見出し画像

ラディアンテイル ファンファーレ! After Story イーオン感想


↪︎以下ネタバレあり(個人の感想です)

(引用の出典は、ラディアンテイル ファンファーレ!After Storyイーオンより引用)



✼••┈┈┈┈┈┈┈┈••✼





1章


イーオン√といえば、CIRCUSメンバー全員でインタリオリングの刻印を刻んだことが強く印象に残っているけれど、その後みんな平和に過ごしているであろうか。


イーオンは元気にコリヴスの護衛してるね!
ティファちゃんも元気そう!安心した!

「あら、今のお客で最後かしら?
ならティファリアもこっちにきてお茶にしましょうよ」

「いや、最後のお客さんは、あなたなんですけども……?」


リーベルを満喫するフリーダムジーニア。
そんな自由なジーニアが私は好きだよ🤗
個別√ 楽しみにしてるね!


ラディがジーニアを見つつあんな大人にはなるなよ、と話を振った先に居たのは。


ルーナちゃぁぁん!!

久しぶりだねぇぇ(  ◜ω◝  )❣️
元気そうで嬉しいよ会いたかったよはるきちとお茶にしない?!(はるきちジーニア化現象)

「さ、このワタシから余すところなく学んでちょうだい!
特にファッションセンスとかね!」

「あはは……その派手さは、わたしにはちょっときついかな……」


そうかな、派手なジーニアファッションをしてるルーナちゃんも可愛いよ(  ◜ω◝  )


なんとなんと、ルーナちゃん、夜間学校に通うことになったらしく!
本人も初めての経験で、ラディ曰く夜中までうきうきで準備をしていたとのこと。
可愛い(可愛い)(かわいい)


友達出来るといいねぇ☺️

はっ……まさか、「学校で好きな子ができたんだ。お姉ちゃんとイーオンさんみたいにいつかなれるかな?」なんて相談を受ける未来が来たり?!?!
ルーナちゃん!!好きな子ができたら!!ちゃんと君に相応しいかみんなで見極めるからね!!!!変な虫は一切寄せ付けないわよ!!(過保護モードはるきち)

「リーベルでたくさん人に会うことも、毎日いろんな場所へ行けることも」

「フェルスの外にもこんなに素敵な人や場所があったんだって、知ること自体がすごく嬉しいの」


ルーナちゃん( ;ω; )
こんなに楽しそうに笑えるようになって……私も嬉しくて涙が……😭


そんなルーナの変化に続きティファちゃんの脳裏に浮かぶのはイーオンの変化。


無印でのイーオン√ を経て、無事に平穏平和にリーベルで暮らす2人。
だが、ティファちゃんはすこーし悩んでいる。
その理由とは。

(それは思ってたより少し……ううん、遥かにストレートな彼の愛情表現)


嬉しくて幸せな悩み、ごちそーさん!😉

無印ハピエンでの「いっぱい嫉妬している」発言があまりにも可愛かったこともよく覚えております。


すっごく素直なんだよね。
飾らない、そのまんまの言葉で真っ直ぐに気持ちを伝えてくれる。


しかし、ティファちゃん的にはどうやら「このままでは身がもたない…!」と感じるくらいに、どストレートで強力な愛情表現らしい。

ほう……イーオンのそこまでの愛情表現とやら、気になりますね😌


はるきちの気になるに答えるかのように流れる回想シーン。


寝落ちたティファちゃんの部屋に仕事帰りのイーオンが訪れ、起こす気はなかったと言いながらも眠る彼女へ口付けます。

ほんほん、ここまでは悩むほどのレベルではないような🤔むしろ微笑ましい。
ティファちゃんが、起こす気はないのになぜキスしたのかな…?と疑問に思えば。

「いや、キスは必須だった」

「いってきますとただいまだけは欠かさないと決めたからな」


なるほど。
それは素敵な心掛け(  ◜ω◝  )✨

しかし、イーオンさんはまだ止まらない。
なぜか2度目のキスを急にしてきたと思えば。

「いや、可愛いからしたくなった」

「理性はどこにいったの?!」

「いや、自分は極めて理性的だ。
そうでなければキスだけでは済まなかっただろう」


………………☺️

おっと、あまりの甘さに言葉を忘れてしまったぜ。
確かにストレートな愛情表現ですね!

