
乃亜が核心にぐいぐい突っ込んでいる。

「長年そばにいた男と、新たに好意を寄せてきた男のどちらを選ぶか。
これは間違いなく、同じ天秤にかけるべき問題だよね?」

論破!!

なんだけど、雛は悠翔が自分をひとりの女性として見ていることを信じられないし、信じたくないといった様子。
うーん、まだまだ時間がかかりそうねぇ。

さて、乃亜から遊びに誘われます。
もちろん、喜んで( ◜ᴗ◝ )

なんか……なんかさ、この状況、繭を含めみーんな悠翔の想いや本音、そこから生まれた出来事について把握してるけど、雛だけ何も分かってないし、目を逸らし続けてる気がしてならない。

それを、先輩達や繭がひとつひとつ、突きつけたり、語って聞かせたりして、紐解いていってあげてる感じにも見える。

ウワーーーー!!!!
まさかの悠翔二重人格ゥゥ!!
この展開は全く予想してなかったァァ!!

マジで?ほんとに?
あらーーーー🫢
とりあえず、雛の知ってる悠翔じゃない方の悠翔はなんて呼べば良い?黒悠翔?裏悠翔?

「はじめまして、雛。
俺は悠翔の片割れ……『悠海』だよ」

悠海ね、オッケー👌

これ、悠海が悠翔を装えると知ってしまったがために、今隣にいるのがどちらなのか雛には上手く判断出来ないやつじゃん。

悠海さあ……これ、悠海もなんだかんだ雛のこと本気で傷付けるつもりないよね?
本心や目的がよく分からないけど、悠翔の一部であることだけは心に留めておきたいし、悠翔も悠海も救えるのは雛しかいない。

円余計なことを🔥🔥

ほらーーーー!!澪がしょんぼりしちゃったじゃん!!
違うんだ澪!悠翔の中には悠海というもう1人の悠翔がいてだな、その悠海が悠翔を盾にして雛に添い寝を頼んできてだな、だから澪の知ってる悠翔ではなくてだな(身振り手振りぶんぶんぶん)

これ以上、澪を傷付けないで〜〜!!

戻って来て悠翔〜〜!!

こんな雛も澪も傷付けるような展開、悠翔は望んでないよね?!

悠翔がそんなに澪を妬んでたなら、よく澪√ で悠翔暴走したり悠海が出てきたりしなかったね…手錠で繋がれたり、クリスマス公演に向けてどんどん親密になって、公演当日の夜には告白イベントまでアパートメンバーと見守って、その後は隣の部屋で暮らすようになって……いやほんとよく何事もなく完結したな宇賀神澪√

麗子社長なら、悠翔のこと知ってそう!
強力な助っ人が来てくれた予感に雛を応援する気持ちにも力がこもる。

「もしかして、『悠海』が関係しているのか?」

麗子さん悠海をご存知で?!?!

ありがとう頼もし過ぎるありがとう( ;ω; )

とうとう語られる更生プログラムの真の目的。

「桜坂に、役者として復帰する意志を生み出させること。
『悠海』という人格に負けないくらいの、強い意志をな」

こんなにも悠翔の才能を認めて親身になってくれている麗子さんが、このタイミングで雛の話を全て聞いて把握しているのは本当に心強い。

やはり悠翔を救う可能性を秘めているのは、悠翔が誰よりも大切に想っている雛だけ。

これは、雛にしか出来ないこと。

問題はどうやって悠海よりも悠翔の意志が強くなるようにするかだよなあ…
これまで通りの日々を繰り返すんじゃきっと平行線。


澪の部屋で話していると悠海が訪れ、雛を見た途端に始まるどんぱち。

あの、悠海さん、足のことがある割にはかなり動きが良いですね…?

