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ピオフィオーレの晩鐘-Episodio1926- ダンテ√ 感想

リコルドから始まった長きに渡るブルローネ紀行のラストを飾るダンテ√ 、いってみましょう!

↪︎以下ネタバレあり。そしてやっぱりダンテオタクが書いてますのでリコルドと同じく温かく見守ってください🥹










開幕、急展開!!鳴り響く銃声!!しっかり抱き留められるリリィちゃん!!
こんな状況でも、ダンテの傍だと冷静になれる、とリリィちゃん。うんうん、ダンテもリリィちゃんも頼もしい限りだ(謎目線)

なに?何かジェルミとかいう人がリリィちゃんにどこの馬の骨とも分からんとか何とか言って来たんだけど、なに?ここにおわすはダンテファルツォーネの恋人であるリリアーナアドルナート嬢ですが?(出しゃばるオタクの顔)そんな私とは違いファルツォーネの人達から見たら自分は素性が知れないだろうから、と感じているリリィちゃん。鍵の乙女のことはダンテとニコラしか知らないもんね…
しかし、ここで気さくなドミニクさん登場!リリィちゃんに優しくしてくれてありがとう😭

この√でも皆の役に立ちたいと考えてるリリィちゃん。自分がファルツォーネのために出来ることを模索している様子。ニコラからは、そのままでも充分。レオくんからは計算。ジュリアからはこれからの時代に必要なことが良いのでは、とそれぞれアドバイスを貰うけども、リリィちゃんがどんな答えをこの√では出すのか。…なんて考えてたら、後からさらにニコラのアドバイスが!
"ダンテの大切な人なら、可愛い妹のようなものだし"と言ってくれるニコラ。
ここではるさんテオのことを思い出す。ここまで掘り下げがあまりなかったから、きっとこの√では登場すると信じてるんだけどな…

ダンテからの「ただいま」とか「会いに来た」が自然に聞ける√ にありがたみをこの上なく感じ嬉しそうなリリィちゃんを見てはにっこりする…平和だ〜!

ジュリアがファルツォーネに居てくれて本当に心強い。ダンテにも思ったことはきちんと伝えられて、リリィちゃんにとっても良き理解者で。ファルツォーネで過ごす時はジュリアにも沢山支えられているなあ。

テオ!!!!!!会いたかったよテオ😭✨✨ここでダンテ√でテオの出番があることを確信し喜ぶはるなのであった!

おやつにリリィちゃん手作りのトルタ・アル・リモーネをリクエストし、快諾すると「よっしゃ!」と喜ぶレオくんの姿が、等身大の青年レオカヴァニスで何で攻略出来ないの大賞2023(上半期部門)を見事受賞しました。

ファルツォーネに現れるラウル。目的はただのバカンスだと言うが、私は知っている…ギルと会って何か話していたのを……(※この√を読み進めてる人は皆知ってます)

ここでアンリも登場…!テオにラウルにアンリ…オールスター感。

勉強を見てくれるダンテ。

「ここまで訳し終わったら、俺から何か、ご褒美を贈ろう。」

ご褒美。
ご 褒 美 。

推しからのご褒美あげるよ発言に喜ばないオタクおる??私は今全力で喜んでる。こうして冷静に文字を打っている様に見えるが心の中ではパーリナイだ。今夜は踊り明かそうぜ🪩
そのご褒美は美味しいお菓子だそうなんで、これでダンテに褒められながらお茶をする未来が約束されたも同然なのでね、頑張ろうねリリィちゃん!

ところで、リーと睿くんが関わることはないと思ってたのに、この√だと一緒に老鼠を纏めていく流れになるんだね!

ダンテからシルヴィオさんの話を聞く場面。
今まで辿って来た√で聞いた話とダンテの認識が真逆と言っても過言ではないくらいで、シルヴィオさんとダンテの母親は周りの意見も押し切って恋愛結婚したことも、家族を大切にしていたことも、やはりダンテは知らない様子。それは、シルヴィオさんがダンテは後継者だから、自分のそういう家族想いな面をダンテには見せない様に振る舞ってたからなんだよね、たぶん。マルコがソフィアと話してる場面でそんな様なことを言ってた気がする。

街中で会うテオ。気さくに声を掛け、荷物を持ってファルツォーネ近くまで送ってくれる。これはリリィちゃんが、リリィちゃんだと知ってて交流してるんだとは思うんだけど、一緒に過ごす場面を見れば見るほどテオのことがもっと知りたくなるのであった。

ラウルの目的、老鼠の動き、ギルの判断、オリヴァーの憂い、テオの思惑…色んなところで色んな人が動いていて、ダンテ√ だけで全部解決出来るのかなと思ったりもしたけど、きっとダンテとニコラとリリィちゃんはやってのけるんだろうな…!