でもティファちゃん、これは悩みというより惚気……ウォッホン!


いつの間にやら皆の話題がティファちゃんとイーオンの結婚の話になっている。

が。
イーオンとの間にそういった話が出たことはないらしく、ジーニアさん思わず声を上げるの巻。

「アナタたち、新婚どころかずっとラブラブの熟年夫婦みたいな空気を出し続けてるのに?!」


熟年夫婦て😂

でもまあ、確かにそれはそう。
これで決まりましたね、この物語のゴールが。(ティファちゃんのウエディングドレス姿を思い浮かべながら)


(数秒後、イーオン登場)

「自分はティファリアが望むならいつでも結婚をしていいと思っている」


こ、ここここ、これは……

プロポーズ〜〜〜〜?!


式場カタログも持ってきたくらいだし、ジーニアは喜ぶかと思ったらなんかそこに直れとか言いながらイーオンに詰め寄ってる……


今のプロポーズの仕方がジーニアさん的には許せなかったらしく、乙女心とプロポーズと愛がなんたるかを凄い勢いで語ってらっしゃる……でもこれさ、ジーニア√ では乙女心を考え抜いたシチュエーションで告白とかしてくれるってことよね?
それはとても楽しみ😊

「ほんっっっっっとうにナンセンス!」


これぞ心の底からの雄叫び。
ティファちゃんのこと考えてくれてるのかな、ありがとうジーニア!


ここで話をまとめるためスピレアも登場。

結婚とは、お互いにとってどういうものなのか。
人生にどう影響するのか。
真剣に語る姿は、ティファちゃんやイーオンを想うからこそ。


結婚式を挙げた経験のあるパスハリア√ の後だからかな、物語の描き分けというか良い意味でギャップを感じる。

イーオンとパスハリアは歩んできた道のりも価値観も違う。
ティファちゃんもパスハリア√ とイーオン√ では、全く違うティファちゃんだもんなあ。
こういう√ ごとの違いを楽しめたり味わったりできるのも乙女ゲームの醍醐味だよね。


まてまてジーニア。
ティファちゃんのこと「ふっつ〜の庶民のパンピー」って言ったね?!
貴方このイーオン√ の後、その女の子に恋をするんですからね!

「つまり好きな子の人生を、その先まるごともらうのよ?」


この言葉、個人的にすっっごく好き。

“好きな子の人生を、その先まるごともらう”

数多の乙女ゲームにおける全攻略キャラに伝えてほしいくらい心にびびっときた。


ここで冒頭のアレストさんと王子との会話に繋がります。

なにやらフェルスで仕事があり、一ヶ月ほど留守にするらしい。

当然、寂しいよねえ……


ところがどっこい。
ジーニアさん、再びの大活躍である。

ラディやスピレアの援護もあり、
そんな寂しいならティファちゃんも付いていけば良いじゃん!ルーナも里帰りしたら良いじゃん!(意訳)
と話は纏まり、3人はフェルスへ旅立ちます!


楽しみだとルーナちゃんが浮かべる花が咲いたような笑顔。守りたいこの笑顔。


(自称)愛の大精霊ジーニア様、エンジン全開だったな〜!


イーオン、よく笑うようになったなあ…感慨深くなっちゃった。

インタリオリングも含めて彼を縛っていた様々なものから自由になれて、自分とティファちゃんのために生きていけるようになったことを屈託なく笑う表情から改めて実感する。


イーオンにとってフェルスを訪れることは辛くないかと問う場面で、ティファちゃんの手の甲の刻印に唇を寄せるんだけど、このスチルを見て本当に乗り越えたんだって泣けてきちゃってだな。

だってさ、イーオンにとって自身に刻まれた刻印はずっと、ずーーっと自身を縛りそれがある限り未来を諦める存在でもあったはず。

その刻印を今では仲間との【繋がり】だと表現して、ティファちゃんに刻まれたものを愛しそうに見つめて。
刻印をこんな風に感じている姿に、無印のイーオン√ を思い返して感極まってしまった。


感涙するはるきちはさて置き、和やかにクッキーを作る2人。

あの、クッキー作り過ぎちゃったなら私にも白ウールー型と黒ウールー型を…鑑賞用とおやつに食べるように数枚ずつ……あっ、フェルスに行くメンバー用?
そっか……どら焼きでも食べるか…

2章


そういえば。
フェルスでのイーオンのお仕事ってなんだろうね?
行けば分かるか!