雛が止めに入るのを澪が制し、言葉を絞る。

「確かに……俺は……っ、
お前のことを、よく……知らなかったようだ……」

「だから、こそ……俺は、真実を知りたい。
そして……出来ることが、あるのなら……お前を、助けたい!」

どこまで真っ直ぐで格好良いんだ。

雛を傷付ける様を間近で見せられたこと。
突然、出生の真実を突きつけられたこと。

他にもきっと沢山悠翔は…悠海は澪を傷付けたはずなのに、それでも「助けたい」と思える心が、あまりにも気高い。

これで澪に惚れない奴おる?
私は惚れ直した。

「私は……宇賀神先輩の恋人になりたいです」

( ゚д゚)

( ゚д゚)?!

雛?!
あの、これは、喜んで良い場面…?(バッド軸だよ)
たぶん、雛には何か考えがある。

考えが…………まさか、か、か、駆け落ちエンドですか?!?!?!?!

駆け落ちだーーーーーー!!!!!!!
ものどもーーーー!!!!!!
澪雛を応援するのだァァ!!!!!

澪さんは、右手をそっと私のお腹に当てた。

ウワーーーー!!!!!
ウワーーーー!!!!!!!!!
(言葉にならない想い)(澪のSpecial Stageから成長した姿が見れるなんて)

このまま幸せなままこのエンドは終わってくれ。
頼む、追いかけてくるな悠海。
ほんと、頼むからこのまま終わって。

(数秒後)

悠海なんて絶交してやる(っ`;ω;´c)

知らん!!もう知らん!!
予想してたけどこの後の澪のこと考えたら涙が止まらない。
澪が何したっていうんだ。

悠翔√ だからね、悠翔の闇である悠海も救わなきゃいけないので、実質雛は今回2人救ってハピエンに辿り着けるってことよねえ…

さすが真相√ 一筋縄ではいかないってことね。

エンド4を目指すよー(意気消沈)

澪の告白を断る。
悠翔√ だからね、そうなるよね。

もしも、今と違う未来があったなら……
私はきっと、宇賀神先輩に恋をしていたと思う。

澪√ とか澪√とかね!!

澪を振る雛を見ることになりはるきちのメンタルはボロクソです。
こうなったら、悠翔と雛にはとことん幸せなエンドを迎えて貰うしかない。

「だが……どうしようもなくなったら俺を頼れ。
いつでも悠翔のもとから逃げ出して来い」

ほんっっとーーに、どこまで優しいんだ。

うっかり飛び付きそうになった。

でも、はるきちだってここからはちゃんとラストスパートに向けて悠翔と雛の幸せを全力で見届けますよ。

もう12月?!
早くない?!

悠海、お前まさか芝居が好きか…?

悠海がデレ始めたぞ( ◜ᴗ◝ )
このあまのじゃくさん( ◜ᴗ◝ )

あれよね、「おやすみ」はちゃんと言うんだよね、この子。

段々、雛も悠海とのやり取りに慣れてきたのか臆さず話せるようになっている。
悠翔が戻って来たら、悠海は消えちゃうというか、悠翔とひとつになるんだよね、きっと。
なら、悠海と雛の会話を見れるのも今だけってことか。
悠海も自分が表に出て、活動したり雛と触れ合ったり出来るのは期限付きだって気付いてそう。

悠海、お前もしかして雛のこと『悠海』として好きなんか?
悠翔に嫉妬してるんか…?
だから、悠翔が雛としたいこと、俺は先にしたもんね〜🎶って感じで雛にご褒美をねだってるんか…?

絶対悠海、雛が好きじゃん!!(確信)

悠翔はさ、雛の「頼れる優しいお兄ちゃん」だから、弱いところなんて絶対見せなくて甘えることだって我慢してたと思うんだよね。

悠海は、悠翔のネガティブな感情を一手に引き受けた存在だって言って、結局光を浴びて雛に愛されるのは悠翔なんだろうって感じてるみたいだけど。

『悠海』も『悠翔』にないものを沢山持っていて、雛に甘えることだって出来る。
悠海にしか言えないことも、出来ないことも色々あって、それは悠翔がしたくても心に押し込めてたことでもある。
そう考えると、やっぱり悠翔と悠海は2人で『桜坂悠翔』なんだよなあ。

あれ……?
悠翔の足は棗さんの思惑…?
それなら、藤吾は…?

