見出し画像

あなたにとって幸なのか不幸なのかは分かりませんが、親と子の絆は永遠です。


どうもーお春です。


好きな歌を紹介しまーす。



タイトルで心配してくれた方
安心してください。両親は健在です笑笑



「父から娘へ〜さや侍の手紙〜」  

竹原ピストル





松本人志さん監督の映画
「さや侍」の主題歌になっている曲です。



映画の中で、竹原ピストルが演じる僧侶が
父を亡くした小さい女の子に遺書を読む
その内容がそのまま曲になっている。


父は死にました  
でも 心配しないで下さい
父は死にました  
でも 生きていた時よりも元気です

血を見ましたか? 美しかったですか? 
醜かったですか?   首は転がり落ちましたか?
上を向いていましたか? 下を向いていましたか?

投げ捨てたふりをしていた何かに
少しずつ追いつめられて行く様な想いの中 
あなたは一生懸命父の背中を押してくれました
もう一度その何かに立ち向かわせようと
一生懸命父の背中を押してくれました


父は“侍”でしたか?
誇りますか? 恥じますか? 恨みますか?
父は“侍”でしたか?
父は死にました でも心配しないで下さい
父は今 母と一緒にいます

あなたにとって 
幸なのか不幸なのかはわかりませんが
親と子の絆は永遠です
もしかしたらこうして初めて
親と子の絆は永遠となるのかもしれません
もし会いたくなったら
愛する人と出会い 愛する人を 愛して下さい


巡り 巡り 巡り 巡って
あなたが 父の子に 産まれた様に
巡り 巡り 巡り 巡って
いつか 父が あなたの子に 産まれるでしょう
巡り 巡り 巡り 巡って
ただ それだけですが それが全てです
巡り 巡り 巡り 巡って
ただ それだけですが それが全てです

https://www.uta-net.com/movie/115911/

これが歌詞になる。


最初は、音読のように読んでいく。

それが素っ気ない質素な感じに淡々と読む


最初から「父は死にました……父は死にました」

と綴り、その後も子供には厳しい、辛い
直接的な表現が続く。正直聞くのもキツい……


ただ、それが幼くして父を亡くした子供の
喪失や絶望がある現実を表している。


それは、父が亡くなる前から感じていたことで
それでも娘は、父の背中を一生懸命に押して
困難に立ち向かう勇気をくれていた



そんな娘の行動が父の活力になったことを
告白して、その中に感謝の気持ちを入れている



その後メロディーを乗せ、歌い始める。



この、"父は"侍"でしたか?"と言っているのは

ただ侍だったか聞いている訳じゃない


誰の中にもある、父親像や男性像などの

なにかの対する理想像を聞いているんだろう


それに対して、誇るか?恥じるか?恨むか?


答えは、全てだろう。


一生懸命育ててくれたことに対しての誇り

ドン臭くて疎い父に対する恥じらい

自分を1人にして行くことへの恨み



現代は、親世代よりも子世代の方が生きやすい


どんどん進化するスマホやPC
一般社会でも技術の進歩は影響している


色々と複雑に、ややこしくなっている。
年齢を重ねた人達にとって新しいことを
このスピードで覚えさせるのはあまりにも酷だ




ドン臭くて呆れそうな姿を見ても
親に対して尊敬の心は必ず持っていると思う。


父と呼べる人の存在がいることも普通ではない
そんな人でも絶対に1人で生きていくのは難しい


必ず父や母のような存在がいるだろう



そんな存在が親と呼べるものだろう。



親と子の絆は永遠です。


素晴らしい言葉だ。
真っ直ぐで綺麗すぎる言葉。


この言葉がそのまま受け入れられるのは

「幸なのか不幸なのか分かりませんが」


これが前に付いているからだ。
これがなければ、あまりにも真っ直ぐすぎて
むず痒いし、恥ずかしくなってくる。



死んだことでその絆が永遠になる


その絆を御守りと捉えるか、呪いと捉えるか


ここでも「幸なのか不幸なのか」が効いてくる




もし会いたくなったら  
愛する人と出会い  愛する人を愛してください


愛する人は親代わりでもなければ
気持ちの矛先を変える目的でもない


自分が受けてきた愛情を
次は、与える側に回りなさいという意味だ


その後、巡り巡って
また父に出会えるんだよと言っている





繰り返し言っている「巡り巡って」に


ただ輪廻的に父が自分の子にまた宿る


それ以外のことを感じる。


それは、自分達の子供が父が宿るという
輪廻転生を言っているんじゃなく、


遠い先祖から、そして遥か先の子孫まで


これまでも、これからに対しても通ずる



その人が誰かに宿る訳では無い



あくまでもその人はその人だ。



だから、この場合も
あなたの子が父になる訳じゃない。



じゃあ、どういうことか??


それは、父の子である、あなたが

つまり自分自身が父になるように

あなたの子。自分達の間にできた子供も

いつか"巡り巡って"、誰かの父になっていく。



こう言われたら当たり前のように感じるが、

家族以外の関係にも、全ての人間関係に

繋がり、巡り巡っていく。



ただそれだけですが、それが全てです。





あ〜めっちゃ長くなったね😅😅
なんか、それだけいい曲です!!

竹原ピストルさんの曲は、全部いい曲で
心に染みる曲ばかりなんで!
是非聴いてみてください!!!



※あくまでも個人の見解なので、他の人を否定する気も押し付けようとする気もありません。
なので、見解の中に他との相違があっても何ら意図はありません。ご了承ください😄



以上!それでは👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?