馬車に揺られ到着しました決闘都市フェルス


ルーナちゃんは孤児院へ、ティファちゃんとイーオンはテントを設営。
ひと息ついたところで、アレストさんが今回の任務の内容を説明。

それは、『勝者こそ正義』という長く続いてきたルール変革の難航を打破するため、小闘技場のオーナー達と対談をすること。


オーナー達も含めフェルス住民の意見は真っ二つ。
イーオンの声は、この拮抗状態を動かす切り札になり得る……なるほどね。


国の意見にはあまり耳を傾けようとしなくても、実際地下闘技場での経験があるフェルスと縁深いイーオンの言葉なら届く可能性が高いと、そういうことなのだろう。

確かにそれは、誰でもないイーオンにしか出来ない役目だ。


イーオンとティファちゃんだと、ご飯の心配がなんにもいらないの、安心感が凄いや🍳
食材さえあれば、美味しい食事を2人で作っちゃうんだもんな〜!

翌日、買い出し途中にばったり出会ったのはルーナちゃんと孤児院の先生と、試合が見たい!見るまで動かない!と駄々をこねる男の子。


頑なだった男の子を自発的に帰ろうとするように接した(ラディの)対子供接客術や、浮かない表情のルーナちゃんが話しやすい雰囲気を作ってあげたりとティファちゃんのコミュニケーション能力が余すことなく発揮されていて心底感心。
いやほんとさすがである。
リーベルの看板娘は伊達じゃないぜ!


ルーナちゃんも美味しいワッフルを食べて喜ぶと思っていたが、零れてきたのはルールを廃止しようとする動きが高まることで生まれている弊害…

試合が制限されることで孤児院の経営が困難になっているというのだ。


『勝者こそ正義』このルールがなくなれば、勝者になれない人達も自由に暮らすことができる。そんな間違ったルールはなければ良い。
そう信じて疑わなかったティファちゃんにとって、この話はあまりにも衝撃的。


間違ったルールを正せば、全て良い方向へ向かう。
そう思いがちだけど、そんな単純な話じゃなかった。
でもさ、だからといってこのルールを復活させる訳にもいかないよね…

それは理屈では間違ってなくても、街の人の生活に寄り添ったものじゃない……

「……難しいんだね。世界って。
わたしたちはただ幸せに暮らしたいって思ってるだけなのに」


『幸せに暮らしたい』
ルーナちゃんや街の人達が1番願っていることは、きっとこれに尽きる。


必要な変革をしつつも、街の人達の生活や想いに寄り添う。


世界を変えたいと行動を起こし変革を進めていく人達の平和を望む気持ち、そして変わった世界で生きていく人達の願い。

どちらも言葉にしたらシンプルかもしれないけど、叶えるためにはもう少し何か状況を好転させる一手が必要な気がする。


FDだけど、結構シリアスな議題を提案してくるじゃんね…!


ティファちゃんのピンチに颯爽と駆け付けるイーオンのヒーロー感。

「……改革には痛みを伴う」


リアンの的を得た言葉。


ずっと続いた伝統だもんなあ…そこに合わせて街の人達の生活が根付いていったんだとしたら、その根本を失いつつある今、ドミノ倒しのように生活自体も崩れかけてる。

住民達の仕事や問題なく暮らしていけるだけの衣食住の安定的な確保、そして誰かを傷付けずに楽しめて人が沢山集うような娯楽を新たに作り出すこと。
それができれば、フェルスに活気が戻るのかな…


