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夏空のモノローグ〜Another Memory〜 加賀陽√ 感想


さて、今回から遊んで参りますのは「夏空のモノローグ〜Another Memory〜」です!

こちらはPSPタイトルからの移植作品とのことですが、はるきちは完全初見です。

なので、公式サイトに載っている情報程度にしか事前知識がありません。
なにやら、ループものということですが…そもそもループものが初めてな気がする。

「夏空」とタイトルに付いているからには、夏の間に遊びたかったので間に合って嬉しい限り!

という訳で、今年の夏は科学部として満喫しちゃいます🌻

ちなみに、攻略順はフォロワーさんのお話を参考にいたしまして(ありがとう!☺️)

加賀くん→浅浪先生→篠原くん→木野瀬くん→沢野井くん→綿森くん

の、順番で進めていこうと思います。

それでは、トップバッター、カガハルくんの感想いきましょーう!

↪︎以下ネタバレあり(個人の感想です)





✼••┈┈┈┈┈┈┈┈••✼






爽やかなOPとともに幕を開けました、夏空のモノローグ〜Another Memory〜 1人目はカガハルこと加賀陽君。
はるきちとは【ハル】仲間ですね( ◜ω◝ )

そして、今回一緒に夏を駆け抜けるヒロインは小川葵ちゃん。

このタイトル画面は今は葵ひとりだけなのがクリアする度にメインキャラが集まる仕様とみた。


話を戻しましょう。


カガハルは葵に対し、口を開けば二言目には「今日も素敵ですね!」「好きです!」「結婚しましょう!」の3段活用。
しかも、葵は全て冗談だと思い込んでいるというお約束つきである。
そう、彼は登場初っ端から葵への好感度が既に限界突破しているタイプの攻略キャラだったのだ。

そんな葵やカガハルが所属している科学部はなんと今日7月29日をもって廃部となるというではないか。
葵はかなり意気消沈している。
元気だそ、コーヒー飲む…?

科学部部長の沢野井先輩と副部長の木野瀬くん。
この2人の温度差のある掛け合いが個人的にとても好き。
これ、何だかんだ愛され部長なんじゃないの〜?!皆、素直じゃないんだから〜!

さてさて。
この土岐島にはツリーというでっか〜〜い塔が建っております。
これがまあ予想を遥かに越えた謎多き建造物過ぎた。

突然こんなどでかい塔が現れたのどんなトンデモ現象??

葵の記憶喪失にはこのツリーが関わっているに違いない(名推理の顔)

名推理の顔をしてみたものの、結局のところ1人目だということもあってかツリーや葵の記憶に関しての謎はほぼ残ったままのカガハルルートクリアだったんだよねえ…
1周目で感じたことは、部長さんがツリーについて何か知ってそうだし、葵の“懐かしい”という気持ちは確実に記憶喪失に関わる鍵になる。……気がするということ。
俺の勘がそう言ってる。

夏空のメインイベント、ループ!
7月29日が繰り返され始めます。

このループって、葵にしか分からないものだったりしないよね…?
科学部の皆も気付いてるパターンだよね…?
俺達はいつだって一緒って約束したよね…?(してない)

と、少しばかり不安になっていたが部長さんの機転により科学部全員がループに気付いていることが分かりひと安心( ◜ᴗ◝ )

ループねぇ…なんとなく葵の「明日が来なければ良い」気持ちに呼応してるような。
葵に明日からの毎日に希望を持つきっかけが来ない限り、彼女の望みを叶えるように7月29日をツリー関連の何かがループさせ続けるように働くのでは…?