護衛も兼ねて来てくれたレオくん、重たい鍋も笑顔で運んでくれる。本当にさ、何で攻略出来ないのレオくん……🥺

行動を始め出したテオ、様子がいつもと違うギル、ニコラを誘い始めるラウル(これに関してはニコラのダンテへの想いを信じているのでそこまで心配はしてないけれど)少しずつ、少しずつ渦巻いている思惑が形を取り始めている様な、そんな雰囲気。
そしてラウルとの会食の報告をダンテにするニコラを見てほっとした〜!やっぱりニコラはめちゃめちゃ信頼出来る。今まで、どの√でもニコラとダンテの絆を見てきたからね…!

なんかファルツォーネの人の娘さんがダンテに積極的にアピールして来てリリィちゃんがもやもやしてる……娘さんよ、ここにおわすはダンテファルツォーネの恋人であるリリアーナアドルナート嬢であるぞ(2回目)
先程の娘さんをかわいい人だったと、複雑な気持ちでいるリリィちゃん。大丈夫だよピオフィくんの世界で1番リリィちゃんが可愛いよ!!!!(ダンリリしか勝たんオタクの人格)

ダンリリちゃん、初めての言い合いをするの巻。ダンテはリリィちゃんを心配して、リリィちゃんは小さな嫉妬から、お互いがお互いを想ってるからこそのすれ違い。
でも、ここでアンリが的確な助言をしたのが意外。

ダンテからの謝罪と一輪の薔薇の花。あのリコルドでの場面を思い出す。もう!!もう!!!!こういうところだよダンテファルツォーネこんなん惚れ直すよ誠実なところほんとに推せるし、推しの独占欲を見て悶え転がらないオタクおる??私は今にまにましながら転がり続けている。こうして落ち着いて文章を打っている様に見えるが心の中ではパーリナイだ。今夜も踊り明かそうぜ🪩

ダンテを案じて、でもニコラからダンテがその夜していたことを聞いていたことは言わずに、それでも彼の気持ちがほんの少しでも和らぐ様に今夜はここで寝て欲しいと零すリリィちゃん。ここのスチル、ダンテの嬉しいけど少し切ない表情も、表情は見えないけど甘えながらもダンテを心から案じているのが伝わってくるリリィちゃんの姿も、絶妙に描かれていて思わずうるっとしてしまった…でも凄く素敵なスチルだな。

ニコラがリリィちゃんに用事で部屋に来たのに、ダンテがしっかり抱き留めて更に「行かないでくれ、まだ、邪魔されたくない」
ほーーーーーーーーん(恋に落ちる音)(もう落ちてたわてへぺろ)さっきも思ったけどダンテってこんなに独占欲のある人だったの??ありがとう好きですありがとう(ありがとう)

「おまえは俺の恋人なんだから、たまには、こうして、独り占めしたい……。」

ありがとう世界。ありがとうブルローネ。ありがとうピオフィくん。ありがとうニコラ。
推しの独り占めしたい発言に喜ばないオタクおる??私は何回パーリナイダンスすれば良い??🪩
はーーーーーーーーーーー好きしか言葉が出てこない。このシナリオ書いたライターさんにはずっと幸せでいてほしい。
まあ、ニコラは部屋にダンテと居るって気付いてたよね!ニコラはそういうの聡いからね!

そして来ました分岐よ…。
まずはいつもの通りバッドから。

夜の聖堂でダンリリちゃんの元に現れるアンリ。そして更にソフィアとマルコも来て、ダンテやリリィちゃんの知らない先代鍵の乙女であるクロエちゃんのこと、アンリがその弟であること、当時の様子などが語られるんだけど、ソフィアとマルコも一緒にクロエちゃんとシルヴィオさんの話をする展開は予想外だった!当時を知るソフィアや、シルヴィオさんとは友人の様な関係だったマルコだからこそ語れる話や想いがあるよなあと改めて思うと共に、過去のシルヴィオさん時代のファルツォーネやブルローネの話がもっと知りたくなってくる。

よくやったマルコ〜!!シルヴィオさんがベアトリーチェさんにベタ惚れだったことをマルコが伝えてくれたので、ダンテがそこで初めてシルヴィオさんがベアトリーチェさんのことも家族のことも愛していたことを聞くことが出来たのは素直に嬉しいな。