と、思ってたんだけど剣闘士さんの話を聞いたらそれも違う気がしてきた。

元のフェルスが好きだから。
剣闘士としての生き方に誇りや生を実感していたから。

そう感じている住民の声だって、取り入れて尊重しながら、これからのフェルスの在り方を定めていく必要もあるんだなと痛感。

やっぱりFDにしては難しいテーマなんだよなあ…


語られるティファちゃんとイーオンの改革への考え方。

変わっても変わらなくても、痛みはある。
でも、変わる痛みは辛くても変わることができればまた笑える日が来る。
変わらない痛みは緩やかにずっと、変わろうと誰かが切り込まない限り続く。


2人の会話を見て、住民が、というか街全体が変わる決意と覚悟をして同じ方向を向いて力強く、それこそフェルス本来の熱い気持ちで進んでいくことが叶えば乗り越えられるような気がしてきた。

その街の人たちの意識を変えるための大切な一歩がイーオンによるオーナー達との対談ってことか。


会話が進む中、思い返すのは孤児院の男の子とチアーズで話した剣闘士の人の言葉と想い。

強さこそ正義の、本当の意味。

それはただ強ければいいという話ではなくて、誰かを守りたいと思う強い心。

大切な人を守るために、自分が強くなろうという優しさのこと。

まさに、私の大好きな人が当たり前に待っている【誇り】のこと。



「強さ」とひと口で言っても、そこに込められている感情や願いは様々だということに気付かされハッとしてしまった。


そうだよ、そうだった。
ヴァレンは守るための強さを持つことを誇りとしていたんだった。

強い者がその強さを刃にして誰かに向ける、そんな【強さこそ正義】がはびこってしまっていたから、そのルールを直さないとという部分にばかり目を向けていた。

それにティファちゃんは、気高い強さを持った人が1番近くにいるからね!


この手探りしながらもフェルスにとっての良い形や未来を手繰り寄せていく感じ、未来に向かって一歩ずつ手を取り合って進んでいるな〜と見守っていると。
ついに、ティファちゃんから状況打開の一手が飛び出す。

「開いちゃえばいいんだよ、街の人たちが喜ぶ新しい試合を!」


3章


場面は飛んで対談当日。


落ち着け〜〜〜〜‼️


あまりに血の気の多い意見交換に、カスタネットを奏でながら軽快なステップで落ち着けダンスと共に突入しようとしたはるきちです、どうも。


ちょっと!
第六闘技場オーナーさん!
落ち着いて!まずは座って!
ほら、お菓子でも食べますか?!
(しっかりアレストさんが止めてくれていた)

あーー!!
また皆さん立ち上がってるゥゥ!!


その時。

待ってました、ティファちゃんとイーオンの提案。

それは、【闘技大会】


ほう……闘技大会とな…?
詳しく話を聞こうじゃないですか。
ねえ、皆さん(急にオーナー側に立つんじゃないよ)


オーナーさん達のフェルスを想う気持ちはみんな同じなのか、思ってた以上にこの提案をすっと受け入れてくれた。
第六闘技場オーナーも「すげえ気に入ったぜ」と太鼓判。


……と、思っていたのに第八オーナーさんから異議が。まじか。


懸念は優勝賞品。
強くなって大会に出場して勝ち上がりたいと奮起できるほどのものが得られなければ参加者はいないのでは?ということらしい。

ふむ……確かに。

ティファちゃんやイーオン、アレストさんがすぐに納得させられるものを提案できずにいると、第八オーナーさん、でっかい…そりゃもう強さを追う人なら絶対欲しいんじゃない?!ってくらいでっかい賞品を提示してきた。

それは、【第七闘技場オーナーの座】

まずは闘技大会に興味を持ってもらわなきゃ意味がない。
ということで、新たなオーナーの座を掲げ闘技大会が幕を上げることとなった…!


ぱたぱた走るミニキャラのティファちゃんめっちゃ可愛いね☺️

でもリアンへの塩対応は相変わらずで、リアン√ の彼女がどうして恋に落ちるのか気になりすぎる(n回目)


アッッミニキャラのルーナちゃんも可愛過ぎますねッ?!(落ち着け)(落ち着いて)


ルーナちゃんとティファちゃんににこにこしてたら、なにやら優勝候補が全員改革に難色を示している人達だという話に。


うーーーーん……王子付きの騎士であるイーオンが優勝する訳にもいかないもんねえ…


ん…?
治安維持隊の隊長格にも出場を打診した…?
オーナーはフェルスを知ってる人が良い…?
もしかして、本当にイーオンが優勝ルート……?