ループのそもそもの原因も分からずじまいだったんだけれど。
もし、部長さんがループを止めなかったら、ずっと繰り返していたんだろうか。

ループ終わりに別の場所に居ても、朝になると自室に戻っている辺り、転移してるような気もする。
あれかな、綿森くんの力も関係してるのかしら。

ここで綿森くんの名前が出てきましたね。
出したのは私なんですけども。

私の中で、木野瀬くんと綿森くんは『葵を見つめて寂しそうに笑う運命男の可能性大コンビ』と名付けました。

2人とも、絶対葵にクソデカ感情向けてるよね??
分かる、はるきちには分かるよ。

綿森くん初登場シーンを振り返ってみよう。

感動的なBGMも流れて、まるでこれが運命の出会いかのような演出。
あかん、これは運命オタクが惹かれるシチュエーションだ。

葵は“初めて会った気がしない”と感じてるし、謎の青年は「君に会いに来た」と言ってるし、私の運命推しレーダーが鳴り響いている。

はるきちは一旦ここで、『わ、私には木野瀬くんっていう推し候補がいるんだから!』と抗ってみましたが気付いた時には推し候補が2人に増えてました。ナンテコッタ。パンナコッタ。

ここで綿森くんがループに関して気になることをぽろっと呟きます。

毎回、4回目に気付く…?
永遠に繰り返してるんじゃなくて、何回目かで記憶もリセットされて、1回目の(だと皆は信じ込んでる)7月29日からリスタートしてるってこと…?
ちょい待って、記憶のリセット…葵の記憶喪失…もしや、それもループと関係が…?

葵は7月29日をループするつもりが、何かが原因で1年前に7月29日ではない日付に戻った…とか…

それから、綿森くん…君は、どれくらいループの中にいるの…?
葵の記憶喪失でなくしたものの中に、綿森くんとの思い出や記憶も含まれてたりするのかな(フラグじゃないよ)

思考のループにはまりかけるはるきち。
ループ違い(?)

難しい話も程々に、青春!といった場面が多いのも印象的だった夏空。

ちょいちょい描かれていた皆でファミレスに行く場面では、葵さんがとてつもない甘党であることが判明。
葵の口から飛び出す食べたいメニューは見事にオールスイーツ。
その様子を微笑ましそうに優しく見つめる木野瀬くんが切なさを誘うぜ…。

葵といえば、途中何度か部長さんの口調をまねっこするのがめっちゃ可愛かった。

【アブダクションβ】の話を少ししても良いですか。
良いよね!するよ!

部長さんと浅浪先生、そして葵の息ぴったりさが微笑ましい。
アイスが食べたい葵の可愛さに、カガハルは悶えている。ふふん、うちの葵かわえかろ〜🎶(謎目線)

おかん木野瀬一輝。
そして1番フリーダムなのはいつだって部長さんだと思います(小声)

ゆーふぉー探索で葵は誰に付き添って貰うか談義。

カガハルが立候補するのは予想できていた。
篠原くんが、それを止めるのも分かる。

「ゴホン……こ、こういうときは、ガタイのいい奴のそばが俺はいいと思うけどなー……
ゴホン、ゴホン」

夏空のモノローグ〜Another Memory〜
 アブダクションβ より

木野瀬一輝、優勝‼️

なんじゃこの可愛さ。

アイス食べたい葵に匹敵する。

まさか木野瀬くんがこんな愛すべき不器用だとは思わなくて、めっちゃログ見た。

イメージはね、こうスマートに「俺と行かないか」って自然に誘うお兄ちゃん枠だったんよ。

それがこんなに微笑ましいとは。

葵!木野瀬くんと行こう!
ここでどの選択肢選んでもカガハルルートから外れることはないよ!たぶん!

▶︎木野瀬くんと(ポチィ)

いつになく乙女ゲームっぽい雰囲気を楽しみつつ。
沢野井節全開の部長さんに笑わせて貰ったイベントでした😊

部長さんが突然始めた謎解きの場面。

待って🖐️

木野瀬くん、そのレンタルしたDVDのタイトル🖐️
はるきちも知りたい🖐️

しっかり者の木野瀬くんに限ってそんな、ねえ…?
これはミスリードだよ、ねえ…?