あ!!やっぱり元を辿ったら藤吾じゃん!!
藤吾のことは好きだけど、悠翔のことについてだけは相容れないから!!😠

雛の記憶喪失。
悠翔がそれを憎いと思ってしまったこと。
2人とも、それぞれ子どもの心に抱えておくには衝撃的過ぎたんだよ……2人はわるくないと思うよ……
棗さんが愛に狂ってしまったこと、そこに藤吾がつけ込んだこと、そもそも棗さんが恋した相手が鈴音さんだったこと、色んなことが重なってしまったんだ…なんという因果。

「あいつと一緒に、全部受け止めてやれ!」

悠海、お前やっぱり雛も悠翔も大切なんじゃん…!
と思ったけど、雛のことが好きってこと?
自分が、主人格になって雛といたいのか、悠翔を引っ張り出すためにしてるのか…🤔

とりあえずエンド4は、ひとつはあるだろうと思ってた悠海エンドでした。

エンド5は、どんな結末か確かめに行きましょう〜!

というか、次がブラハで回収する最後のバッドだ。

おおう、クリスマス公演前日だ。

「……俺のこと、優しいって言ってくれて……ありがと」

「え……」

「認めてくれて、ちゃんと見てくれて……ありがとう」

悠海、最後の最後に泣かせにくるじゃん( ;ω; )

悠海とのお別れが近い。
でも、悠海は悠翔の中にちゃんといることをこれで雛も分かってるし、悠海のこと絶対に忘れないはず。

悠海がファントムを演じるのはなんとなく予想してたけど、藤吾は元気だよね…?

藤吾の生存を確認する前に、悠海が必死に舞台の上で悠翔を呼ぶ。
悠海はずっと悠翔を通して雛を見てきて、それだけじゃなく雛への想いも感じてきて、だからこそ自分ならこうする、でも悠翔はしない、ともどかしい思いも数多くしてきたんだろう。

今回も、雛は過去を受けとめ乗り越えようとして、悠翔への想いも自覚した。
それでも、出てこようとしないから、かなり強引な手段に出たのかと思うと、悠海の行動って常に悠翔と雛のためだったのかなとも思えて切なくなってきた。

あ!藤吾!良かった、生きてた!

ちょっと!雛!早まるな!
落ち着こう、一旦、深呼吸して落ち着こう。
ね、大丈夫だから、早まるのだけはやめとこ。
ほら、今日は寝よう、お布団あったかいよ。
悠翔も!!『俺も行く』じゃなくて!!
止めて!!!!止めて!!!!!!

…………澪と那由多が、優し過ぎるよぉ( ;ω; )

私も2人が幸せでいることを願うよ…
那由多がひとりにならなくて良かった。
澪が最後までずっとずっと悠翔と雛の良き仲間で友人で、雛の師でいてくれて、悠翔√ なのに澪の株が上がるばかり。もはや、ストップ高。

雛と悠翔が、もうひとり家族である那由多のことを思い返さなかったことが個人的に凄く寂しかった。

よし!!
よし!!!!

もうハピエンだけだ!!

いくぞエンド2!!!!

クリスマス公演中止まで展開一緒だったのは意外。

悠海に最後のひと押しをして貰い、やっと戻ってきた悠翔。
雛も悠翔もよく頑張ったよ、うん🥹

クリスマス公演は…もっかい改めてするとかどう?!