予想は当たってるよと言わんばかりに「イーオンさんなら良いのに」というルーナちゃんのひと言から、アレストさんも賛同し、あとはイーオン本人の気持ちの確認。

治安維持隊とか騎士と兼任しても良かったんだね!(´⊙ω⊙`)


イーオンはオーナーになること自体は、前向きっぽいけれどティファちゃんと離れ離れになることが1番の「由々しき事態」らしい。
声音も重い。

なあ、イーオンよ。

一緒にフェルスで暮らせば良いじゃないの。

「私だってあなたと一緒にいたい。
……置いていかれるのはもう嫌だよ」


ほらね、ティファちゃんもこう言っている。

乙女の勇気に応えてここはプロポーズのテイク2といこうじゃないか。

4章


あれ?!
プロポーズは?!

はっはーーん。閃いたぞ。

闘技大会優勝と共に贈るってことね😏


大会の盛り上がりも最高潮。

ジーニアのアナウンス、本当に盛り上げるのが最高に上手いな…感心しちゃった…


さてさて。
無事に決勝まで勝ち上がったイーオンの相手は……

相手は…………

相手……は…………( ゚д゚)?!


アレストさん?!?!?!?!


ついたあだ名は眼鏡の狂犬て!!笑
強いことは知ってるけど!!


スチル!!!!!
ウワーーーーー!!!!カッコイイ!!!!

余裕の笑みで刃を交える2人、この大会ならではの力試しのような、それでいてお互いを信頼しているからこそ全力で立ち合えるシチュエーション。

熱い。こんな熱い展開、盛り上がらない訳がないぜ!!
うおおお!!2人とも頑張れ〜〜!!

「……愛する恋人に、かっこいいところを見せたいので」



惚れた。

惚れました。

惚れちゃいました。



思わず、限界オタクはるきち作惚れたオタクの三段活用が飛び出てしまった。
あまりにも格好良い。
語彙力はログアウトした。


剣を弾いては跳び、跳んでは槍を弾き。
舞うように闘いを魅せる2人。


ティファちゃんからの【勝って】の言葉で、勝負を決めたイーオン。

凄い試合だった…………鳥肌立っちゃった。


時は夜へと流れ、貸切のチアーズ店内では「コリヴス様から優勝トロフィーを受け取りたかった」と涙を流すアレストさんと、そんな彼をあやすコリヴス。


コリヴスの方がお兄さんみたいだなあ、なんて思ったのは心に留めておく。
主人へ忠誠を誓う騎士の心の表れなのでね、コリヴスもアレストさんのことを誇りに感じてるよ!きっと!


チアーズを見渡しても、イーオンとティファちゃんの姿は見当たらない。

ジーニアによると。

「男にはキメ時ってのがあってね。
──それが今なのよ」


おっとーー?!
ついに決めちゃいますか、未来への約束!


試合について語り合う中でイーオンが零した、勝者と敗者は決まるけど、どちらもお互いを讃え合って握手をして晴れやかな気持ちで終われることが嬉しかったという気持ち。

これがきっとヴァレンが目指した本来のフェルスの在るべき姿なんじゃないかな。


無印でアーヴィとインタリオリングを巡る悲しい運命を断ち切って、FDで決闘都市フェルスとしての在り方を取り戻す。
イーオン√ はここまでで完結といっても言いくらい大切な後日談になってる。