はるきちの願いは虚しくこの謎は迷宮入りしてしまった…

【ループ特異点】で花火をした辺りから、葵のカガハルへの意識がほんの少しずつ変化する兆しを見せ始める。

特異点に関しては、こんな遠いところよく見つけたよね😌

素敵な言葉や表現がふんだんに散りばめられていた、特異点での時間。

すぐ消えてしまうとわかっていても、
思わず魅入ってしまうほど、それは美しかった。

夏空のモノローグ〜Another Memory〜
 特異点 夏より

この花火の表現が、ループで消えてしまうけど確かに残した皆との思い出と重なった。
何度も繰り返している7月29日。
でも、科学部メンバーにとって全く同じ7月29日なんてひとつもない。

カガハルルートなので、カガハルと葵の話もしましょうか。

ここで初めて葵がカガハルといてドキドキしていることに気付きます。
いうて、打ち上げ花火くらいの儚さだったけど(´ω`)

「さあ、花火をやろう!カガハルくん!」
「あ……あれ……トキメキは?」
「不思議なことに消えてなくなったよ」

夏空のモノローグ〜Another Memory〜
 特異点 夏より

消えてなくなったよwwww
ストレートさに笑ってしまった😂

全体的に優しい空間でありつつも、ほんのちょっぴり寂しさも漂う。
そういう繊細な感情の機微の表現や演出が絶妙でした。

段々と変化する葵のカガハルへの感情。
これまでスルーしてきた冗談(だと信じ込んでいる)言葉を聞くと苛立ちを感じるようになっているのは、かなりの進歩のように思う。

信じるのが怖いとか、裏切られるのが怖いと思えるほど意識してるってことだもんね。
葵に何を言われても、笑顔で答えるカガハルも驚くくらい一途。

葵がループがずっと続けば良いと思っていることや明日を拒む気持ちを打ち明けても、カガハルは「大丈夫」や「先輩は立派な人だ」って彼女の全てを肯定する。
それは、まるで葵が拒絶する代わりにカガハルが葵の分も肯定しているようにも見えて、その様子は遠からず彼女の心の支えになる予感がした。

カガハルルートでは物語が大きく加速するターニングポイントがありました。

そうです、美術準備室でカガハルがひとり描き続けていた絵がここから登場。

カガハルがこの絵を描いていると知ったことをきっかけに、葵の中で少しずつ初めての恋心が芽吹いていく。
と同時に、まさかの葵の記憶がなくなるより前から彼女と繋がりがあった説を確信するという。

はるきちはこの辺りから、あまりにもカガハルが葵の全部を受け入れてはクソデカ感情で戻してくれるから、それが凄く嬉しくなっております。

葵の想いは、自覚する前からどんどんと膨らんでいくんだけど、
とにかく、恋愛過程の描写が丁寧!表現もとっても素敵!
そして、初めての感情に戸惑う葵が本当に可愛い。

ヤキモチ妬いてみたり、カガハルと過ごした時間を思い返しては熱っぽくなるのを病気と勘違いしたり、会えると思うだけで楽しくなったり、表情も感情もころころと変わる様子の初々しいこと。

でも、完璧だと思ったアイコンタクトのくだりは面白すぎた。
ばればれなのに不思議そうにしてるんだもん😂

はるきち、すっごく良いな〜!と感じた描写があって。

もしカガハルくんが振り向いて、どうして顔が赤いのかと尋ねてきたら。
そのときは、夕日のせいだと嘘をつこう。

夏空のモノローグ〜Another Memory〜
おやすみなさい より

夏空って、夕日の描写が凄く多いような気がしてるんだけど、その中でも顔が赤いことを夕日のせいにしようとするこの表現。
葵のカガハルから自身へ紡がれる言葉や一緒に過ごすことを意識しちゃうっていう嬉しいやら照れるやらな気持ちがこのたった数行に詰め込まれていて、美しいという言葉がぴったり。
あと、とにかく青春。

青春はまだまだ続く。
夜の電話の場面、なんて甘酸っぱい青春の1ページなんだ。
面と向かって話していた夕方よりも、素直に「ごめん」も「ありがとう」も「好き」も言える。
言葉にした途端、真っ赤になる葵の表情は見えなくてもカガハルなら受話器ごしの声で気づいちゃうんだろうなあ。

葵が恋心を明確に自覚したきっかけ。
それは、なんと木野瀬くんに相談するという木野瀬くんの気持ちを考えたら特大級の切ないイベントである。
どんな気持ちで、それは恋だと伝えたんだろう。