ご褒美のトルタが届いたー!!
和やかなお茶の時間…こういう幸せな日常を眺めるのもほっとするね。

ほっとした時間を過ごしていたダンテに伝えられる突然のギルからの「ヴィスコンティはブルローネを獲る」という言葉。
理由を聞いても、今となっては話す義理はない、と。これはもしかしたらラウルも関わってるから話せなかったのかな。でも、テオもラウルも一旦ローマに戻ると話していたから、ヴィスコンティとファルツォーネのことを静観するつもりなのかもしれない。…ラウルの言う本命とやらが少し気になるけどいずれ分かるはずなので、私も今は物語を見守ることに専念。

ダンテの「自分はカポとしてファミリーを、使命を守る。その優先順位を見誤るつもりはない。」という言葉。
これは、ギルがこれまで何度か呟いていた言葉と同じで、ギルもダンテもお互いを友人の様に思っていたことは嘘でも何でもなくて真実だけど、2人の立場は組織を纏めて守っていく立場。1番優先しなければならないのは、ファミリーとその家族、そして自分達の未来。それは勿論分かってるけど、ラウルは一体ヴィスコンティにどんな話をしたんだ…?というかラウルの言ってた本命ってヴィスコンティのことか…!
もしアンリの言う様に、ギルがファルツォーネにヒントを与えていたなら、時間切れになる前にそのヒントをダンテやニコラが掴んでいたなら、この状況は回避出来るということ…?トゥルーではその可能性を信じたい。

ニコラは本当に優秀だな〜〜!!ダンテのことも1番誰よりも理解してるし、ヴィスコンティを取り巻く事情の推察もきっとほぼニコラの予想通りだろうし、この人が居てくれるだけでこんなにも心強い。

待て待て待て、リリィちゃん今ダンテと離れたらこれは絶対会えなくなるフラグにしか見えないし、何よりローマには和解前のテオが居る…から……しかしこのバッドではもう誰もテオのことを気にかけていない…!!オルくんはいないし楊もいない、ギルはヴィスコンティだし、ニコラはダンテとブルローネに残る、もう頼れる人が……アンリ!!エミリオ!!リリィちゃんを守っておくれ!!
と思ってたけど、ローマにすら行けず辿り着いたのはギルの元。始まるダンテとの一騎打ち。早くもトゥルー√に行きたい私。これは夢、そう、もしもの世界を夢で見ているのだ。(ハピエンしか勝たんオタク再び)

最後の最後、アンリが2人の安らかな眠りを祈る姿は印象的でした。…それ以外のバッドの感想はご想像にお任せします………
ひとつだけ、リリィちゃんと出逢わなければ良かった、近付かなければ良かった、そんなことを思ってしまう様な未来は、はるさんが蹴散らします。これは夢なのでね、そろそろ目覚めてトゥルーに行きますよ!!起きてダンテ!!リリィちゃん!!

おや…この回想は…テオの……?私、テオはお兄ちゃんだから攻略出来ないって思ってたんだけど、もしやリリィちゃんと血が繋がってない……攻略出来るよ…!!というか、テオの掘り下げやっと来た〜〜!!

書類の確認の手伝いをリリィちゃんに頼んでみるドミニクさん。

「まあ、一緒にいたいでしょうしね、カポも。」

グッジョブ!!!!!!!!!!!(ウインクをしながらグッジョブポーズをするオタク)
ドミニクさん、リリィちゃんにも気さくだし良い人過ぎる、この√で好感度が高まるばかり。

リリィちゃんがダンテのために勉強してるのが嬉しくてカフェラテを淹れるのを練習していたダンテファルツォーネあまりにも愛しいびっぐらぶ🤦‍♂️🤦‍♂️🤦‍♂️🤦‍♂️

そしてジェルミさんがリリィちゃんにお礼を……!リリィちゃんの努力が、こうして最初は良く思ってなかった人達の理解を得て、絆が深まっていく様子は見ていて凄く嬉しい。凄く頑張ってるもん、リリィちゃん。
ジェルミさんのことも、こうして真っ直ぐに感じたことや感謝を伝えられる人なんだって分かって良かった!

ローマに向かうダンリリちゃん。そこでギルと会い、恐らく教国やラウルの目の届かない場所を指定しダンテとリリィちゃんを招く。
そして!!ここでギルとダンテの本音のぶつかり合い!!ここでバッドとは違い、ダンテが気付くようにわざと見破り易い嘘をギルがついたこと、ヴィスコンティの動きには裏があるらしいことに時間切れになる前に気付くことが出来てバッドの様な状況は回避出来たことにひとまず安堵。リリィちゃんと見守ってたけど…

(話が、ずれてきている気がする…!)