イーオンのやりたいこと。
自分の故郷であるフェルスをより良く変えていくため尽力していきたい。


そして。

「貴方を幸せにしたいんだ」

「自分の人生を全て使って……」

「貴方の笑顔のために生きていきたい」


ジーニアの「好きな子の人生をまるごともらう」という(私が個人的に好きだと感じた)言葉。

その言葉との絶妙なコントラスト。
まるごともらう、とは言わず愛する人のために自分の人生を使いたい。
優しくて強くて、温かいイーオンらしいプロポーズ。


騎士のように跪き贈られる金の指輪。


同じく自分の人生を使って、貴方と生きたいと返すティファちゃん。


インタリオリングの刻印が刻まれる手の薬指へ嵌められる誓いの証。


イーオンのプロポーズテイク2、優勝です。


イオティファの穏やかで、それでいて甘いこんな素敵なプロポーズを見届けることができて、本当に嬉しい。


【縛る】ものから【繋ぐ】存在へ。
フェルスも、ティファちゃんも、イーオンも過去を乗り越えて未来へ手と絆を繋いで歩いていく…全エスコルチアが感動の涙だよ…!


しかもラストにお互いの人生を貰って、お互いを幸せにすることを指輪に誓う。

周りにはクロリスの花。

言うことなしです、もうパーフェクト。
よくやったイーオン。
結婚式には呼んでくれよな!


〜エンドロール〜

「それでは新郎新婦の登場です!
どうぞ盛大な拍手でお出迎えください!」


(フェルス住民に混ざり拍手を贈るはるきち👏)
(結婚式まで見届けさせてくれて大感謝👏)


2人の純白に包まれながらのお姫様抱っこを見れるなんて無印の時点で誰が予想しただろうか。


予想外の幸せ特盛にまだ拍手が止まらない。


ジーニアもラディも2人を大切に想って幸せを心から願ってるからこそ街をあげての盛大な結婚式にしたんだろうなあ……愛だ。(ラディの肩に手をぽん)


アーヴィから手紙が届いたことも意外だけど、追伸2を読んだら泣けてしまった…

あんなことがあっても、アーヴィにとっても、もちろんイーオンにとってもお互いが友だということがその一言から伝わってくる。

たった一言。
されど一言。

アーヴィとイーオンの絆はこれからも切れることはないのかもしれない。
イーオンの描く未来の通り、アーヴィと2人でフェルスをまた支える日が来たらいいな。


ところで。

パスハリアといい、結婚したり結ばれた後のCIRCUSメンバーのいちゃこらしたい的な発言はなに?!?!
メンバーって言ってもまだ2人目だけど!
この調子だとザフォラも素直になれない君はどこへ…?な恋人っぷりを見せてくれる気がしてきた。

INTERLUDE


あ!ヴィリオだ!
元気そうで嬉しいよ!


治安維持隊の新しい訓練用具の使用テスト。
なるほど。


まずは敵に見立てた的の耐久値のテスト。
これ、つよつよイーオンとドラゴンのヴィリオの結果で測れるのかな、2人とも一撃で破壊とか…………あ、イーオンは3回で大破か!
さすがに一撃はなかったか!


その後もテストは続く中、ティファちゃん視点へ。

ライトアップされたステージでヴィリオとイーオンが躍るように戦闘を繰り広げていた。


テストどこいった??

終わったのか?
終わったんだろうな!


テンションが上がって模擬戦になった2人がなんかこう、やんちゃな男の子って感じがして微笑ましくなったよね(  ◜ω◝  )
元気でよきかな。ふぉっふぉ。



イーオン√ は、変わろうとするフェルスと街の人たちの背中をイーオンとティファちゃんがCIRCUSで培った経験や大切な想いを活かして押してあげると同時に、自分達もこれからどう在りたいのか、何がしたいのかの答えを見つける物語だったように思う。


これまでの試合を新しい形に生まれ変わらせることで、本来の優しくて気高い強さを取り戻した決闘都市フェルス。


この街を好きだと想う住民や、新たなオーナーの座についたイーオン、彼を支えるティファちゃん、そして手を取り合える仲間達。
みんながいれば、フェルスが道を誤ることはもうないなと明るい未来を確信できました。


決闘大会からプロポーズ、そして結婚式の流れもめちゃめちゃ最高だったな〜!


さて、次はジーニア√ です。

無印では各√ でちょいちょい魅力を発揮し、ヴィリオ√ で好感度爆上がりしたジーニアの√ は個人的に凄く楽しみ!

ではでは、また次回の感想で👋