彼はきっと優しいから、自分の葵への想いはそっと奥底に秘めて、それでも葵の求める答えを教えて。
どれだけ良い男なんだ木野瀬一輝。
葵の恋が叶うと背中を押す姿に涙が止まらない。俺はお前の恋を叶えたい。

切なさに浸っている間にも、葵がまた笑かしてくる。

そうか……私、カガハルくんのことを……。
あ、愛してしまっているのか。

夏空のモノローグ〜Another Memory〜
初めての告白 より

好きなのかとかじゃなくて、愛してしまっているのかという言葉のチョイスに笑った。

カガハルを愛してしまった葵さん。
これまでに見たことのないような行動力で早速告白している姿にはちょっと驚いた。

その告白を冗談だと捉えるカガハルにやきもきしたけれど、これも葵を悲しませないためだと分かった上で思い返すと彼の想いなんだよなあ。

突然のループ終了のお知らせ。

停止方法の見つけ方は、さすが部長といった専門的な話だった。
でも、部長さんも含めてほとんどのメンバーが神妙な面持ち。
なんだかんだ楽しかったもんね…それに明日が来たら科学部は廃部だもんね…( ; ⌓ ; )

沈黙を破るカガハルの明日への希望。

その立派な姿にお前は本当にカガハルか?と疑う部員達。

和らいだ雰囲気にほっとするはるきち。

しかし、ここで更なる新事実が発覚。

カガハルの留学。

当然、葵は驚くし離れることを思ってつらくもなる。

つらくて、苦しいばかりだ。
恋におちたら、もっと幸せになれると思っていた。
優しい気持ちに満たされて、
毎日が笑顔で暮らせると思っていたのに。
こんなに苦しいなら、恋なんてしなければよかった。

夏空のモノローグ〜Another Memory〜
ごねんかん より

恋の苦しさや切なさを知れたこと。
誰かを好きになれたこと。
恋をしたこと。

確かに7月29日を繰り返してはいたけれど。
明日は来ない日々だったけれど。
葵の気持ちは日を重ねるほど成長して、色んな感情を知っていった。
これは、今日に留まるだけの停滞とはいえないと思う。
葵はループの中でも、前に進んでいたように私には見える。

けど、自分のことって自分じゃ分からないんだよね。
もやもやして、自己嫌悪に陥ってる時だと尚更。

葵が明日を迎えるためには、本当にあとほんのひと匙。
それくらいのきっかけがあれば、明日に進めるくらいの強さはもうこの子の心の奥底に宿ってると私は信じてる。

それでもやっぱり、2人の会話は見守っていて切なかったな〜!

葵はカガハルにいつもみたいに「冗談ですよ!俺が先輩を置いて遠くに行く訳ないじゃないですか〜!」って、言ってほしくて。

カガハルだって、葵と別れるなんて辛くないはずがない。

葵の言葉を遮るように、留学の経緯を話すのも、夢を叶えたい気持ちもあることを確かめるようで、これでいいんだって言い聞かせてるようで、切ない。

先生から明かされた、カガハルの涙とその理由。
カガハルだって葵と同じ。
科学部の皆が大好きで、もっと一緒にいたいに決まってる。
それでも、夢を選んで明日へ踏み出そうとしてる。
そんなカガハルに惹かれて好きになった葵だって、初めての恋に臆病になってるだけできっともう明日を迎える強さは心の中にあると思うんだけどな。

葵の覚えていない、カガハルと葵の出会いの物語。

絵の中の女性は葵だった。
カガハルは、絵を捨てる寸前で葵の言葉に救われて、筆を折ることはしなかった。
カガハルの今があるのは、未来があるのは葵のお陰…それを伝えたくて、葵を描いてたんだ……あんなに真剣に。真っ直ぐな想いに涙出てきた。

昔と今は違うと葛藤する葵にカガハルが迷いなくかけた言葉。

「明日を怖がる必要だって本当はないんです。
こんな素敵な先輩に、幸せな明日がこないなんてことあるわけないですから」
〜中略〜
「先輩は前を向いて生きていけます。
俺が保証しますよ」