悠翔のことだけは、相容れないのは確かなんだけど、藤吾のことは好きなんだよな…(2回目)

れ、れれれれ、澪が!!!!
澪√ じゃないのに雛のご飯を食べてくれてる…!( ;ω; )

それだけこの√ で澪にとって雛が大切な存在になってて、告白を断ってもそれは変わりないってことなんだね😭

しかも、誰ひとり悠翔を責めることなく無事に安堵し、再公演に燃えている。
本当に絆が深まったなあ…アパートメンバー…こんなん箱推しだよ……

何年越しの想いだろう、4年かな。
雛と悠翔、お互いが4年間秘めた想い。
それが更生プログラムをきっかけに最後の半年は怒涛の展開に展開を重ね、悠海の力強くちょっと荒療治を混じえながらの後押しもあり、ようやく本来の『悠翔』として掴んだ雛との幸せ。

なんか、めっちゃ濃い√ だったな…
まだエンド1とSpecial Stageあるけどね!

追加シーンの澪と由衣の場面。

しょんぼりしてる澪が可愛くて切ない。
そして、雛以外に恋をする澪を想像したら私の中の澪雛オタクが涙した。
澪雛は澪√ が正史。良いね。

最後のスチルは夢が叶ったんだね( ;ω; )
おめでとう( ;ω; )

はるか彼方まで翔んでいく。

悠海の存在も確かに感じられて嬉しい。

カーテンコール…!

終わっちゃう、ブラハが終わっちゃうよぉぉ🥺
月涙館で皆でもう少し一緒に暮らそう!
雛が大人になるくらいまで!

いつの間にか姿が見えなくなった黒猫のはるか。
そのはるかが、悠海として悠翔の中に、悠翔を守るために生まれ変わった…(という言い方が合うか分からないけど)のかも、なんて思った。

カーテンコール、舞台の主題歌が乃亜の声付きで流れてきて涙腺崩壊。
これで、本当に、本当に終幕なんだ。

與田さんの麗子さんへの言葉が、強くありたい、あろうとする麗子さんの本来の繊細さや弱さを見抜いているもので、また泣けてくる。
與田さんも麗子さんは勿論、アパートメンバーを心強くサポートし続けてくれて、皆のマネージャーが與田さんで本当に良かったなと改めて思う。

スチルゥゥ( ;ω; )
(スタンディングオベーション)(割れんばかりの拍手喝采)(ありがとうブラッキッシュハウス)(ありがとう)

エンドロールでそれぞれとのハピエンスチルをお出しするの感動するに決まってるじゃん( ;ω; )

約4ヶ月に渡り見守ってきたBlackish House。
堂々のフルコンです!

終わった……終わっちゃった…………寂しい……

side Aの共通で初めてアパートメンバーの協調性のなさを目の当たりにした時は、共同生活もだが雛はこんな個性的過ぎるメンバー達と恋愛なんて出来るのか…?と、眉間に皺が思わず寄ってしまった。

しかも、最初の剛√ がブラハ入門編のような比較的しんどい展開もなく途中コミカルで笑える場面も多いやさしめの√ だったこともあって、完全に油断していた。

その次の円√ からは、ハニブラくんが本気を出してきて Zの悠翔√ まで泣いて笑って、息切れして、切なさに悶えたり、爆萌えしたりと全速力で駆け抜け、最後のカーテンコールでのスチルを見た瞬間はこれまでブラハで貰った沢山の感情と思い出がよみがえって大感動。

今ではすっかり月涙館メンバー箱推しです。

それぞれのキャラへの感想は、個別√ の感想にほぼ詰め込みました。
なので、ここでは少しだけ。

発売されてから何年も経っている作品でしたが、色褪せず今も好きな人やこれから遊ぶ人が沢山いる理由がよく分かりました。

魅力的なキャラ達。
寝るまま惜しんで読み続けてしまうくらい惹き込まれるボリュームたっぷりの物語。

はるきちの中で、立派な人生ゲーにランクインです。

乃亜は勿論、ヒロインである雛、月涙館メンバーに出会えたこと、ブラハに出会えたこと、そしてブラハをおすすめしてくれた友人、ここまで感想を読んでくださった皆さんに感謝を込めて!

ありがとう、Blackish House!
また会おうね!👋