そ れ な 
馬鹿!バーカ!とか、何が友人だ!何が!とか、段々こう、ボスとか関係なく男友達の言い合いみたいになってるから、この人達は私が思ってる以上にお互いを友人だと思っていた気がしてきた…😌

「ふたりとも、落ち着いて!!(バケツの水ざばあっ🪣)」

リリィちゃんナイス!笑
そんなリリィちゃんの行動もあり、ダンテとギルは改めて腹を割って話し合い、お互いの事情を明かした上で再び協力することに。
良かった〜〜〜〜!!🥹本当に安心した、ダンテもギルもお互いのことを友人だと認めてるのが見ていて伝わって来てるから協力の道を歩むことが出来て、心から安心した…!

そして、私のピオフィの本当にラスト。
ダンテ√ チャプター 6のタイトルがRicordo。ここで前作のタイトル回収!!これだけでも何だか感慨深くて、今までブルローネで紡いで来た物語を思い返して感動しちゃう。

ニコラとダンテが並んでるとファルツォーネ良いな〜!頼もしいな〜!って感じられて凄く好きなんだけど、ギルとダンテが並んでる姿もニコラとのペアとは違った頼もしさやどっしりとした信頼感があって、2人が来てくれたらもう大丈夫…!って心から安心出来るなあと思ったし、誠実で真っ直ぐなダンテと懐も器も大きくて快活なギルの組み合わせの相性もめちゃめちゃ良い。

指切りのために絡めた小指をそのまま引き寄せて、のスチルがあまりにも綺麗で神聖で思わず息するのも忘れて見入ってしまった……
これはもう約束というより誓いなんよ…ダンテの言葉はいつだって嘘偽りなく真っ直ぐに心に差し込んでくる光みたい。

「俺は、テオ・アドルナート。リリィの兄だ。」

やっと…やっとテオの口から聞けた……やっぱりお兄ちゃんだったんだね君は…!
テオと和解したいよ〜…冷静な視点で話してくれるアンリという心強い味方も来てくれたことだし、この√ではテオとちゃんと分かり合う一歩を踏み出したい。だって、テオは本当はリリィちゃんを想う気持ちだってあるのを、ニコラ√で私は見たよ。

和解したいと言ったそばからこんな展開ですかピオフィくんよ。
テオがリリィちゃんにしたかったこと、喧嘩したら先に謝るんだ、も。守るんだ、も。ダンテが今リリィちゃんの隣でしてることなのも切ないし、最期の忘れないでの言葉が強烈に頭に残ってる。本当はテオは全部分かってて…大事な家族で可愛い妹で、自分のことをこれからも忘れないでほしくて。きっとリリィちゃんはテオのこと、忘れないよ。

でも、この√でリリィちゃんの傍に居てくれるのがダンテで良かったと、思う。
家族になりたい。帰る場所を作りたい。テオを失って、家族がもう居ないリリィちゃんへその言葉はどれだけ嬉しかったか。
リリィちゃんの言葉で言うなら、やっと手に入れた特別なもの。
こんな真面目に書いてるしテオのことでちょっと傷心してますが、ダンテの「結婚しよう」に私の中で鐘の音が鳴り響いております。おめでとうダンリリちゃん…!
恋人から家族へ。ダンテとリリィちゃんが家族として、これから温かくて幸せで、何事も2人で、時にはファルツォーネの皆の力も添えて貰いながら乗り越えて、ずっとずっと笑顔で、テオの分もアンリの分も、オルくんの分も、幸せに生きていけますように。そう願ったエンドでした!

そしてピオフィフルコンしてしまったーー!!リコルドからずっと楽しかったーー!!🥹✨
元々、ダンテが気になってて、でも流血表現多めなんでしょう?迷っちゃいますわ…!と思いつつ、皆からお薦めして貰えてやっと始めたピオフィくん。ブルローネの世界へドキドキしながら降り立ってみたら、まあ物語に夢中になる日々。メインキャラもサブキャラも皆大好き箱推しなくらいなんだけど、やっぱりダンテファルツォーネが大優勝でした。
ダンテ限界オタクの爆誕なり。
また時々ブルローネに帰って来たいな、と思いつつ次の世界へ旅立ちます!ありがとうピオフィオーレの晩鐘〜!

テオのこと、幸せにしたいのでFD待ってます🤗✨