夏空のモノローグ〜Another Memory〜
絵と絵描きと私 より

葵への愛に溢れてる。
明日は怖くないよ、幸せな明日がきっと来るから大丈夫だよって、そっと手を握ってくれているようで、葵にとってこんなにも心強くて信じられる「保証」はどこにもない。

この後、2人で手を繋いで遠回りして帰っていて、これで付き合ってないのはそれこそ冗談だと思いました(感想文)

更に葵はカガハルの昔話を聴くことになります。

カガハルにとって絵を描くことは、幼いながらにやっと手に入れた自分はここにいるっていう存在の証同然だったってことよね…それを失って、家族や友達との関係は悪化しなくてもカガハル自身にとっては相当堪えたはず。

葵との初めての出会いの場面。
カガハル、めっちゃツンツンしてる!
そのツンツンさにも負けず、カガハルの絵に率直な意見を紡いだ葵。
彼の本心を突いていたのも流石。

葵の言葉で、認められたくて描いていたんじゃなくて、好きだから描いていたことにも気付けて。
こんな風に暗闇から救ってもらえた葵のことを、カガハルはこの日から片時も忘れなかっただろうし、彼にとっても初恋だよね。

ウッ……カガハルの「大好き」は、これまで何度も聴いてきたはずなのに、過去や葵との出会い、今も変わらず本当に好きなことを聴いてから改めて聴くと、そのひと言ひと言に心からの好きが詰まってて、胸が締め付けられる。

ついに完成した絵を見て葵が感じた印象。

見ているだけで、幸せな明日を信じられるような。

夏空のモノローグ〜Another Memory〜
彼女は笑っていた より

この葵の言葉。
これはきっとカガハルが絵に込めた想いなのかもしれない。
葵に幸せな明日が来るって、信じてもらいたくて筆を、色を重ねたのかもしれない。

物語も終盤。
とうとう7月29日が終わります。

ここでまたもはるきちを切なさの渦に巻き込んだ人がいます。

木野瀬…木野瀬ェェ( ; ⌓ ; )
なんだよもうこの切なさは。
葵の幸せを願って、笑顔でいてほしくていつもいつも背中を押してくれる。
木野瀬くんの葵が好きだという気持ちがひしひしと伝わってきて、彼が葵に優しくすればするほど、切なくて泣けてきてしまう( ; ⌓ ; )

だって、木野瀬くんの言葉を受けた葵が「ありがとう、木野瀬くん!」みたいに笑って駆け出す背中をどんな気持ちで見届けてるのか考えたらさ……彼の恋は(木野瀬ルート以外では)叶わないんだよ……なのに、こんな、こんなさ〜〜‼️
私は木野瀬くんの幸せを心から願うよ(っ`;ω;´c)

私は木野瀬くんをじっと見つめた。
木野瀬くんは私を見て、どこか懐かしそうに目を細める。
私の顔に手を伸ばそうとして、途中でためらうように手を下ろす。

夏空のモノローグ〜Another Memory〜
最後の夜に告白を より

…………え?

え、あの、え?

まってこれ、もしかして葵の記憶がなくなる前に木野瀬くんと恋仲でした☆てへっ☆
みたいな展開ありえる…?
そんなこと、ある……?(運命男推しの血が騒ぎだす──!)

好きでいてもいいのかなって葵が問いかけた時の「当たり前だろ」が、木野瀬くんの想いと重なってしまう。
カガハルルートなのに木野瀬くんのことばっかりなのは大目に見てくれ。

ハピエンでは、葵の5年間待ってるという言葉にカガハルが嬉し泣き…私ももらい泣き…( ;ω; )

今、この瞬間以上に大切なものはこの世界に存在しない。
私には本当に、そう思えたのだ。

夏空のモノローグ〜Another Memory〜
最後の夜に告白を より

過去でもなく、未来でもなければ、「明日」でもない。
「今」という目の前に確かに在る瞬間。
それこそが何よりも大切だと気付けたことは、葵にとって、カガハルとの日々で見つけた宝物だと思った。

スチルゥゥ(涙腺決壊)(凄い勢いで消費される箱ティッシュ)

カガハルだって、一度は明日が来なければ良いと感じる日々を過ごしていた。
だからこそ、葵が明日を怖がる気持ちも分かっていて。
でも、他の誰でもない葵に救われたからこそ、彼女には幸せな明日が来るに決まってるってずっと、ずーーっと伝えてくれていた。

最後の夜には、葵が好きだという心からの想いごとその気持ちも行動に込めて贈る…純愛過ぎる。
心が洗われるようだ。

しかも、ノーマルエンドは「さよなら」で終わった物語が「明日へようこそ」で締めくくられるの、やっと葵がカガハルと一緒に明日へ踏み出せたことを実感して、また感涙。

2周目も【初めから】を推奨する画面のシルエット、どこ森楓くんですか?(素知らぬ顔)
まあ、公式がそう言うなら?初めからやろうじゃないのよ。ね?綿森くん?

開放されたツリーピースの感想も書いておきますね!

カガハルルートクリアで開放したから、てっきりカガハルとのエピソードだと思ってたら、私は一体なにを読んだ…………?

とりあえず、最初にひとついい?
沢野井先輩、宇宙人用にこしらえたのが虫捕り網で笑っちまっただよ😂

まさか、綿森くんが部長さんの初めての友達だったとは。
そもそも、叶えてほしい願いが友達になってくれだったのも意外だったし、恥ずかしくてなぞなぞにしちゃうのもお茶目な一面でにっこりした( ◜ᴗ◝ )

これはいつ頃の話なんだろう。
綿森くんには特別な力があるけど、宇宙人ではない。
その力は長いこと研究対象だったものの、沢野井先輩に救われてからは研究所に見つからない限りは自由に行動できてるってところかな。
だとしても、そんな綿森くんと葵にどんな接点があるのか謎。

まだひとつめのツリーピースだからね!
これから綿森ルート開放に向けて少しずつ明かされていくんでしょう!

ツリーピースβは、気になっていた入学当初のカガハルの物語。

沢野井先輩の、怒涛の科学部に入らないかアタックが凄まじくて爆笑。
そのお陰で葵と部室で再会できたことを思うと、沢野井先輩は恋の助っ人なのかもしれない。

あの美術準備室で描いていた絵を「ラブレター」って表現するのは、カガハルらしくてすっごくしっくりきた。

夏空のモノローグ、1人目にしてこんなに美しくてどこか儚くて、綺麗なお話で余韻が本当に凄い。
まだどこかぼーっとして、気付くと科学部の皆に思いを馳せている。

最初は冗談に聞こえていたカガハルの「大好き」が、終盤は聴く度に心が切なさと甘酸っぱさで詰まってしまって、何度涙ぐんだか分からない。

明日が来なくなって、それを歓迎すらしていた葵が誰かを…今回の場合はカガハルを好きになることで葛藤したり、舞い上がったり、自己嫌悪したり、仲間達のエールに支えられながらそれでも前を向いて自分の気持ちとカガハルの気持ちに向き合い、変化していく姿はとても凛としていたように思う。

最後には時の流れが奪うものも、贈るものも受けとめて「明日」が来ることを願うまでに成長していて、頑張ったねぇ…!と感無量でした( ; ⌓ ; )

5年後、お互い凄く凄く素敵な大人になって再び共に日々を、明日を重ねていけることを心から信じてます。

ループに関しては、ほぼ謎が謎のまま解決されたね!
なぜループが、なんのために起こったのか。
綿森くんは何者なのか。
なぜ科学部メンバーだけは記憶を持ち越せたのか。
木野瀬くんが葵を懐かしそうに見つめるのはなぜなのか。
木野瀬くんが心に秘めているクソデカ感情の正体とは。
ポエマーであることしか分からなかった篠原くんの掘り下げもほしい。

ざっと挙げただけでもかなり知らないことが多い。
【初めから】を推奨する理由も気になる。

様々な謎と記憶を持ち越して、2人目の浅浪先生ルートへ突入〜!